カスタマイズされた RHEL システムイメージのクラウド環境へのアップロード

Red Hat Enterprise Linux 8

Image Builder で作成したカスタムシステムイメージのアップロードおよびクラウド環境へのアップロード

概要

Insights にバンドルされた Red Hat Image Builder を使用すると、カスタムイメージを作成でき、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloud Platform などのターゲットクラウド環境にイメージをアップロードできます。イメージを作成し、ターゲットクラウドプラットフォームにアップロードする方法を学びます。

これはベータバージョンです。

本書はプレビュー版として提供され、公開ベータ版の一部としての新機能が含まれています。または、これらがハイライトされています。これは開発中であり、大幅に変更される可能性があります。含まれる情報は不完全なものですので、注意して使用するようにしてください。このコンテンツは、後で Red Hat Enterprise Linux 8 の製品ドキュメント から入手できます。

オープンソースをより包摂的に

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、弊社 の CTO、Chris Wright のメッセージ を参照してください。

Red Hat ドキュメントへのフィードバック (英語のみ)

ご意見ご要望をお聞かせください。ドキュメントの改善点はございませんか。改善点を報告する場合は、以下のように行います。

  • 特定の文章に簡単なコメントを記入する場合は、以下の手順を行います。

    1. ドキュメントの表示が Multi-page HTML 形式になっていて、ドキュメントの右上端に Feedback ボタンがあることを確認してください。
    2. マウスカーソルで、コメントを追加する部分を強調表示します。
    3. そのテキストの下に表示される Add Feedback ポップアップをクリックします。
    4. 表示される手順に従ってください。
  • より詳細なフィードバックを行う場合は、Bugzilla のチケットを作成します。

    1. Bugzilla の Web サイトにアクセスします。
    2. Component で Documentation を選択します。
    3. Description フィールドに、ドキュメントの改善に関するご意見を記入してください。ドキュメントの該当部分へのリンクも記入してください。
    4. Submit Bug をクリックします。

第1章 Introducing Red Hat Image Builder on Console.RedHat.Com

1.1. console.redhat.comのRed Hat Image Builder。

Red Hat Image Builderは、console.redhat.com内のRed Hat Insightsにバンドルされているツールです。Red Hat Image Builder を使用すると、RHEL のお客様は以下が可能になります。

  • カスタマイズしたシステムイメージを作成します。これにより、サブスクリプションのアクティベーションキーがすでに組み込まれている可能性があります。
  • イメージの作成時に、イメージにパッケージを追加します。
  • Amazon Web ServicesMicrosoft Azure、および Google Cloud Platform などのターゲットクラウドにカスタマイズされたイメージをアップロードします。

RHEL のお客様は、各デプロイメントタイプに推奨される標準に従って構築された、さまざまなデプロイメントタイプのイメージを作成できます。

第2章 Accessing Red Hat Image Builder on Console.RedHat.Com

2.1. console.redhat.com で Red Hat Image Builder にアクセスするには

console.redhat.com で Red Hat Image Builder にアクセスするには、以下の手順に従ってください。

前提条件

手順

  1. Red Hat Image Builderにアクセスします。
  2. Red Hat の認証情報を使用してログインします。

これで Compose を作成および監視できるようになりました。

第3章 Red Hat Image Builder を使用した組み込みサブスクリプションを使用したカスタムシステムイメージの作成

サブスクリプションアクティベーションキーがすでに組み込まれている Red Hat Image Builder を使用して、これらのイメージをクラウドターゲット環境にアップロードできます。

3.1. Red Hat Image Builder を使用したイメージ作成時の自動サブスクリプションの埋め込み

サブスクリプションアクティベーションキーがすでに組み込まれているイメージを作成し、そのイメージを選択して、イメージの作成時に登録を実行することができます。

前提条件

手順

  1. console.redhat.comからRed Hat Image Builderにアクセスします。Red Hat Image Builder ダッシュボードにリダイレクトされます。
  2. Create image をクリックします。Create image ダイアログウィンドウが開きます。
  3. Image Output ウィンドウで、以下を選択します。

