Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

RHEL 8 の導入における検討事項

Red Hat Enterprise Linux 8

Red Hat Enterprise Linux 7 と Red Hat Enterprise Linux 8 における主な相違点

Red Hat Customer Content Services

概要

本書では、Red Hat Enterprise Linux 7 から Red Hat Enterprise Linux 8 への変更の概要と、Red Hat Enterprise Linux 8 への移行を評価について説明します。

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第1章 はじめに

本書は、Red Hat Enterprise Linux のメジャーバージョンである RHEL 7 と RHEL 8 の相違点の概要を説明します。ここでは、RHEL 8 への移行の評価に関連するものが紹介されており、すべての変更が記載されているわけではありません。

他のバージョンと比較した RHEL 8 の機能および制限は、Red Hat ナレッジベースの記事「Red Hat Enterprise Linux テクノロジーの機能と制限」を参照してください。

RHEL のライフサイクルに関する情報は「Red Hat Enterprise Linux のライフサイクル」 を参照してください。

RHEL 8 パッケージの一覧は『パッケージマニフェスト』を参照してください。

RHEL 8 の詳細な使用方法は、RHEL 8 製品ドキュメントを参照してください。

RHEL 7 から RHEL 8 へのインプレースアップグレードの方法は『RHEL 8 へのアップグレード』を参照してください。

RHEL 6 から RHEL 7 への主な変更点は『RHEL 7 移行計画ガイド』を参照してください。

第2章 アーキテクチャー

Red Hat Enterprise Linux 8 ではカーネルバージョン 4.18 が使用されており、以下のアーキテクチャーに対応します。

  • AMD および Intel 64 ビットのアーキテクチャー
  • 64 ビット ARM アーキテクチャー
  • IBM Power Systems (リトルエンディアン)
  • IBM Z

各アーキテクチャーに適切なサブスクリプションを購入してください。詳細は「Get Started with Red Hat Enterprise Linux - additional architectures」を参照してください。利用可能なサブスクリプションの一覧は、カスタマーポータルの「サブスクリプションの使用状況」を参照してください。

RHEL 8 では、標準の kernel パッケージですべてのアーキテクチャーに対応しています。kernel-alt パッケージは必要ありません。

第3章 リポジトリー

Red Hat Enterprise Linux 8 は、2 つのメインリポジトリーで配布されています。

  • BaseOS
  • AppStream

基本的な RHEL インストールにはどちらのリポジトリーも必要で、すべての RHEL サブスクリプションで利用できます。

BaseOS リポジトリーのコンテンツは、すべてのインストールの基盤となる、基本的な OS 機能のコアセットを提供します。このコンテンツは RPM 形式で提供されており、RHEL の以前のリリースと同様のサポート条件が適用されます。BaseOS から配布されるパッケージの一覧は『パッケージマニフェスト』を参照してください。

アプリケーションストリーム (AppStream) リポジトリーのコンテンツには、さまざまなワークロードとユースケースに対応するために、ユーザー空間アプリケーション、ランタイム言語、およびデータベースが含まれています。AppStream のコンテンツ形式には、従来の RPM 形式と、RPM 形式の拡張 (モジュール と呼ばれます) の 2 つが利用できます。AppStream で利用可能なパッケージの一覧は『パッケージマニフェスト』を参照してください。

また、CodeReady Linux Builder リポジトリーは、すべての RHEL サブスクリプションで利用できます。このリポジトリーは、開発者向けの追加パッケージを提供します。CodeReady Linux Builder リポジトリーに含まれるパッケージには対応しません。

RHEL 8 リポジトリーの詳細は『パッケージマニフェスト』を参照してください。

第4章 アプリケーションストリーム

Red Hat Enterprise Linux 8 では、アプリケーションストリームの概念が導入されました。ユーザー空間コンポーネントのバージョンは複数配信され、コアオペレーティングシステムのパッケージよりも頻繁に更新されるようになりました。これによりプラットフォームや特定のデプロイメントの基本的な安定性に影響を及ぼすことなく、Red Hat Enterprise Linux をカスタマイズする柔軟性が向上します。

アプリケーションストリームとして使用できるコンポーネントは、モジュールまたは RPM パッケージとしてパッケージ化され、RHEL 8 の AppStream リポジトリーを介して配信されます。アプリケーションストリームの各コンポーネントにはライフサイクルがあります。「Red Hat Enterprise Linux 8 Application Streams ライフサイクル」を参照してください。

モジュールは、論理ユニット (アプリケーション、言語スタック、データベース、またはツールセット) を表すパッケージの集まりです。これらのパッケージはまとめてビルドされ、テストされ、そしてリリースされます。

モジュールストリームは、アプリケーションストリームコンポーネントのバージョンを表します。たとえば、postgresql モジュールでは 2 つのストリーム (バージョン) の PostgreSQL データベースサーバー、つまり PostgreSQL 10 (デフォルトストリーム) および PostgreSQL 9.6 が利用できます。システムにインストールできるモジュールストリームは 1 つだけです。複数のコンテナーで異なるバージョンを使用できます。

詳細なモジュールコマンドは『ユーザー空間コンポーネントのインストール、管理、および削除』を参照してください。AppStream で利用可能なモジュールの一覧は『パッケージマニフェスト』を参照してください。

第5章 インストーラーおよびイメージの作成

5.1. アドオン

5.1.1. OSCAP

Red Hat Enterprise Linux 8 では、OSCAP アドオンがデフォルトで有効になっています。

5.1.2. Kdump

Kdump アドオンは、インストール時にカーネルクラッシュダンプの設定に対応します。このアドオンには、Kickstart (%addon com_redhat_kdump コマンドおよびそのオプション) のフルサポートがあり、グラフィカルおよびテキストベースのユーザーインターフェースの追加ウィンドウとして完全に統合されます。

5.2. インストーラーネットワーキング

5.2.1. デバイスの命名スキーム

Red Hat Enterprise Linux 8 では、ユーザー定義の接頭辞に基づいてネットワークインターフェース名を生成する新しいネットワークデバイスの命名スキームが利用できます。net.ifnames.prefix 起動オプションを使用すると、インストールプログラムおよびインストール済みシステムでデバイスの命名スキームが使用できます。詳細は、man ページの dracut.cmdline(7) を参照してください。

5.3. インストールイメージおよびパッケージ

5.3.1. 統一された ISO

Red Hat Enterprise Linux 8 では、統合 ISO が、インストールソースリポジトリー BaseOS および AppStream を読み込みます。この機能は、インストール時に読み込まれる最初のベースリポジトリーに対して有効です。たとえば、リポジトリーが設定されず、グラフィカルユーザーインターフェース (GUI) のベースリポジトリーとして統合 ISO がある場合、または統合 ISO を指定する inst.repo= オプションを使用してインストールを起動した場合です。

したがって、AppStream リポジトリーは、Installation Source GUI ウィンドウの Additional Repositories セクションで有効になります。AppStream リポジトリーを削除したり、その設定を変更することはできませんが、インストールソース で無効にできます。別のベースリポジトリーを使用してインストールを起動し、そのあとで統合 ISO に変更した場合はこの機能が無効になります。これを行うと、ベースリポジトリーが置き換えられます。ただし、AppStream リポジトリーは置き換えられず、元のファイルを指定します。

5.3.2. Stage2 イメージ

Red Hat Enterprise Linux 8 では、インストールが失敗しないように、ネットワーク上の stage2、またはキックスタートファイルの場所を指定できます。この更新により、ネットワーク上の stage2、およびキックスタートファイルを使用して、inst.stage2 および inst.ks の起動オプションを複数指定できるようになりました。これにより、stage2 またはキックスタートファイルが置いてあるサーバーにアクセスできず、必要なファイルが使用できないためにインストールに失敗する状況を回避します。

この新しい更新により、複数の場所が指定されている場合にインストールに失敗するのを回避できます。定義するすべての場所が URL (主に HTTPHTTPS、または FTP) の場合は、必要なファイルが正常にフェッチされるまで、順番に試行されます。URL 以外の場所がある場合は、最後に指定した場所が試行されます。残りの場所は無視されます。

5.3.3. inst.addrepo パラメーター

以前は、カーネル起動パラメーターからベースリポジトリーだけを指定できました。Red Hat Enterprise Linux 8 では、新しいカーネルパラメーター inst.addrepo=<name>,<url> により、インストール時に追加リポジトリーを指定できるようになりました。このパラメーターでは、リポジトリーの名前と、リポジトリーを指定する URL の 2 つの値が必要になります。詳細は「inst-addrepo usage」を参照してください。

5.3.4. 拡張 ISO からのインストール

Red Hat Enterprise Linux 8 は、ローカルのハードドライブで、リポジトリーからのインストールをサポートします。以前は、ハードドライブからのインストール方法といえば、ISO イメージをインストールソースとして使用するだけでした。ただし、ファイルシステムによっては、Red Hat Enterprise Linux 8 ISO イメージが大きすぎる場合があります。たとえば、FAT32 ファイルシステムは、4 GiB 以上のファイルを保存できません。Red Hat Enterprise Linux 8 では、ローカルハードドライブのリポジトリーからインストールできます。ISO イメージの代わりにディレクトリーのみを指定する必要があります。たとえば、inst.repo=hd:<device>:<path to the repository> です。

Red Hat Enterprise Linux 8 の BaseOS リポジトリーおよび AppStream リポジトリーは、本書の「リポジトリー」セクションを参照してください。

5.4. インストーラーのグラフィカルユーザーインターフェース

5.4.1. インストール概要画面

Red Hat Enterprise Linux 8 グラフィカルインストールのインストール概要ウィンドウは、新たに 3 列のレイアウトになり、グラフィカルインストール設定で改善された統合が提供されるようになりました。

5.5. システムの目的が RHEL に新登場

5.5.1. システムの目的がグラフィカルインストールに対応

Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムは、システムの目的の情報を Subscription Manager に提供していませんでした。Red Hat Enterprise Linux 8 では、グラフィカルインストール時のシステムの目的ウィンドウ、またはキックスタートの設定ファイルの syspurpose コマンドを使用して、システムの目的 を設定できます。システムの目的が記録されると、エンタイトルメントサーバーが、システムの使用目的を満たすサブスクリプションを自動添付するのに役に立つ情報を受け取ります。

5.5.2. Pykickstart におけるシステムの目的のサポート

以前は、pykickstart ライブラリーで、Subscription Manager にシステムの目的の情報が提供されていました。Red Hat Enterprise Linux 8 では、pykickstart が、新しい syspurpose コマンドを解析し、完全または一部自動化しているインストール時に、システムの使用目的を記録します。その後、その情報はインストールプログラムに渡され、新たにインストールしたシステムに保存され、システムのサブスクライブ時に Subscription Manager で利用できるようになります。

5.6. インストーラーモジュールサポート

5.6.1. キックスタートを使用したモジュールのインストール

Red Hat Enterprise Linux 8 では、インストールプログラムが、モジュール機能をすべて処理するようになりました。キックスタートスクリプトは、モジュールとストリームの組み合わせを有効にし、モジュールプロファイルをインストールし、モジュールパッケージをインストールします。

5.7. キックスタートの変更

以下のセクションでは、Red Hat Enterprise Linux 8 におけるキックスタートコマンドおよびオプションの変更を説明します。

5.7.1. RHEL 8 で auth または authconfig が非推奨に

authconfig ツールおよびパッケージが削除されたため、Red Hat Enterprise Linux 8 では、キックスタートコマンドの auth または authconfig が非推奨になっています。

コマンドラインで実行した authconfig コマンドと同様、キックスタートスクリプトの authconfig コマンドが authselect-compat ツールを使用して、新しい authselect ツールを実行するようになりました。この互換性層や、その既知の問題の説明は、man ページの authselect-migration(7) を参照してください。このインストールプログラムは、非推奨のコマンドの使用を自動的に検出し、互換性層を提供する authselect-compat パッケージをインストールします。

5.7.2. キックスタートで Btrfs がサポート対象外に

Red Hat Enterprise Linux 8 は、Btrfs ファイルシステムに対応していません。そのため、グラフィカルユーザーインターフェース (GUI) およびキックスタートコマンドが Btrfs に対応しなくなりました。

5.7.3. 以前の RHEL リリースのキックスタートファイルの使用

以前の RHEL リリースのキックスタートファイルを使用する場合は、Red Hat Enterprise Linux 8 BaseOS リポジトリーおよび AppStream リポジトリーの詳細について、「RHEL 8 の導入における検討事項」「リポジトリー」セクションを参照してください。

5.7.4. キックスタートの非推奨のコマンドおよびオプション

次のキックスタートのコマンドとオプションが、Red Hat Enterprise Linux 8 で非推奨になりました。キックスタートファイル内で使用すると、ログに警告が出力されます。

  • auth または authconfig (代わりに authselect を使用)
  • device
  • deviceprobe
  • dmraid
  • install (サブコマンドまたはメソッドをコマンドとして直接使用)
  • lilo
  • lilocheck
  • mouse
  • multipath
  • bootloader --upgrade
  • ignoredisk --interactive
  • partition --active
  • reboot --kexec

特定のオプションだけが表示されている場合、基本コマンドおよびその他のオプションは引き続き利用でき、非推奨ではありません。

inst.ksstrict 起動オプションを使用して、非推奨のコマンド警告をエラーにすることもできます。

5.7.5. 削除されたキックスタートのコマンドおよびオプション

次のキックスタートのコマンドとオプションが、Red Hat Enterprise Linux 8 から完全に削除されました。キックスタートファイルでこれを使用すると、エラーが発生します。

  • upgrade (このコマンドはすでに非推奨になっています)
  • btrfs
  • part/partition btrfs
  • part --fstype btrfs または partition --fstype btrfs
  • logvol --fstype btrfs
  • raid --fstype btrfs
  • unsupported_hardware

特定のオプションおよび値だけが表示されている場合は、基本コマンドおよびその他のオプションは引き続き利用でき、削除されません。

5.7.6. キックスタートの新しいコマンドおよびオプション

次のコマンドとオプションが、Red Hat Enterprise Linux 8 で追加されました。

RHEL 8.0

  • authselect
  • module

5.8. イメージ作成

5.8.1. Image Builder でカスタムのシステムイメージ作成

RHEL イメージのカスタマイズには、Image Builder ツールを使用できます。Image Builder は、lorax-composer パッケージの AppStream で利用できます。

Image Builder を使用すると、追加パッケージを含むカスタムのシステムイメージを作成できます。Image Builder 機能は、以下から使用できます。

  • Web コンソールのグラフィカルユーザーインターフェース
  • composer-cli ツールのコマンドラインインターフェース

Image Builder の出力の形式には、以下のようなものがあります。

  • ライブ ISO ディスクイメージ
  • 仮想マシンまたは OpenStack で直接使用する qcow2 ファイル
  • ファイルシステムのイメージファイル
  • Azure、VMWare、および AWS のクラウドイメージ

Image Builder の詳細は『RHEL システムイメージのカスタマイズ』を参照してください。

第6章 ソフトウェア管理

6.1. YUM スタックへの主な変更

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8 へのソフトウェアのインストールは、新しいバージョンの YUM ツールで行われます。 これは、DNF テクノロジー (YUM v4) に基づいています。

6.1.1. YUM v3 と比較した YUM v4 の利点

YUM v4 には、RHEL 7 で使用されていた、以前のバージョンの YUM v3 に対して、以下の利点が追加されました。

  • パフォーマンスの向上
  • モジューラーコンテンツへの対応
  • ツーリングと統合するために適切に設計され、安定した API

新しい YUM v4 ツールと、以前のバージョンである RHEL 7 の YUM v3 ツールの相違点の詳細は、「Changes in DNF CLI compared to YUM」 を参照してください。

6.1.2. YUM v4 を使用する方法

ソフトウェアのインストール

コマンドラインから使用したり、設定ファイルを編集または作成する場合、YUM v4YUM v3 と互換性があります。

ソフトウェアをインストールするには、RHEL 7 と同じ yum コマンドとオプションを使用できます。

詳細は「yum を使用したソフトウェアのインストール」を参照してください。

プラグインの可用性

以前の YUM v3 プラグインは、新しいバージョンの YUM v4 と互換性がありません。選択した yum プラグインおよびユーティリティーは、新しい DNF バックエンドに移植されており、RHEL 7 と同じ名前でインストールできます。このパッケージは互換性を持ったシンボリックリンクを提供するため、バイナリー、設定ファイル、ディレクトリーは通常の場所で確認できます。

プラグインが含まれなくなったり、置き換えがユーザビリティーを満たさなくなった場合は、「カスタマーポータルでサポートケースを作成および管理する」に記載されているように、Red Hat サポートにご連絡いただき、機能強化を要求してください。

詳細は「Plugin Interface」を参照してください。

API の可用性

YUM v3 が提供する以前の Python API は利用できなくなりました。YUM v4 (DNF Python API) が提供する安定し、完全に対応する新しい API に、使用しているプラグインおよびスクリプトを移行することが推奨されます。新しい DNF Python API のドキュメントは、「DNF API Reference」により提供されます。

Libdnf および Hawkey API (C および Python の両方) は不安定であると見なされているため、RHEL 8 のライフサイクル期間中に変更する可能性があります。

6.1.3. YUM 設定ファイルオプションの可用性

本セクションは、RHEL 7 から RHEL 8 の間に、/etc/yum/yum.conf ファイルおよび /etc/yum/repos.d/*.repo ファイルの設定ファイルオプションに追加された変更点を簡単に紹介します。

表6.1 /etc/yum/yum.conf ファイルの設定ファイルオプションの変更点

RHEL 7 オプションRHEL 8 ステータス

alwaysprompt

削除

assumeno

利用可能

assumeyes

利用可能

autocheck_running_kernel

利用可能

autosavets

削除

bandwidth

利用可能

bugtracker_url

利用可能

cachedir

利用可能

check_config_file_age

利用可能

clean_requirements_on_remove

利用可能

color

利用可能

color_list_available_downgrade

利用可能

color_list_available_install

利用可能

color_list_available_reinstall

利用可能

color_list_available_running_kernel

削除

color_list_available_upgrade

利用可能

color_list_installed_extra

利用可能

color_list_installed_newer

利用可能

color_list_installed_older

利用可能

color_list_installed_reinstall

利用可能

color_list_installed_running_kernel

削除

color_search_match

利用可能

color_update_installed

利用可能

color_update_local

利用可能

color_update_remote

利用可能

commands

削除

config_file_path

利用可能

debuglevel

利用可能

deltarpm

利用可能

deltarpm_metadata_percentage

削除

deltarpm_percentage

利用可能

depsolve_loop_limit

削除

disable_excludes

利用可能

diskspacecheck

利用可能

distroverpkg

削除

enable_group_conditionals

削除

errorlevel

利用可能

exactarchlist

削除

exclude

利用可能

exit_on_lock

利用可能

fssnap_abort_on_errors

削除

fssnap_automatic_keep

削除

fssnap_automatic_post

削除

fssnap_automatic_pre

削除

fssnap_devices

削除

fssnap_percentage

削除

ftp_disable_epsv

削除

gpgcheck

利用可能

group_command

削除

group_package_types

利用可能

groupremove_leaf_only

削除

history_list_view

利用可能

history_record

利用可能

history_record_packages

利用可能

http_caching

削除

installonly_limit

利用可能

installonlypkgs

利用可能

installrootkeep

削除

ip_resolve

利用可能

keepalive

削除

keepcache

利用可能

kernelpkgnames

削除

loadts_ignoremissing

削除

loadts_ignorenewrpm

削除

loadts_ignorerpm

削除

localpkg_gpgcheck

利用可能

logfile

削除

max_connections

削除

mddownloadpolicy

削除

mdpolicy

削除

metadata_expire

利用可能

metadata_expire_filter

削除

minrate

利用可能

mirrorlist_expire

削除

multilib_policy

利用可能

obsoletes

利用可能

override_install_langs

削除

overwrite_groups

削除

password

利用可能

payload_gpgcheck

削除

persistdir

利用可能

pluginconfpath

利用可能

pluginpath

利用可能

plugins

利用可能

protected_multilib

削除

protected_packages

利用可能

proxy

利用可能

proxy_password

利用可能

proxy_username

利用可能

query_install_excludes

削除

recent

利用可能

recheck_installed_requires

削除

remove_leaf_only

削除

repo_gpgcheck

利用可能

repopkgsremove_leaf_only

削除

reposdir

利用可能

reset_nice

利用可能

retries

利用可能

rpmverbosity

利用可能

shell_exit_status

削除

showdupesfromrepos

利用可能

skip_broken

利用可能

skip_missing_names_on_install

削除

skip_missing_names_on_update

削除

ssl_check_cert_permissions

削除

sslcacert

利用可能

sslclientcert

利用可能

sslclientkey

利用可能

sslverify

利用可能

syslog_device

削除

syslog_facility

削除

syslog_ident

削除

throttle

利用可能

timeout

利用可能

tolerant

削除

tsflags

利用可能

ui_repoid_vars

削除

upgrade_group_objects_upgrade

利用可能

upgrade_requirements_on_install

削除

usercache

削除

username

利用可能

usr_w_check

削除

表6.2 /etc/yum/repos.d/*.repo ファイルの設定ファイルオプションの変更点

RHEL 7 オプションRHEL 8 ステータス

async

削除

bandwidth

利用可能

baseurl

利用可能

compare_providers_priority

削除

cost

利用可能

deltarpm_metadata_percentage

削除

deltarpm_percentage

利用可能

enabled

利用可能

enablegroups

利用可能

exclude

利用可能

failovermethod

削除

ftp_disable_epsv

削除

gpgcakey

削除

gpgcheck

利用可能

gpgkey

利用可能

http_caching

削除

includepkgs

利用可能

ip_resolve

利用可能

keepalive

削除

metadata_expire

利用可能

metadata_expire_filter

削除

metalink

利用可能

mirrorlist

利用可能

mirrorlist_expire

削除

name

利用可能

password

利用可能

proxy

利用可能

proxy_password

利用可能

proxy_username

利用可能

repo_gpgcheck

利用可能

repositoryid

削除

retries

利用可能

skip_if_unavailable

利用可能

ssl_check_cert_permissions

削除

sslcacert

利用可能

sslclientcert

利用可能

sslclientkey

利用可能

sslverify

利用可能

throttle

利用可能

timeout

利用可能

ui_repoid_vars

削除

username

利用可能

6.1.4. YUM v4 機能の動作が異なる

YUM v3 機能の一部の挙動が、YUM v4 と異なる可能性があります。この変更がワークフローに影響を及ぼす場合は、「カスタマーポータルでサポートケースを作成および管理する」に従って、Red Hat サポートケースを作成してください。

6.1.4.1. yum list がエントリーを重複して表示

yum list コマンドを使用してパッケージの一覧を表示すると、エントリーが重複して表示される可能性があります。エントリーは、リポジトリー単位で表示されるため、バッケージ名とバージョンが同じものが複数のリポジトリーに存在すると、そのリポジトリーがすべて表示されます。

これは意図的であり、必要に応じて、このようなパッケージを区別できます。

たとえば、repo1 および repo2 で package-1.2 が利用可能な場合、YUM v4 は両方のインスタンスを出力します。

[…​]
package-1.2    repo1
package-1.2    repo2
[…​]

一方、以前のバージョンの YUM v3 コマンドではこのような重複は除外されるため、インスタンスは 1 つしか表示されません。

[…​]
package-1.2    repo1
[…​]

6.2. RPM の主な機能および変更

Red Hat Enterprise Linux 8 (RHEL) には RPM 4.14 が同梱されています。このバージョンでは、RHEL 7 で利用できた RPM 4.11 に対する機能拡張が数多く追加されました。

主な変更には以下のものがあります。

  • 複数の debuginfo パッケージを同時にインストールできます。
  • 弱い依存関係への対応。
  • 豊富なブール型依存関係への対応。
  • 4 GB を超えるファイルのパッケージ化への対応。
  • ファイルトリガーへの対応。
  • 新しい --nopretrans スイッチおよび --noposttrans スイッチはそれぞれ、%pretrans スクリプトレットおよび %posttrans スクリプトレットの実行を無効にします。
  • 新しい --noplugins スイッチは、すべての RPM プラグインの読み込みおよび実行を無効にします。
  • システムロギングプロトコル (syslog) により RPM アクティビティーをロギングする新規の syslog プラグイン。
  • rpmbuild コマンドは、ソースパッケージからすべてのビルド手順を直接実行できるようになりました。

    これは、-r[abpcils] オプションのいずれかと共に rpmbuild を使用すると可能になります。

  • 再インストールモードをサポートします。

    これは、新しい --reinstall オプションにより保証されます。インストールされているパッケージを再インストールするには、次の構文を使用します。

    rpm {--reinstall} [install-options] PACKAGE_FILE

    このオプションにより、新しいパッケージが正しくインストールされ、古いパッケージが削除されます。

  • SSD 保存モードのサポート。

    これは、/usr/lib/rpm/macros ファイルで利用可能な新しい %_minimize_writes マクロで保証されます。マクロは、デフォルトで 0 に設定されます。SSD ディスクへの書き込みを最小にするには、%_minimize_writes を 1 に設定します。

