7.6. 動的プログラミング言語、Web サーバー、およびデータベースサーバー

データベースサーバーを並行してインストールできない

RPM パッケージが競合しているため、RHEL 8.0 では、mariadb モジュールと mysql モジュールを同時にインストールできません。

設計上、同じモジュールの複数のバージョン (ストリーム) を並行してインストールすることはできません。たとえば、postgresql モジュールから利用可能なストリーム ( 10 (デフォルト) または 9.6 ) の中から 1 つ選択する必要があります。RHEL 6 および RHEL 7 用の Red Hat Software Collections では、コンポーネントの並列インストールが可能です。RHEL 8 では、コンテナー内で異なるバージョンのデータベースサーバーを使用できます。

(BZ#1566048)

mod_cgid ロギングの問題

mod_cgid Apache httpd モジュールを、スレッド化マルチプロセッシングモジュール (MPM) で使用する場合 (RHEL 8 のデフォルト) は、以下のロギング問題が発生します。

  • CGI スクリプトの stderr 出力には、標準のタイムスタンプ情報が付いていません。
  • VirtualHost に固有のログファイルに CGI スクリプトの stderr 出力が設定されていても、正しくリダイレクトされません。

(BZ#1633224)

Perl モジュール IO::Socket::SSL が TLS 1.3 をサポートしない

セッション再開、ハンドシェイク後認証などの TLS 1.3 プロトコルの新機能は RHEL 8 の OpenSSL ライブラリーには実装されますが、Perl モジュール Net::SSLeay には実装されないため、IO::Socket::SSL Perl モジュールでは利用できません。クライアント証明書の認証が失敗し、TLS 1.2 プロトコルを使用した場合よりもセッションの再確立が遅くなる可能性があります。

この問題を回避するには、IO::Socket::SSL オブジェクトを作成する場合に、SSL_version オプションを !TLSv1_3 値に設定して、TLS 1.3 を無効にします。

(BZ#1632600)