    1. ドロップダウンメニューから、Release を選択します。
    2. Cloud オプションから、必要なターゲットクラウド環境を選択します。

      Next をクリックします。

  4. Target Environment ウィンドウで、選択したクラウドまたはクラウドに関連するアカウント情報を入力します。
  5. Registration ウィンドウで、Embed an activation key and register systems on first boot オプションを選択ます。

    1. Organization ID が自動的に入力されます。
    2. Activation key を入力し、Next をクリックします。
  6. オプション: Additional packages ウィンドウで、イメージに追加するパッケージを選択します。

    Next をクリックします。

  7. Review ウィンドウで情報を確認し、Create をクリックします。

    Red Hat Image Builder は、選択したオプションを指定して RHEL 8.3 イメージをビルドします。Red Hat Image Builder イメージダッシュボードにリダイレクトされます。ここでは、イメージの UUID、ターゲットクラウド、リリース、イメージ作成のステータスなどの詳細を確認できます。

第4章 Red Hat Image Builder を使用したイメージ作成時のパッケージの追加

UI で BaseOS リポジトリーおよび AppStream RHEL リポジトリーからパッケージを追加して、作成プロセス中にイメージをカスタマイズできます。そのため、初回起動時に必要なパッケージをインストールする必要はありません。これは、エラーが発生する可能性があります。

4.1. イメージ作成時の追加パッケージの追加

Image Builder を使用してカスタマイズしたイメージを作成する場合は、BaseOS リポジトリーおよび AppStream リポジトリーからパッケージを追加できます。以下の手順に従って、Red Hat Image Builder を使用して、カスタマイズされた RHEL 8.3 システムイメージの作成時にパッケージを追加します。

前提条件

  • Insights サブスクリプションを利用していて Red Hat カスタマーポータル のアカウントを持っている。
  • Red Hat Image Builderダッシュボードへのアクセス。
  • すでに以下の手順が完了している。

    • イメージ出力
    • ターゲットクラウド環境
    • 必要に応じて登録

手順

  1. Additional Package ウィンドウで、以下を実行します。

    1. Available options 検索バーに、イメージに追加するパッケージの名前を入力します。

      必要に応じて、パッケージ名の最初の 2 文字を入力して、利用可能なパッケージオプションを確認できます。パッケージは、Available options のデュアルリストボックスに一覧表示されます。

    2. 追加するパッケージをクリックします。

      1. >> ボタンをクリックして、パッケージ検索結果に表示されるパッケージをすべて Chosen options のデュアルリストボックスに追加します。

        必要に応じて、> ボタンをクリックして、選択したパッケージをすべて追加できます。

    3. 追加パッケージの追加が完了したら、Next をクリックします。
  2. Review ウィンドウで、イメージ作成の詳細を確認します。追加したパッケージの一覧を確認できます。
  3. レビューが完了したら、Create image をクリックしてイメージの作成プロセスを開始します。
  4. Red Hat Image Builder は、x86_64 アーキテクチャー用の RHEL 8.3 イメージの設定を開始し、これを選択したターゲットクラウド環境にアップロードします。

    Red Hat Image Builder イメージダッシュボードが開きます。イメージの UUID、クラウドターゲット環境、イメージ OS リリース、イメージ作成のステータスなどの詳細を確認することができます。ステータスが Ready になったら、カスタマイズされた RHEL 8.3 システムイメージを、指定したアカウントと共有します。

    ステータスが以下の通りです。

    • Pending: イメージのアップロードとクラウド登録が処理されています。
    • In Progress: イメージのアップロードとクラウド登録が継続されます。
    • Ready: イメージのアップロードとクラウド登録が完了しました。
    • Failed: イメージのアップロードとクラウドの登録に失敗しました。

      注記

      イメージビルド、アップロード、およびクラウド登録プロセスは、完了に最大 10 分かかる場合があります。

第5章 Red Hat Image Builder を使用した Amazon Web Service へのカスタマイズされた RHEL システムイメージの作成およびアップロード

Red Hat Image Builder を使用してカスタマイズされた RHEL システムイメージを作成し、そのイメージを Amazon Web Services (AWS) ターゲット環境にアップロードする機能を利用できます。

5.1. Image Builder を使用したカスタマイズされた RHEL システムイメージの作成およびアップロード

以下の手順に従って、Red Hat Image Builder を使用してカスタマイズされたシステムイメージを作成し、そのイメージを Amazon Web Services (AWS) にアップロードします。