  • RPM ペイロードを tar アーカイブに変換する新しい rpm2archive ユーティリティー。

詳細は「RHEL 8 の新機能」を参照してください。

以下は、主な変更点です。

  • 厳密なスペックパーサー
  • 非冗長モードで出力を確認する簡易署名
  • 再現可能なビルド (同一パッケージを作成するビルド) のサポートの改善

    • ビルド時間の設定
    • ファイルの mtime (ファイル変更日時) の設定
    • buildhost の設定
  • -p オプションを使用して、アンインストールされた PACKAGE_FILE をクエリーすることは任意になりました。このユースケースでは、rpm コマンドが、-p オプションの有無にかかわらず、同じ結果を返すようになりました。-p オプションが必要な唯一のユースケースは、ファイル名が rpmdb データベース内のいずれの Provides とも一致しないことを確認することです。
  • マクロの追加と廃止事項

    • %makeinstall マクロが非推奨になりました。プログラムをインストールするには、代わりに %make_install マクロを使用します。
  • rpmbuild --sign コマンドが非推奨になりました。

    rpmbuild コマンドで --sign オプションを使用することが非推奨になったことに注意してください。既存のパッケージに署名を追加するには、代わりに rpm --addsign を使用します。

第7章 インフラストラクチャーサービス

7.1. 時間同期

正確な時間を維持することは、さまざまな理由で重要です。Linux システムでは、Network Time Protocol (NTP) プロトコルがユーザー空間で実行しているデーモンにより実装されます。

7.1.1. NTP の実装

RHEL 7 がサポートする NTP プロトコルには、ntp および chrony の 2 種類あります。

RHEL 8 の NTP プロトコルは、chronyd デーモンからしか実装されません。このデーモンは、chrony パッケージで提供されます。

ntp デーモンは利用できなくなりました。RHEL 7 システムで ntp を使用していた場合は「chrony への移行」が必要になる場合があります。

chrony が対応していない以前の ntp 機能の代わりとなる機能は、「以前サポートされていた設定を chrony で実現」を参照してください。

7.1.2. chrony スイートの概要

chrony は、NTP の実装で、断続的なネットワーク接続、非常に混雑したネットワーク、気温の変化 (通常のコンピュータークロックは、気温の影響を受けやすくなります)、および継続して実行していないシステム、または仮想マシンで実行しているシステムなど、さまざまな条件で活躍します。

chrony を使用すると、以下のことができます。

  • システムクロックを、NTP サーバーと同期する
  • システムクロックを、GPS レシーバーなどの基準クロックと同期する
  • システムクロックを、手動で入力した時間と同期する
  • ネットワーク内の他のコンピューターにタイムサービスを提供する NTPv4(RFC 5905) サーバーまたはピアとして使用

chrony の詳細は「chrony スイートの概要」を参照してください。

7.1.2.1. chrony と ntp の相違点

chronyntp の相違点は、以下の資料を参照してください。

7.1.2.1.1. chrony が、うるう秒をデフォルトで修正

RHEL 8 では、デフォルトの chrony 設定ファイル /etc/chrony.conf に、leapsectz ディレクティブが含まれます。

leapsectz ディレクティブにより、chronyd で以下のことができます。

  • システムの tz データベース (tzdata) から、うるう秒に関する情報を取得する
  • システムは、システムクロックの TAI-UTC オフセットを設定して、正確な国際原子時 (TAI) クロック (CLOCK_TAI) を提供する

このディレクティブは、leapsecmode ディレクティブおよび smoothtime ディレクティブで設定している chronyd サーバーなど、leap smear を使用してクライアントからうるう秒を隠すサーバーと互換性がありません。クライアントの chronyd を、そのようなサーバーに同期するように設定している場合は、設定ファイルから leapsectz を削除します。

7.1.3. 関連情報

chrony スイートを使用した NTP の設定方法は、「Chrony スイートを使用した NTP の設定」を参照してください。

7.2. BIND - DNS の実装

RHEL 8 には、バージョン 9.11 に BIND (Berkeley Internet Name Domain) が含まれています。このバージョンの DNS サーバーには、バージョン 9.10 と比較して、複数の新機能と機能変更が追加されています。

新機能:

  • セカンダリーサーバー Catalog Zones をプロビジョニングする新しい方法が追加されました。
  • Domain Name System Cookies は、named サービスおよび dig ユーティリティーにより送信されるようになりました。
  • Response Rate Limiting 機能は、DNS 増幅攻撃の軽減を支援できます。
  • RPZ の (response-policy zone) のパフォーマンスが改善しました。
  • map と呼ばれる新しいゾーンファイルが追加されています。このフォーマットに保存されるゾーンファイルは、メモリーに直接マッピングされます。これにより、ゾーンが読み込む速度が大幅に改善します。
  • DNS データの検索、および DNS Security Extensions (DNSSEC) 検証を実行する dig のようなセマンティクスを使用する、delv ツール (ドメインエンティティー検索および検証) が追加されています。
  • 新しい mdig コマンドが利用できるようになりました。このコマンドは、クエリーを送り、次のクエリーを送る前に応答を待つ代わりに、パイプラインで複数のクエリーを送って応答を待つ dig コマンドです。
  • 再帰リゾルバーのパフォーマンスを改善する新しい prefetch オプションが追加されました。
  • ビュー間でゾーンデータを共有できる、新しい in-view ゾーンオプションが追加されました。このオプションが追加されると、新しいビューは、メモリーに複数のコピーを保存せずに、同じゾーンを確実に保存できます。
  • ゾーンに最大の TTL を強制する新しい max-zone-ttl オプションが追加されました。高い TTL を含むゾーンを読み込むと、読み込みに失敗します。動的 DNS (DDNS) により高い TTL を設定することは可能ですが、TTL は切り捨てられます。
  • 新しいクォータは、再帰リゾルバーが、サービス拒否攻撃が発生している権威サーバーに送信するクエリーを制限するために追加されました。
  • nslookup ユーティリティーは、デフォルトで IPv6 アドレスと IPv4 アドレスの両方を検索するようになりました。
  • named サービスは、起動する前に、その他のネームサーバープロセスが実行しているかどうかを確認します。
  • 署名付きゾーンを読み込むと、named が、Resource Record Signature (RSIG) の開始時間が将来時にあるかどうかを確認し、存在する場合はすぐに RRSIG を再生成するようになりました。
  • ゾーン転送は、ネットワーク使用量を低減するメッセージ圧縮を改善するために、より小さいサイズのメッセージを使用するようになりました。

機能変更:

  • 静的チャンネルに対するバージョン 3 の XML スキーマでは、高速解析を行うために、HTTP インターフェースにより、新しい統計および平坦化した XML ツリーが提供されます。古いバージョンの 2 XML スキーマに対応しなくなりました。
  • named サービスは、デフォルトで IPv6 および IPv4 のインターフェースでリッスンするようになりました。
  • named サービスは GeoIP に対応しなくなりました。クエリー送信者の推定位置で定義される Access control lists (ACL) は利用できなくなりました。

7.3. DNS 解決

RHEL 7 では、nslookup ユーティリティーおよび host ユーティリティーが、リストされているネームサーバーからの recursion available フラグなしで、あらゆる応答を許可できるようになりました。RHEL 8 では、nslookuphost は、最後に設定されているネームサーバーでない限り、再帰だけの応答を無視します。最後に設定したネームサーバーでは、recursion available フラグがなくても応答が許可されます。

ただし、最後に設定したネームサーバーが応答しない場合や到達できない場合は、名前解決に失敗します。このような失敗を防ぐためには、以下のいずれかの方法を使用できます。

  • 設定したネームサーバーが、recursion available フラグが設定されている状態で常に応答することを確認します。
  • すべての内部クライアントに再帰を許可します。

必要に応じて、dig ユーティリティーを使用して、再帰が利用可能かどうかを検出することもできます。

7.4. 印刷

7.4.2. CUP ログの場所

CUPS は、ログを 3 種類提供します。

  • エラーログ
  • アクセスログ
  • ページログ

RHEL 8 では、RHEL 7 で使用されていた /var/log/cups ディレクトリーの特定ファイルに、ログが保存されなくなりました。代わりに、その他のプログラムのログと一緒に、3 つのすべてのタイプが、systemd-journald のログに中心的に記録されます。

RHEL 8 で CUPS ログインを使用する方法は『さまざまな種類のサーバーのデプロイメント』を参照してください。

7.4.3. 関連情報

RHEL 8 で印刷を設定する方法は『さまざまな種類のサーバーのデプロイメント』を参照してください。

7.5. パフォーマンスおよび電源管理のオプション

7.5.1. 推奨される Tuned プロファイルの主な変更点

RHEL 8 では、tuned-adm recommend コマンドにより報告される、推奨される Tuned プロファイルが、次のルールに基づいて選択されるようになりました。

  • (syspurpose show コマンドにより報告される) syspurpose ロールには「atomic」が含まれ、以下のようになります。

    • Tuned がベアメタルで実行している場合は、「atomic-host」プロファイルが選択されます。
    • Tuned が仮想マシンで実行している場合は、「atomic-guest」プロファイルが選択されます。
  • Tuned が仮想マシンで実行している場合は、「virtual-guest」プロファイルが選択されます。
  • syspurpose ロールに desktop または workstation が含まれ、シャーシタイプ (dmidecode が報告) が NotebookLaptop、または Portable の場合は、balanced プロファイルが選択されます。
  • 上記のどのルールにも一致しない場合は「throughput-performance」プロファイルが選択されます。

最初に一致したルールが有効になることに注意してください。

7.6. インフラストラクチャーサービスコンポーネントへのその他の変更

本セクションでは、特定のインフラストラクチャーサービスコンポーネントで他に注目すべき変更点を簡単に紹介します。

表7.1 インフラストラクチャーサービスコンポーネントへの主な変更

名前変更の種類関連情報

acpid

オプションの変更

-d (debug) には、-f (foreground) が含まれません。

bind

設定オプションの削除

dnssec-lookaside auto は削除されました。 代わりに no を使用してください。

brltty

設定オプションの変更

--message-delay brltty は、--message-timeout に名前が変更になりました。

brltty

設定オプションの削除

-U [--update-interval=] は削除されました。

brltty

設定オプションの変更

Bluetooth デバイスアドレスに、コロン (:) の代わりにハイフン (-) を使用できるようになりました。デバイス修飾子のエイリアス bth: および bluez: がサポートされなくなりました。

cups

機能の削除

アップストリームでは、セキュリティー上の理由から、インターフェーススクリプトのサポートが削除されました。OS またはプロプライエタリーから提供される ppd およびドライバーを使用します。

cups

ディレクティブオプションの削除

/etc/cups/cupsd.conf の AuthType ディレクティブおよび DefaultAuthType ディレクティブから認証タイプ Digest および BasicDigest が削除されました。Basic に移行してください。

cups

ディレクティブオプションの削除

cupsd.conf から Include が削除されました。

cups

ディレクティブオプションの削除

cups-files.conf から、ServerCertificate および ServerKey が削除されました。代わりに Serverkeychain を参照してください。

cups

ディレクティブ が conf ファイル間を移動

SetEnv および PassEnv を、cupsd.conf から cups-files.conf へ移動しました。

cups

ディレクティブ が conf ファイル間を移動

cupsd.conf から cups-files.confPrintcapFormat を移動しました。

cups-filters

デフォルトの設定変更

cups-browsed が検出したリモート印刷キュー名は、プリンターのデバイス ID に基づいており、リモートの印刷キュー名ではありません。

cups-filters

デフォルトの設定変更

IPP プリンターのキューを自動作成する場合は、CreateIPPPrinterQueuesAll に設定する必要があります。

cyrus-imapd

データフォーマットの変更

Cyrus-imapd 3.0.7 のデータ形式が異なります。

dhcp

オプションの非互換性

-I オプションが standard-ddns-updates に使用されるようになりました。以前の機能 (dhcp-client-identifier) には、新しい -C オプションを使用します。

dosfstools

動作変更

データ構造がクラスターサイズに合わせて自動的に調整されるようになりました。アライメントを無効にするには、-a オプションを使用します。fsck.fat は、以前は -r オプションで選択する必要があった対話式の修復モードがデフォルトに設定されていました。

finger

機能の削除

 

GeoIP

機能の削除

 

grep

動作変更

grep は、現在のロケールをバイナリーとして誤ってエンコードしたデータを含むファイルを扱います。

grep

動作変更

無効な UTF-8 データを指定した場合に、grep -P がエラーを報告して終了しなくなりました。

grep

動作変更

GREP_OPTIONS 環境変数が使用されると、grep が警告を表示するようになりました。代わりにエイリアスまたはスクリプトを使用してください。

grep

動作変更

grep -P では、エラーをエクスポートし、UTF-8 以外のマルチバイトの文字エンコーディングを使用したロケールで終了します。

grep

動作変更

バイナリーデータを検索する場合は、grep が、非テキストバイトをラインターミネーターとして処理できます。パフォーマンスに大きな影響を及ぼします。

grep

動作変更

grep -z が、バイト「\200」をバイナリーデータとして自動的に処理しなくなりました。

grep

動作変更

コンテキストは、-m を使用して除外するように選択した行を、除外しなくなりました。

irssi

動作変更

SSLv2 および SSLv3 がサポート対象外になりました。

lftp

オプションの変更

xfer:log および xfer:log-file が非推奨になりました。log:enabled コマンドおよび log:file コマンドで利用できます。

ntp

機能の削除

ntp は削除されました。代わりに chrony を使用してください。

postfix

設定変更

3.x バージョンには、アップグレード後に後方互換性のデフォルト設定で Postfix プログラムを実行する、互換性のセーフティーネットがあります。

postfix

設定変更

Postfix MySQL データベースクライアントでは、デフォルトの option_group 値が client に変更し、後方互換性のある動作のために、空の値を設定します。

postfix

設定変更

postqueue コマンドが、メッセージの到着時間をすべて UTC に報告することを強制しなくなりました。以前の動作に戻す場合は、main.cf に TZ=UTC を設定します。

postfix

設定変更

ECDHE - smtpd_tls_eecdh_gradeauto にデフォルト設定されます。曲線の名前を持つ新しいパラメーター tls_eecdh_auto_curves はネゴシエートできます。

postfix

設定変更

デフォルトの変更 - append_dot_mydomain (以前は yes で、現在は no)、master.cf chroot (以前は y で、現在は n)、smtputf8 (以前は no で、現在は yes)

postfix

設定変更

デフォルトの変更 - relay_domains (以前は $mydestination で、現在は空)。

postfix

設定変更

mynetworks_style のデフォルト値が、subnet から host へ変更になりました。

powertop

オプションの削除

-d は削除されました。

powertop

オプションの変更

-h は、--html のエイリアスではなくなりました。--help のエイリアスになりました。

powertop

オプションの削除

-u は削除されました。

quagga

機能の削除

 

sendmail

設定変更

sendmail は、圧縮していない IPv6 アドレスをデフォルトで使用します。これにより、より詳細に一致するゼロサブネットを許可します。設定データは同じ形式を使用する必要があるため、8.15 を使用する前に、IPv6:[0-9a-fA-F:]*::IPv6:: などのパターンを更新してください。

spamassasin

コマンドラインオプションの削除

spamd から --ssl-version が削除されました。

spamassasin

サポートされる SSL バージョンへの変更点

spamc および spamd では、SSLv3 がサポートされなくなりました。

spamassasin

機能の削除

sa-update では、フィルタリングルールの SHA1 検証がサポートされなくなり、代わりに SHA256/SHA512 検証が使用されるようになりました。

vim

デフォルトの設定変更

vim は、~/.vimrc ファイルが利用できない場合に default.vim スクリプトを実行します。

vim

デフォルトの設定変更

vim が、端末からの括弧付きペーストをサポートします。以前の動作のために、vimrc に「set t_BE=」を追加します。

vsfptd

デフォルトの設定変更

anonymous_enable が無効になりました。

vsfptd

デフォルトの設定変更

strict_ssl_read_eof はデフォルトで YES になります。

vsfptd

機能の削除

tcp_wrappers がサポート対象外になりました。

vsfptd

デフォルトの設定変更

TLSv1 および TLSv1.1 がデフォルトで無効になりました。

wireshark

Python バインディングの削除

dissector は、Python で記述されなくなりました。代わりに C を使用してください。

wireshark

オプションの削除

非同期の DNS 名前解決の -N オプションのサブオプション -C が削除されています。

wireshark

出力変更

-H オプションを使用すると、出力には SHA1、RIPEMD160、および MD5 のハッシュが表示されなくなりました。表示されるハッシュは、SHA256、RIPEMD160、および SHA1 です。

wvdial

機能の削除

 

第8章 セキュリティー

8.1. コア暗号化コンポーネントの変更点

8.1.1. システム全体の暗号化ポリシーがデフォルトで適用

暗号ポリシーは、Red Hat Enterprise Linux 8 でコア暗号化サブシステムを構成するコンポーネントで、TLS、IPsec、DNSSEC、Kerbero の各プロトコルと、OpenSSH スイートに対応します。これにより、管理者が update-crypto-policies コマンドで選択できる小規模セットのポリシーを提供します。

デフォルト のシステム全体の暗号化ポリシーは、現在の脅威モデルに安全な設定を提供します。TLS プロトコル 1.2 と 1.3、IKEv2 プロトコル、および SSH2 プロトコルが使用できます。RSA 鍵と Diffie-Hellman パラメーターの長さが 2047 ビット以上であれば許可されます。

詳細は、Red Hat ブログの記事「Consistent security by crypto policies in Red Hat Enterprise Linux 8」と、man ページの update-crypto-policies(8) を参照してください。

8.1.2. 安全ではない暗号スイートおよびプロトコルを削除した、強力な暗号デフォルト

以下の一覧には、RHEL 8 のコア暗号化ライブラリーから削除された暗号スイートおよびプロトコルが含まれます。このアプリケーションはソースには存在しないか、またはビルド時にサポートを無効にしているため、アプリケーションは使用できません。

  • DES (RHEL 7 以降)
  • すべてのエクスポートグレードの暗号化スイート (RHEL 7 以降)
  • 署名内の MD5 (RHEL 7 以降)
  • SSLv2 (RHEL 7 以降)
  • SSLv3 (RHEL 8 以降)
  • 224 ビットより小さいすべての ECC 曲線 (RHEL 6 以降)
  • すべてのバイナリーフィールドの ECC 曲線 (RHEL 6 以降)

8.1.3. すべてのポリシーレベルで無効になっている暗号スイートおよびプロトコル

以下の暗号スイートおよびプロトコルは、すべての暗号化ポリシーレベルで無効になっています。これは、各アプリケーションで明示的に有効にした場合に限り利用可能にできます。

  • パラメーターが 1024 ビットより小さい DH
  • 鍵のサイズが 1024 ビットより小さい RSA
  • Camellia
  • ARIA
  • SEED
  • IDEA
  • 完全性のみの暗号スイート
  • SHA-384 HMAC を使用した TLS CBC モード暗号化スイート
  • AES-CCM8
  • TLS 1.3 と互換性がないすべての ECC 曲線 (secp256k1 を含む)
  • IKEv1 (RHEL 8 以降)

8.1.4. FIPS モードへのシステムの切り替え

システム全体の暗号化ポリシーには、連邦情報処理規格 (FIPS) 公開文書 140-2 の要件に準拠した暗号化モジュールのセルフチェックを有効にするポリシーレベルが含まれます。FIPS モードを有効または無効にする fips-mode-setup ツールは、内部的に FIPS のシステム全体の暗号化ポリシーレベルを使用します。

RHEL 8 の FIPS モードにシステムを切り替えるには、以下のコマンドを実行してシステムを再起動します。

# fips-mode-setup --enable

詳細は、man ページの fips-mode-setup(8) を参照してください。

8.1.5. TLS 1.0 および TLS 1.1 が非推奨に

TLS 1.0 プロトコルおよび TLS 1.1 プロトコルは、システム全体の暗号化ポリシーレベル DEFAULT で無効になります。たとえば、Firefox Web ブラウザーのビデオ会議アプリケーションで、非推奨のプロトコルを使用する必要がある場合は、システム全体の暗号化ポリシーを LEGACY レベルに変更してください。

# update-crypto-policies --set LEGACY

詳細は、Red Hat カスタマーポータルのナレッジベース「Strong crypto defaults in RHEL 8 and deprecation of weak crypto algorithms」および man ページの update-crypto-policies(8) を参照してください。

8.1.6. 暗号化ライブラリーにおける TLS 1.3 への対応

今回の更新で、主要なすべてのバックエンド暗号ライブラリーで、TLS (Transport Layer Security) 1.3 が有効になっています。これにより、オペレーティングシステムの通信層でのレイテンシーを短縮し、RSA-PSS、X25519 などの新しいアルゴリズムを使用して、アプリケーションのプライバシーとセキュリティーを強化します。

8.1.7. RHEL 8 で DSA が非推奨に

デジタル署名アルゴリズム (DSA) は、Red Hat Enterprise Linux 8 では非推奨であると考えられています。DSA キーに依存する認証メカニズムはデフォルト設定では機能しません。OpenSSH クライアントは、LEGACY のシステム全体の暗号化ポリシーレベルでも DSA ホストキーを許可しません。

8.1.8. NSSSSL2 Client Hello が非推奨に

TLS (Transport Layer Security) プロトコルバージョン 1.2 以前は、SSL (Secure Sockets Layer) プロトコルバージョン 2 と後方互換性がある形式の Client Hello メッセージを使用してネゴシエーションを開始できます。NSS (Network Security Services) ライブラリーでのこの機能への対応は非推奨となっており、デフォルトで無効になっています。

この機能への対応が必要なアプリケーションを有効にするには、新しい API の SSL_ENABLE_V2_COMPATIBLE_HELLO を使用する必要があります。この機能への対応は、Red Hat Enterprise Linux 8 の将来のリリースから完全に削除される可能性があります。

8.1.9. NSS がデフォルトで SQL を使用

Network Security Services (NSS) ライブラリーは、デフォルトで信頼データベースに SQL ファイル形式を使用するようになりました。以前のリリースでデフォルトのデータベース形式として使用されていた DBM ファイル形式は、マルチプロセスによる同時アクセスに対応せず、アップストリームでは非推奨となっていました。したがって、NSS 信頼データベースを使用するアプリケーションが鍵や証明書を保存し、取消し情報がデフォルトで SQL 形式のデータベースを作成します。レガシーの DBM 形式でデータベースを作成しようとする試みは失敗します。既存の DBM データベースを読み取り専用モードで開くと、自動的に SQL 形式に変換されます。Red Hat Enterprise Linux 6 以降、NSS では SQL ファイル形式に対応します。

8.2. SSH

8.2.1. OpenSSH がバージョン 7.8p1 にリベース

openssh パッケージが、アップストリームバージョン 7.8p1 にアップグレードされました。以下は、主な変更点です。

  • SSH version 1 プロトコルに対応しなくなりました。
  • hmac-ripemd160 メッセージ認証コードに対応しなくなりました。
  • RC4 (arcfour) 暗号に対応しなくなりました。
  • Blowfish 暗号に対応しなくなりました。
  • CAST 暗号に対応しなくなりました。
  • UseDNS オプションのデフォルト値が no に変更になりました。
  • DSA 公開鍵アルゴリズムがデフォルトで無効になりました。
  • Diffie-Hellman パラメーターの最小モジュールサイズが 2048 ビットに変更になりました。
  • ExposeAuthInfo 設定オプションのセマンティクスが変更になりました。
  • UsePrivilegeSeparation=sandbox オプションが必須になったため、無効にできなくなりました。
  • 許可される最小の RSA 鍵のサイズが 1024 ビットに設定されました。

8.2.2. libssh が SSH をコア暗号化コンポーネントとして実装

この変更により、Red Hat Enterprise Linux 8 のコア暗号化コンポーネントとして libssh が導入されました。libssh ライブラリーは、Secure SHell (SSH) プロトコルを実装しています。

libssh は、システム全体の暗号化ポリシーに準拠していません。

8.2.3. RHEL 8 で libssh2 が利用できない

非推奨の libssh2 ライブラリーは、楕円曲線、Generic Security Service Application Program Interface (GSSAPI) などの機能がなく、RHEL 8 では削除され、libssh が使用されます。

8.3. Rsyslog

8.3.1. デフォルトの rsyslog 設定ファイルの形式がレガシーではない

rsyslog パッケージの設定ファイルが、デフォルトで非レガシー形式を使用するようになりました。レガシー形式も使用できますが、現在の設定ステートメントとレガシーの設定ステートメントを混在する場合は制約がいくつかあります。以前の RHEL リリースから引き継がれた設定は修正する必要があります。詳細は、man ページの rsyslog.conf(5) を参照してください。

8.3.2. imjournal オプションと、最小の journald を使用してシステムログを設定

journald がそのファイルをローテートしたときに重複レコードが作成されないようにするために、imjournal オプションが追加されています。このオプションを使用するとパフォーマンスに影響を及ぼします。

ナレッジベースの記事「Configuring system logging without journald」に記載されるように、システムに rsyslog を設定すると、パフォーマンスが向上します。

