第3章 RHEL 8 のコンテンツの配布

3.1. インストール

Red Hat Enterprise Linux 8 は、ISO イメージを使用してインストールします。AMD64、Intel 64 ビット、64 ビット ARM、IBM Power Systems、IBM Z アーキテクチャーで、以下の 2 種類のインストールメディアが利用できます。

  • Binary DVD ISO - BaseOS リポジトリーおよび AppStream リポジトリーが含まれ、リポジトリーを追加しなくてもインストールを完了できる完全インストールイメージです。

    注記

    インストール用 ISO イメージのサイズは複数 GB であるため、光学メディア形式には適合しない場合があります。インストール ISO イメージを使用して起動可能なインストールメディアを作成する場合は、USB キーまたは USB ハードドライブを使用することが推奨されます。Image Builder ツールを使用すれば、RHEL イメージをカスタマイズできます。Image Builder の詳細は RHEL システムイメージのカスタマイズの作成 を参照してください。

  • Boot ISO - インストールプログラムを起動するのに使用する最小限の ISO ブートイメージです。このオプションでは、ソフトウェアパッケージをインストールするのに、BaseOS リポジトリーおよび AppStream リポジトリーにアクセスする必要があります。リポジトリーは、Binary DVD ISO イメージに含まれます。

ISO イメージのダウンロード、インストールメディアの作成、および RHEL インストールの完了の手順については 標準的な RHEL 8 インストールの実行 ドキュメントを参照してください。自動化したキックスタートインストールなどの高度なトピックは 高度な RHEL 8 インストールの実行 を参照してください。

ベース RHEL インストールで RPM によって作成されるユーザーとグループのリスト、およびこのリストを取得する手順は、ベース RHEL インストールのすべてのユーザーとグループはどのようなものですか? を参照してください。ナレッジベースの記事。