前提条件

手順

  1. お好みのブラウザでRed Hat Image Builderにアクセスします。

    Red Hat Image Builder ダッシュボードにリダイレクトされます。

  2. Create image をクリックします。

    Create a new image ダイアログウィンドウが開きます。

  3. Image output ウィンドウで、以下を実行します。

    1. ドロップダウンメニューから、Release: Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8.3 を選択します。
    2. target environment として Amazon Web Services を選択します。

      Next をクリックします。

  4. Target Environment- Upload to AWS ウィンドウで、AWS account ID を入力します。

    Next をクリックします。

イメージは Amazon Web Services にアップロードされ、入力したアカウント ID と共有されます。AWS コンソールでオプション My account にアクセスして、AWS アカウント ID を検索します。次へをクリックします。

  1. Registration window では、以下のオプションがあります。

  2. 必要に応じて、Additional package ウィンドウで、イメージにパッケージを追加します。4章Red Hat Image Builder を使用したイメージ作成時のパッケージの追加 を参照してください。
  3. Review ウィンドウで、イメージの作成に関する詳細を確認して、Create をクリックします。

    Red Hat Image Builder は、x86_64 アーキテクチャーの RHEL 8.3 AMI イメージの設定を開始し、これを AWS EC2 にアップロードします。次に、AMI を指定したアカウントと共有します。

    Red Hat Image Builder イメージダッシュボードが開きます。Image UUIDcloud target environmentimage OS release、イメージ作成の status などの詳細を確認することができます。ステータスが Ready になると、Azure ディスクイメージは指定されたアカウントと共有されます。

    ステータスが以下の通りです。

    • Pending: イメージのアップロードとクラウド登録が処理されています。
    • In Progress: イメージのアップロードとクラウド登録が継続されます。
    • Ready: イメージのアップロードとクラウド登録が完了しました。
    • Failed: イメージのアップロードとクラウドの登録に失敗しました。

      注記

      イメージビルド、アップロード、およびクラウド登録プロセスは、完了に最大 10 分かかる場合があります。

検証

  • イメージのステータスが Ready かどうかを確認します。これは、イメージのアップロードとクラウドの登録が正常に完了したことを意味します。

5.2. アカウントからの AWS 用のカスタマイズされた RHEL システムイメージへのアクセス

イメージがビルドされ、アップロードされ、クラウド登録プロセスのステータスが Ready とマークされた後に、作成して AWS AWS EC2 アカウントと共有した Amazon Web Services (AWS) イメージにアクセスできます。

前提条件

手順

  1. AWS アカウント にアクセスし、Service→EC2 に移動します。
  2. 右上のメニューで、us-east-1 の正しいリージョンにあるかどうかを確認します。
  3. 左側のメニューの ImagesAMI をクリックします。

    Owned by me イメージが含まれるダッシュボードが開きます。

  4. ドロップダウンメニューから Private images を選択します。

    指定した AMI アカウントでイメージが正常に共有されていることを確認できます。

5.3. AWS EC2 からの AWS 用のカスタマイズされた RHEL システムイメージの起動

指定した AWS EC2 アカウントで正常に共有したイメージを起動できます。これを行うには、次の手順を実行します。

前提条件

手順

  1. イメージの一覧から、起動するイメージを選択します。
  2. パネル上部で Launchクリック します。Choose an Instance Type ウィンドウにリダイレクトされます。
  3. イメージを起動する必要のあるリソースに応じて、インスタンスタイプを選択します。Review and Launchクリックします。
  4. インスタンスの起動の情報を確認します。変更が必要な場合は、「セキュリティ」「ストレージ」などの各セクションを編集することができます。レビューが完了したら、Launch をクリックします。
  5. インスタンスを起動するには、そのインスタンスにアクセスするための公開鍵を選択する必要があります。

    EC2 で新規キーペアを作成し、新しいインスタンスにアタッチします。

    1. ドロップダウンメニューリストから、Create a new key pair を選択します。
    2. 新しいキーペアに名前を入力します。新しいキーペアが生成されます。
    3. Download Key Pair をクリックして、新しいキーペアをローカルシステムに保存します。
  6. 次に、Launch Instance をクリックしてインスタンスを起動します。