8.3.3. デフォルトのロギング設定がパフォーマンスに与える悪影響

デフォルトのログ環境設定は、メモリーを 4 GB 以上使用する可能性があり、rsyslogsystemd-journald を実行している場合は、速度制限値の調整が複雑になります。

詳細は、ナレッジベースの記事「Negative effects of the RHEL default logging setup on performance and their mitigations」を参照してください。

8.4. OpenSCAP

8.4.1. OpenSCAP API が統合

この更新により、統合された OpenSCAP 共有ライブラリー API を提供します。63 個のシンボルが削除され、14 個が追加され、4 個で署名が更新されました。OpenSCAP 1.3.0 で削除されたシンボルには以下が含まれます。

  • バージョン 1.2.0 で非推奨とされたシンボル
  • SEAP プロトコルシンボル
  • 内部ヘルパー関数
  • 未使用のライブラリーシンボル
  • 未実装シンボル

8.4.2. コンテナーのセキュリティーおよびコンプライアンススキャンを行うユーティリティーが利用できない

Red Hat Enterprise Linux 7 では、Atomic テクノロジーに基づいた Docker コンテナーのスキャンに、oscap-docker ユーティリティーを使用できました。Red Hat Enterprise Linux 8 では、Docker 関連、および Atomic 関連の OpenSCAP コマンドが利用できません。そのため、RHEL 8 では、コンテナーのセキュリティーおよびコンプライアンススキャンに、oscap-docker または同等のユーティリティーを使用できません。

8.5. Audit

8.5.1. Audit 3.0 で audispdauditd に置き換え

今回の更新で、audispd 機能が auditd に移行しました。したがって、plugins.d 設定オプションが auditd.conf に追加されました。また、plugins.d ディレクトリーが、/etc/audit に移動しました。auditd と、そのプラグインの現在のステータスは、service auditd state コマンドを実行すれば確認できます。

8.6. SELinux

8.6.1. 新しい SELinux ブール値

今回の SELinux システムポリシーの更新により、以下のブール値が追加されました。

  • colord_use_nfs
  • mysql_connect_http
  • pdns_can_network_connect_db
  • ssh_use_tcpd
  • sslh_can_bind_any_port
  • sslh_can_connect_any_port
  • virt_use_pcscd

ブール値の一覧とその意味を取得し、有効かどうかを調べるには、selinux-policy-devel パッケージをインストールして、以下のコマンドを実行します。

# semanage boolean -l

8.6.2. SELinux パッケージが Python 3 に移行

libselinux-python パッケージの機能は、python3-libselinux パッケージで提供されるようになりました。policycoreutils-python は、policycoreutils-python-utils パッケージおよび python3-policycoreutils パッケージに置き換えられました。

8.7. 削除されたセキュリティー機能

8.7.1. shadow-utils では、ユーザー名およびグループ名に数値だけを使用することができなくなる

useradd コマンドおよび groupadd コマンドでは、数値だけのユーザー名とグループ名を使用することができません。ユーザー ID およびグループ ID は数値となるため、数値だけのユーザー名およびグループ名を使用すると、ユーザー名とユーザー ID、またはグループ名とグループ ID を組み合わせて使用するツールで、混乱が生まれるためです。数値だけのユーザー名およびグループ名は、Red Hat Enterprise Linux 7 では非推奨となり、Red Hat Enterprise Linux 8 では完全に対応されなくなりました。

8.7.2. securetty がデフォルトで無効になる

最新の Linux システムでは、tty デバイスファイルの動的な特性により、PAM モジュール securetty はデフォルトで無効になり、/etc/securetty 設定ファイルが RHEL に含まれなくなりました。/etc/securetty には可能なデバイスが多数含まれているため、ほとんど場合は、実用的な効果はデフォルトで許可され、この変更の影響はあまり受けません。より大きな制限を使用する場合は、/etc/pam.d ディレクトリーの適切なファイルに、pam_securetty.so モジュールを有効にする行を追加して、新しい /etc/securetty ファイルを作成する必要があります。

8.7.3. Clevis HTTP ピンが削除される

Clevis の HTTP ピンが RHEL 8 から削除され、サブコマンドの clevis encrypt http が利用できなくなりました。

8.7.4. Coolkey が削除される

スマートカードの Coolkey ドライバーが RHEL 8 から削除されており、その機能が OpenSC から提供されるようになりました。

8.7.5. crypto-utils が削除される

crypto-utils パッケージが RHEL 8 から削除されました。代わりに、openssl パッケージ、gnutls-utils パッケージ、および nss-tools パッケージによるツールを使用できます。

8.7.6. Libreswanから KLIPS が削除される

Red Hat Enterprise Linux 8 では、Kernel IP Security (KLIPS) IPsec スタックのサポートが Libreswanから削除されました。

第9章 ネットワーク

9.1. NetworkManager

9.1.1. 従来のネットワークスクリプトのサポート

Red Hat Enterprise Linux 8 では、ネットワークスクリプトが非推奨となっており、デフォルトでは提供されなくなりました。基本インストールでは、nmcli ツールを介して NetworkManager を呼び出す ifup スクリプトおよび ifdown スクリプトの新しいバージョンが提供されます。Red Hat Enterprise Linux 8 で ifup スクリプトおよび ifdown スクリプトを実行する場合は、NetworkManager が起動している必要があります。

注記

/sbin/ifup-local スクリプト、ifdown-pre-local スクリプト、およびifdown-local スクリプトのカスタムコマンドは実行されません。

このスクリプトが必要な場合は、次のコマンドを使用すれば、システムに非推奨のネットワークスクリプトをインストールできます。

~]# yum install network-scripts

ifup スクリプトおよび ifdown スクリプトが、インストールされた従来のネットワークスクリプトにリンクします。

従来のネットワークスクリプトを呼び出すと、そのスクリプトが非推奨であることを示す警告が表示されます。

9.1.2. NetworkManager が SR-IOV 仮想機能に対応

Red Hat Enterprise Linux 8 では、NetworkManager で、SR-IOV (Single Root I/O virtualization) に対応するインターフェースに仮想ファンクション (VF) の数を設定できます。また、NetworkManager では、MAC アドレス、VLAN、spoof checking 設定、許可されるビットレートなど、仮想関数の属性の一部を設定できます。SR-IOV に関連するプロパティーはすべて、sriov 接続の設定で利用できます。詳細は、man ページの nm-settings(5) を参照してください。

9.1.3. NetworkManager が、接続に対するワイルドカードインターフェースの名前一致に対応

以前は、インターフェース名の完全一致のみを使用して、特定のインターフェースへの接続を制限していました。今回の更新で、接続には、ワイルドカードに対応する新しい match.interface-name プロパティーが含まれるようになりました。この更新により、ワイルドカードパターンを使用した柔軟な方法で、接続用インターフェースを選択できるようになります。

9.1.4. NetworkManager が、ethtool オフロード機能の設定に対応

この機能強化により、NetworkManager は、ethtool オフロード機能の設定に対応するため、init スクリプトまたは NetworkManager ディスパッチャースクリプトを使用しなくなりました。その結果、以下のいずれかの方法を使用して、接続プロファイルの一部としてオフロード機能を設定できるようになりました。

  • nmcli ユーティリティーを使用
  • /etc/NetworkManager/system-connections/ ディレクトリーの鍵ファイルを編集
  • /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-* ファイルを編集

この機能は、現在、グラフィカルインターフェースと nmtui ユーティリティーでは対応していないことに注意してください。

9.1.5. NetworkManager が、デフォルトで内部 DHCP プラグインを使用するようになる

NetworkManager は、DHCP プラグインの internal および dhclient に対応します。デフォルトでは、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7 の NetworkManagerdhclient を使用し、RHEL 8 では 内部 プラグインを使用します。特定の状況では、プラグインの動作が異なります。たとえば、dhclient は、/etc/dhcp/ ディレクトリーで指定されている追加設定を使用できます。

RHEL 7 から RHEL 8 にアップグレードした際に NetworkManager の動作が異なる場合は、dhclient プラグインを使用するために、/etc/NetworkManager/NetworkManager.conf ファイルの [main] セクションに、以下の設定を追加します。

[main]
dhcp=dhclient

9.1.6. RHEL 8 では、NetworkManager-config-server パッケージがデフォルトでインストールされない

NetworkManager-config-server パッケージは、セットアップ中にベース環境の Server または Server with GUI のいずれかを選択した場合に限り、デフォルトでインストールされます。別の環境を選択した場合は、yum install NetworkManager-config-server コマンドを使用してパッケージをインストールします。

9.2. パケットのフィルタリング

9.2.1. nftables が、iptables を、デフォルトのネットワークパケットフィルタリングのフレークワークとして置き換え

nftables フレームワークは、パケットの分類機能を提供し、iptables ツール、ip6tables ツール、arptables ツール、および ebtables ツールの後継となります。利便性、機能、パフォーマンスにおいて、以前のパケットフィルタリングツールに多くの改良が追加されました。以下に例を示します。

  • 線形処理の代わりにルックアップテーブルを使用
  • IPv4 プロトコルおよび IPv6 プロトコルに対する 1 つのフレームワーク
  • 完全ルールセットのフェッチ、更新、および保存を行わず、すべてアトミックに適用されるルール
  • ルールセットにおけるデバッグおよびトレースへの対応 (nftrace) およびトレースイベントの監視 (nft ツール)
  • より統一されたコンパクトな構文、プロトコル固有の拡張なし
  • サードパーティーのアプリケーション用 Netlink API

iptables と同様、nftables は、チェーンを保存するテーブルを使用します。このチェーンには、アクションを実行する個々のルールが含まれます。nft ツールは、以前のパケットフィルタリングフレームワークのツールをすべて置き換えます。libnftables ライブラリーは、libmnl ライブラリーの Netlink API nftables で、低レベルの対話のために使用できます。

iptables ツール、ip6tables ツール、ebtables ツール、および arptables ツールは、nftables ベースの同じ名前のドロップインツールに置き換えられました。外部の挙動は従来のものと同じですが、内部的には必要に応じて互換インターフェースを通して、従来の netfilter カーネルモジュールを使用した nftables を使用します。

nftables ルールセットに対するモジュールの効果は、nft list ruleset コマンドを使用して確認できます。これらのツールは、テーブル、チェーン、およびルールを nftables ルールセットに追加するため、nft flush ruleset コマンドなどの nftables ルールセット操作は、先に別の従来のコマンドを使用してインストールしたルールセットに影響を及ぼす可能性があることに注意してください。

どの種類のツールが存在するかをすばやく特定するために、バージョン情報にバックエンド名が追加されるようになりました。RHEL 8 では、nftables ベースの iptables ツールで、次のバージョン文字列が出力されます。

$ iptables --version
iptables v1.8.0 (nf_tables)

一方、従来の iptables ツールが存在する場合は、次のバージョン情報が出力されます。

$ iptables --version
iptables v1.8.0 (legacy)

9.2.2. RHEL 8 で、フィルターテーブルから Arptables FORWARD が削除される

arptables の FORWARD チェーン機能は、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8 から削除されました。ebtables ツールの FORWARD チェーンを使用して、ルールを追加できるようになりました。

9.2.3. iptables-ebtables の出力の一部が、ebtables と互換性がない

RHEL 8 では、ebtables コマンドは、iptables-ebtables パッケージが提供します。ここには、このツールが nftables ベースで再実装されています。このツールには別のコードベースがあり、その出力は、側面が異なる場合があるため、無視できるか、設計上の選択を慎重に検討する必要があります。

したがって、ebtables 出力を解析するスクリプトを移行する際に、以下を反映するスクリプトを調整します。

  • MAC アドレスの書式が、長さが固定されるように変更されました。octet 値では、2 文字の書式を維持するために、必要に応じて、個々のバイト値の前にゼロが含まれます。
  • IPv6 接頭辞の形式が、RFC 4291 に準拠するように変更になりました。スラッシュ文字の後ろの終了部分には、IPv6 アドレスフォーマットのネットマスクが含まなくなりましたが、プレフィックス長は含まれます。この変更は、有効な (左連続の) マスクにしか適用されませんが、それ以外の場合は、古い形式で印刷されます。

9.2.4. iptablesnftables に変換する新しいツール

今回の更新で、既存の iptables ルールまたは ip6tables ルールを、nftables で同等のルールに変換する iptables-translate ツールおよび ip6tables-translate ツールが追加されました。拡張機能によっては変換機能がない場合もあります。変換機能がない拡張機能が存在する場合は、ツールにより、その前に # 記号が付いた未変換ルールが出力されます。以下に例を示します。

| % iptables-translate -A INPUT -j CHECKSUM --checksum-fill
| nft # -A INPUT -j CHECKSUM --checksum-fill

また、ユーザーは、iptables-restore-translate ツールおよび ip6tables-restore-translate ツールを使用して、ルールのダンプを変換できます。その前に、iptables-save コマンドまたは ip6tables-save コマンドを使用して、現在のルールのダンプを出力できます。以下に例を示します。

| % sudo iptables-save >/tmp/iptables.dump
| % iptables-restore-translate -f /tmp/iptables.dump
| # Translated by iptables-restore-translate v1.8.0 on Wed Oct 17 17:00:13 2018
| add table ip nat
| ...

9.3. wpa_supplicant の変更点

9.3.1. journalctlwpa_supplicant ログを読み込む

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8 の wpa_supplicant パッケージは、CONFIG_DEBUG_SYSLOG が有効になった状態で構築されています。これにより、/var/log/wpa_supplicant.log ファイルの内容を確認する代わりに、journalctl ユーティリティーを使用して wpa_supplicant ログを読み取ることができます。

9.3.2. wpa_supplicant のワイヤレス拡張に対する compile-time サポートが無効になっている

wpa_supplicant パッケージでは、ワイヤレス拡張に対応していません。コマンドラインの引数として wext を使用する場合、またはワイヤレス拡張にのみ対応する古いアダプターのみを使用する場合は、wpa_supplicant デーモンを実行できません。

9.4. 新しいデータチャンクタイプ I-DATA が SCTP に追加

今回の更新で、新しいデータチャンクタイプ (I-DATA)、およびストリームスケジューラーが SCTP (Stream Control Transmission Protocol) に追加されました。以前は、ユーザーが送信する順序で SCTP がユーザーメッセージを送信していました。このため、SCTP ユーザメッセージが大きくなると、送信が完了するまで、ストリーム内の他のすべてのメッセージがブロックされていました。I-DATA チャンクを使用している場合は、Transmission Sequence Number (TSN) フィールドがオーバーロードされません。そのため、SCTP ではさまざまな方法でストリームをスケジュールできるようになり、I-DATA ではユーザーメッセージのインターリーブ (RFC 8260) が可能になりました。両方のピアが I-DATA チャンクタイプに対応する必要があることに注意してください。

9.5. RHEL 8 における TCP の新機能

Red Hat Enterprise Linux 8 には、TCP ネットワーキングスタックバージョン 4.18 が同梱され、より高いパフォーマンスおよび安定性と、より優れたスケーラビリティーが提供されます。特に、入力接続率が高い、ビジー状態の TCP サーバーのパフォーマンスが向上します。

また、2 つの新しい TCP 輻輳制御アルゴリズム (BBR および NV) が利用でき、ほとんどのシナリオで、キュービックよりもレイテンシーが短く、スループットも良くなります。

9.5.1. RHEL 8 における TCP BBR への対応

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8 では、新しい TCP 輻輳制御アルゴリズムである BBR (Bottleneck Bandwidth and Round-trip time) に対応するようになりました。BBR は、ボトルネックリンクおよびラウンドトリップ時間 (RTT) の帯域幅を決定します。ほとんどの輻輳アルゴリズムは、パケットロス (デフォルトの Linux TCP 輻輳制御アルゴリズムである CUBIC を含む) に基づいており、高スループットのリンクの問題をかかえています。BBR は、損失イベントに直接反応せず、利用可能な帯域幅をそれと一致させて、TCP ペーシングレートを調整します。TCP BBR を使用する場合は、関係するすべてのインターフェースの fq キュー設定に切り替える必要があります。

ユーザーが明示的に fq を使用し、fq_codel は使用しないことに注意してください。

詳細は、man ページの tc-fq を参照してください。

9.7. ネットワークインターフェース名の変更

Red Hat Enterprise Linux 8 では、RHEL 7 と同じ一貫性のあるネットワークデバイス命名スキームがデフォルトで使用されます。ただし、一部のカーネルドライバー (e1000enfpqedesfctg3bnxt_en など) では、RHEL 8 の新規インストールで一貫した名前が変更になりました。ただし、RHEL 7 からアップグレードする場合はこの名前が保持されます。

9.8. tc コマンドの -ok オプションが削除される

tc コマンドの -ok オプションが、Red Hat Enterprise Linux 8 から削除されました。回避策として、カーネルを使用した netlink から直接通信するコードを実装できます。受け取った応答メッセージは、送信した要求の完了およびステータスを示します。時間がそれほど重要ではないアプリケーションに対する別の方法は、各コマンドに対して個別に tc を呼び出すことです。これは、カスタムスクリプトで発生する可能性があります。これは、成功したそれぞれの tc 起動に対して OK を出力することで、tc -batch 動作をシミュレートします。

第10章 カーネル

10.1. リソース制御

10.1.1. RHEL 8 で、Control Group v2 がテクノロジーグループとして利用可能

Control Group v2 メカニズムは、統一された階層制御グループです。Control Group v2 は、プロセスを階層的に編成し、制御された設定可能な方法で、階層に従ってシステムリソースを分配します。

以前のバージョンとは異なり、control group v2 には階層が 1 つしかありません。このように階層が単純であるため、Linux カーネルでは次のことが可能になります。

  • 所有者の役割に基づいたプロセスの分類
  • 複数の階層でポリシーが競合する問題の解消

Control group v2 は、非常に多くのコントローラーに対応します。

  • CPU コントローラーにより、CPU サイクルの配分が調整されます。このコントローラーには以下が実装されています。

    • 通常のスケジューリングポリシーに対する重みおよび絶対帯域幅制限のモデル
    • 実時間スケジューリングポリシーに対する絶対帯域幅割り当てモデル
  • メモリーコントローラーは、メモリー配分を調整します。現在、次の種類のメモリー使用量が追跡されます。

    • ユーザー側のメモリー (ページキャッシュと匿名メモリー)
    • dentry、inode などのカーネルデータ構造
    • TCP ソケットバッファー
  • I/O コントローラーは、I/O リソースの配分を制限します。
  • Remote Direct Memory Access (RDMA) コントローラーは、一部のプロセスが使用できる、RDMA/IB に固有のリソースを制限します。このプロセスは、RDMA コントローラーによりグループ化されます。
  • プロセス番号コントローラーは、特定の制限後に、コントロールグループが、新しいタスクが fork() されない、または clone() されないようにできます。
  • Writeback コントローラーがメカニズムとして動作します。これは、I/O コントローラーとメモリーコントローラーとの間の矛盾が相殺されます。

上記の情報は、cgroups-v2 オンラインドキュメント に基づいています。ここでは、個別の control group v2 コントローラーに関する詳細を取得できます。

10.2. メモリーの管理

10.2.1. 64 ビット ARM に 52 ビット PA が利用可能

今回の更新で、64 ビット ARM アーキテクチャー用の 52 ビット物理アドレッシング (PA) に対応するようになりました。これにより、以前の 48 ビットの PA よりも大きな物理アドレス空間が提供されます。

10.2.2. 5 レベルのページテーブル x86_64

Red Hat Enterprise Linux 7 での既存のメモリーバスには、48/46 ビットの仮想または物理のメモリーアドレス機能があり、Linux カーネルが、4 つのレベルのページテーブルを実装して、物理アドレスへの仮想アドレスを管理します。物理バスのアドレス線は、物理メモリーの容量の上限を 64 TB に制限します。

この制限は、57/52 ビットの仮想および物理のメモリーアドレスにより、128 PiB の仮想アドレス空間 (64PB ユーザー/64PB カーネル) と、4 PB の物理メモリーの容量まで拡張されました。

拡張アドレス範囲を使用して、Red Hat Enterprise Linux 8 のメモリー管理では、5 レベルのページテーブルの実装への対応が追加され、拡張アドレス範囲を処理します。デフォルトでは、RHEL8 は、この機能に対応するシステムでも、5 レベルのページテーブルの対応を無効にします。これにより、仮想または物理のアドレス領域の拡張が必要ない場合に 5 レベルのページテーブルを使用すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。起動引数は、この機能に対応するハードウェアを搭載するシステムがそれを使用できるようにします。

10.3. パフォーマンス分析と可観測性ツール

10.3.1. カーネルに bpftool が追加される

eBPF (extended Berkeley Packet Filtering) に基づくプログラムとマップを利用した、調査と簡単な操作に役立つ bpftool ユーティリティーが Linux カーネルに追加されました。bpftool はカーネルソースツリーの一部で、bpftool パッケージにより提供されます。これは、kernel パッケージのサブパッケージとして同梱されます。

10.3.2. eBPF がテクノロジープレビューとして利用可能に

eBPF (extended Berkeley Packet Filtering) 機能は、テクノロジープレビューとして、ネットワーキングおよび追跡の両方に利用できます。eBPF を使用すると、ユーザー空間でカスタムプログラムをさまざまなポイント (ソケット、トレースポイント、パケット受信) に接続し、データを受信して処理できます。この機能には、新しいシステムコール bpf() が含まれます。これは、様々な種類のマップの作成と、様々な種類のプログラムの更新に対応します。bpf() は、root など、CAP_SYS_ADMIN が付与されているユーザーのみが利用できます。詳細は、man ページの bpf(2) を参照してください。

10.3.3. BCC がテクノロジープレビューとして利用可能に

BPF コンパイラーコレクション (BCC) は、Red Hat Enterprise Linux 8 でテクノロジープレビューとして利用できる、効率的なカーネルの追跡および操作プログラムを作成するユーザー空間ツールパッケージです。BCC は、eBPF (extended Berkeley Packet Filtering) を使用して、Linux オペレーティングシステムの I/O 解析、ネットワーキング、およびモニタリング用のツールを提供します。

10.4. ブートプロセス

10.4.1. RHEL 8 のカスタムカーネルをインストールしてシステムを起動する方法

Boot Loader Specification (BLS) は、スキームと、ファイルフォーマットを定義して、ドロップインディレクトリーの各起動オプションで、ブートローダー設定を管理します。それぞれのドロップイン設定ファイルを操作する必要はありません。Red Hat Enterprise Linux 8 では、すべてのアーキテクチャーで同じブートローダーを使用していないため、Red Hat Enterprise Linux 8 には特に関係があります。

  • Open Firmware を使用する x86_64aarch64、および ppc64leGRUB2 を使用する
  • Open Power Abstraction Layer (OPAL) を使用する ppc64lePetitboot を使用する
  • s390xzipl を使用する

各ブートローダーには、新しいカーネルがインストールまたは削除された場合に修正が必要な設定ファイルおよびフォーマットが異なります。以前のバージョンの Red Hat Enterprise Linux では、grubby ユーティリティーが、この動作を可能にするコンポーネントでした。ただし、Red Hat Enterprise Linux 8 の場合、ブートローダーの設定は、BLS ファイル形式の実装により標準化されました。ここでは、grubby は、BLS 操作のシンラッパーとして動作します。

第11章 ハードウェアの有効化

11.1. 削除されたハードウェアサポート

本セクションでは、RHEL 7 ではサポートされ、RHEL 8.0 では利用できなくなったデバイスドライバーおよびアダプターの一覧が表示されます。

11.1.1. 削除したデバイスのドライバー

次のデバイスドライバーのサポートは、RHEL 8 から削除されました。

  • 3w-9xxx
  • 3w-sas
  • aic79xx
  • aoe
  • arcmsr
  • ata ドライバー:

    • acard-ahci
    • sata_mv
    • sata_nv
    • sata_promise
    • sata_qstor
    • sata_sil
    • sata_sil24
    • sata_sis
    • sata_svw
    • sata_sx4
    • sata_uli
    • sata_via
    • sata_vsc
  • bfa
  • cxgb3
  • cxgb3i
  • e1000
  • floppy
  • hptiop
  • initio
  • isci
  • iw_cxgb3
  • mptbase
  • mptctl
  • mptsas
  • mptscsih
  • mptspi
  • mtip32xx
  • mvsas
  • mvumi
  • OSD ドライバー:

    • osd
    • libosd
  • osst
  • pata ドライバー:

    • pata_acpi
    • pata_ali
    • pata_amd
    • pata_arasan_cf
    • pata_artop
    • pata_atiixp
    • pata_atp867x
    • pata_cmd64x
    • pata_cs5536
    • pata_hpt366
    • pata_hpt37x
    • pata_hpt3x2n
    • pata_hpt3x3
    • pata_it8213
    • pata_it821x
    • pata_jmicron
    • pata_marvell
    • pata_netcell
    • pata_ninja32
    • pata_oldpiix
    • pata_pdc2027x
    • pata_pdc202xx_old
    • pata_piccolo
    • pata_rdc
    • pata_sch
    • pata_serverworks
    • pata_sil680
    • pata_sis
    • pata_via
    • pdc_adma
  • pm80xx(pm8001)
  • pmcraid
  • qla3xxx
  • stex
  • sx8
  • tulip
  • ufshcd
  • ワイヤレスドライバー:

    • carl9170
    • iwl4965
    • iwl3945
    • mwl8k
    • rt73usb
    • rt61pci
    • rtl8187
    • wil6210

11.1.2. 削除されたアダプター

以下に記載のアダプターのサポートは RHEL 8 から削除されました。上記のドライバーのアダプター以外のサポートは変更しません。

PCI ID は、vendor:device:subvendor:subdevice の形式です。subdevice エントリーまたは subvendor:subdevice エントリーが一覧にない場合は、そのような不明なエントリーの値を持つデバイスが削除されています。

ご使用のシステムでハードウェアの PCI ID を確認するには、lspci -nn コマンドを実行します。

  • aacraid ドライバーから次のアダプターが削除されました。

    • PERC 2/Si (Iguana/PERC2Si)、PCI ID 0x1028:0x0001:0x1028:0x0001
    • PERC 3/Di (Opal/PERC3Di)、PCI ID 0x1028:0x0002:0x1028:0x0002
    • PERC 3/Si (SlimFast/PERC3Si)、PCI ID 0x1028:0x0003:0x1028:0x0003
    • PERC 3/Di (Iguana FlipChip/PERC3DiF)、PCI ID 0x1028:0x0004:0x1028:0x00d0
    • PERC 3/Di (Viper/PERC3DiV)、PCI ID 0x1028:0x0002:0x1028:0x00d1
    • PERC 3/Di (Lexus/PERC3DiL)、PCI ID 0x1028:0x0002:0x1028:0x00d9
    • PERC 3/Di (Jaguar/PERC3DiJ)、PCI ID 0x1028:0x000a:0x1028:0x0106
    • PERC 3/Di (Dagger/PERC3DiD)、PCI ID 0x1028:0x000a:0x1028:0x011b
    • PERC 3/Di (Boxster/PERC3DiB)、PCI ID 0x1028:0x000a:0x1028:0x0121
    • catapult、PCI ID 0x9005:0x0283:0x9005:0x0283
    • tomcat、PCI ID 0x9005:0x0284:0x9005:0x0284
    • Adaptec 2120S (Crusader)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0286
    • Adaptec 2200S (Vulcan)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0285
    • Adaptec 2200S (Vulcan-2m)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0287
    • Legend S220 (Legend Crusader)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x17aa:0x0286
    • Legend S230 (Legend Vulcan)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x17aa:0x0287
    • Adaptec 3230S (Harrier)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0288
    • Adaptec 3240S (Tornado)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0289
    • ASR-2020ZCR SCSI PCI-X ZCR (Skyhawk)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x028a
    • ASR-2025ZCR SCSI SO-DIMM PCI-X ZCR (Terminator)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x028b
    • ASR-2230S + ASR-2230SLP PCI-X (Lancer)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x9005:0x028c
    • ASR-2130S (Lancer)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x9005:0x028d
    • AAR-2820SA (Intruder)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x9005:0x029b
    • AAR-2620SA (Intruder)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x9005:0x029c
    • AAR-2420SA (Intruder)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x9005:0x029d
    • ICP9024RO (Lancer)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x9005:0x029e
    • ICP9014RO (Lancer)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x9005:0x029f
    • ICP9047MA (Lancer)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x9005:0x02a0
    • ICP9087MA (Lancer)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x9005:0x02a1
    • ICP5445AU (Hurricane44)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x9005:0x02a3
    • ICP9085LI (Marauder-X)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x02a4
    • ICP5085BR (Marauder-E)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x02a5
    • ICP9067MA (Intruder-6)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x9005:0x02a6
    • Themisto Jupiter Platform、PCI ID 0x9005:0x0287:0x9005:0x0800
    • Themisto Jupiter Platform、PCI ID 0x9005:0x0200:0x9005:0x0200
    • Callisto Jupiter Platform、PCI ID 0x9005:0x0286:0x9005:0x0800
    • ASR-2020SA SATA PCI-X ZCR (Skyhawk)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x028e
    • ASR-2025SA SATA SO-DIMM PCI-X ZCR (Terminator)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x028f
    • AAR-2410SA PCI SATA 4ch (Jaguar II)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0290
    • CERC SATA RAID 2 PCI SATA 6ch (DellCorsair)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0291
    • AAR-2810SA PCI SATA 8ch (Corsair-8)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0292
    • AAR-21610SA PCI SATA 16ch (Corsair-16)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0293
    • ESD SO-DIMM PCI-X SATA ZCR (Prowler)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0294
    • AAR-2610SA PCI SATA 6ch、PCI ID 0x9005:0x0285:0x103C:0x3227
    • ASR-2240S (SabreExpress)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0296
    • ASR-4005、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0297
    • IBM 8i (AvonPark)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x1014:0x02F2
    • IBM 8i (AvonPark Lite)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x1014:0x0312
    • IBM 8k/8k-l8 (Aurora)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x1014:0x9580
    • IBM 8k/8k-l4 (Aurora Lite)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x1014:0x9540
    • ASR-4000 (BlackBird)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0298
    • ASR-4800SAS (Marauder-X)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x0299
    • ASR-4805SAS (Marauder-E)、PCI ID 0x9005:0x0285:0x9005:0x029a
    • ASR-3800 (Hurricane44)、PCI ID 0x9005:0x0286:0x9005:0x02a2
    • Perc 320/DC、PCI ID 0x9005:0x0285:0x1028:0x0287
    • Adaptec 5400S (Mustang)、PCI ID 0x1011:0x0046:0x9005:0x0365
    • Adaptec 5400S (Mustang)、PCI ID 0x1011:0x0046:0x9005:0x0364
    • Dell PERC2/QC、PCI ID 0x1011:0x0046:0x9005:0x1364
    • HP NetRAID-4M、PCI ID 0x1011:0x0046:0x103c:0x10c2
    • Dell Catchall、PCI ID 0x9005:0x0285:0x1028
    • Legend Catchall、PCI ID 0x9005:0x0285:0x17aa
    • Adaptec Catch All、PCI ID 0x9005:0x0285
    • Adaptec Rocket Catch All、PCI ID 0x9005:0x0286
    • Adaptec NEMER/ARK Catch All、PCI ID 0x9005:0x0288
  • mpt2sas ドライバーから次のアダプターが削除されました。

    • SAS2004、PCI ID 0x1000:0x0070
    • SAS2008、PCI ID 0x1000:0x0072
    • SAS2108_1、PCI ID 0x1000:0x0074
    • SAS2108_2、PCI ID 0x1000:0x0076
    • SAS2108_3、PCI ID 0x1000:0x0077
    • SAS2116_1、PCI ID 0x1000:0x0064
    • SAS2116_2、PCI ID 0x1000:0x0065
    • SSS6200、PCI ID 0x1000:0x007E
  • megaraid_sas ドライバーから次のアダプターが削除されました。

    • Dell PERC5、PCI ID 0x1028:0x0015
    • SAS1078R、PCI ID 0x1000:0x0060
    • SAS1078DE、PCI ID 0x1000:0x007C
    • SAS1064R、PCI ID 0x1000:0x0411
    • VERDE_ZCR、PCI ID 0x1000:0x0413
    • SAS1078GEN2、PCI ID 0x1000:0x0078
    • SAS0079GEN2、PCI ID 0x1000:0x0079
    • SAS0073SKINNY、PCI ID 0x1000:0x0073
    • SAS0071SKINNY、 PCI ID 0x1000:0x0071
  • qla2xxx ドライバーから次のアダプターが削除されました。

    • ISP24xx、PCI ID 0x1077:0x2422
    • ISP24xx、PCI ID 0x1077:0x2432
    • ISP2422、PCI ID 0x1077:0x5422
    • QLE220、PCI ID 0x1077:0x5432
    • QLE81xx、PCI ID 0x1077:0x8001
    • QLE10000、PCI ID 0x1077:0xF000
    • QLE84xx、PCI ID 0x1077:0x8044
    • QLE8000、PCI ID 0x1077:0x8432
    • QLE82xx、PCI ID 0x1077:0x8021
  • qla4xxx ドライバーから次のアダプターが削除されました。

    • QLOGIC_ISP8022、PCI ID 0x1077:0x8022
    • QLOGIC_ISP8324、PCI ID 0x1077:0x8032
    • QLOGIC_ISP8042、PCI ID 0x1077:0x8042
  • be2iscsi ドライバーから次のアダプターが削除されました。

    • BladeEngine 2 (BE2) デバイス

      • BladeEngine2 10Gb iSCSI Initiator (汎用)、PCI ID 0x19a2:0x212
      • OneConnect OCe10101、OCm10101、OCe10102、OCm10102 BE2 アダプターファミリー、PCI ID 0x19a2:0x702
      • OCe10100 BE2 アダプターファミリー、PCI ID 0x19a2:0x703
    • BladeEngine 3 (BE3) デバイス

      • OneConnect TOMCAT iSCSI、PCI ID 0x19a2:0x0712
      • BladeEngine3 iSCSI、PCI ID 0x19a2:0x0222
  • be2net ドライバーが制御する次のイーサネットアダプターが削除されました。

    • BladeEngine 2 (BE2) デバイス

      • OneConnect TIGERSHARK NIC、PCI ID 0x19a2:0x0700
      • BladeEngine2 Network Adapter、PCI ID 0x19a2:0x0211
    • BladeEngine 3 (BE3) デバイス

      • OneConnect TOMCAT NIC、PCI ID 0x19a2:0x0710
      • BladeEngine3 Network Adapter、PCI ID 0x19a2:0x0221
  • lpfc ドライバーから次のアダプターが削除されました。

    • BladeEngine 2 (BE2) デバイス

      • OneConnect TIGERSHARK FCoE、PCI ID 0x19a2:0x0704
    • BladeEngine 3 (BE3) デバイス

      • OneConnect TOMCAT FCoE、PCI ID 0x19a2:0x0714
    • ファイバーチャンネル (FC) デバイス

      • FIREFLY、PCI ID 0x10df:0x1ae5
      • PROTEUS_VF、PCI ID 0x10df:0xe100
      • BALIUS、PCI ID 0x10df:0xe131
      • PROTEUS_PF、PCI ID 0x10df:0xe180
      • RFLY、PCI ID 0x10df:0xf095
      • PFLY、PCI ID 0x10df:0xf098
      • LP101、PCI ID 0x10df:0xf0a1
      • TFLY、PCI ID 0x10df:0xf0a5
      • BSMB、PCI ID 0x10df:0xf0d1
      • BMID、PCI ID 0x10df:0xf0d5
      • ZSMB、PCI ID 0x10df:0xf0e1
      • ZMID、PCI ID 0x10df:0xf0e5
      • NEPTUNE、PCI ID 0x10df:0xf0f5
      • NEPTUNE_SCSP、PCI ID 0x10df:0xf0f6
      • NEPTUNE_DCSP、PCI ID 0x10df:0xf0f7
      • FALCON、PCI ID 0x10df:0xf180
      • SUPERFLY、PCI ID 0x10df:0xf700
      • DRAGONFLY、PCI ID 0x10df:0xf800
      • CENTAUR、PCI ID 0x10df:0xf900
      • PEGASUS、PCI ID 0x10df:0xf980
      • THOR、PCI ID 0x10df:0xfa00
      • VIPER、PCI ID 0x10df:0xfb00
      • LP10000S、PCI ID 0x10df:0xfc00
      • LP11000S、PCI ID 0x10df:0xfc10
      • LPE11000S、PCI ID 0x10df:0xfc20
      • PROTEUS_S、PCI ID 0x10df:0xfc50
      • HELIOS、PCI ID 0x10df:0xfd00
      • HELIOS_SCSP、PCI ID 0x10df:0xfd11
      • HELIOS_DCSP、PCI ID 0x10df:0xfd12
      • ZEPHYR、PCI ID 0x10df:0xfe00
      • HORNET、PCI ID 0x10df:0xfe05
      • ZEPHYR_SCSP、PCI ID 0x10df:0xfe11
      • ZEPHYR_DCSP、PCI ID 0x10df:0xfe12
    • Lancer FCoE CNA デバイス

      • OCe15104-FM、PCI ID 0x10df:0xe260
      • OCe15102-FM、PCI ID 0x10df:0xe260
      • OCm15108-F-P、PCI ID 0x10df:0xe260

11.1.3. 削除されたその他のハードウェアサポート

11.1.3.1. FCoE ソフトウェアの削除

FCoE (Fibre Channel over Ethernet) ソフトウェアは、Red Hat Enterprise Linux 8 から削除されました。これにより、Ethernet アダプターおよびドライバーで、ソフトウェア FCoE インターフェースで作成するのに fcoe.ko カーネルモジュールが利用できなくなりました。この変更は、業界でソフトウェア管理 FCoE が採用されていないことが原因です。

Red Hat Enterprise 8 に固有の変更には以下が含まれます。

  • fcoe.ko カーネルモジュールが利用できなくなりました。これにより、Data Center Bridging が有効な Ethernet アダプターおよびドライバーを使用したソフトウェア FCoE のサポートが削除されます。
  • lldpad を使用して DCBX (Data Center Bridging eXchange) を介したリンクレベルのソフトウェア構成が、FCoE ではサポートされなくなりました。

    • fcoe-utils ツール (特に fcoemon) は、デフォルトで設定され、DCB 設定を検証せず、lldpad と通信しません。
    • fcoemonlldpad 統合が永続的に無効になる可能性があります。
  • libhbaapi ライブラリーおよび libhbalinux ライブラリーは、fcoe-utils からは使用されず、Red Hat のテストも受けなくなります。

以下のサポートは変更しません。

  • オペレーティングシステムへの Fibre Channel アダプターとして表示される、現在サポートされるオフロード FCoE アダプターは、別途記載がない限り、fcoe-utils 管理ツールを使用しません。これは、lpfc FC ドライバーによりサポートされているアダプターを選択します。bfa ドライバーは、Red Hat Enterprise Linux 8 には含まれないことに注意してください。
  • 現在サポートされるオフロードの FCoE アダプターは、fcoe-utils 管理ツールを使用していますが、別途記載がない限り、fcoe.ko の代わりに独自のカーネルドライバーを使用し、ドライバーやファームウェアに DCBX 設定を管理します。fnic ドライバー、bnx2fc ドライバー、および qedf ドライバーは、引き続き Red Hat Enterprise Linux 8 で完全に対応します。
  • 対応する一部のドライバーに必要なカーネルモジュール libfc.ko および libfcoe.ko は、上記で説明されています。

詳細は「Software FCoE および Fibre Channel ではターゲットモードに対応しない」を参照してください。

11.1.3.2. RHEL 8 では e1000 ネットワークドライバーに対応しない

Red Hat Enterprise Linux 8 は、e1000 ネットワークドライバーに対応していません。これは、ベアメタルおよび仮想化の両方に影響します。ただし、新しいバージョンの e1000e ネットワークドライバーが、引き続き RHEL 8 でフルサポートとなります。

11.1.3.3. RHEL 8 では tulip ドライバーに対応しない

この更新で、tulip ネットワークドライバーへの対応は終了しました。したがって、Microsoft Hyper-V ハイパーバイザーの Generation 1 仮想マシンで RHEL 8 を使用すると、「Legacy Network Adapter」デバイスが動作しないため、仮想マシンの PXE インストールに失敗します。

PXE インストールを起動するには、Generation 2 Hyper-V 仮想マシンに RHEL 8 をインストールします。RHEL 8 Generation 1 仮想マシンが必要な場合は ISO インストールを使用します。

11.1.3.4. qla2xxx ドライバーがターゲットモードに対応しなくなる

qla2xxx QLogic ファイバーチャンネルドライバーを使用したターゲットモードのサポートが無効になっています。この変更の影響は以下のとおりです。

  • カーネルが、tcm_qla2xxx モジュールを提供しなくなりました。
  • rtslib ライブラリーおよび targetcli ユーティリティーが、qla2xxx に対応しなくなりました。

qla2xxx を使用したイニシエーターモードは引き続きサポートされます。

第12章 ファイルシステムおよびストレージ

12.1. ファイルシステム

12.1.1. Btrfs が削除される

Btrfs ファイルシステムは、Red Hat Enterprise Linux 8 から削除されました。これには、以下のコンポーネントがあります。

  • btrfs.ko カーネルモジュール
  • btrfs-progs パッケージ
  • snapper パッケージ

Red Hat Enterprise Linux 8 では、Btrfs ファイルシステムの作成、マウント、またはインストールを行うことができなくなりました。Anaconda インストーラーおよびキックスタートコマンドが Btrfs に対応しなくなりました。

12.1.2. XFS が、共有コピーオンライトのデータエクステントに対応

XFS ファイルシステムは、共有コピーオンライトのデータエクステント機能に対応します。この機能により、2 つ以上のファイルで共通のデータブロックセットを共有できます。共通ブロックを共有しているファイルのいずかを変更すると、XFS が共通ブロックへのリンクを解除して、新しいファイルを作成します。これは、その他のファイルシステムに見られるコピーオンライト (COW) 機能と似ています。

共有コピーオンライトのデータエクステントには次の特徴があります。

高速
共有コピーを作成しても、ディスク I/O を使用しません。
容量を効果的に使用
共有ブロックは、ディスク容量を追加で使用しません。
透過的
共通ブロックを共有するファイルは、通常のファイルと同じように機能します。

ユーザー空間ユーティリティーは、次の目的で共有コピーオンライトのデータエクステントを使用できます。

  • cp --reflink コマンドなどを使用した効果的なファイルのクローン作成
  • ファイルごとのスナップショット

この機能は、Overlayfs、NFS などのカーネルサブシステムで、より効率的な操作に使用されます。

共有コピーオンライトのデータエクステントは、xfsprogs パッケージの 4.17.0-2.el8 以降のバージョンで、XFS ファイルシステムを作成する際にデフォルトで有効になります。

直接アクセス (DAX) デバイスは、現在、共有コピーオンライトのデータエクステントを使用する XFS に対応していません。この機能を使用せずに XFS ファイルシステムを作成する場合は、次のコマンドを使用します。

# mkfs.xfs -m reflink=0 block-device

Red Hat Enterprise Linux 7 は、読み取り専用モードでのみ、共有コピーオンライトのデータエクステントを使用する XFS ファイルシステムをマウントできます。

12.1.3. ext4 ファイルシステムがメタデータのチェックサムをサポート

この更新により、ext4 メタデータはチェックサムにより保護されます。これにより、ファイルシステムが破損メタデータを認識させます。これにより破損を回避し、ファイルシステムの耐障害性を高めます。

12.1.4. /etc/sysconfig/nfs ファイルおよびレガシーの NFS サービス名が利用できない

Red Hat Enterprise Linux 8.0 では、NFS 設定が、Red Hat Enterprise Linux 7 で使用されていた /etc/sysconfig/nfs 設定ファイルから、/etc/nfs.conf に移動しています。

/etc/nfs.conf ファイルが異なる構文を使用します。Red Hat Enterprise Linux 7 からアップグレードすると、Red Hat Enterprise Linux 8 が、すべてのオプションを /etc/sysconfig/nfs から /etc/nfs.conf へ自動的に変換しようとします。

Red Hat Enterprise Linux 7 では、両方の設定ファイルに対応します。Red Hat は、新しい /etc/nfs.conf ファイルを使用して、Red Hat Enterprise Linux のすべてのバージョンの NFS 設定を、自動化した設定システムと互換性を持たせるようにすることを推奨します。

また、以下の NFS サービスエイリアスが削除され、アップストリームの名前に置き換えられました。

  • nfs.service (nfs-server.service に置き換え)
  • nfs-secure.service (rpc-gssd.service に置き換え)
  • rpcgssd.service (rpc-gssd.service に置き換え)
  • nfs-idmap.service (nfs-idmapd.service に置き換え)
  • rpcidmapd.service (nfs-idmapd.service に置き換え)
  • nfs-lock.service (rpc-statd.service に置き換え)
  • nfslock.service (rpc-statd.service に置き換え)

12.2. ストレージ

12.2.1. BOOM ブートマネージャーが、ブートエントリーを作成するプロセスを簡素化

BOOM は、Linux システム用のブートマネージャーで、ブートエントリー設定の BootLoader 仕様に対応するブートローダーを使用します。柔軟なブート設定が可能になり、ブートエントリーの新規作成や変更が容易になります。たとえば、LVM を使用して作成したシステムのスナップショットイメージを起動するためのエントリーです。

BOOM は、既存のブートローダー設定を変更せず、追加エントリーを挿入するだけです。既存の設定は維持され、ディストリビューションの統合 (カーネルのインストールや更新のスクリプトなど) は、以前と同じように引き続き機能します。

BOOM には、ブートエントリーを作成するタスクを容易にする、単純化されたコマンドラインインターフェース (CLI) および API があります。

12.2.2. Stratis が利用可能に

Stratis は、新しいローカルストレージマネージャーです。ユーザーへの追加機能を備えたストレージプールに、管理されるファイルシステムを提供します。

Stratis を使用すると、次のようなストレージタスクをより簡単に実行できます。

  • スナップショットおよびシンプロビジョニングを管理する
  • 必要に応じてファイルシステムのサイズを自動的に大きくする
  • ファイルシステムを維持する

Stratis ストレージを管理するには、バックグランドサービス stratisd と通信する stratis ユーティリティーを使用します。

Stratis はテクノロジープレビューとして提供されます。

詳細は、Stratis のドキュメント「Stratis を使用した階層化ローカルストレージの管理」を参照してください。

12.2.3. LUKS2 が、ボリューム暗号化のデフォルト形式に

RHEL 8 では、レガシーの LUKS (LUKS1) 形式に代わり、LUKS バージョン 2 (LUKS2) の形式が使用されます。dm-crypt サブシステムおよび cryptsetup ツールでは、暗号化ボリュームのデフォルト形式として LUKS2 が使用されるようになりました。LUKS2 は、部分的なメタデータ破損イベントが発生した場合に備えて、暗号化されたボリュームにメタデータの冗長性と自動回復を提供します。

内部の柔軟なレイアウトにより、LUKS2 は将来の機能も可能にします。これは、libcryptsetup に組み込まれた一般的なカーネルキーリングトークンによる自動ロック解除に対応し、カーネルキーリング保持サービスに保存されているパスフレーズを使用して LUKS2 ボリュームのロックを解除します。

以下は、その他の主な機能強化です。

  • ラップ鍵暗号方式を使用した保護鍵の設定
  • Policy-Based Decryption (Clevis) とのより簡単な統合
  • 最大 32 個の鍵スロット (LUKS1 は鍵スロットを 8 個のみ提供します)

詳細は、man ページの cryptsetup(8) および cryptsetup-reencrypt(8) を参照してください。

12.2.4. ブロックデバイスにおけるマルチキュースケジューリング

Red Hat Enterprise Linux 8 では、ブロックデバイスがマルチキュースケジューリングを使用するようになりました。これにより、高速ソリッドステートドライブ (SSD) およびマルチコアシステムでの拡張が向上します。

SCSI マルチキュー (scsi-mq) ドライバーがデフォルトで有効になり、カーネルが scsi_mod.use_blk_mq=Y オプションで起動します。この変更は、アップストリームの Linux カーネルと同じです。

デバイスマッパーマルチパス (DM Multipath) を使用するには、scsi-mq ドライバーがアクティブになっている必要があります。

12.2.5. VDO がすべてのアーキテクチャーに対応

Virtual Data Optimizer (VDO) が、RHEL 8 で対応しているすべてのアーキテクチャーで利用可能になりました。

12.2.6. VDO が読み込みキャッシュに対応しなくなる

読み込みキャッシュ機能は、VDO (Virtual Data Optimizer) から削除されました。読み込みキャッシュは常に VDO ボリュームで無効になり、vdo ユーティリティーの --readCache オプションを使用して有効にできなくなりました。

Red Hat は、異なる実装を使用して、後続の Red Hat Enterprise Linux リリースで VDO 読み取りキャッシュを再実装できるようになりました。

12.2.7. dmraid パッケージが削除される

dmraid パッケージは、Red Hat Enterprise Linux 8 から削除されました。ハードウェアとソフトウェアの RAID ホストバスアダプター (HBA) ヘの対応が必要な場合は、ネイティブの MD software RAID、SNIA RAID Common Disk Data Format (DDF)、Intel® Matrix Storage Manager (IMSM) の形式に対応する mdadm ユーティリティーを使用する必要があります。

12.2.8. Software FCoE および Fibre Channel ではターゲットモードに対応しない

  • Software FCoE - Red Hat Enterprise Linux 8.0 から、NIC Software FCoE ターゲット機能が削除されました。
  • ファイバーチャンネルは、ターゲットモードに対応しません。ターゲットモードは、Red Hat Enterprise Linux 8.0 の qla2xxx QLogic Fibre Channel ドライバーに対して無効になります。

詳細は「FCoE ソフトウェアの削除」を参照してください。

12.2.9. DM Multipath のマージナルパスの検出が改善

multipathd サービスでは、マージナルパスの検出が改善しました。これにより、マルチパスデバイスが、繰り返し失敗する可能性があるパスを回避して、パフォーマンスを向上します。マージナルパスは、永続的で断続的な I/O エラーがあるパスです。

