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第9章 Podman を使用した OpenShift へのコンテナーの移植

本章では、YAML (YAML Ain't Markup Language) 形式を使用してコンテナーおよび Pod の移植可能な記述を生成する方法を説明します。YAML は、設定データの記述に使用されるテキスト形式です。

YAML ファイルは以下のとおりです。

  • 読み取り可能
  • 生成が簡単
  • 環境間の移植性 (RHEL と OpenShift の間など)
  • プログラミング言語間で移植が可能
  • 使いやすい (全パラメーターをコマンドラインに追加する必要はない)。

YAML ファイルを使用する理由:

  1. 必要最小限の入力でオーケストレーションされたコンテナーおよび Pod のローカルオーケストレーションセットを再実行でき、反復型開発に役立ちます。
  2. 同じコンテナーおよび Pod を別のマシンで実行できます。たとえば、OpenShift 環境でアプリケーションを実行し、アプリケーションが正常に機能していることを確認します。podman generate kube コマンドを使用して、Kubernetes YAML ファイルを生成できます。次に、podman play コマンドを使用して、生成された YAML ファイルを Kubernetes または OpenShift 環境に転送する前に、ローカルシステムで Pod およびコンテナーの作成をテストできます。podman play コマンドを使用して、OpenShift または Kubernetes 環境で作成された Pod およびコンテナーを再作成することもできます。

9.1. Podman を使用した Kubernetes YAML ファイルの生成

この手順では、1 つのコンテナーで Pod を作成し、podman generate kube コマンドを使用して Kubernetes YAML ファイルを生成する方法を説明します。

前提条件

手順

  1. 関連付けられている全 Pod およびコンテナーを一覧表示します。

    $ podman ps -a --pod
    CONTAINER ID  IMAGE                                       COMMAND    CREATED                 STATUS                     PORTS  NAMES               POD
    5df5c48fea87  registry.access.redhat.com/ubi8/ubi:latest  /bin/bash  Less than a second ago  Up Less than a second ago         myubi               223df6b390b4
    3afdcd93de3e  k8s.gcr.io/pause:3.1                                   Less than a second ago  Up Less than a second ago         223df6b390b4-infra  223df6b390b4
  2. Pod 名または ID を使用して Kubernetes YAML ファイルを生成します。

    $ podman generate kube mypod > mypod.yaml

    podman generate コマンドは、コンテナーに接続されている論理ボリュームマネージャー (LVM) の論理ボリュームまたは物理ボリュームへは反映されないので注意してください。

  3. mypod.yaml ファイルを表示します。

    $ cat mypod.yaml
    # Generation of Kubernetes YAML is still under development!
    #
    # Save the output of this file and use kubectl create -f to import
    # it into Kubernetes.
    #
    # Created with podman-1.6.4
    apiVersion: v1
    kind: Pod
    metadata:
      creationTimestamp: "2020-06-09T10:31:56Z"
      labels:
    app: mypod
      name: mypod
    spec:
      containers:
      - command:
            - /bin/bash
            env:
            - name: PATH
                  value: /usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin
            - name: TERM
                  value: xterm
            - name: HOSTNAME
            - name: container
                  value: oci
            image: registry.access.redhat.com/ubi8/ubi:latest
            name: myubi
            resources: {}
            securityContext:
                  allowPrivilegeEscalation: true
                  capabilities: {}
                  privileged: false
                  readOnlyRootFilesystem: false
            tty: true
            workingDir: /
    status: {}

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