    インスタンスのステータスが Initializing と表示されていることが確認できます。

  7. インスタンスのステータスが running になると、Connect ボタンが有効になります。
  8. Connect をクリックします。ポップアップウィンドウが表示され、SSH を使用して接続する方法の説明が表示されます。

    1. A standalone SSH client への任意の接続方法を選択し、ターミナルを開きます。
    2. 秘密鍵の保存先で、SSH が機能するように鍵が公開されているようにします。これには、以下のコマンドを実行します。

      $ chmod 400 <your-instance-name.pem>
    3. パブリック DNS を使用してインスタンスに接続します。

      $ ssh -i "<_your-instance-name.pem_"> ec2-user@<_your-instance-IP-address_>
    4. yes と入力して、接続の続行を確定します。

これで、SSH でインスタンスに接続されました。

検証

  • ターミナルから、SSH でインスタンスに接続している間にアクションが実行できるかどうかを確認します。

5.4. AWS 用のカスタム RHEL システムイメージを AWS EC2 の別のリージョンにコピー

Amazon Web Services EC2 で正常に共有したイメージを独自のアカウントにコピーできます。これを行うと、共有してコピーしたイメージが、しばらくすると期限切れになるのではなく、削除されるまで利用可能になるようにできます。お使いのアカウントにイメージをコピーするには、以下の手順に従います。

前提条件

手順

  1. Public images の一覧から、コピーするイメージを選択します。
  2. パネル上部で、Actions をクリックします。
  3. ドロップダウンメニューから Copy AMI を選択します。ポップアップウィンドウが表示されます。
  4. Destinatin region を選択し、Copy AMI をクリックします。

コピープロセスが完了すると、新しい AMI ID が提供されます。新しいリージョンで新規インスタンスを起動できます。「AWS EC2 からの AWS 用のカスタマイズされた RHEL システムイメージの起動」 を参照してください。

注記

イメージを異なるリージョンにコピーすると、AMI ID が一意で、対象リージョンに個別の新しい AMI が作成されます。

第6章 Red Hat Image Builder を使用した Microsoft Azure へのカスタマイズされた RHEL システムイメージの作成およびアップロード

Red Hat Image Builder を使用してカスタム RHEL システムイメージを作成し、これらのイメージを Microsoft Azure クラウドターゲット環境にアップロードする機能を利用できます。

6.1. Red Hat Image Builder の Microsoft Azure Cloud にイメージをプッシュするための承認

Red Hat Image Builder による Microsoft Azure クラウドへのプッシュを許可するには、認可されたアプリケーションとして Red Hat Image Builder を設定し、Contributor ロールを付与する必要があります。その場合は、以下の手順に従います。

前提条件

手順

  1. お好みのブラウザでRed Hat Image Builderにアクセスします。これにより、Red Hat Image Builder のダッシュボードにリダイレクトされます。
  2. Create image をクリックします。
  3. Image output ウィンドウで、以下を実行します。

    1. ドロップダウンメニューから、Release: Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8.3 を選択します。
    2. ターゲット環境として Microsoft Azure を選択します。
    3. Next をクリックします。
  4. Target Environment - Upload to Microsoft Azure ウィンドウで、以下を実行します。

    1. Authorize Image Builder on Azure をクリックし、Red Hat Image Builder を承認してイメージを Microsoft Azure クラウドにプッシュします。

      1. Authorize Image Builder on Azure のリンクをクリックします。これにより、Microsoft Azure ポータルにリダイレクトされます。
      2. 認証情報を使用してログインします。
      3. 要求されたパーミッションを受け入れる必要があります。Accept をクリックします。
      4. 検索バーに Resources Group と入力し、Services の下にある最初のエントリーを選択します。これにより、Resource Group ダッシュボードにリダイレクトされます。
      5. Resource Group を選択します。これにより、Resource Group のダッシュボードにリダイレクトされます。
      6. 左側のメニューで Access control (IAM) をクリックし、パーミッションを追加し、Red Hat Image Builder アプリケーションがリソースグループにアクセスできるようにします。
      7. メニューから *Role 割り当てタブをクリックします。
      8. Add をクリックします。
      9. ドロップダウンメニューから Add role assignment を選択します。左側のメニューが表示されます。
      10. 以下の情報を挿入します。

