20.4. metrics システムロールを使用したローカルマシン経由でのマシンフリートの一元監視

この手順では、grafana を介したデータの視覚化のプロビジョニングおよび redis 経由でのデータのクエリーをしながら、metrics システムロールを使用して、マシンフリートを一元管理するローカルマシンの設定方法を説明します。

前提条件

  • Ansible Core パッケージがコントロールマシンにインストールされている。
  • Playbook の実行に使用するマシンに rhel-system-roles パッケージがインストールされている。

手順

  1. 以下の内容を含む Ansible Playbook を作成します。

    ---
    - hosts: localhost
      vars:
        metrics_graph_service: yes
        metrics_query_service: yes
        metrics_retention_days: 10
        metrics_monitored_hosts: ["database.example.com", "webserver.example.com"]
      roles:
        - rhel-system-roles.metrics
  2. Ansible Playbook の実行:

    # ansible-playbook name_of_your_playbook.yml
    注記

    metrics_graph_service および metrics_query_service のブール値は value="yes" に設定されているため、grafana は、redis にインデックス化された pcp データの記録のあるデータソースとして追加された pcp で自動的にインストールおよびプロビジョニングされます。これにより、pcp クエリー言語をデータの複雑なクエリーに使用できます。

  3. マシンによって一元的に収集されるメトリックのグラフィック表示とデータのクエリーを行うには、Grafana Web UI へのアクセス で説明されているように、grafana Web インターフェイスにアクセスします。