第2章 Image Builder の設定

Image Builder を使用して、カスタマイズした RHEL for Edge イメージを作成します。RHEL システムに Image Builder をインストールすると、Image Builder は RHEL Web コンソールでアプリケーションとして利用できます。composer-cli ツールのコマンドラインインターフェイスで Image Builder にアクセスすることもできます。

注記

Image Builder を仮想マシンにインストールすることが推奨されます。

Image Builder をインストールする環境で、最初にシステム要件を満たしてから、インストールするようにしてください。

2.1. Image Builder のシステム要件

Image Builder が実行する環境 (仮想マシンなど) は、次の表に記載されている要件を満たす必要があります。

表2.1 Image Builder のシステム要件

パラメーター

最低要求値

システムのタイプ

専用の仮想マシン

プロセッサー

2 コア

メモリー

4 GiB

ディスク容量

20 GiB

アクセス権限

管理者レベル (root)

ネットワーク

インターネットへの接続

注記

ホストに Image Builder をインストールして実行するには、20 GiB のディスク容量要件で十分です。イメージビルドをビルドしてデプロイするには、追加の専用ディスク領域を割り当てる必要があります。