        1. Role: ロールコントリビューターの割り当て
        2. ユーザー、グループ、サービスプリンシパルへのアクセス割り当て
        3. Image Builder アプリケーションの選択

前述の構成では、リソースグループにロールを割り当て、Red Hat Image Builder アプリケーションが Microsoft Azure クラウドにイメージをプッシュすることを許可しています。

注記

いずれかのユーザーがアプリケーションをリソースグループ/プロジェクトに追加できますが、アカウント管理者が IAM に共有アプリケーションを追加しない限り、アプリケーションはリソースを閲覧できません。

検証

  • メニューから、Role assignments タブをクリックします。

    Red Hat Image Builder が、選択したリソースグループの Contributor としてセットされていることを確認できます。

6.2. Image Builder を使用した Microsoft Azure 用のカスタマイズされた RHEL システムイメージの作成

以下の手順に従って、Image Builder を使用してカスタマイズされたシステムイメージを作成し、そのイメージを Microsoft Azure にアップロードします。

前提条件

手順

  1. お好みのブラウザでRed Hat Image Builderにアクセスします。

    Red Hat Image Builder ダッシュボードにリダイレクトされます。

  2. Create image をクリックします。
  3. Image output ウィンドウで、以下を実行します。

    1. ドロップダウンメニューから、Release: Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8.3 を選択します。
    2. ターゲット環境として Microsoft Azure を選択します。

      Next をクリックします。

  4. Target Environment - Upload to Microsoft Azure ウィンドウで、以下を実行します。

    1. Authorize Image Builder on Azure をクリックし、Red Hat Image Builder を承認してイメージを Microsoft Azure クラウドにプッシュします。詳細は 「Red Hat Image Builder の Microsoft Azure Cloud にイメージをプッシュするための承認」 を参照してください。

      注記

      前のセクションの手順を完了しないようにしてください。終了しないと、Red Hat Image Builder はイメージを Microsoft Azure アカウントにアップロードできません。

  5. Destination に、以下の情報を入力します。

    1. Tenant ID: Microsoft Azure ポータルの Azure Active Directory アプリケーションでテナント ID を見つけることができます。
    2. Subscription ID: Microsoft Azure コンソールにアクセスすることで、サブスクリプション ID アカウントを検索できます。
    3. Resource Group: Microsoft Azure ポータルのリソースグループの名前です。

      Next をクリックします。

  6. Registration window では、以下のオプションがあります。

  7. 必要に応じて、Additional package ウィンドウで、イメージにパッケージを追加します。4章Red Hat Image Builder を使用したイメージ作成時のパッケージの追加 を参照してください。
  8. Review ウィンドウで、イメージの作成に関する詳細を確認して、Create をクリックします。

    Red Hat Image Builder は、x86_64 アーキテクチャーの RHEL 8.3 Azure Disk Image イメージの設定を開始し、これを指定されたリソースグループアカウントにアップロードし、Azure Image を作成します。

    Red Hat Image Builder イメージダッシュボードが開きます。Image UUIDcloud target environmentimage OS release、イメージ作成の status などの詳細を確認することができます。ステータスが Ready になると、Azure ディスクイメージは指定されたアカウントと共有されます。

    ステータスが以下の通りです。

    • Pending: イメージのアップロードとクラウド登録が処理されています。
    • In Progress: イメージのアップロードとクラウド登録が継続されます。
    • Ready: イメージのアップロードとクラウド登録が完了しました。
    • Failed: イメージのアップロードとクラウドの登録に失敗しました。

      注記

      イメージビルド、アップロード、およびクラウド登録プロセスは、完了に最大 10 分かかる場合があります。

検証

  • イメージのステータスが Ready かどうかを確認します。これは、イメージのアップロードとクラウドの登録が正常に完了したことを意味します。

6.3. Microsoft Azure アカウントからカスタマイズされた RHEL システムイメージへのアクセス

イメージがビルドされ、アップロードされ、クラウド登録プロセスのステータスが Ready とマークされた後に、Microsoft Azure アカウントから Azure ディスクイメージにアクセスできます。

