4.8. ファイルシステムおよびストレージ
nfsrahead
が RHEL 8 に追加されました
nfsrahead
ツールの導入により、それを使用して NFS マウントの readahead
値を変更できるため、NFS 読み取りパフォーマンスに影響を与えることができます。
(BZ#1946283)
rpcctl
コマンドが SunRPC 接続情報を表示するようになりました。
今回の更新で、rpcctl
コマンドを使用して、システムの SunRPC オブジェクトに関する SunRPC sysfs
ファイルで収集された情報を表示するようになりました。sysfs
ファイルシステムを介して、SunRPC ネットワークレイヤーのオブジェクトを表示、削除、および設定できます。
(BZ#2087187)
multipath.conf
は、DM Multipath でプロトコル固有の設定オーバーライドを含めることができるようになりました
さまざまなプロトコルを介してマルチパスデバイスのパスにアクセスできます。さまざまなプロトコルがさまざまな最適な設定を持つ可能性があるため、以前は、プロトコルごとのオプションを使用せずに Device Mapper Multipath 機能ですべてのプロトコルに最適な設定を設定することはできませんでした。この機能強化により、プロトコル固有の設定オーバーライドを multipath.conf
ファイルに含めることができます。その結果、プロトコルごとにマルチパスデバイスパスを設定できるようになり、複数のプロトコルを介してアクセスできるマルチパスデバイスを正しく設定できるようになりました。