マージナルパスの動作は、/etc/multipath.conf ファイルの以下のオプションで制御します。

  • marginal_path_double_failed_time
  • marginal_path_err_sample_time
  • marginal_path_err_rate_threshold
  • marginal_path_err_recheck_gap_time

以下の場合、DM Multipath はパスを無効にし、サンプル期間中に繰り返し I/O でテストします。

  • multipath.conf オプションが設定されている
  • 設定した期間内にパスが 2 回失敗する
  • その他のパスが利用できる

このテスト時に、パスのエラー率が、設定されたエラー率よりも大きいと、設定したギャップ時間中 DM Multipath がパスを無視し、それが復旧できるぐらいに適切に機能しているかどうかを再確認します。

詳細は、man ページの multipath.conf を参照してください。

12.2.10. DM Multipath 設定ファイルの overrides セクションが追加

/etc/multipath.conf ファイルには、全デバイスの設定値を設定できる overrides セクションが追加されました。この属性は、デバイスを含むパスに対して、/etc/multipath.conf ファイルの multipaths セクションに指定した属性で上書きした場合を除き、DM Multipath によりすべてのデバイスに使用されます。この機能は、現在は対応していない設定ファイルの devices セクションの all_devs パラメーターに代わるものです。

12.2.11. Broadcom Emulex および Marvell Qlogic のファイバーチャンネルアダプターで NVMe/FC に完全対応

NVMe に対応する Broadcom Emulex アダプターおよび Marvell Qlogic Fibre Channel 32Gbit アダプターとともに使用すると、イニシエーターモードで NVMe/FC (NVMe over Fibre Channel) トランスポートタイプに完全に対応するようになりました。

Red Hat Enterprise Linux に同梱されていた RDMA (Remote Direct Memory Access) プロトコルに加えて、NVMe over Fibre Channel が、NVMe (Nonvolatile Memory Express) プロトコルのファブリックトランスポートタイプとして追加されました。

NVMe/FC を有効にするには、以下を行います。

  • lpfc ドライバーで NVMe/FC を有効にするには、/etc/modprobe.d/lpfc.conf ファイルに以下のオプションを追加します。

    lpfc_enable_fc4_type=3
  • qla2xxx ドライバーで NVMe/FC を有効にするには、/etc/modprobe.d/qla2xxx.conf ファイルに以下のオプションを追加します。

    qla2xxx.ql2xnvmeenable=1

その他の制限:

  • NVMe/FC は、マルチパスに対応していません。
  • NVMe クラスタリングは、NVMe/FC ではサポートされません。
  • Marvell Qlogic アダプターを使用すると、Red Hat Enterprise Linux は、イニシエーターポートで NVMe/FC および SCSI/FC の同時使用をサポートしていません。
  • NVMe/FC は、kdump に対応していません。
  • SAN (Storage Area Network) の NVMe/FC からのシステム起動には対応していません。

12.2.12. DIF/DIX (Data Integrity Field/Data Integrity Extension) への対応

DIF/DIX は SCSI 規格への追加分です。対応していると明記されている場合を除き、引き続き HBA およびストレージアレイに対するテクノロジープレビューとなります。

DIF/DIX により DIF (Data Integrity Field) が追加され、一般的に使用される 512 バイトのディスクブロックのサイズが 520 バイトに増えます。DIF は、書き込みの発生時に HBA (Host Bus Adapter) により算出されるデータブロックのチェックサム値を保存します。その後、受信時にストレージデバイスがチェックサムを確認し、データとチェックサムの両方を保存します。読み取りが発生すると、チェックサムが、ストレージデバイス、および受信する HBA により検証されます。

12.3. LVM

12.3.1. 共有ストレージデバイスを管理する clvmd の削除

LVM は、共有ストレージデバイスの管理に clvmd (cluster lvm daemon) を使用しなくなりました。代わりに、LVM が lvmlockd (lvm lock daemon) を使用するようになりました。

  • lvmlockd の詳細は、man ページの lvmlockd(8) を参照してください。共有ストレージを使用する一般的な方法は、man ページの lvmsystemid(7) を参照してください。
  • Pacemaker クラスターで LVM を使用する方法は、LVM-activate リソースエージェントのヘルプ画面を参照してください。
  • Red Hat High Availability クラスターで共有論理ボリュームを設定する手順例は、「クラスターに GFS2 ファイルシステムを設定」を参照してください。

12.3.2. lvmetad デーモンの削除

LVM は、メタデータのキャッシュに lvmetad デーモンを使用しなくなり、常にディスクからメタデータを常に読み込みます。LVM ディスクの読み込みが減っており、それによりキャッシュの利点が減ります。

論理ボリュームの自動アクティベーションは、lvm.conf 設定ファイルの use_lvmetad 設定に間接的に関連付けられていました。lvm.conf ファイルに auto_activation_volume_list を設定し続ける自動アクティベーションを無効にすることが適切な方法となります。

12.3.3. LVM が、GFS プールボリュームマネージャー、または lvm1 メタデータ形式でフォーマットしたデバイスを管理できない

LVM が、GFS プールのボリュームマネージャー、または lvm1 メタデータ形式でフォーマットしたデバイスを管理できなくなりました。Red Hat Enterprise Linux 4 を導入する前に論理ボリュームを作成した場合は、この影響を受ける場合があります。lvm1 形式を使用したボリュームグループは、vgconvert コマンドを使用して lvm2 形式に変換する必要があります。

12.3.4. LVM ライブラリーおよび LVM Python バインディングが削除される

lvm2-python-libs パッケージにより提供される lvm2app ライブラリーおよび LVM Python バインディングが削除されました。Red Hat は、代わりに以下のソリューションを推奨します。

  • LVM D-Bus API と lvm2-dbusd サービスの組み合わせ。このソリューションでは Python バージョン 3 を使用する必要があります。
  • JSON 形式の LVM コマンドラインユーティリティー。この形式は、lvm2 パッケージのバージョン 2.02.158 以降で利用できます。
  • C/C++ の AppStream に含まれる libblockdev ライブラリー

Red Hat Enterprise Linux 8 へアップグレードする前に、削除したライブラリーおよび D-Bus API へのバインディングを使用して、アプリケーションをポートする必要があります。

12.3.5. LVM ミラーのログをミラーリングする機能が削除される

ミラー化された LVM ボリュームでのミラー化されたミラーログ機能が非推奨となりました。Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8 では、ミラー化されたミラーログを持つ LVM ボリュームの作成またはアクティブ化がサポートされなくなりました。

推奨される代替ソリューションは以下のとおりです。

  • RAID1 LVM ボリューム。RAID1 ボリュームの優れた点は、劣化モードにおいても機能し、一時的な障害の後に回復できることです。
  • ディスクのミラーログ。ミラー化されたミラーログをディスクのミラーログに変換するには、lvconvert --mirrorlog disk my_vg/my_lv コマンドを実行します。

第13章 高可用性およびクラスター

Red Hat Enterprise Linux 8 では、pcs は、クラスター通信に、Corosync 3 クラスターエンジンと、Kronosnet (knet) ネットワーク抽象化層にフルサポートを提供します。既存の RHEL 7 クラスターから RHEL 8 クラスターへのアップグレードを計画すると、以下のような事項を検討する必要があります。

  • アプリケーションのバージョン - RHEL 8 クラスターで必要なのは、どのバージョンの高可用性アプリケーションですか?
  • アプリケーションのプロセスの順番 - アプリケーションのプロセスを開始および停止する際に必要なのはどの変更ですか?
  • クラスターインフラストラクチャー - RHEL 8 の pcs で複数のネットワーク接続に対応するようになったため、クラスターが認識する NIC の数は変更しますか?
  • 必要なパッケージ - 新しいクラスターで同じパッケージをすべてインストールする必要はありますか?

RHEL 8 で Pacemaker クラスターを実行するための、以下の事項またはその他の事項により、RHEL 7 クラスターから RHEL 8 クラスターへのインプレースアップグレードを実行することはできず、RHEL 8 で新しいクラスターを設定する方法があります。RHEL 7 および RHEL 8 の両方を実行しているノードを含むクラスターを実行することはできません。

また、アップグレードを実行する前に、次の計画を立てる必要があります。

  • 最終カットオーバー - アプリケーションのダウンタイムを短くするために、以前のクラスターで実行しているアプリケーションを停止して、新しいクラスターで開始するためにはどのようなプロセスがありますか?
  • テスト - 開発環境またはテスト環境に移行する前に、移行戦略をテストすることはできますか?

RHEL 7 と RHEL 8 における、クラスター作成および管理における主な相違点は、以下のセクションで説明します。

13.1. pcs cluster setup コマンド、pcs cluster node add コマンド、および pcs cluster node remove コマンドの新しい形式

Red Hat Enterprise Linux 8 の pcs では、ノード名の使用に完全に対応します。これは、現在は必須であり、ノード識別子でノードアドレスを置き換えます。ノードアドレスは任意となりました。

  • pcs host auth コマンドで、ノードアドレスがデフォルトでノード名となります。
  • pcs cluster setup コマンドおよび pcs cluster node add コマンドでは、ノードアドレスが、pcs host auth コマンドで指定したノードアドレスにデフォルト設定されます。

この変更により、クラスターのセットアップ、クラスターへのノードの追加、およびクラスターからのノードの削除を行うコマンドの形式が変更になりました。新しいコマンド形式の詳細は、pcs cluster setup コマンド、pcs cluster node add コマンド、および pcs cluster node remove コマンドのヘルプ表示を参照してください。

13.2. マスターリソースから、昇格可能なクローンリソースに名前が変更

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8 は Pacemaker 2.0 に対応しています。ここでは、マスター/スレーブのリソースが、別の種類のリソースではなくなり、promotable メタ属性が true に設定されている標準のクローンリソースになりました。今回の更新に対応するために、以下の変更が行われました。

  • pcs コマンドでマスターリソースを作成することができなくなりました。代わりに、昇格可能な クローンリソースを作成できます。関連キーワードおよびコマンドが、master から promotable に変わりました。
  • 既存のすべてのマスターリソースが昇格可能なクローンリソースとして表示されます。
  • RHEL7 クラスターでは昇格可能なクローンに対応しないため、Web UI で RHEL7 クラスターを管理する場合は、マスターリソースが引き続きマスターと呼ばれます。

13.3. クラスターのノードを認証する新しいコマンド

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8 では、クラスターでノードの認証に使用されるコマンドに以下の変更が加えられています。

  • 認証用の新しいコマンドは pcs host auth です。このコマンドにより、ホスト名、アドレス、および pcsd ポートを指定できます。
  • pcs cluster auth コマンドは、ローカルクラスターのノードのみを認証し、ノードリストは許可しません、
  • 各ノードにアドレスを指定できるようになりました。pcs/pcsd は、指定したアドレスを使用して各ノードと通信します。このアドレスは、corosync が内部で使用しているアドレスとは異なる場合があります。
  • pcs pcsd clear-auth コマンドは、pcs pcsd deauth コマンドおよび pcs host deauth コマンドに置き換えられました。この新しいコマンドを使用すると、ユーザーは全ホストの認証解除だけでなく、1 台のホストでも認証解除できます。
  • 以前は、ノード認証が双方向で行われており、pcs cluster auth コマンドを実行すると、指定したすべてのノードが互いに認証されていました。ただし、pcs host auth コマンドを使用すると、指定したノードに対してローカルホストだけが認証されます。これにより、このコマンドを実行する際に、どのノードをどのノードに認証させるかをより適切に制御できます。クラスターを設定する場合や、ノードを追加する際に、pcs がクラスターのトークンを自動的に同期するため、クラスター内のすべてのノードが以前と同じように自動的に認証され、クラスターノードが互いに通信できます。

これらの変更は後方互換性がないことに注意してください。RHEL 7 システムで認証されたノードは、再認証する必要があります。

13.4. Red Hat High Availability のアクティブ/パッシブなクラスターにおける LVM ボリューム

RHEL 8 の Red Hat HA アクティブ/パッシブのリソースとして LVM ボリュームを設定すると、LVM-activate リソースとしてボリュームを設定します。RHEL 7 では、このようなボリュームを LVM リソースとして設定しました。RHEL 8 のアクティブ/パッシブクラスターで LVM ボリュームをリソースとして設定する方法を含むクラスターの設定手順の例は、「Red Hat High Availability クラスターのアクティブ/パッシブな NFS サーバーの設定」を参照してください。

13.5. Red Hat High Availability のアクティブ/アクティブクラスターにおける共有 LVM ボリューム

Red Hat Enterprise Linux 8 では、LVM は、clvmd の代わりに LVM ロックデーモン lvmlockd を使用して、アクティブ/アクティブクラスターで共有ストレージデバイスを管理します。これにより、GFS2 ファイルシステムを共有論理ボリュームとしてマウントできる論理ボリュームを設定する必要があります。また、これにより、LVM が有効な リソースエージェントを使用して LVM ボリュームを管理し、lvmlockd リソースエージェントを使用して lvmlockd を管理する必要があります。共有論理ボリュームを使用して GFS2 ファイルシステムを含む RHEL 8 Pacemaker クラスターを設定する全手順は、「クラスターでの GFS2 ファイルシステムの設定」を参照してください。

13.6. RHEL 8 Pacemaker クラスター内の GFS2 ファイルシステム

Red Hat Enterprise Linux 8 では、LVM は、「共有ストレージデバイスを管理する clvmd の削除」で説明されているように、アクティブ/アクティブクラスターで共有ストレージデバイスを管理するために、clvmd の代わりに、LVM ロックデーモン lvmlockd を使用します。

RHEL 8 クラスターに RHEL 7 システムを作成した GFS2 ファイルシステムを使用するには、RHEL 8 システムで共有論理ボリュームとしてマウントされる論理ボリュームを設定して、ボリュームグループのロックを開始する必要があります。既存の RHEL 7 論理ボリュームを、RHEL 8 Pacemaker クラスターとして使用するように設定する手順は、「RHEL7 から RHEL8 へ GFS2 ファイルシステムの移行」を参照してください。

第14章 シェルおよびコマンドラインツール

14.1. ローカライゼーションが複数のパッケージで配布

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8 では、1 つの glibc-common パッケージでロケールと翻訳が提供されなくなりました。代わりに、すべてのロケールと言語が glibc-langpack-CODE パッケージで利用できるようになりました。また、デフォルトですべてのロケールがインストールされず、インストーラーで選択した言語だけがインストールされます。その他の言語は、必要に応じてロケールパッケージを個別にインストールする必要があります。

システムにインストールされているすべてのパッケージに対する翻訳、ディクショナリー、およびロケールを含む追加のアドオンパッケージをインストールするメタパッケージは、langpacks と呼ばれます。

詳細は「言語パックのインストールおよび使用」を参照してください。

14.2. ユーザー名およびグループ名がすべて数値の場合はサポート対象外

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8 の useradd コマンドおよび groupadd コマンドでは、数値だけのユーザー名とグループ名を使用することができません。ユーザー ID およびグループ ID は数値となるため、数値だけのユーザー名およびグループ名を使用すると、ユーザー名とユーザー ID、またはグループ名とグループ ID を組み合わせて使用するツールで、混乱が生まれるためです。

詳細は「コマンドラインツールを使用したユーザーの管理」を参照してください。

14.3. nobody ユーザーが nfsnobody に置き換え

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7 では、nobody ユーザーとグループのペアの ID は 99 でした。nfsnobody ユーザーとグループのペアの ID は 65534 で、デフォルトのカーネルオーバーフロー ID になります。

これはいずれも、RHEL 8 では、nobody ユーザーおよびグループのペア (ID 65534) に統合されます。RHEL 8 では、nfsnobody ペアは作成されません。

この変更により、nobody が所有し、NFS とは無関係のファイルに関する混乱が軽減されます。

14.4. バージョン制御システム

RHEL 8 は、次のバージョン管理システムを提供します。

  • Git 2.18 は、分散アーキテクチャーを持つ分散型リビジョン管理システムです。
  • Mercurial 4.8 は、大規模プロジェクトを効率的に処理するために設計された、軽量の分散バージョン管理システムです。
  • Subversion 1.10 は、集中型管理システムです。

RHEL 7 で利用できた Concurrent Versions System (CVS) および Revision Control System (RCS) は、RHEL 8 では配布されていません。

14.4.1. Subversion 1.10 への主な変更点

Subversion 1.10 には、RHEL 7 で配布されたバージョン 1.7 以降に追加された新機能と、次の互換性の変更が含まれています。

  • 言語バインディングに対応するのに使用される Subversion ライブラリーにおける非互換性のため、Subversion 1.10Python 3 バインディングは利用できません。したがって、SubversionPython バインディングを必要とするアプリケーションには対応していません。
  • Berkeley DB に基づくリポジトリーには対応しなくなりました。移行する前に、svnadmin dump コマンドを使用して、Subversion 1.7 で作成したリポジトリーをバックアップします。RHEL 8 をインストールした後、svnadmin load コマンドを使用してリポジトリーを復元します。
  • RHEL 7 の Subversion 1.7 クライアントがチェックアウトした既存のワーキングコピーは、Subversion 1.10 で使用する前に新しい形式にアップグレードする必要があります。RHEL 8 をインストールしたら、各ワーキングコピーで svn upgrade コマンドを実行します。
  • https:// を使用してリポジトリーにアクセスするスマートカード認証には対応しなくなりました。

第15章 動的プログラミング言語、Web サーバー、およびデータベースサーバー

15.1. 動的プログラミング言語

15.1.1. Python への主な変更点

15.1.1.1. Python 3 が RHEL 8 におけるデフォルトの Python 実装に

Red Hat Enterprise Linux 8 には、Python 3.6 が同梱されています。このパッケージは、デフォルトでインストールされていない可能性があります。Python 3.6 をインストールする場合は、yum install python3 コマンドを使用します。

Python 2.7 は、python2 パッケージで入手できます。ただし、Python 3 への移行をより円滑に進められるように、Python 2 のライフサイクルは短くなっています。

デフォルトの python パッケージまたはバージョンを指定しない /usr/bin/python 実行ファイルは、いずれも RHEL 8 では配布されません。python3 または python2 を直接使用することが推奨されます。もしくは、管理者が、alternatives コマンドを使用して、バージョン管理外の python コマンドを設定できます。

詳細は「Red Hat Enterprise Linux 8 での Python の使用」を参照してください。

15.1.1.2. Python 2 から Python 3 への移行

開発者は、Python 2 で記述したコードを Python 3 に移行できます。大規模なコードベースを Python 3 に移行する方法は「The Conservative Python 3 Porting Guide」を参照してください。

この移行が終了すると、元の Python 2 コードは Python 3 インタープリターにより解釈できるようになり、同様に Python 2 インタープリターは解釈できるままとなることに注意してください。

15.1.1.3. バージョンを指定しない Python の設定

システム管理者は、alternatives コマンドを使用して、バージョンを管理しない python コマンドを設定できます。必要なパッケージ (python3 または python2) は、バージョンを指定しないコマンドを各バージョンに設定する前にインストールする必要があります。

バージョンを指定しない python コマンドを Python 3 に直接設定するには、以下のコマンドを実行します。

alternatives --set python /usr/bin/python3

Python 2 を選択した場合は類似コマンドを使用してください。

もしくは、対話式に、バージョンを指定しない python コマンドを設定できます。

  1. 次のコマンドを実行します。

    alternatives --config python
  2. 表示された一覧から必要なバージョンを選択します。

この設定をリセットし、バージョンを指定しない python をコマンドを削除するには、以下のコマンドを実行します。

alternatives --auto python
警告

その他の Python 関連のコマンド (pip3 など) には、バージョンを指定しないで設定できるバリアントがあります。

15.1.1.4. RPM ビルド時に Python スクリプトで hashbang にメジャーバージョンを指定することが必要

RHEL 8 で実行可能な Python スクリプトでは、主な Python バージョンを明示的に指定する hashbang (shebang) を使用します。

BRP (buildroot policy) スクリプト /usr/lib/rpm/redhat/brp-mangle-shebangs は、RPM パッケージを構築する際に自動的に実行します。このスクリプトは、実行可能なすべてのファイルで hashbang を修正します。スクリプトで、Python のメジャーバージョンを指定しない曖昧な Python の hashbang に遭遇すると、エラーが作成され、RPM の構築に失敗します。このような曖昧な hashbang の例を以下に示します。

  • #! /usr/bin/python
  • #! /usr/bin/env python

Python スクリプトで、RPM ビルド時にエラーが発生する hashbang を修正するには、platform-python-devel パッケージの pathfix.py スクリプトを使用します。

pathfix.py -pn -i %{__python3} PATH ...

複数の PATH を指定できます。PATH がディレクトリーの場合、pathfix.py は Python スクリプトを再帰的にスキャンして、^[a-zA-Z0-9_]+\.py$ パターンに一致するものを探します。これは、曖昧な hashbang があるものだけではありません。%prep セクション、または %install セクションに、pathfix.py を実行するコマンドを追加します。

詳細は「Python スクリプトにおける hashbang の処理」を参照してください。

15.1.1.5. net-snmp パッケージの Python バインディングが利用できない

Net-SNMP のツールスイートは、RHEL 8 のデフォルトの Python の実装である Python 3 にバインディングを提供しません。これにより、python-net-snmp パッケージ、python2-net-snmp パッケージ、または python3-net-snmp パッケージが RHEL 8 では使用できません。

15.1.1.6. 関連資料

15.1.2. PHP への主な変更点

Red Hat Enterprise Linux 8 には PHP 7.2 が同梱されています。このバージョンには、RHEL 7 で利用できた PHP 5.4 に対する重要な変更が追加されています。

  • PHP はデフォルトで FastCGI Process Manager (FPM) を使用します (スレッド化された httpd で安全に使用できます)。
  • php_value 変数と php-flag 変数が httpd 設定ファイルで使用されなくなり、代わりにプール設定の /etc/php-fpm.d/*.conf で設定する必要があります。
  • PHP スクリプトのエラーと警告のログは、/var/log/httpd/error.log ではなく /var/log/php-fpm/www-error.log ファイルに記録されます。
  • PHP の max_execution_time 設定変数を変更する時は、変更した値に合わせて httpd ProxyTimeout 設定を増やす必要があります。
  • PHP スクリプトを実行するユーザーが、FPM プール設定 (apache ユーザーがデフォルトとなる /etc/php-fpm.d/www.conf ファイル) に設定されるようになりました。
  • 設定を変更した場合、または新しい拡張機能をインストールした場合は、php-fpm サービスを再起動する必要があります。
  • zip 拡張が、php-common から、別のパッケージ php-pecl-zip に移動しました。

以下の拡張機能が削除されました。

  • aspell
  • mysql (拡張機能の mysqli および pdo_mysql は、php-mysqlnd パッケージで引き続き利用できます)
  • memcache

15.1.3. Perl への主な変更点

RHEL 8 で提供される Perl 5.26 では、RHEL 7 で提供されていたバージョンに以下のような変更が追加されました。

  • Unicode 9.0 に対応するようになりました。
  • 新しい SystemTap のプローブ op-entryloading-file、および loaded-file が提供されるようになりました。
  • パフォーマンスを向上させるために、スカラーの割り当て時に、コピーオンライトメカニズムが使用されます。
  • IPv4 ソケットおよび IPv6 ソケットを透過的に処理するために IO::Socket::IP モジュールが追加されました。
  • 構造化された方法で perl -V データにアクセスするために、Config::Perl::V モジュールが追加されました。
  • Comprehensive Perl Archive Network (CPAN) リポジトリーからモジュールを取得、抽出、ビルド、およびインストールする cpanm ユーティリティーを同梱する perl-App-cpanminus パッケージが追加されました。
  • セキュリティー上の理由により、@INC モジュールの検索パスから、現在のディレクトリー (.) が削除されました。
  • 上記の動作上の変更によりファイルの読み込みに失敗した時に、do ステートメントが非推奨の警告を返すようになりました。
  • do subroutine(LIST) 呼び出しに対応しなくなり、構文エラーが発生するようになりました。
  • ハッシュがデフォルトでランダム化されるようになりました。ハッシュから鍵と値が返される順序は、perl の実行ごとに変わります。ランダム化を無効にするには、PERL_PERTURB_KEYS 環境変数を 0 に設定します。
  • 正規表現のパターンで、エスケープされていないリテラルの { 文字が使用できなくなりました。
  • $_ 変数に対する語彙的なスコープへの対応が削除されました。
  • 配列またはハッシュに defined 演算子を使用すると、致命的なエラーが発生します。
  • UNIVERSAL モジュールから関数をインポートすると、致命的なエラーが発生します。
  • find2perl ツール、s2p ツール、a2pc2ph ツール、および pstruct ツールが削除されました。
  • ${^ENCODING} 機能が削除されました。encoding プラグマのデフォルトモードに対応しなくなりました。UTF-8 以外のエンコーディングでソースコードを記述する場合は、エンコーディングの Filter オプションを使用します。
  • アップストリームに合わせて、perl パッケージが変更になりました。perl パッケージはコアモジュール群をインストールし、/usr/bin/perl インタープリターは perl-interpreter パッケージで提供されます。以前のリリースでは、perl パッケージに最小限のインタープリターだけが同梱され、perl-core パッケージにインタープリターとコアモジュールの両方が同梱されていました。
  • Perl モジュールの IO::Socket::SSL は、./certs/my-ca.pem ファイルまたは ./ca ディレクトリーから認証局の証明書、./certs/server-key.pem ファイルからサーバーの秘密鍵、./certs/server-cert.pem ファイルからサーバーの証明書、./certs/client-key.pem ファイルからクライアントの秘密鍵、./certs/client-cert.pem ファイルからクライアント証明書を読み込まなくなりました。代わりにファイルのパスを明示的に指定します。