前提条件

手順

  1. Microsoft Azure ダッシュボードにアクセスし、Resource group ページに移動します。
  2. 概要メニューで、アップロードしたイメージが利用可能であることを確認できます。

検証

  1. Microsoft Azure アカウントにアクセスしたら、指定したリソースグループアカウントでイメージが正常に共有されていることを確認できます。

    1. イメージが表示されない場合には、アップロードプロセスに問題がある可能性があります。Red Hat Image Builder のダッシュボードに戻り、イメージが Ready とマークされているかどうかを確認します。

6.4. Microsoft Azure アカウントと共有したカスタマイズされた RHEL システムイメージからの仮想マシンの作成

本セクションでは、Red Hat Image Builder を使用して、Microsoft Azure Cloud アカウントと共有したイメージから仮想マシンを作成する方法を説明します。

前提条件

手順

  1. + Create VM をクリックします。Create a virtual machine ダッシュボードにリダイレクトされます。
  2. Project DetailsBasic タブで SubscriptionResource Group がすでに事前に設定されています。

    オプション: 新しいリソースグループを作成する場合:

    1. Create new をクリックします。

      ポップアップで、リソースグループ名 のコンテナーの作成が求められます。

    2. 名前を入力して OK をクリックします。

      事前に設定された リソースグループ をそのまま使用する場合

  3. Instance Details で以下を挿入します。

    1. Virtual machine name
    2. Region
    3. Image:
    4. Size: 必要に応じて仮想マシンのサイズを選択します。

      残りのフィールドは、デフォルトの選択肢のままにしておきます。

  4. Administrator account に、以下の情報を入力します。

    1. username: アカウント管理者の名前。
    2. SSH Public Key source: ドロップダウンメニューから、Generate new key pair を選択します。
    3. key pair name: キーペアの名前を挿入します。
  5. Inbound port rules:

    1. Public inbound ports: Allow selected ports を選択します。
    2. Select inbound ports: デフォルト設定の SSH (22) を使用します。
  6. Review + Create をクリックします。Review + create タブにリダイレクトされます。検証が渡されたことを確認するメッセージが表示されます。
  7. 詳細を確認して Create をクリックします。

    必要に応じて、前のオプションを変更する場合は Previous をクリックします。

  8. Generates New Key Pair ポップアップが開きます。Download private key and create resources をクリックします。

    yourKey.pem ファイル形式でキーファイルを保存します。

  9. デプロイメントが完了したら、Go to resource をクリックします。

    実際の仮想マシンの詳細を含む新規ウィンドウに、リダイレクトされます。

  10. ページの右上にあるパブリック IP アドレスを選択してクリップボードにコピーします。

検証

作成した仮想マシンに接続するには、SSH 接続を作成します。次に、仮想マシンとの SSH 接続を作成して、仮想マシンに接続します。

  1. 端末プログラムを開きます。
  2. プロンプトで、仮想マシンへの SSH 接続を開きます。IP アドレスは、仮想マシンの IP アドレスに、.pem へのパスは、鍵ファイルのダウンロード先のパスに置き換えます。

    # ssh -i <yourKey.pem file location> <username>@<IP_address>
    • ユーザー名を追加し、IP アドレスを仮想マシンの IP アドレスに置き換えます。
    • .pem ファイルへのパスを、鍵ファイルのダウンロード先のパスに置き換えます。

      以下に例を示します。

      # ssh -i ./Downloads/yourKey.pem azureuser@10.111.12.123
  3. 接続を続行するには確定する必要があります。続行するには yes と入力します。

    その結果、Azure Storage アカウントと共有した出力イメージが起動し、プロビジョニングする準備が整いました。

第7章 Red Hat Image Builder を使用した GCP へのカスタマイズされた RHEL システムイメージの作成およびアップロード

Red Hat Image Builder を使用してカスタマイズされた RHEL システムイメージを作成し、そのイメージを Google Cloud Platform ターゲット環境にアップロードする機能を利用できます。

7.1. Red Hat Image Builder を使用した Google Cloud Platform のカスタマイズ RHEL システムイメージの作成

Red Hat Image Builder を使用してカスタムシステムイメージを作成し、それらのイメージを Google Cloud Platform にアップロードし、アップロードしたイメージからインスタンスを起動できます。

前提条件

  • イメージを共有する有効な Google アカウントがある。
  • Red Hat アカウントを持っている。ポータルにアクセスします。
  • Red Hat Image Builderにアクセスできます。

