第4章 RHEL 8.2.1 リリース

Red Hat は、マイナーリリース (8.Y) において Red Hat Enterprise Linux 8 のコンテンツを四半期ごとに利用できるようにしています。この四半期リリースは、3桁の数字 (8.Y.1) を使用して番号が付けられます。RHEL 8.2.1 リリースの新機能は以下のとおりです。

4.1. 新機能

JDK Mission Control がバージョン 7.1.1 にリベースされました。

jmc:rhel8 モジュールストリームが提供する HotSpot JVM の JMC (JDK Mission Control) プロファイルャーが、RHEL 8.2.1 リリースでバージョン 7.1.1 にアップグレードされました。

この更新には、以下のようなバグ修正および機能拡張が数多く含まれています。

  • 複数のルールの最適化
  • Standard Widget Toolkit (SWT) に基づく新しい JOverflow ビュー
  • 新しいフレームグラフビュー
  • High Dynamic Range (HDR) ヒストグラムを使用した、レイテンシーの視覚化の新たな方法

jmc:rhel8 モジュールストリームには、以下の 2 つのプロファイルがあります。

  • JMC アプリケーション全体をインストールする common プロファイル
  • Java ライブラリーのみをインストールする core プロファイル (jmc-core)

jmc:rhel8 モジュールストリームの common プロファイルをインストールするには、以下を使用します。

# yum module install jmc:rhel8/common

プロファイル名を core に変更して、jmc-core パッケージのみをインストールします。

(BZ#1792519)

Rust Toolset がバージョン 1.43 にリベースされました。

Rust Toolset は、バージョン 1.43 に更新されました。以下は、主な変更点です。

  • 便利な行番号が、呼び出された Option および Result パニックメッセージに含まれるようになりました。
  • サブスライスパターンでの一致のサポートが拡張されました。
  • matches! マクロは、ブール値を返すパターンを提供します。
  • 項目 のフラグメントは、特性、impls、および extern ブロックに挿入できます。
  • プリミティブ型の推論が改善されました。
  • フロートおよび整数の関連する定数。

Rust Toolset モジュールストリームをインストールするには、root で以下のコマンドを実行します。

# yum module install rust-toolset

使用方法は、『Using Rust Toolset』を参照してください。

(BZ#1811997)

コンテナーレジストリーが skopeo sync コマンドをサポートするようになりました。

今回の機能強化により、ユーザーは skopeo sync コマンドを使用して、コンテナーレジストリーとローカルレジストリーを同期できるようになりました。skopeo sync コマンドは、ローカルコンテナーレジストリーミラーを同期し、エアギャップ環境内で実行されるレジストリーを設定するのに役立ちます。

skopeo sync コマンドでは、ソース (--src) および宛先 (--dst) トランスポートを別々に指定する必要があります。利用可能なソースおよび宛先のトランスポートは docker (コンテナーレジストリーでホストされるリポジトリー) と dir (ローカルディレクトリーパス内のディレクトリー) です。ソーストランスポートには、yaml (ローカル YAML ファイルパス) も含まれます。skopeo sync の使用方法は 、skopeo--sync の man ページを参照してください。

(BZ#1811779)

設定ファイル container.conf が利用できるようになりました。

今回の機能強化により、ユーザーおよび管理者はコンテナーエンジンのデフォルトの設定オプションとコマンドラインフラグを指定できるようになりました。コンテナーエンジンは、/usr/share/containers/containers.conf ファイルと /etc/containers/containers.conf ファイルが存在する場合は読み取ります。ルートレスモードでは、コンテナーエンジンが $HOME/.config/containers/containers.conf ファイルを読み取ります。

containers.conf ファイルで指定されるフィールドは、デフォルトのオプションと、以前読み込まれた containers.conf ファイルのオプションを上書きします。container.conf ファイルは Podman と Buildah 間で共有され、libpod.conf ファイルに取って代わります。

(BZ#11826486)

レジストリーサーバーへのログインが可能になりました。

今回の機能強化により、skopeo login および skopeo logout コマンドを使用して、指定されたレジストリーサーバーからログインおよびログアウトきるようになりました。skopeo login コマンドは、ユーザー名とパスワードを標準入力から読み取ります。ユーザー名とパスワードは、--username (または -u) および --password ( または -p) オプションを使用して設定することもできます。

認証ファイルのパスを指定するには、--authfile フラグを設定します。デフォルトのパスは ${XDG_RUNTIME_DIR}/containers/auth.json です。skopeo login および skopeo logout の使用方法は、skopeo-loginskopeo-logout の man ページを参照してください。

(JIRA:RHELPLAN-47311)

podman ストレージをリセットできるようになりました。

今回の機能強化により、ユーザーは podman system reset コマンドを使用して、podman ストレージを初期状態にリセットできるようになりました。podman system reset コマンドは、すべての Pod、コンテナー、イメージ、およびボリュームを削除します。詳細は、podman-system-reset man ページを参照してください。

(JIRA:RHELPLAN-48941)


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