7.6. ファイルシステムおよびストレージ

getaddrinfo() から取得したレコードにデフォルトの TTL が含まれるようになりました

以前は、API は Time-to-Live (TTL) 情報を伝達しなかったため、たとえ DNS から取得されたものであっても、getaddrinfo() によって取得されたアドレスレコードに対して TTL が設定されていませんでした。その結果、SRV や AFSDB レコードなど、DNS から直接取得したコンポーネントがレコードに含まれていない限り、key.dns_resolver upcall プログラムは dns_resolver レコードに有効期限を設定しませんでした。今回の更新により、getaddrinfo() からのレコードには、未設定の有効期限を防ぐために 10 分のデフォルト TTL が含まれるようになりました。

(BZ#1661674)