手順

  1. お好みのブラウザでRed Hat Image Builderにアクセスします。
  2. Create image ボタンをクリックします。
  3. Image output ウィンドウで、以下を実行します。

    1. ドロップダウンメニューから、Release: Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8.3 を選択します。
    2. ターゲット環境として Google Cloud Platform を選択します。

      Next をクリックします。

  4. Target environment- Google Cloud Platform ウィンドウで、イメージを共有する有効なアカウントタイプ、および Google アカウント、サービスアカウント、またはドメイン名を選択します。

    • Google アカウント: Google Cloud と対話する Google アカウント (例: alice@gmail.com)。
    • サービスアカウント: アプリケーションアカウント (例: myapp@appspot.gserviceaccount.com)。
    • Google グループ: Google アカウントおよびサービスアカウントの名前付きコレクションです (例: admins@example.com)。
    • Google ワークスペースのドメイン/クラウドアイデンティティードメイン: 名前付きの組織内の全 Google アカウントの仮想グループ。たとえば、ドメイン名 mycompany.com です。
  5. 選択するターゲット環境のタイプに応じて、アカウントのメールアドレスまたはドメイン名を入力します。

    Next をクリックします。

  6. Registration ウィンドウ には、以下を行うオプションがあります。

  7. 必要に応じて、Additional package ウィンドウで、イメージにパッケージを追加します。4章Red Hat Image Builder を使用したイメージ作成時のパッケージの追加 を参照してください。
  8. Review ウィンドウで、イメージの作成に関する詳細を確認して、Create をクリックします。

    Red Hat Image Builder は、x86_64 アーキテクチャー用の RHEL 8.3 イメージを作成し、Google Cloud Platform にアップロードします。次に、指定したアカウントとイメージを共有します。

    Red Hat Image Builder イメージダッシュボードにリダイレクトされます。ここでは、イメージの UUID、クラウドターゲット環境、イメージ OS リリース、イメージ作成のステータスなどの詳細を確認できます。ステータスが Ready になると、Red Hat Image Builder は指定したアカウントとイメージを共有します。

    ステータスが以下の通りです。

    • Pending: イメージのアップロードとクラウド登録が処理されています。
    • In Progress: イメージのアップロードとクラウド登録が継続されます。
    • Ready: イメージのアップロードとクラウド登録が完了しました。
    • Failed: イメージのアップロードとクラウドの登録に失敗しました。

      注記

      イメージビルド、アップロード、およびクラウド登録プロセスは、完了に最大 10 分かかる場合があります。

検証

  • イメージ ダッシュボードでステータスを確認します。イメージ名をクリックして展開し、詳細を表示します。

    • Ready」は、画像が正常に作成され、Googleアカウントで共有されたことを示します。

      • また、ウィンドウには、イメージの有効期限が切れるまでの日数が表示されます。
    • イメージを共有するアカウントを確認することができます。

7.2. GCE イメージを使用した仮想マシンインスタンスの作成

イメージがビルドされ、アップロードされ、クラウド登録プロセスのステータスが Ready とマークされた後に、GCE イメージを使用して仮想マシン(VM)インスタンスを作成できます。

前提条件

  • 作成したイメージの UUID (Universally Unique Identifier) がある。
  • Image-builder サービス API エンドポイントにアクセスできる。
  • Google Cloud Platform でプロジェクトの詳細にアクセスできる。
  • ブラウザーから Google Cloud Shell にアクセスできます。

手順

  1. Red Hat Image Builder のダッシュボードから、作成したイメージのイメージ UUID をコピーします。
  2. アクセス/composes/{composeId}.APIエンドポイントにアクセスします。
  3. Try it Out ボタンをクリックして composeId 文字列パスをアクティベートします。
  4. API エンドポイントの composes/{composeId} フィールドに UUID を入力します。
  5. Execute をクリックします。API エンドポイントはResponse body にレスポンスを生成します。以下に例を示します。