15.1.4. Ruby への主な変更点

RHEL 8 では、RHEL 7 に同梱されていた Ruby 2.5 に新機能および機能強化を追加した Ruby 2.0.0 が提供されます。以下は、主な変更点です。

  • インクリメンタルガベージコレクターが追加されました。
  • Refinements 構文が追加されました。
  • シンボルは、ガベージコレクションが行われるようになりました。
  • 安全レベルの $SAFE=2 および $SAFE=3 が廃止されました。
  • Fixnum クラスと Bignum クラスが、Integer クラスに統合されました。
  • Hash クラスの最適化、インスタンス変数へのアクセスの向上、ならびに Mutex クラスの小型化および高速化により、パフォーマンスが向上しました。
  • 古い API が非推奨になりました。
  • RubyGemsRakeRDocPsychMinitesttest-unit などのバンドルされたライブライリーが更新されました。
  • Ruby とともに配布されていた mathnDLext/tkXMLRPC などのライブラリーは非推奨になり、同梱されなくなりました。
  • SemVer バージョン管理スキームが、Ruby バージョン管理に使用されるようになりました。

15.1.5. SWIG への主な変更点

RHEL 8 には、SWIG (Simplified Wrapper and Interface Generator) バージョン 3.0 が含まれています。RHEL 7 に同梱されていたバージョン 2.0 に新機能、機能拡張、およびバグ修正が数多く追加されました。特に注目すべきは、C++11 標準仕様への対応が実装されたことです。SWIG は、Go 1.6PHP 7Octave 4.2、および Python 3.5 に対応するようになりました。

15.1.6. Node.js が RHEL に新登場

JavaScript プログラミング言語で高速でスケーラブルなネットワークアプリケーションを構築するソフトウェア開発プラットフォームである Node.js が RHEL で初めて提供されます。以前は、Software Collection からしか入手できませんでした。RHEL 8 では Node.js 10 が提供されます。

15.1.7. Tcl

Tool command language (Tcl) は、動的なプログラミング言語です。この言語のインタープリターと C ライブラリーは、tcl パッケージにより提供されます。

Tk とともに Tcl を使用すると (Tcl/Tk)、プラットフォーム間共通の GUI アプリケーションを作成できます。Tk は、tk パッケージから入手できます。

Tk は、以下のいずれかを参照します。

  • 複数言語のプログラミングツールキット
  • Tk C ライブラリーバインディングは、複数の言語 (C、Ruby、Perl、Python など) で利用できます。
  • Tk コンソールのインスタンスを作成する wish インタープリター
  • 特定の Tcl インタープリターに新しいコマンドを多数追加する Tk の拡張

15.1.7.1. Tcl/Tk 8.6 に関する注目すべき変更点

RHEL 8 では、Tcl/Tk バージョン 8.6 が使用されます。Tcl/Tk バージョン 8.5 から、以下のような変更が追加されています。

  • オブジェクト指向のプログラミングサポート
  • スタックレス評価の実装
  • 強化された例外処理
  • Tcl で構築およびインストールしたサードパーティーパッケージのコレクション
  • 有効なマルチスレッド操作
  • SQL データベースを提供するスクリプトサポート
  • IPv6 ネットワーキングサポート
  • ビルドインの zlib 圧縮
  • リスト処理

    新しい 2 つのコマンド lmap および dict map が利用できます。これにより、Tcl コンテナーにおける変換の表現が可能になります。

  • スクリプトにより積み上げられたチャンネル

    新しい 2 つのコマンド chan push および chan pop が利用できるため、I/O チャンネルへ、または I/O チャンネルからの変換を追加または削除できます。

Tcl/Tk version 8.6 の変更点および新機能の詳細は、以下の参考資料を参照してください。

Tcl/Tk 8.6 への移行が必要な場合は、「Tcl/Tk 8.6 への移行」を参照してください。

15.2. Web サーバー

15.2.1. Apache HTTP Server への主な変更点

RHEL 8 では、Apache HTTP Server が、RHEL 7 のバージョン 2.4.6 から、バージョン 2.4.37 に更新しました。この更新バージョンには新機能がいくつか含まれていますが、外部モジュールの設定および Application Binary Interface (ABI) のレベルでは、RHEL 7 バージョンとの後方互換性を維持します。

新機能は次のとおりです。

  • httpd モジュール含まれる mod_http2 パッケージにより、HTTP/2 に対応するようになりました。
  • systemd ソケットのアクティベーションが対応します。詳細は、man ページの httpd.socket(8) を参照してください。
  • 新しいモジュールが複数追加されています。

    • mod_proxy_hcheck - プロキシーのヘルスチェックモジュール
    • mod_proxy_uwsgi - Web Server Gateway Interface (WSGI) プロキシー
    • mod_proxy_fdpass - クライアントのソケットを別のプロセスに渡す
    • mod_cache_socache - HTTP キャッシュ (例: memcache バックエンドを使用)
    • mod_md - ACME プロトコルの SSL/TLS 証明書サービス
  • 以下のモジュールはデフォルトで読み込まれるようになりました。

    • mod_request
    • mod_macro
    • mod_watchdog
  • 新しいサブパッケージ httpd-filesystem が追加されています。これには、Apache HTTP Server の基本的なディレクトリーレイアウト (ディレクトリーの適切な権限を含む) が含まれます。
  • インスタンス化されたサービスのサポート httpd@.service が導入されました。詳細は、man ページの httpd.service を参照してください。
  • 新しい httpd-init.service%post script に置き換わり、自己署名の鍵ペア mod_ssl を作成します。
  • (Let’s Encrypt などの証明書プロバイダーで使用するため) 自動証明書管理環境 (ACME) プロトコルを使用した、TLS 証明書の自動プロビジョニングおよび更新に、mod_md パッケージで対応するようになりました。
  • Apache HTTP Server が、PKCS#11 モジュールを利用して、ハードウェアのセキュリティートークンから、TLS 証明書および秘密鍵を直接読み込むようになりました。これにより、mod_ssl 設定で、PKCS#11 URL を使用して、SSLCertificateKeyFile ディレクティブおよび SSLCertificateFile ディレクティブに、TLS 秘密鍵と、必要に応じて TLS 証明書をそれぞれ指定できるようになりました。
  • /etc/httpd/conf/httpd.conf ファイルの新しい ListenFree ディレクティブに対応するようになりました。

    Listen ディレクティブと同様、ListenFree は、サーバーがリッスンする IP アドレス、ポート、または IP アドレスとポートの組み合わせに関する情報を提供します。ただし、ListenFree を使用すると、IP_FREEBIND ソケットオプションがデフォルトで有効になります。したがって、httpd は、ローカルではない IP アドレス、または今はまだ存在していない IP アドレスにバインドすることもできます。これにより、httpd がソケットをリッスンできるようになり、httpd がバインドしようとするときに、基になるネットワークインターフェースまたは指定した動的 IP アドレスを起動する必要がなくなります。

    ListenFree ディレクティブは、現在 RHEL 8 でのみ利用できます。

    ListenFree の詳細は、以下の表を参照してください。

    表15.1 ListenFree ディレクティブの構文、状態、およびモジュール

    構文状態モジュール

    ListenFree [IP-address:]portnumber [protocol]

    MPM

    event、worker、prefork、mpm_winnt、mpm_netware、mpmt_os2

その他の主な変更点は次の通りです。

  • 以下のモジュールが削除されました。

    • mod_file_cache
    • mod_nss
    • mod_perl
  • RHEL 8 の Apache HTTP Server が使用するデフォルトの DBM 認証データベースのデフォルトタイプが、SDBM から db5 に変更になりました。
  • Apache HTTP Servermod_wsgi モジュールが Python 3 に更新されました。WSGI アプリケーションは Python 3 でしか対応していないため、Python 2 から移行する必要があります。
  • Apache HTTP Server を使用してデフォルトで設定されたマルチプロセッシングモジュール (MPM) は、マルチプロセスのフォークモデル (prefork として知られています) から、高パフォーマンスのマルチスレッドモデル event に変更しました。

    スレッドセーフではないサードパーティーのモジュールは、交換または削除する必要があります。設定した MPM を変更するには、/etc/httpd/conf.modules.d/00-mpm.conf ファイルを編集します。詳細は、man ページの httpd.service(8) を参照してください。

  • suEXEC によりユーザーに許可される最小 UID および GID はそれぞれ 1000 および 500 です (以前は 100 および 100 でした)。
  • /etc/sysconfig/httpd ファイルは、httpd サービスへの環境変数の設定に対応するインターフェースではなくなりました。systemd サービスに、httpd.service(8) の man ページが追加されています。
  • httpd サービスを停止すると、デフォルトで「自動停止」が使用されます。
  • mod_auth_kerb モジュールが、mod_auth_gssapi モジュールに置き換わりました。

デプロイ方法は「Apache HTTP Web サーバーの設定」を参照してください。

15.2.2. nginx Web サーバーが RHEL に新登場

RHEL 8 で、HTTP などのプロトコルに対応する Web サーバーおよびプロキシサーバーである nginx 1.14 が導入されました。これは、実行性およびパフォーマンスの高さ、ならびにメモリー使用量の低さに重点を置いています。nginx は、以前は、Software Collection からしか入手できませんでした。

nginx の Web サーバーは、PKCS#11 モジュールを利用してハードウェアセキュリティートークンから直接 TLS 秘密鍵を読み込むようになりました。これにより、nginx 設定で、PKCS#11 の URL を使用して TLS 秘密鍵を ssl_certificate_key ディレクティブに指定できるようになりました。

15.2.3. Apache Tomcat が削除される

Apache Tomcat サーバーが、Red Hat Enterprise Linux から削除されています。Apache Tomcat は、Java Servlet 技術および JavaServer Pages (JSP) 技術における servlet コンテナーです。Red Hat では、servlet コンテナーが必要な場合は、JBoss Web Server を使用することが推奨されます。

15.3. プロキシーキャッシュサーバー

15.3.1. Varnish Cache が RHEL に新登場

高パフォーマンスの HTTP 逆ポリシーである Varnish Cache が、RHEL で初めて提供されました。以前は、Software Collection からしか入手できませんでした。Varnish Cache は、将来の同等の要求で応答時間およびネットワークの帯域幅を削減するのに使用されるメモリーに、ファイルまたはファイルの断片を保存します。RHEL 8.0 は、Varnish Cache 6.0 で配布されています。

15.3.2. Squid への主な変更点

RHEL 8.0 は、Web クライアント、対応する FTP、Gopher、および HTTP のデータオブジェクト用の高パフォーマンスのプロキシーキャッシュサーバーである Squid 4.4 で配布します。このリリースは、RHEL 7 で利用可能なバージョン 3.5 に新しい機能、機能強化、バグ修正を多数提供します。

以下は、主な変更点です。

  • ヘルパーのキューサイズが変更可能
  • ヘルパー同時実行チャンネルへの変更
  • ヘルパーバイナリーへの変更
  • Internet Content Adaptation Protocol (ICAP) の保護
  • 対称型マルチプロセッシング (SMP) への対応が改善
  • プロセス管理が改善
  • SSL への対応が削除
  • Edge Side Includes (ESI) カスタムパーサーが削除
  • 複数の設定変更

15.4. データベースサーバー

RHEL 8 は、次のデータベースサーバーを提供します。

  • MySQL 8.0。マルチユーザー、マルチスレッドの SQL データベースサーバーです。MySQL サーバーデーモンである mysqld と、多数のクライアントプログラムで構成されます。
  • MariaDB 10.3。マルチユーザー、マルチスレッドの SQL データベースサーバーです。あらゆる実用的な目的に対応するために、MariaDB には、MySQL とバイナリー互換性があります。
  • PostgreSQL 10 および PostgreSQL 9.6。高度なオブジェクトリレーショナルデータベース管理システム (DBMS) です。
  • Redis 5。高度な鍵と値のストアです。鍵には、文字列、ハッシュ、リスト、セット、およびソートセットを含めることができるため、データ構造サーバーと呼ばれています。RHEL で、Redis が初めて提供されます。

NoSQL の MongoDB データベースサーバーは、Server Side Public License (SSPL) を使用するため、RHEL 8.0 には同梱されていません。

データベースサーバーを並行してインストールできない

RPM パッケージが競合しているため、RHEL 8.0 では、mariadb モジュールと mysql モジュールを同時にインストールすることができません。

設計上、同じモジュールの複数のバージョン (ストリーム) を並行してインストールすることはできません。たとえば、postgresql モジュールから利用可能なストリーム ( 10 (デフォルト) または 9.6 ) の中から 1 つ選択する必要があります。RHEL 6 および RHEL 7 用の Red Hat Software Collections では、コンポーネントの並列インストールが可能です。RHEL 8 では、コンテナー内で異なるバージョンのデータベースサーバーを使用できます。

15.4.1. MariaDB 10.3 への主な変更点

MariaDB 10.3 では、RHEL 7 に同梱されていたバージョン 5.5 に新機能が数多く追加されました。以下は、主な変更点です。

  • 共通テーブル式 (CTE)
  • システムのバージョンが管理されたテーブル
  • FOR ループ
  • 非表示の列
  • シーケンス
  • InnoDB のインスタント ADD COLUMN
  • ストレージエンジンに依存しないカラム圧縮
  • 並列レプリケーション
  • マルチソースのレプリケーション

さらに、新しい mariadb-connector-c パッケージは、MySQLMariaDB に共通のクライアントライブラリーを提供します。このライブラリーは、データベースサーバーの MySQL および MariaDB の全バージョンで使用できます。その結果、RHEL 8 に同梱される MySQL サーバーおよび MariaDB サーバーのいずれかに構築されるアプリケーションの 1 つに接続できます。

その他の主な変更点は次の通りです。

  • 同期マルチクラスターでもある MariaDB Galera Cluster が、MariaDB の標準に含まれるようになりました。
  • InnoDB は、XtraDB の代わりに、デフォルトのストレージエンジンとして使用されます。
  • mariadb-bench サブパッケージが削除されました。
  • プラグインの成熟度に対するデフォルトの許可レベルは、サーバーの成熟度よりレベルが 1 つ低くなるように変更になりました。その結果、以前は動作していた、成熟度レベルが低いプラグインが、読み込まれなくなりました。

「Red Hat Enterprise Linux 8 での MariaDB の使用」も併せて参照してください。

15.4.2. MySQL 8.0 への主な変更点

RHEL 8 に同梱される MySQL 8.0 には、たとえば次のような機能強化が含まれます。

  • MySQL に、データベースオブジェクトに関する情報を格納するトランザクショナルデータディクショナリーが組み込まれました。
  • MySQL がロールに対応するようになりました。ロールは特権の集まりです。
  • デフォルトの文字セットが、latin1 から utf8mb4 に変更しました。
  • 非再帰的および再帰的な Common Table Expression に対応するようになりました。
  • MySQL が、クエリーで関連する行の集合に対して、行ごとに計算を実行する window 関数に対応するようになりました。
  • locking readステートメントにより、InnoDB で、NOWAIT オプションおよび SKIP LOCKED オプションに対応するようになりました。
  • GIS 関連の関数が改善しました。
  • JSON 関数が強化されました。
  • 新しい mariadb-connector-c パッケージは、MySQLMariaDB に共通のクライアントライブラリーを提供します。このライブラリーは、データベースサーバーの MySQL および MariaDB の全バージョンで使用できます。その結果、RHEL 8 に同梱される MySQL サーバーおよび MariaDB サーバーのいずれかに構築されるアプリケーションの 1 つに接続できます。

さらに、RHEL 8 に同梱されている MySQL 8.0 サーバーでは、デフォルトの認証プラグインに mysql_native_password を使用するように設定されています。RHEL 8 のクライアントツールおよびライブラリーは、アップストリームの MySQL 8.0 バージョンでデフォルトで使用されている caching_sha2_password メソッドと互換性がないためです。

デフォルトの認証プラグインを caching_sha2_password に変更するには、/etc/my.cnf.d/mysql-default-authentication-plugin.cnf ファイルを次のように変更します。

[mysqld]
default_authentication_plugin=caching_sha2_password

15.4.3. PostgreSQL への主な変更点

RHEL 8.0 は、postgresql モジュールの 2 つのストリームで、PostgreSQL データベースサーバーのバージョンを 2 つ (PostgreSQL 10 (デフォルトストリーム) および PostgreSQL 9.6) 提供します。RHEL 7 には PostgreSQL バージョン 9.2 が含まれます。

PostgreSQL 9.6 への主な変更点。以下は例になります。

  • 一連の動作の並列実行 - scanjoin、および aggregate
  • 同期レプリケーションの機能強化
  • フレーズを検索できるように、フルテキスト検索が改善
  • postgres_fdw データ連携ドライバーが、リモートの joinsortUPDATE、および DELETE の操作に対応
  • (特に、マルチ CPU ソケットサーバーのスケーラビリティーに関する) 重要なパフォーマンスの向上

PostgreSQL 10 への主な機能拡張。以下は例になります。

  • publish キーワードおよび subscribe キーワードを使用した論理レプリケーション
  • SCRAM-SHA-256 メカニズムを基にした強力なパスワード認証
  • 宣言型テーブルのパーティション
  • 改善されたクエリーの並列処理
  • 重要な一般的なパフォーマンスの向上
  • 改善された監視および制御

「Red Hat Enterprise Linux 8 で PostgreSQL の使用」も併せて参照してください。

第16章 コンパイラーおよび開発ツール

16.1. RHEL 7 以降の toolchain の変更点

以下のシナリオでは、Red Hat Enterprise Linux 7 で説明されているコンポーネントのリリース以降のツールチェインにおける変更を記載します。『Red Hat Enterprise Linux 8.0 リリースノート』も併せて参照してください。

16.1.1. RHEL 8 の GCC における変更点

Red Hat Enterprise Linux 8 では、GCC ツールチェーンは GCC 8.2 リリースシリーズに基づいています。以下は、Red Hat Enterprise Linux 7 からの主な変更点です。

  • エイリアス解析、ベクトル化機能の改善、同一コードの折りたたみ、プロシージャー間解析、ストアマージの最適化パスなど、一般的な最適化が多数追加されました。
  • Address Sanitizer が改善されました。
  • メモリリークを検出するために、Leak Sanitizer が追加されました。
  • 未定義の挙動を検出するために、Undefined Behavior Sanitizer が追加されました。
  • デバッグ情報が DWARF5 形式で生成できるようになりました。この機能は実験的なものです。
  • ソースコードカバレッジ解析ツールの GCOV が、様々な改良とともに拡張されました。
  • OpenMP 4.5 仕様のサポートが追加されました。また、OpenMP 4.0 仕様のオフロード機能は、C、C++、および Fortran のコンパイラーで対応されます。
  • 特定の、起こりうるプログラムエラーを静的に検出するために、新しい警告と改善された診断が追加されました。
  • ソースの場所は、その場所よりも広い範囲を追跡するため、診断する内容が濃くなりました。コンパイラーは、「fix-it」ヒントを提供し、可能なコードの修正を提案します。代替名とタイポの検出を簡単にするために、スペルチェックが追加されました。

セキュリティー

GCC が、生成したコードをさらに強化するツールを提供するように拡張されました。セキュリティーに関する改善点には以下が含まれます。

  • オーバーフローチェックを含む算術計算のための組み込み関数 __builtin_add_overflow__builtin_sub_overflow、および __builtin_mul_overflow が追加されました。
  • スタッククラッシュに対して追加のコード保護を生成するために、-fstack-clash-protection オプションが追加されました。
  • 増加したプログラムセキュリティーの制御フロー命令のターゲットアドレスを確認するために、-fcf-protection オプションが導入されました。
  • 新しい -Wstringop-truncation 警告オプションは、コピーした文字列を切り捨てるか、目的が変更しない strncatstrncpystpncpy などのバインドされた文字列操作関数への呼び出しを一覧表示します。
  • -Warray-bounds 警告オプションが改善され、範囲外の配列のインデックスおよびポインターのオフセットの検出が改善されるようになりました。
  • memcpyrealloc などの生のメモリーアクセス機能により、重要なクラスタイプのオブジェクトで潜在的に危険な操作を警告するために、-Wclass-memaccess 警告オプションが追加されました。

アーキテクチャーおよびプロセッサーのサポート

アーキテクチャーおよびプロセッサーサポートの改善点は次のとおりです。

  • Intel AVX-512 アーキテクチャー、その多数のマイクロアーキテクチャー、および Intel Software Guard Extensions (SGX) にアーキテクチャー固有の新しいオプションが複数追加されました。
  • コード生成は、現在、64 ビットの ARM アーキテクチャー LSE 拡張、ARMv8.2-A 16 ビット浮動小数点拡張 (FPE)、およびアーキテクチャーのバージョン ARMv8.2-A、ARMv8.3-A、および ARMv8.4-A を対象にできるようになりました。
  • ARM および 64 ビット ARM アーキテクチャーで -march=native オプションの処理が修正されました。
  • IBM Z アーキテクチャーのプロセッサー z13 および z14 に対応するようになりました。

言語および標準

以下は、言語と標準規格に関連した主な変更点です。

  • C 言語でコンパイルする際に使用されるデフォルトの標準規格が、GNU 拡張機能が含まれる C17 に変更になりました。
  • C++ 言語でコードをコンパイルする際に使用されるデフォルトの標準規格が、GNU 拡張機能が含まれる C++14 に変更になりました。
  • C++ ランタイムライブラリーが、C++11 および C++14 の標準規格に対応するようになりました。
  • C++ コンパイラーは、新しい機能を多数持つ C++14 標準仕様を実装するようになりました。たとえば、変数テンプレート、非静的データメンバーイニシャライザーを持つ統合、拡張した constexpr 指定子、標準サイズの割り当て解除関数、汎用ラムダ、可変長の配列、桁区切り記号などになります。
  • C 言語の標準 C11 のサポートが改善しました。ISO C11 アトミック、一般的な選択、およびスレッドローカルストレージが利用可能になりました。
  • 新しい __auto_type の GNU C 拡張機能が、C 言語の C++11 の auto キーワード機能のサブセットを提供します。
  • ISO/IEC TS 18661-3:2015 標準規格が指定する型名 _FloatN および _FloatNx が、C フロントエンドで認識されるようになりました。
  • C 言語でコンパイルする際に使用されるデフォルトの標準規格が、GNU 拡張機能が含まれる C17 に変更になりました。これは、--std=gnu17 オプションを使用するのと同じ効果があります。以前は、デフォルトは、GNU 拡張を持つ C89 です。
  • GCC は、C++17 言語標準規格と、C++20 標準規格の一部の機能を使用してコンパイルできるようになりました。
  • 空のクラスを引数として渡すと、プラットフォーム ABI で要求される、Intel 64 アーキテクチャーおよび AMD64 アーキテクチャーで領域を使用しません。削除したコピーまたは移動のコンストラクターだけを持つクラスを渡すか返すと、重要なコピーまたは移動のコンストラクターを持つクラスと同じ規則を使用します。
  • C++11 の alignof 演算子により返される値は、C の _Alignof 演算子と一致し、最小の配置を返すように修正されました。適切な配置を見つけるには、GNU 拡張機能 __alignof__ を使用します。
  • Fortran 言語コード用の libgfortran ライブラリーのメインバージョンが 5 に変更になりました。
  • Ada (GNAT)、GCC Go、および Objective C/C++ 言語に対応しなくなりました。Go コード開発には Go Toolset を使用してください。

関連資料

16.1.2. RHEL 8 の GCC へのセキュリティー強化

本セクションは、Red Hat Enterprise Linux 7.0 のリリース以降に追加されたセキュリティーに関連する GCC の変更の詳細を説明します。

新しい警告

以下のような警告オプションが追加されました。

オプション警告が表示された理由

-Wstringop-truncation

コピーした文字列を切り捨てるか、目的が変更しない strncatstrncpystpncpy などのバインドした文字列操作を読み出します。

-Wclass-memaccess

memcpyrealloc のような、生のメモリー機能により、潜在的に危険な方法で操作される重要なクラスタイプのオブジェクトです。

警告は、ユーザー定義のコンストラクターやコピー代入演算子、破損した仮想テーブルポインター、const 修飾型または参照、またはメンバーポインターのデータメンバーを回避する呼び出しを検出します。この警告は、データメンバーへのアクセス制御を回避する呼び出しも検出します。

