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20.2.2. リソースセットのリソース操作のデフォルト値の変更

Red Hat Enterprise Linux 8.3 では、pcs resource op defaults set create コマンドを使用して、複数のリソース操作のデフォルトセットを作成できます。これにより、resource 式および操作式を含むルールを指定できます。RHEL 8.3 でこのコマンドで指定したルールでは、andor および括弧を含め、resource 式および操作式のみを使用できます。RHEL 8.4 以降では、Pacemaker でサポートされているその他のルール表現もすべて使用できます。

このコンマでは、特定タイプの全リソースにデフォルトのリソース操作値を設定できます。たとえば、バンドルが使用されている場合に Pacemaker によって作成される暗黙的な podman リソースを設定できるようになりました。

以下のコマンドは、すべての podman リソースに対して、デフォルトのタイムアウト値を 90s に設定します。この例では、::podman は任意のクラスのリソース、任意のプロバイダー、podman タイプのリソースを指します。

リソース操作のデフォルトの名前である id オプションは必須ではありません。このオプションを設定しないと、pcs により ID が自動的に生成されます。この値を設定すると、よりわかりやすい名前を指定できます。

# pcs resource op defaults set create id=podman-timeout meta timeout=90s rule resource ::podman

以下のコマンドは、すべてのリソースの stop 操作に、デフォルトのタイムアウト値を 120s に設定します。

# pcs resource op defaults set create id=stop-timeout meta timeout=120s rule op stop

特定のタイプのすべてのリソースに、特定の操作にデフォルトのタイムアウト値を設定できます。以下の例では、すべての podman リソースの stop 操作に、デフォルトのタイムアウト値を 120s に設定します。

# pcs resource op defaults set create id=podman-stop-timeout meta timeout=120s rule resource ::podman and op stop