5.4.2. ソフトウェア管理
yum repolist
が、利用できない最初のリポジトリーで終了しないようになりました。
以前は、リポジトリー設定オプション skip_if_unavailable
はデフォルトで以下のように設定されていました。
skip_if_unavailable=false
この設定により、エラーと終了ステータス 1 が付いた利用できない最初のリポジトリーで yum repolist
コマンドが強制終了していました。したがって、yum repolist
は、利用可能なリポジトリーの一覧表示を続行しませんでした。
今回の更新で、yum repolist
が修正され、一切のダウンロードを必要としなくなりました。これにより、yum repolist
はメタデータを必要とする出力を提供しなくなり、コマンドは、期待どおりに利用可能なリポジトリーを一覧表示し続けます。
利用可能なパッケージの数は、利用可能なメタデータを引き続き必要とする yum repolist --verbose
または yum repoinfo
によってしか返されないことに留意してください。したがって、これらのコマンドは利用できない最初のリポジトリーで終了します。
(BZ#1697472)