-Wmisleading-indentation

コードのインデントにより、コードのブロック構造について誤解を与える場所。

-Walloc-size-larger-than=size

割り当てるメモリーの量が size を超えた場合にメモリー割り当て関数を呼び出します。2 つのパラメーターを乗じることで割り当てが指定される関数や、alloc_size 属性が付けられた関数とも連携します。

-Walloc-zero

メモリー量を割り当てないようにするメモリー割り当て関数を呼び出します。2 つのパラメーターを乗じることで割り当てが指定される関数や、alloc_size 属性が付けられた関数とも連携します。

-Walloca

alloca 関数へのすべての読み出し。

-Walloca-larger-than=size

size 以上のメモリーが必要になると、alloca 関数が呼び出されます。

-Wvla-larger-than=size

指定のサイズを超えたか、そのバインドが十分に拘束されるか不明な可変長配列 (VLA) の定義。

-Wformat-overflow=level

形式化された出力関数の sprintf ファミリーへの呼び出しで、特定の好ましいバッファーオーバーフロー。level 値の詳細と説明は、man ページの gcc(1) を参照してください。

-Wformat-truncation=level

形式化された出力関数の snprintf ファミリーへの呼び出しで、特定の好ましい出力の切り替え。level 値の詳細と説明は、man ページの gcc(1) を参照してください。

-Wstringop-overflow=type

memcpystrcpy などの文字列処理関数への呼び出しのバッファーオーバーフロー。level 値の詳細と説明は、man ページの gcc(1) を参照してください。

警告の改良

次の GCC の警告が修正されました。

  • -Warray-bounds オプションが改善され、範囲外の配列インデックスおよびポインターオフセットの複数インスタンスを検出するようになりました。たとえば、フレキシブル配列メンバーと文字列リテラルに、負または過剰なインデックスが検出されます。
  • GCC 7 で導入された -Wrestrict オプションは、標準メモリーと、memcpystrcpy などの文字列操作関数への制限引数を介してオブジェクトへのアクセスをオーバーラップする、より多くのインスタンスを検出するように強化されました。
  • -Wnonnull オプションは、null 以外の引数 (nonnull 属性が付いている) を期待する関数に null ポインターを渡す広範囲なケースセットを検出するように強化されました。

新しい UndefinedBehaviorSanitizer

UndefinedBehaviorSanitizer と呼ばれる未定義の動作を検出する新しいランタイムサニタイザーが追加されました。主な機能は以下のようになります。

オプションチェック

-fsanitize=float-divide-by-zero

ゼロによる浮動小数点除算を検出します。

-fsanitize=float-cast-overflow

浮動小数点型から整数の変換がオーバーフローしていないことを確認します。

-fsanitize=bounds

配列境界の計測を有効にして、範囲外のアクセスを検出します。

-fsanitize=alignment

アラインメントチェックを有効にし、アラインが適切でない様々なオブジェクトを検出します。

-fsanitize=object-size

オブジェクトサイズのチェックを有効にして、様々な範囲外のアクセスを検出します。

-fsanitize=vptr

C++ メンバー関数呼び出し、メンバーアクセス、および基本クラスおよび派生クラスへのポインター間の会話のチェックを有効にします。また、参照されるオブジェクトに正しい動的タイプがない場合は検出します。

-fsanitize=bounds-strict

配列境界の厳密なチェックを有効にします。これにより、柔軟なメンバー状の配列の計測と -fsanitize=bounds を有効にします。

-fsanitize=signed-integer-overflow

汎用ベクトルを持つ算術演算でも、算術オーバーフローが診断されます。

-fsanitize=builtin

事前定義されたビルトインの __builtin_clz または __builtin_ctz への無効な引数をランタイム時に診断します。-fsanitize=undefined からのチェックが含まれます。

-fsanitize=pointer-overflow

ポインターのラッピングに簡易ランタイムテストを実行します。-fsanitize=undefined からのチェックが含まれます。

AddressSanitizer の新規オプション

以下のオプションが AddressSanitizer に追加されました。

オプションチェック

-fsanitize=pointer-compare

異なるメモリーオブジェクトを指定するポインターの比較を警告します。

-fsanitize=pointer-subtract

異なるメモリーオブジェクトを指すポインターの減算を警告します。

-fsanitize-address-use-after-scope

その変数が定義されている範囲後に取得され使用されているアドレスの変数をサニタイズします。

その他のサニタイザーおよび計測

  • プローブを挿入するために、-fstack-clash-protection オプションが追加されました。このプローブは、スタック領域が静的または動的に割り当てられた場合に、スタックオーバーフローが確実に検出され、オペレーティングシステムが提供するスタックガードページを超えることに依存する攻撃ベクトルを軽減する際に挿入されます。
  • 制御フロー転送のターゲットアドレス命令 (間接的な関数呼び出し、関数の戻り値、間接ジャンプなど) のターゲットアドレスが有効であることを確認することで、コード計測を実行して、プログラムセキュリティーを高める新しいオプション -fcf-protection=[full|branch|return|none] が追加されました。

関連資料

  • 上述のオプションの一部に提供された値の詳細および説明は、man ページの gcc(1) を参照してください。

    $ man gcc

16.1.3. RHEL 8 の GCC で互換性に影響を与える変更

std::string および std::list における C++ ABI の変更

RHEL 7 (GCC 4.8) と RHEL 8 (GCC 8) との間で変更した libstdc++ ライブラリーの std::string クラスおよび std::list クラスの Application Binary Interface (ABI) は、C++11 標準に従います。libstdc++ ライブラリーは、古い ABI および新しい ABI の両方に対応しますが、その他の C++ システムライブラリーには対応しません。そのため、このライブラリーに動的にリンクするアプリケーションを再構築する必要があります。これは、C++98 を含むすべての C++ 標準モードに影響します。RHEL 7 で Red Hat Developer Toolset コンパイラーを使用して構築したアプリケーションにも影響します。このコンパイラーは、古い ABI を維持して、システムライブラリーとの互換性を維持します。

GCC が、Ada、Go、および Objective C/C++ コードを構築しなくなる

GCC コンパイラーから、Ada (GNAT)、GCC Go、および Objective C/C++ の言語でコードを構築する機能が削除されました。

Go コードを構築する場合は、代わりに Go Toolset を使用します。

16.2. コンパイラーツールセット

RHEL 8.0 は、以下のコンパイラーツールセットを、アプリケーションストリームとして提供します。

  • Clang および LLVM Toolset 7.0.1 は、LLVM コンパイラーインフラストラクチャーフレームワーク、C 言語および C++ 言語用の Clang コンパイラー、LLDB デバッガー、コード解析の関連ツールを提供します。『Using Clang and LLVM Toolset』を参照してください。
  • Rust Toolset 1.31 は、Rust プログラミング言語コンパイラー rustccargo ビルドツールおよび依存マネージャー、cargo-vendor プラグイン、および必要なライブラリーを提供します。『Using Rust Toolset』を参照してください。
  • Go Toolset 1.11.5 は、Go プログラミング言語ツールおよびライブラリーを提供します。Go は、golang としても知られています。『Using Go Toolset』を参照してください。

16.3. RHEL 8 における Java 実装および Java ツール

RHEL 8 AppStream リポジトリーには、以下が含まれます。

  • java-11-openjdk パッケージ。OpenJDK 11 Java Runtime Environment および OpenJDK 11 Java Software Development Kit を提供します。
  • java-1.8.0-openjdk パッケージ。OpenJDK 8 Java Runtime Environment および OpenJDK 8 Java Software Development Kit を提供します。
  • icedtea-web パッケージ (Java Web Start の実装を提供)。
  • Java ライブラリーおよびコマンドラインツールを提供する ant モジュール。Java アプリケーションのコンパイル、アセンブル、テスト、および実行を行います。ant がバージョン 1.10 に更新されました。
  • maven モジュールは、ソフトウェアプロジェクトの管理および解釈を行うツールを提供します。maven は、以前は、Software Collection から、またはサポート対象外の Optional チャンネルからしか入手できませんでした。
  • scala モジュール は、Java プラットフォーム用の汎用プログラミング言語を提供します。scala は、以前は、Software Collection からしか入手できませんでした。

また、java-1.8.0-ibm パッケージは、Supplementary リポジトリーを介して配布されます。Red Hat は、このリポジトリーのパッケージをサポートしていません。

16.4. GDB で互換性に影響を与える変更

Red Hat Enterprise Linux 8 で提供される GDB のバージョンは、特に GDB の出力が端末から直接読み込まれる場合に、互換性に影響を与える変更が多数含まれています。次のセクションは、この変更の詳細を提供します。

GDB の出力の解析は推奨されません。Python GDB API または GDB Machine Interface (MI) を使用するスクリプトが推奨されます。

GDBserver がシェルで inferior を開始

inferior コマンドライン引数で拡張や変数置換を有効にするために、GDBserver では、GDB と同じように、シェルで inferior を開始するようになりました。

シェルを使用して無効にするには、以下を行います。

  • GDB コマンド target extended-remote を使用する場合は、set startup-with-shell off コマンドでシェルが無効になります。
  • GDB コマンド target remote を使用する場合は、GDBserver の --no-startup-with-shell オプションでシェルが無効になります。

例16.1 リモートの GDB inferior へのシェル拡張例

この例は、GDBserver から /bin/echo /* コマンドを実行する方法が Red Hat Enterprise Linux versions 7 および 8 でどのように異なるかを示します。

  • RHEL 7 の場合:

    $ gdbserver --multi :1234
    $ gdb -batch -ex 'target extended-remote :1234' -ex 'set remote exec-file /bin/echo' -ex 'file /bin/echo' -ex 'run /*'
    /*
  • RHEL 8 の場合:

    $ gdbserver --multi :1234
    $ gdb -batch -ex 'target extended-remote :1234' -ex 'set remote exec-file /bin/echo' -ex 'file /bin/echo' -ex 'run /*'
    /bin /boot (...) /tmp /usr /var

gcj サポートが削除される

Java 用の GNU Compiler でコンパイルされた Java プログラムをデバッグへの対応 (gcj) が削除されました。

シンボルのダンプのメンテナンスコマンドの新しい構文

シンボルのダンプのメンテナンスコマンド構文に、ファイル名の前にオプションが追加されました。これにより、RHEL 7 の GDB で機能するコマンドが、RHEL 8 では機能しなくなりました。

例として、次のコマンドはファイルにシンボルを格納しませんが、エラーメッセージを生成します。

(gdb) maintenance print symbols /tmp/out main.c

シンボルのダンプのメンテナンスコマンドの新しい構文は、以下のようになります。

maint print symbols [-pc address] [--] [filename]
maint print symbols [-objfile objfile] [-source source] [--] [filename]
maint print psymbols [-objfile objfile] [-pc address] [--] [filename]
maint print psymbols [-objfile objfile] [-source source] [--] [filename]
maint print msymbols [-objfile objfile] [--] [filename]

スレッド番号がグローバルではなくなる

GDB は、グローバルのスレッド番号設定のみを使用していました。番号設定は、inferior_num.thread_num の形式 (2.1 など) で、inferior ごとに表示されるように拡張されました。そのため、利便性に関する変数 $_thread と、Python 属性 InferiorThread.num のスレッド番号が、inferior の間で一意ではなくなりました。

GDB は、スレッドごとに、グローバルスレッド ID と呼ばれる 2 番目のスレッド ID を格納します。これは、以前のリリースのスレッド番号と同等の、新規のものになります。グローバルスレッド番号にアクセスするには、利便性に関する変数 $_gthread および Python 属性 InferiorThread.global_num を使用します。

後方互換性の場合は、Machine Interface (MI) のスレッド ID に、常にグローバル ID が含まれます。

例16.2 GDB スレッド番号変更の例

Red Hat Enterprise Linux 7 の場合:

# debuginfo-install coreutils
$ gdb -batch -ex 'file echo' -ex start -ex 'add-inferior' -ex 'inferior 2' -ex 'file echo' -ex start -ex 'info threads' -ex 'pring $_thread' -ex 'inferior 1' -ex 'pring $_thread'
(...)
  Id   Target Id         Frame
* 2    process 203923 "echo" main (argc=1, argv=0x7fffffffdb88) at src/echo.c:109
  1    process 203914 "echo" main (argc=1, argv=0x7fffffffdb88) at src/echo.c:109
$1 = 2
(...)
$2 = 1

Red Hat Enterprise Linux 8 の場合:

# dnf debuginfo-install coreutils
$ gdb -batch -ex 'file echo' -ex start -ex 'add-inferior' -ex 'inferior 2' -ex 'file echo' -ex start -ex 'info threads' -ex 'pring $_thread' -ex 'inferior 1' -ex 'pring $_thread'
(...)
  Id   Target Id         Frame
  1.1  process 4106488 "echo" main (argc=1, argv=0x7fffffffce58) at ../src/echo.c:109
* 2.1  process 4106494 "echo" main (argc=1, argv=0x7fffffffce58) at ../src/echo.c:109
$1 = 1
(...)
$2 = 1

値の中身に対するメモリーが制限される

GDB は、以前は、値のコンテンツに割り当てられるメモリー量に制限を課していませんでした。その結果、誤ったプログラムをデバッグすると、GDB が割り当てるメモリー量が多くなりすぎていました。割り当てたメモリーの量を制限できるように、max-value-size 設定が追加されました。この制限のデフォルト値は 64 KiB です。これにより、Red Hat Enterprise Linux 8 の GDB では、表示される値が大きくなりすぎることはありませんが、その値が大きすぎることが報告されます。

たとえば、char s[128*1024]; と定義された値を出力すると、異なる結果が生成されます。

  • Red Hat Enterprise Linux 7 では、$1 = 'A' <repeats 131072 times> となります。
  • Red Hat Enterprise Linux 8 では、value requires 131072 bytes, which is more than max-value-size (値には 131072 バイトが必要ですが、この値は max-value-size を超えています) と表示されます。

スタブ形式の Sun のバージョンがサポート対象外になる

Sun バージョンの stabs デバッグファイルフォーマットに対応しなくなりました。RHEL で gcc -gstabs オプションを使用して GCC が生成した stabs フォーマットは、GDB でも引き続きサポートされます。

Sysroot 処理変更

set sysroot path コマンドは、デバッグに必要なファイルを検索する際にシステムルートを指定します。このコマンドに適用したディレクトリー名は、文字列 target: のプレフィックスになり、GDB が、(ローカルおよびリモートの) ターゲットシステムの共有ライブラリーを読み込みます。以前は利用できた remote: プレフィックスは、target: として扱われるようになりました。さらに、デフォルトのシステム root 値は、後方互換性として、空の文字列から target: に変更になりました。

GDB がリモートのプロセスを開始したり、すでに実行しているプロセス (ローカルおよびリモートの両方) に接続する際に、指定したシステムの root が、主な実行ファイルのファイル名の先頭に追加されます。これは、プロセスがリモートの場合に、デフォルト値 target: が、GDB がリモートシステムからデバッグ情報を読み込もうとすることを示しています。これが発生しないようにするには、target remote コマンドの前に set sysroot コマンドを実行して、ローカルのシンボルファイルが、リモートのファイルが見つかるよりも早く見つかるようにします。

HISTSIZE が GDB コマンドの履歴サイズを制御しなくなる

HISTSIZE 環境変数に使用されている GDB は、コマンド履歴がどのぐらい保存されるかを指定していました。代わりに GDBHISTSIZE 環境変数が使用されるように変更になりました。この変数は、GDB に固有になります。可能な値とその効果は次のとおりです。

  • 正の数 - このサイズのコマンド履歴を使用
  • -1 または空の文字列 - コマンド履歴をすべて保持
  • 数値以外の値 - 無視

完了制限が追加される

set max-completions コマンドを使用して、完了時に検討される候補の最大値が制限されるようになりました。現在の制限を表示するには、show max-completions コマンドを実行します。デフォルト値は 200 です。この制限により、GDB が、生成する完了リストが大きすぎて、応答しなくならないようにします。

たとえば、p <tab><tab> の入力後の出力は、以下のようになります。

  • RHEL 7 の場合 - Display all 29863 possibilities? (y or n)
  • RHEL 8 の場合 - Display all 200 possibilities? (y or n)

HP-UX XDB 互換性モードが削除される

HP-UX XDB 互換性モードの -xdb オプションが GDB から削除されています。

スレッドのシグナル処理

GDB は、シグナルが実際に送信されるスレッドの代わりに、現在のスレッドへシグナルを配信していました。このバグは修正され、実行を再開する際に GDB が現在のスレッドへ、常にシグナルを渡すようになりました。

また、signal コマンドは、現在のスレッドに、必要なシグナルを常に正しく配信するようになりました。シグナルに対してプログラムが停止したり、ユーザーがスレッドを切り替えた場合は、GDB により確認が求められます。

ブレークポイントモードが常に挿入され、自動的にマージされる

breakpoint always-inserted 設定が変更しました。auto 値と対応する動作が削除されました。デフォルト値は off です。off の場合は、すべてのスレッドが停止するまで、GDB がターゲットからブレークポイントを削除しないようになります。

remotebaud コマンドがサポート対象外に

set remotebaud コマンドおよび show remotebaud コマンドがサポートされなくなりました。代わりに set serial baud コマンドおよび show serial baud コマンドを使用してください。

16.5. コンパイラーおよび開発ツールにおける互換性に影響を与える変更

librtkaio が削除される

この更新では、librtkaio ライブラリーが削除されました。このライブラリーは、ファイルへの高パフォーマンスのリアルタイム非同期 I/O アクセスを提供していました。これは、Linux の KAIO (kernel Asynchronous I/O) サポートに基づいています。

削除の結果は以下のようになります。

  • librtkaio を読み込む LD_PRELOAD メソッドを使用するアプリケーションは、不明なライブラリーに関する警告を表示し、代わりに librt ライブラリーを読み込み、適切に実行します。
  • librtkaio を読み込む LD_LIBRARY_PATH メソッドを使用するアプリケーションは、代わりに librt ライブラリーを読み込んで適切に実行し、警告は表示されません。
  • dlopen() システムコールを使用するアプリケーションでは、代わりに librtkaiolibrt ライブラリーを直接読み込みます。

librtkaio のユーザーには以下のオプションがあります。

  • 自身のアプリケーションを変更せずに、上記のフォールバックメカニズムを使用。
  • librt ライブラリーを使用するようにアプリケーションのコードを変更。互換性のある POSIX 準拠 API が提供されます。
  • 互換性のある API を提供する libaio ライブラリーを使用するようにアプリケーションのコードを変更。

特定の条件では、librtlibaio の両方が、同じ機能および性能を提供します。

Red Hat 互換性レベルは、libaio パッケージが 2 になります。librtk と削除された librtkaio の場合は 1 です。

詳細は、「Changes/GLIBC223 librtkaio removal」を参照してください。

Sun RPC インターフェースおよび NIS インターフェースが glibc から削除される

glibc ライブラリーは、新しいアプリケーションに Sun RPC および NIS のインターフェースを提供しなくなりました。このインターフェースは、レガシーアプリケーションを実行する場合にのみ利用できるようになりました。開発者は、Sun RPC の代わりに libtirpc ライブラリー、そして NIS の代わりに libnsl2 ライブラリーを使用するようにアプリケーションを変更する必要があります。アプリケーションは、置換ライブラリーの IPv6 サポートを利用します。

32 ビット Xen の nosegneg ライブラリーが削除される

glibc i686 パッケージは、以前は代替の glibc ビルドに含まれており、負のオフセット (nosegneg) を使用して、スレッド記述子セグメントレジスターの使用を回避していました。この代替ビルドは、ハードウェアの仮想化サポートを使用せず、フル準仮想化のコストを削除するための最適化として、32 ビットバージョンの Xen Project ハイパーバイザーでのみ使用されます。この代替ビルドはこれ以上使用されず、削除されます。

make の新しい演算子 != を使用すると一部の makefile の既存構文で解釈が異なる

シェル代入演算子 != が GNU make に、BSD makefile との互換性を高める $(shell …​) の代わりに追加されました。これにより、variable!=value のように、感嘆符で終わり、その後に代入が続く名前の変数は、新しいシェル割り当てとして解釈されるようになりました。以前の動作に戻すには、variable! =value のように、感嘆符の後にスペースを追加します。

演算子と関数の詳細と相違点は、GNU の make マニュアルを参照してください。

MPI デバッグサポート用 valgrind ライブラリーが削除される

valgrind-openmpi パッケージが提供する Valgrindlibmpiwrap.so ラッパーライブラリーが削除されました。このライブラリーにより、MPI (Message Passing Interface) を使用して、Valgrind がプログラムをデバッグできるようになりました。このライブラリーは、以前のバージョンの Red Hat Enterprise Linux の Open MPI 実装バージョンに固有です。

libmpiwrap.so を使用する場合は、MPI 実装およびバージョンに固有のアップストリームソースから独自のバージョンを構築することが推奨されます。LD_PRELOAD 技術を使用して、カスタムビルドのライブラリーを Valgrind に提供します。

開発用ヘッダーおよび静的ライブラリーが valgrind-devel から削除される

valgrind-devel サブパッケージは、カスタムの valgrind ツールを開発する開発ファイルを追加するために使用されていました。このファイルには保証された API がないため、この更新によりこのファイルが削除され、静的なリンクが必要となり、サポート対象外となります。valgrind-devel パッケージには、valgrind が有効なプログラムや、valgrind.hcallgrind.hdrd.hhelgrind.hmemcheck.h などのヘッダーファイルに対する開発ファイルが含まれます。このファイルは安定しており、サポートも適切です。

第17章 ID 管理

17.1. Identity Management パッケージがモジュールとしてインストールされる

RHEL 8 では、Identity Management (IdM) サーバーとクライアントのインストールに必要なパッケージがモジュールとして配布されています。client ストリームは、idm モジュールのデフォルトのストリームであるため、このストリームを有効にしなくてもクライアントのインストールに必要なパッケージをダウンロードできます。

IdM サーバーモジュールストリームは DL1 と呼ばれ、さまざまなタイプの IdM サーバーに対応するプロファイルが複数含まれます。

  • サーバー: 統合 DNS のない IdM サーバー
  • DNS: 統合 DNS のある IdM サーバー
  • adtrust: Active Directory と信頼関係のある IdM サーバー
  • クライアント: IdM クライアント

DL1 ストリームの特定のプロファイルにあるパッケージをダウンロードする場合は、以下を行います。

  1. ストリームを有効にします。

    # yum module enable idm:DL1
  2. ストリーム経由で配信される RPM に切り替えます。

    # yum distro-sync
  3. 選択したプロファイルをインストールします。

    # yum module install idm:DL1/profile

    profile を、上で定義した特定のプロファイルのいずれかに置き換えます。

詳細は「Identity Management サーバーに必要なパッケージのインストール」および「Identity Management クライアントのインストールに必要なパッケージ」を参照してください。

17.2. Active Directory ユーザーが Identity Management を管理可能に

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7 では、System Security Services Daemon (SSSD) で外部グループメンバーシップを使用して、AD ユーザーとグループが POSIX 環境の IdM リソースにアクセスするのを許可します。

IdM LDAP サーバーには、アクセス制御を付与する独自のメカニズムがあります。RHEL 8 には、AD ユーザーに対する ID ユーザーのオーバーライドを、IdM グループのメンバーとして追加できるようにする更新が導入されました。ID オーバーライドは、特定の Active Directory ユーザーまたはグループのプロパティーが特定の ID ビュー (この場合は Default Trust View) 内でどのように見えるかを記述するレコードです。この更新により、IdM LDAP サーバーは、IdM グループのアクセス制御ルールを AD ユーザーに適用できます。

AD ユーザーは、IdM UI のセルフサービス機能 (SSH キーのアップロード、個人のデータの変更など) を使用できるようになりました。AD 管理者は、アカウントおよびパスワードを 2 つ使用しなくても、IdM を完全に管理できるようになります。

注記

IdM の一部の機能は、AD ユーザーには現在利用できません。たとえば、IdM の admins グループに所属する AD ユーザーが、IdM ユーザーのパスワードを設定することはできません。

17.3. RHEL 8 のセッション記録ソリューションが追加

Red Hat Enterprise Linux 8 (RHEL 8) にセッション記録ソリューションが追加されました。新しい tlog パッケージと、それに関連付けられた Web コンソールセッションプレイヤーにより、ユーザー端末セッションを録画および再生できるようになりました。録画は、システムセキュリティーサービスデーモン (SSSD) サービスを介して、ユーザー別またはユーザーグループ別に設定できます。端末への入出力はすべてキャプチャーされ、テキストベースの形式でシステムジャーナルに保存されます。セキュリティー上の理由から、未加工のパスワードやその他の機密情報を傍受されないように、入力はデフォルトでは非アクティブになっています。

このソリューションを、セキュリティーが重要なシステムでユーザーセッションを監査するのに使用できます。セキュリティー違反が発生した場合に、記録したセッションをフォレンジック分析として評価できます。システム管理者は、セッション録画をローカルに設定し、tlog-play ユーティリティーを使用して、RHEL 8 Web コンソールインターフェースまたはコマンドラインインターフェースから、結果を表示できるようになりました。

