5.8. ファイルシステムおよびストレージ

LVM が dm-writecache キャッシュメソッドをサポートするようになりました。

LVM キャッシュボリュームでは、既存のホットスポット (dm-cache) メソッドに加えて、dm-writecache キャッシュメソッドを提供するようになりました。

dm-cache
このメソッドは、高速なボリユームで頻繁に使用されるデータをキャッシュして、このようなデータへのアクセス時間を短縮します。このメソッドは、読み取りおよび書き込みの両方の操作をキャッシュします。
dm-writecache
このメソッドは、書き込み操作のみをキャッシュします。高速ボリュームは通常、SSD または永続メモリー (PMEM) ディスクを指します。これは、まず書き込み操作を格納してから、これらをバックグランドで低速ディスクに移行します。

キャッシュメソッドを設定するには、lvconvert ユーティリティーで --type cache または --type writecache オプションを使用します。

詳細は、「 Enabling caching to improve logical volume performance 」を参照してください。

(BZ#1600174)

VDO async ポリシーが ACID に準拠するようになりました。

今回のリリースでは、VDO async の書き込みモードが Atomicity, Consistency, Isolation, Durability (ACID) に準拠するようになりました。VDO が async モードでデータを書き込み中にシステムが予期せず停止した場合に、復元データの一貫性が常に保たれるようになりました。

ACID に準拠するようになり、async のパフォーマンスが以前のリリースより低下しています。以前のパフォーマンスに戻すには、VDO ボリュームの書き込みモードを、ACID に準拠していない async-unsafe モードに変更してください。

詳細は「 VDO 書き込みモードの選択」を 参照してください。

(BZ#1657301)

VDO ボリュームをインポートできるようになりました。

vdo ユーティリティーでは、システムに登録されていない、既存の VDO ボリュームをインポートできるようになりました。VDO ボリュームをインポートするには、vdo import コマンドを使用します。

また、vdo import コマンドを使用して、VDO ボリュームの UUID (Universally Unique Identifier) を変更できます。

(BZ#1713749)

mountstats および nfsiostat の出力で、新しい per-op エラーカウンターが利用できるようになりました。

NFS クライアントシステムでは、マイナーなサポート機能を利用できます。 nfs-utilsmountstats および nfsiostat コマンドの出力に、per-op のエラー数が追加されました。今回の機能拡張により、これらのツールで、per-op のエラー数と割合を表示できるようになり、NFS クライアントマシンの特定の NFS マウントポイントの問題を絞り込むのに役立てることができます。この新しい統計は、Red Hat Enterprise Linux 8.2 カーネル内のカーネルの変更に依存することに注意してください。

(BZ#1719983)

XFS で cgroup 対応のライトバック IO が利用できるようになりました。

今回のリリースでは、XFS は cgroup 対応のライトバック IO をサポートします。通常、cgroup のライトバックには、基礎となるファイルシステムからの明示的なサポートが必要です。これまで、XFS のライトバック IO は root の cgroup の属性のみでした。

(BZ#1274406)

FUSE ファイルシステムが copy_file_range() を実装するようになりました。

copy_file_range() システムコールは、ファイルシステムが効率的なデータコピーメカニズムを実装する方法を提供します。GlusterFS は FUSE (Filesystem in Userspace) フレームワークを使用しているので、今回の更新でこのメカニズムを利用するようになりました。FUSE ファイルシステムの読み取り/書き込み機能には複数データのコピーが必要になるため、copy_file_range() を使用するとパフォーマンスが大幅に向上します。

(BZ#1650518)

mountstats および nfsiostat コマンドに対して per-op 統計がサポートされるようになりました。

NFS クライアントシステムに対するでサポート機能が使用できるようになりました。/proc/self/mountstats ファイルには、per-op エラーカウンターが追加されています。今回の更新では、各 per-op 統計の行にある 9 番目の番号で、ステータス値がゼロ未満で完了した操作の数を示します。このステータス値はエラーを示します。詳細は、この新しいエラー数を表示する nfs-utilsmountstats および nfsiostat プログラムの更新を参照してください。

(BZ#1636572)

新しい mount stats の lease_time および lease_expired/proc/self/mountstats ファイルにあります。

NFSv4.x クライアントシステムのサポート機能を使用できるようになりました。/proc/self/mountstats ファイルには、nfsv4: で始まる行の最後に lease_timelease_expired のフィールドがあります。lease_time フィールドは NFSv4 リースタイムの秒数を指します。lease_expired フィールドは、リースの有効期限が切れてからの秒数を指します。リースの期限が切れていない場合は 0 です。

(BZ#1727369)


このページには機械翻訳が使用されている場合があります (詳細はこちら)。