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10.3.2. リソースセットのリソースオプションのデフォルト値の変更

Red Hat Enterprise Linux 8.3 では、pcs resource defaults set create コマンドを使用して、複数のリソースのデフォルトセットを作成できます。これにより、resource 式を含むルールを指定できます。RHEL 8.3 では、このコマンドで指定したルールは、andor および括弧を含め、resource 式のみを使用できます。RHEL 8.4 では、このコマンドで指定したルールは、 andor および括弧など、resourcedate 式のみを使用できます。

pcs resource defaults set create コマンドを使用して、特定タイプの全リソースにデフォルトのリソース値を設定できます。たとえば、停止に時間がかかるデータベースを実行している場合は、データベースタイプの全リソースの resource-stickiness デフォルト値を増やし、これらのリソースが想定よりも頻繁に他のノードに移動しないようにすることができます。

以下のコマンドは、pqsql タイプのすべてのリソースに対して resource-stickiness のデフォルト値を 100 に設定します。

  • リソースのデフォルトセットの名前を変更する id オプションは必須ではありません。このオプションを設定しないと、pcs により ID が自動的に生成されます。この値を設定すると、よりわかりやすい名前を指定できます。
  • この例では、::pgsql は、pgsql タイプの任意のクラスのリソースを指します。

    • ocf:heartbeat:pgsql を指定して、クラス ocf、プロバイダー heartbeat、タイプ pgsql を指定します。
    • ocf:pacemaker: を指定すると、任意のタイプのクラス ocf、プロバイダー pacemaker のすべてのリソースを指定します。
# pcs resource defaults set create id=pgsql-stickiness meta resource-stickiness=100 rule resource ::pgsql

既存のセットのデフォルト値を変更するには、pcs resource defaults set update コマンドを使用します。