4.2. Web コンソールで Image Builder を使用して RHEL for Edge イメージのブループリントを作成する

RHEL Web コンソールの RHEL Image Builder を使用して RHEL for Edge イメージのブループリントを作成するには、以下の前提条件を満たしていることを確認してから、手順に従ってください。

前提条件

  • RHEL システムで、RHEL Image Builder のダッシュボードを開いている。

手順

  1. RHEL Image Builder ダッシュボードで、Create Blueprint をクリックします。

    Create Blueprint のダイアログボックスが表示されます。

  2. Details ページで以下を行います。

    1. ブループリントの名前と、必要に応じてその説明を入力します。Next をクリックします。
  3. オプション: Packages ページで、以下を行います。

    1. Available packages の検索で、パッケージ名を入力し、> ボタンをクリックして、パッケージを Chosen packages フィールドに移動します。必要な数のパッケージを検索して含めます。Next をクリックします。

      注記

      特に指定がない限り、これらのカスタマイズはすべてオプションです。

  4. Kernel ページで、カーネル名とコマンドライン引数を入力します。
  5. File system ページで、Use automatic partitioning を選択します。OSTree イメージには読み取り専用などの独自のマウントルールがあるため、ファイルシステムのカスタマイズは OSTree システムではサポートされません。Next をクリックします。
  6. Services ページで、サービスを有効または無効にします。

    1. 有効または無効にするサービス名をコンマまたはスペースで区切るか、Enter キーを押して入力します。Next をクリックします。
  7. Firewall ページで、ファイアウォールを設定します。

    1. Ports と、有効または無効にするファイアウォールサービスを入力します。
    2. Add zone ボタンをクリックして、各ゾーンのファイアウォールルールを個別に管理します。Next をクリックします。
  8. Users ページで、以下の手順に従ってユーザーを追加します。

    1. Add user をクリックします。
    2. Usernamepassword、および SSH key を入力します。Server administrator チェックボックスをクリックして、ユーザーを特権ユーザーとしてマークすることもできます。Next をクリックします。
  9. Groups ページで、次の手順を実行してグループを追加します。

    1. Add groups ボタンをクリックします。

      1. Group nameGroup ID を入力します。グループをさらに追加できます。Next をクリックします。
  10. SSH keys ページで、キーを追加します。

    1. Add key ボタンをクリックします。

      1. SSH キーを入力します。
      2. User を入力します。Next をクリックします。
  11. Timezone ページで、タイムゾーンを設定します。

    1. Timezone フィールドに、システムイメージに追加するタイムゾーンを入力します。たとえば、タイムゾーン形式 US/Eastern を追加します。

      タイムゾーンを設定しない場合、システムはデフォルトとして協定世界時 (UTC) を使用します。

    2. NTP サーバーを入力します。Next をクリックします。
  12. Locale ページで、以下の手順を実行します。

    1. Keyboard 検索フィールドに、システムイメージに追加するパッケージ名を入力します。たとえば、["en_US.UTF-8"] と入力します。
    2. Languages 検索フィールドに、システムイメージに追加するパッケージ名を入力します。たとえば、"us" と入力します。Next をクリックします。
  13. Others ページで、次の手順を実行します。

    1. Hostname フィールドに、システムイメージに追加するホスト名を入力します。ホスト名を追加しない場合、オペレーティングシステムによってホスト名が決定されます。
    2. Simplifier インストーラーイメージの場合のみ必須: Installation Devices フィールドに、システムイメージの有効なノードを入力します。たとえば、dev/sda です。Next をクリックします。
  14. FIDO イメージをビルドする場合のみ必須: FIDO device onboarding ページで、次の手順を実行します。

    1. Manufacturing server URL フィールドに、次の情報を入力します。

      1. DIUN public key insecure フィールドに、セキュアでない公開鍵を入力します。
      2. DIUN public key hash フィールドに、公開鍵ハッシュを入力します。
      3. DIUN public key root certs フィールドに、公開鍵ルート証明書を入力します。Next をクリックします。
  15. OpenSCAP ページで、次の手順を実行します。

    1. Datastream フィールドに、システムイメージに追加する datastream 修復手順を入力します。
    2. Profile ID フィールドに、システムイメージに追加する profile_id セキュリティープロファイルを入力します。Next をクリックします。
  16. Ignition イメージをビルドする場合のみ必須: Ignition ページで、次の手順を実行します。

    1. Firstboot URL フィールドに、システムイメージに追加するパッケージ名を入力します。
    2. Embedded Data フィールドに、ファイルをドラッグまたはアップロードします。Next をクリックします。
  17. .Review ページで、ブループリントの詳細を確認します。Create をクリックします。

RHEL Image Builder ビューが開き、既存のブループリントのリストが表示されます。