    {
      "image_status": {
        "status": "success",
        "upload_status": {
          "options": {
            "image_name": "composer-api-03f0e19c-0050-4c8a-a69e-88790219b086",
            "project_id": "red-hat-image-builder"
          },
          "status": "success",
          "type": "gcp"
        }
      }
    }
  6. Response body フィールドから image_name および project_id をコピーし、Google Cloud Platform 環境からイメージにアクセスします。
  7. ブラウザーから Google Cloud Shell にアクセスします。
  8. Google Cloud Platform Project ID をデフォルトの GCP プロジェクトとして設定します。Google Cloud Platform ダッシュボード にアクセスすると、プロジェクトの製品 ID を確認できます。

    $ gcloud config set project PROJECT_ID
  9. Authorize Cloud Shell ウィンドウプロンプトで Authorize をクリックし、認証情報を必要とするこれと今後の呼び出しを許可します。
  10. Google Cloud Shell で gcloud コマンドを使用して、イメージで仮想マシンインスタンスを作成します。

    $ gcloud compute instances create INSTANCE_NAME \
      --image-project PROJECT_ID_FROM_RESPONSE \
      --image IMAGE_NAME \
      --zone GCP_ZONE

    詳細は以下のようになります。

    • INSTANCE_NAME は、インスタンスに指定した名前に置き換えます。
    • PROJECT_ID_FROM_RESPONSE は、応答ボディー で生成した project_id です。
    • IMAGE_NAME は、Response body によって生成された image_name です。
    • GCP_ZONE は、インスタンスが作成される GCP ゾーンです。

検証

  1. Compute Engine が仮想マシンを作成していることを確認します。

    $ gcloud compute instances describe INSTANCE_NAME
  2. SSH 経由で仮想マシンインスタンスに接続します。

    $ gcloud compute ssh --project=PROJECT_ID --zone=ZONE INSTANCE_NAME

7.3. GCE イメージのプロジェクトグループへのコピー

イメージがビルドされ、アップロードされ、クラウド登録プロセスのステータスが Ready とマークされた後に、GCE イメージを使用して仮想マシン (VM) インスタンスを作成できます。

前提条件

  • 作成したイメージの UUID (Universally Unique Identifier)。
  • Image-builder サービス API エンドポイントへのアクセス
  • ブラウザーから Google Cloud Shell にアクセスします。

手順

  1. Image Builder のダッシュボードから、作成したイメージの UUID イメージをコピーします。
  2. アクセス/composes/{composeId}.APIエンドポイントにアクセスします。
  3. Try it Out ボタンをクリックして composeId 文字列パスをアクティベートします。
  4. API エンドポイントの composes/{composeId} フィールドに UUID を入力します。
  5. Execute をクリックします。API エンドポイントはResponse body にレスポンスを生成します。以下に例を示します。

    {
      "image_status": {
        "status": "success",
        "upload_status": {
          "options": {
            "image_name": "composer-api-03f0e19c-0050-4c8a-a69e-88790219b086",
            "project_id": "red-hat-image-builder"
          },
          "status": "success",
          "type": "gcp"
        }
      }
    }
  6. Response body フィールドから image_name および project_id をコピーし、Google Cloud Platform 環境からイメージにアクセスします。
  7. ブラウザーから Google Cloud Shell にアクセスします。
  8. Google Cloud Platform Project ID をデフォルトの GCP プロジェクトとして設定します。Google Cloud Platform ダッシュボード にアクセスすると、プロジェクトの製品 ID を確認できます。

    $ gcloud config set project PROJECT_ID
  9. Authorize Cloud Shell ウィンドウプロンプトで Authorize をクリックし、認証情報を必要とするこれと今後の呼び出しを許可します。
  10. gcloud コマンドを使用して、イメージをプロジェクトにコピーします。

    $ gcloud compute images create MY_IMAGE_NAME \
      --source-image-project PROJECT_ID_FROM_RESPONSE \
      --source-image IMAGE_NAME

    詳細は以下のようになります。

    • MY_IMAGE_NAME は、インスタンスに指定した名前に置き換えます。
    • PROJECT_ID_FROM_RESPONSE は、応答ボディー で生成した project_id です。
    • IMAGE_NAME は、Response body によって生成された image_name です。

検証

イメージが正常にプロジェクトにコピーされていることを確認します。

  • Compute Engine / Images セクションにアクセスして、Google Cloud Platform UI の使用
  • Google Cloud Shell でコマンドを実行し、gcloud ツールを使用します。

    $ gcloud compute images list --no-standard-images