8.9. Red Hat Enterprise Linux システムロール

HA クラスターの RHEL システムロールがテクノロジープレビューとして利用可能に

高可用性クラスター (HA クラスター) ロールがテクノロジープレビューとして利用可能になりました。現在、以下の重要な設定を利用することができます。

  • フェンシングなしおよびリソースを使用しないクラスターの設定
  • マルチリンククラスターの設定
  • カスタムクラスター名およびノード名の設定
  • システムの起動時にクラスターが自動的に起動するかどうかの設定

(BZ#1893743)

RHEL システムロールの postfix ロールが、テクノロジープレビューとして利用可能になりました。

Red Hat Enterprise Linux システムロールは、Red Hat Enterprise Linux サブシステムの設定インターフェイスを提供します。これにより、Ansible ロールを介したシステム設定が簡単になります。このインターフェイスにより、Red Hat Enterprise Linux の複数のバージョンにわたるシステム設定の管理と、新しいメジャーリリースの導入が可能になります。

rhel-system-roles パッケージは、AppStream リポジトリーを介して配布されます。

postfix ロールは、テクノロジープレビューとして利用可能です。

以下のロールが完全にサポートされています。

  • kdump
  • network
  • selinux
  • storage
  • timesync

詳細は、ナレッジベースの RHEL システムロール に関する記事を参照してください。

(BZ#1812552)