17.4. Identity Management から削除された機能

17.4.1. NSS データベースが OpenLDAP でサポートされない

以前のバージョンの Red Hat Enterprise Linux (RHEL) における OpenLDAP スイートは、暗号化目的で Mozilla Network Security Services (NSS) を使用しました。RHEL 8 を使用して、OpenLDAP コミュニティーがサポートする OpenSSL は NSS を置き換えます。証明書およびキーを保存する NSS データベースをサポートしません。ただし、同じ目的を担う PEM (Privacy Enhanced Mail) ファイルをサポートします。

17.4.2. 選択した Python Kerberos パッケージが置き換えられている

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8 では、python-gssapi パッケージ、python-requests-gssapi モジュール、および urllib-gssapi ライブラリーは、Python Kerberos パッケージの python-krbVpython-kerberospython-requests-kerberos、および python-urllib2_kerberos に置き換えられました。重要な利点には、以下のようなものがあります。

  • python-gssapi は、python-kerberos または python-krbV よりも使いやすくなりました。
  • python 2 および python 3 は、python-gssapi では対応されますが、python-krbV では対応されません。
  • GSSAPI ベースのパッケージは、後方互換性のために、Kerberos だけでなく、NT LAN Manager NTLM など、その他の Generic Security Services API (GSSAPI) メカニズムを使用できます。

この更新により、RHEL 8 の GSSAPI の保守性とデバッグ可能性が向上します。

17.5. SSSD

17.5.1. authselectauthconfig に置き換え

RHEL 8 では、authconfig ユーティリティーに代わり、authselect ユーティリティーが導入されました。authselect には、システム管理者が PAM 設定変更を簡単に行える、より安全な PAM スタック管理アプローチが含まれています。authselect は、パスワード、証明書、スマートカード、フィンガープリントなどの認証方法を設定するのに使用できます。authselect では、リモートドメインに参加するのに必要なサービスを設定しません。このタスクは、realmdipa-client-install のような専門のツールにより実行されます。

17.5.2. KCM が、KEYRING をデフォルトの認証情報キャッシュストレージとして置き換え

RHEL 8 でデフォルトの認証情報キャッシュストレージは、sssd-kcm デーモンにより強化されている Kerberos Credential Manager (KCM) です。KCM では、以前使用されていた KEYRING の制限 (名前空間がないためにコンテナー化された環境での使用や、クォータの表示および管理が困難など) が解消されています。

今回の更新で、RHEL 8 には、コンテナー環境により適した認証情報キャッシュが含まれ、将来のリリースでより多くの機能を構築するための基盤が提供されます。

17.5.3. sssctl が、IdM ドメインの HBAC ルールレポートを出力

今回の更新で、System Security Services Daemon (SSSD) の sssctl ユーティリティーは、Identity Management (IdM) ドメインのアクセス制御レポートを出力できるようになりました。この機能は、規制上の理由から、特定のクライアントマシンにアクセスできるユーザーとグループの一覧を表示するニーズを満たします。IdM クライアントで sssctl access-report domain_name を実行すると、クライアントマシンに適用する IdM ドメインで解析されたホストベースのアクセス制御 (HBAC) ルールのサブセットを表示します。

IdM 以外のプロバイダーは、この機能に対応していません。

17.5.4. SSSD によりローカルユーザーがキャッシュに格納され、nss_sss モジュールにより処理される

RHEL 8 の System Security Services Daemon (SSSD) は、デフォルトで /etc/passwd ファイルおよび /etc/groups ファイルから、ユーザーとグループにサービスを提供します。sss の nsswitch モジュールは、/etc/nsswitch.conf のファイルに先行します。

SSSD を通して、ローカルユーザーにサービスを提供する利点は、nss_sss モジュールに memory-mapped cache があるため、NSS (Name Service Switch) への各要求でディスクにアクセスしてファイルを開くのと比較して、Name Service Switch (NSS) ルックアップが高速になることでした。これまで、ディスクへのアクセスの高速化は、Name サービスキャッシュデーモン (nscd) により行われていました。ただし、SSSD と nscd の両方が独自の独立したキャッシュを使用するため、nscd と SSSD を並行して使用するのは容易ではありません。そのため、SSSD が、リモートドメイン (LDAP、Active Directory など) のユーザーにもサービスを提供している環境で nscd を使用すると、予期しない動作が発生する可能性があります。

今回の更新で、RHEL 8 でローカルユーザーおよびグループの解決が速くなりました。root ユーザーは、SSSD に処理されることがないため、SSSD の潜在的なバグが root の解決に影響を及ぼすことはありません。また、SSSD が実行していない場合は、問題を回避するために、nss_sss モジュールが nss_files にフォールバックすることでこの状況が適切に処理されます。SSSD を設定する必要はありません。files ドメインは自動的に追加されます。

17.5.5. SSSD で、複数のスマートカード認証デバイスの中から 1 つを選択可能

デフォルトでは、SSSD (System Security Services Daemon) が、スマートカード認証用デバイスを自動的に検出しようとします。複数のデバイスを接続している場合は、最初に見つかったデバイスを SSSD が選択します。したがって、特定のデバイスを選択することはできません。失敗する可能性もあります。

この更新では、sssd.conf 設定ファイルの [pam] セクションに、新しい p11_uri オプションを設定できるようになりました。このオプションを使用すると、スマートカード認証に使用するデバイスを定義できます。

たとえば、OpenSC PKCS#11 モジュールにより検出されたスロット ID 2 のリーダーを選択するには、以下を追加します。

p11_uri = library-description=OpenSC%20smartcard%20framework;slot-id=2

sssd.conf[pam] セクションに追加します。

詳細は、man sssd.conf ページを参照してください。

17.6. 削除された SSSD 機能

17.6.1. sssd-secrets が削除される

System Security Services Daemon (SSSD) の sssd-secrets コンポーネントは、Red Hat Enterprise Linux 8 から削除されました。Custodia シークレットサービスプロバイダーが、以前よりも活発に開発されなくなったためです。その他の Identity Management ツールを使用して Identity Management Vault などのシークレットを保存します。

第18章 デスクトップおよびグラフィックス

18.1. GNOME Shell がデフォルトのデスクトップ環境に

RHEL 8 では、GNOME Shell がデフォルトのデスクトップ環境として配布されます。

KDE Plasma Workspaces (KDE) に関連するすべてのパッケージが削除され、デフォルトの GNOME デスクトップ環境の代替として KDE を使用することができなくなりました。

Red Hat は、KDE を使用する RHEL 7 から、RHEL 8 GNOME への移行は対応しません。KDE を使用する RHEL 7 を使用している場合は、データのバックアップを取得し、GNOME Shell で RHEL 8 をインストールします。

18.2. GNOME Shell への主な変更点

RHEL 8 では、GNOME Shell (バージョン 3.28) が配布されます。

本セクションでは、以下を説明します。

  • GNOME Shell (バージョン 3.28) に関連する機能強化を説明します。
  • GNOME Shell 環境とディスプレイプロトコルのデフォルトの組み合わせにおける変更を説明します。
  • デフォルトでは利用できない機能にアクセスする方法を説明します。
  • ソフトウェア管理の GNOME ツールにおける変更を説明します。

18.2.1. RHEL 8 の GNOME シェル (バージョン 3.28)

RHEL 8 では、GNOME シェルのバージョン 3.28 が利用できます。以下は、主な機能強化です。

  • GNOME Boxes の新機能
  • 新しいオンスクリーンキーボード
  • デバイスへの対応が拡張 (最も大きな統合は Thunderbolt 3 インターフェース)
  • GNOME ソフトウェア、dconf-editor、および GNOME 端末の改善

18.2.2. GNOME Shell 環境

GNOME 3 では、2 つの基本的な環境を利用できます。

  • GNOME Standard
  • GNOME クラシック

いずれの環境でも、グラフィカルインターフェースを構築するプロトコルを 2 つ使用できます。

  • X11 プロトコル (X.Org をディスプレイサーバーとして使用)
  • Wayland プロトコル。 GNOME ShellWayland コンポジターおよびディスプレイサーバーとして使用します。

    ディスプレイサーバーに関するこのソリューションは、Wayland の GNOME Shell と呼ばれています。

RHEL 8 のデフォルトの組み合わせは、Wayland の GNOME Shell を使用した GNOME 標準環境です。

ただし、GNOME Shell 環境と、グラフィックスのプロトコルスタックに切り替える場合があります。詳細は「GNOME 環境およびディスプレイプロトコルの選択」を参照してください。

両方の GNOME Shell 環境を使用する方法は『デスクトップからの RHEL システムの管理』を参照してください。

18.2.3. デスクトップアイコン

RHEL 8 では、デスクトップアイコン機能は Nautilus ファイルマネージャーではなく、デスクトップアイコンの gnome-shell 拡張により提供されるようになりました。

拡張機能を使用できるようにするには、Appstream リポジトリーで利用可能な gnome-shell-extension-desktop-icons パッケージをインストールする必要があります。

RHEL 8 のデスクトップアイコンの詳細は『デスクトップからの RHEL システムの管理』を参照してください。

18.2.4. 分数スケール

Wayland の GNOME Shell セッションで、分数のスケーリング機能が利用できます。この機能は、GUI を分数でスケールでき、特定のディスプレイでスケールした GUI の出現を改善します。

この機能は現在試験的なものなので、デフォルトでは無効になっていることに注意してください。

分数スケールを有効にするには、次のコマンドを実行します。

# gsettings set org.gnome.mutter experimental-features "['scale-monitor-framebuffer']"

18.2.5. パッケージ管理用 GNOME ソフトウェア

RHEL 7 のグラフィカル環境におけるパッケージ管理に、一連のツールを提供する gnome-packagekit パッケージが利用できなくなりました。

RHEL 8 では、アプリケーションと gnome-shell 拡張機能のインストールと更新を可能にする GNOME Software ユーティリティーにより同様の機能が提供されます。GNOME Software は、gnome-software パッケージで配布されます。

GNOME ソフトウェア を使用したアプリケーションのインストール方法は『デスクトップからの RHEL システムの管理』を参照してください。

18.2.6. sudo でグラフィカルアプリケーションを開く

sudo コマンドを使用して、端末でグラフィカルアプリケーションを開くには、次の操作が必要になります。

X11 アプリケーション

アプリケーションは、X11 ディスプレイプロトコルを使用して、X サーバーのアクセス制御リストにローカルユーザー root を追加します。その結果、rootXwayland に接続できるようになり、X11 プロトコルが Wayland プロトコル、または逆方向に翻訳されます。

例18.1 X サーバーアクセス制御リストへ root を追加して、sudo で xclock を開く

$ xhost +si:localuser:root

$ sudo xclock

Wayland アプリケーション

アプリケーションが Wayland ネイティブの場合は、-E オプションが含まれます。

例18.2 sudo で GNOME Calculator を開く

$ sudo -E gnome-calculator

もしくは、sudo およびアプリケーションの名前を入力すると、アプリケーションを開く操作に失敗し、次のエラーメッセージが表示されます。

No protocol specified
Unable to init server: could not connect: connection refused
# Failed to parse arguments: Cannot open display

18.3. GNOME 環境およびディスプレイプロトコルの選択

様々な GNOME 環境の組み合わせおよびグラフィックプロトコルスタックを切り替えるために、以下の手順を使用します。

手順

  1. ログイン画面 (GDM) で、Sign In ボタンの横にある歯車をクリックします。

    注記

    ロック画面からはこのオプションにアクセスできません。最初に RHEL 8 を起動するか、現在のセッションからログアウトすると、ログイン画面が表示されます。

    gnome environments new

  2. 表示されるドロップダウンメニューから、オプションを選択します。

    注記

    ログイン画面に表示されるメニューで、X.Org ディスプレイサーバーが X11 ディスプレイサーバーとして表示されます。

重要

GNOME 環境、および上記手順のグラフィックプロトコルスタックの変更は、ユーザーがログアウトしたり、コンピューターの電源を落としたり、システムを再起動しても持続します。

18.4. Graphics スタック

RHEL 8 では、グラフィカルユーザーインターフェースを構築するプロトコルを 2 つ使用できます。

  • X11
  • Wayland

X11 プロトコルは、X.Org をディスプレイサーバーとして使用します。このプロトコルに基づいたグラフィックスの表示は、オプションでしかなかった RHEL 7 と同じように機能します。

RHEL 8 の Wayland プロトコルは、GNOME Shell コンポジターおよびディスプレイサーバーとして使用します。これはさらに Wayland の GNOME Shell として参照されます。

RHEL 8 の新規インストールでは Wayland の GNOME Shell が自動的に選択され、Wayland プロトコルがデフォルトで使用されます。ただし、Wayland における現在の制限 のため、または Wayland で X11 が優先される環境 では、「GNOME 環境およびディスプレイプロトコルの選択」 で説明されるように、X.Org に切り替えたり、GNOME 環境およびディスプレイサーバーで必要な組み合わせを選択できます。

本セクションでは、以下を説明します。

  • WaylandX11 の主な相違点
  • 現在の Wayland 制限
  • X11Wayland より優先される環境

18.4.1. Wayland と X11 の主な違い

X11 アプリケーション

クライアントアプリケーションは、Wayland プロトコルにポートする必要があり、GTK などの Wayland バックエンドを持つグラフィカルツールキットを使用して、Wayland に基づいたコンポジターおよびディスプレイサーバーとネイティブに動作できるようにします。

Wayland にポートできないレガシーな X11 アプリケーションは、Xwayland を、X11 レガシークライアントと Wayland コンポジターとの間のプロキシーとして自動的に使用します。Xwayland は、X11 サーバーと Wayland クライアントの両方として機能します。Xwayland の役割は、X11 のレガシーアプリケーションが、Wayland に基づいたディスプレイサーバーとともに動作するように、X11 プロトコルから Wayland プロトコルへ、または Wayland プロトコルから X11 プロトコルへ変換します。

Wayland の GNOME Shell では、Xwayland が、システムの起動時に自動的に起動します。これにより、Wayland の GNOME Shell を使用する際に X11 のレガシーアプリケーションが想定通りに動作するようになります。ただし、X11 プロトコルと Wayland プロトコルは異なり、X11 固有の機能を使用するクライアントは、Xwayland では動作が異なる可能性があります。このようなクライアントでは、「GNOME 環境およびディスプレイプロトコルの選択」に説明されるとおりに、X.Org ディスプレイサーバーに切り替えることができます。

libinput

RHEL 8 は、新しい統合入力スタック libinput を使用して、マウス、タッチパッド、タッチスクリーン、タブレット、トラックボール、ポインティングスティックなど、共通するすべてのデバイスタイプを管理します。この統合スタックは、X.Org および Wayland の GNOME Shell コンポジターに使用されます。

Wayland の GNOME Shell は、すべてのデバイスに直接 libinput を使用し、切り替え可能なドライバーは利用できません。X.Org では、libinput は、X.Org libinput ドライバーとして実装されます。X.Org におけるドライバーサポートは、『デスクトップからの RHEL システムの管理』を参照してください。

ジェスチャー

Wayland の GNOME Shell は、新しいタッチパットおよびタッチスクリーンのジェスチャーに対応します。以下のようなジェスチャーが含まれます。

  • 4 本の指で、上下にドラッグしてワークスペースを切り替えます。
  • 3 本の指をそれぞれ近づけて、アクティビティー概要を開きます。

関連情報

18.4.2. 現在の Wayland 制限

現在、Wayland ディスプレイプロトコルを使用すると、重要な制限が複数あります。

  • 専用の Nvidia バイナリードライバーには対応していません。
  • 従来の VNC ツールは一部利用できません。
  • XDMCP (X Display Manager Control Protocol) には対応していません。

その他の制限事項は次のとおりです。

  • X.Org* 画面操作ユーティリティーは利用できません。
  • Wayland ではレイアウト、回転、解像度の処理が異なるため、xrandr ユーティリティーはサポートされません。
  • ALT+F2/r メソッドを使用して GNOME Shell を再起動することはできません。
  • 安定性の問題により、仮想環境では、Wayland の代わりに X11 を使用することが推奨されます。
  • Wayland は、libinput ドライバーが処理できないカスタムまたはニッチなデバイスには対応していません。

現在の詳細な Wayland 制限は、『デスクトップからの RHEL システムの管理』を参照してください。

18.4.3. X11 が Wayland よりも推奨される環境

一部の環境では、X11Wayland より優先されます。

  • 仮想マシン環境で使用される Cirrus グラフィックス
  • Matrox グラフィックス
  • Aspeed グラフィックス
  • 仮想マシン環境で使用される QXL グラフィックス
  • 専用ドライバーで使用された場合の Nvidia グラフィックス
重要

Nvidia グラフィックスはデフォルトで、オープンソースドライバーの Nouveau を使用します。Nouveau は、Wayland の GNOME Shell で対応しているため、制限なしで、Nouveau で Nvidia グラフィックスを使用できます。ただし、Wayland の GNOME Shell でのプロプライエタリー Nvidia バイナリードライバーを持つ Nvidia グラフィックスの使用はサポートされていません。この場合は、「GNOME 環境およびディスプレイプロトコルの選択」に説明されているように、X.Org に切り替えます。

注記

Wayland が利用できない環境の現在の一覧は、/usr/lib/udev/rules.d/61-gdm.rules ファイルで確認できます。

18.5. 削除されたデスクトップおよびグラフィックの機能

AGP グラフィックカードがサポート対象外に

AGP (Accelerated Graphics Port) バスを使用するグラフィックカードは、Red Hat Enterprise Linux 8 ではサポートされていません。推奨される代替として、PCI-Express バスを備えたグラフィックスカードを使用してください。

第19章 Web コンソール

19.1. Web コンソールがデフォルトで利用可能

RHEL 8 Web コンソールのパッケージ (Cockpit とも呼ばれます) は、Red Hat Enterprise Linux のデフォルトリポジトリーに同梱されるようになったため、登録済みの RHEL 8 システムにすぐにインストールできます。

さらに、RHEL 8 の最小インストール以外のインストールでは、Web コンソールが自動的にインストールされ、コンソールに必要なファイアウォールポートが自動的に開くようになりました。ログイン前に、Web コンソールを有効にしたり、Web コンソールにアクセスする方法を示すシステムメッセージも追加されました。

19.2. 新しいファイアウォールインターフェース

RHEL 8 Web コンソールの Networking タブに Firewall セクションが追加されました。このセクションでは以下のことができます。

  • ファイアウォールの有効化/無効化
  • サービスの追加/削除

詳細は、「Web コンソールを使用したファイアウォールの管理」を参照してください。

19.3. サブスクリプション管理

RHEL 8 Web コンソールは、ローカルシステムにインストールされている Red Hat Subscription Manager を使用するインターフェースを提供します。Subscription Manager は Red Hat カスタマーポータルに接続し、利用可能な次のものをすべて確認します。

  • アクティブなサブスクリプション
  • 期限が切れたサブスクリプション
  • 更新されたサブスクリプション

Red Hat カスタマーポータルでサブスクリプションを更新したり、別のサブスクリプションを入手したい場合に、Subscription Manager のデータを手動で更新する必要はありません。Subscription Manager は、Red Hat カスタマーポータルと自動的に同期します。

この段落では、アセンブリーを紹介します。これは、ユーザーがアセンブリー内のモジュールを通じて動作して達成するものを説明し、アセンブリーが基づいているユーザーストーリーのコンテキストを設定します。複数の段落を追加できます。ユーザーストーリーの情報を使用することを検討してください。

注記

新しい subscription-manager-cockpit パッケージで、Web コンソールのサブスクリプションページが提供されるようになりました。

詳細は「Web コンソールを使用したサブスクリプションの管理」を参照してください。

19.4. Web コンソール用の IdM 統合が改善

システムが Identity Management (IdM) ドメインに登録されていると、RHEL 8 Web コンソールはデフォルトで、ドメインで集中管理されている IdM リソースを使用するようになりました。これには、以下の利点があります。

  • IdM ドメインの管理者は、Web コンソールを使用して、ローカルマシンを管理できます。
  • コンソールの Web サーバーでは、IdM 認証局 (CA) が発行した証明書に自動的に切り替わり、ブラウザーにより許可されます。
  • IdM ドメインに Kerberos チケットがあると、Web コンソールにアクセスする際にログイン認証情報を指定する必要がなくなりました。
  • IdM ドメインで認識されている SSH ホストは、手動で SSH 接続を追加しなくても Web コンソールにアクセスできます。

IdM と Web コンソールの統合が適切に機能するようにするには、IdM マスターシステムの enable-admins-sudo オプションを使用して、ipa-advise ユーティリティーを実行する必要があります。

19.5. Web コンソールにモバイルブラウザーとの互換性が追加

今回の更新で、モバイルブラウザーのバリアントで、Web コンソールメニューおよびページを移動できるようになりました。これにより、モバイルデバイスから RHEL 8 Web コンソールを使用してシステムを管理できます。

19.6. Web コンソールのフロントページに、不足している更新およびサブスクリプションを表示

RHEL 8 Web コンソールが管理するシステムに、古いパッケージまたは失効したサブスクリプションがあると、システムの Web コンソールのフロントページに警告が表示されるようになりました。

19.7. Web コンソールが PBD 登録に対応

今回の更新で、RHEL 8 Web コンソールインターフェースを使用して、管理システムのディスクに PBD (Policy-Based Decryption) ルールを適用できるようになりました。これは、Clevis 複号クライアントを使用して、LUKS で暗号化されたディスクパーティションの自動ロック解除など、Web コンソールのさまざまなセキュリティー管理機能を容易にします。

19.8. LUKS v2 のサポート

Web コンソールの ストレージ タブでは、作成、ロック、ロック解除、サイズ変更、または LUKS (Linux Unified Key Setup) バージョン 2 形式を使用した暗号化デバイスを設定できます。

この新しいバージョンの LUKS は、以下を提供します。

  • より柔軟なロック解除ポリシー
  • より強力な暗号化
  • 今後の変更との互換性の高さ

19.9. Web コンソールを使用して仮想マシンが管理可能に

RHEL 8 Web コンソールインターフェースに、Virtual Machines ページを追加できるようになりました。これにより、libvirt ベースの仮想マシンを作成および管理できるようになりました。

RHEL 8 Web コンソールおよび仮想マシンマネージャーの仮想管理機能の相違点は「仮想マシンマネージャーおよび RHEL 8 Web コンソールの仮想化機能における違い」を参照してください。

19.10. RHEL 8 Web コンソールで Internet Explorer がサポートされない

RHEL 8 Web コンソールで Internet Explorer ブラウザーに対応しなくなりました。Internet Explorer の Web コンソールを開こうとするとエラー画面が表示され、代わりに使用できる推奨されるブラウザーの一覧が表示されます。

第20章 仮想化

20.1. Web コンソールを使用して仮想マシンが管理可能に

RHEL 8 Web コンソールインターフェースに、Virtual Machines ページを追加できるようになりました。これにより、libvirt ベースの仮想マシンを作成および管理できるようになりました。

また、Virtual Machine Manager (virt-manager) アプリケーションが非推奨になり、将来バージョンの RHEL ではサポートされなくなる可能性があります。

Web コンソールは、virt-manager が提供する仮想管理機能をすべて提供しているわけではないことに注意してください。以下に例を示します。

  • 新しい仮想マシンを作成する場合は、新規インストールだけが使用できます。仮想マシンイメージをインポートすることはできません。
  • 新しい仮想マシンを作成する際に、特定のストレージプールを選択できません。
  • ストレージプールは作成だけが可能で、削除、非アクティブ化、または変更はできません。

RHEL 8 Web コンソールおよび仮想マシンマネージャーの仮想管理機能の相違点は「仮想マシンマネージャーおよび RHEL 8 Web コンソールの仮想化機能における違い」を参照してください。

20.2. 仮想システムで Q35 マシンタイプに対応

Red hat Enterprise Linux 8 は、より現代的な PCI Express ベースのマシンタイプである Q35 に対応するようになりました。これにより、仮想デバイスの機能とパフォーマンスに様々な改善が行われ、最新の広範囲なデバイスで仮想システムへの互換性が保証されます。また、Red Hat Enterprise Linux 8 で作成された仮想マシンは、デフォルトで Q35 を使用するように設定されています。

以前のデフォルトの PC マシンタイプは非推奨になっており、将来バージョンの RHEL では対応されなくなる可能性があります。既存の仮想マシンのマシンタイプを PC から Q35 へ変更することは推奨されていません。

PCQ35 の主な相違点は以下のようになります。

  • Windows XP などの古いオペレーティングシステムでは Q35 に対応せず、Q35 の仮想マシンで使用すると起動しません。
  • 現在、Q35 仮想マシンで RHEL 6 をオペレーティングシステムとして使用すると、状況によっては、その仮想マシンにホットプラグした PCI デバイスが動作しません。さらに、一部のレガシーの virtio デバイスは、RHEL 6 の Q35 仮想マシンでは適切に動作しません。

    したがって、RHEL 6 仮想マシンには、マシンタイプ PC が使用されます。

  • Q35 は、PCI の代わりに PCI Express (PCI-e) バスをエミュレートします。その結果、異なるデバイストポロジーとアドレス指定方式が、ゲスト OS に提示されます。
  • Q35 には、IDE コントローラーの代わりに、組み込み SATA/AHCI コントローラーがあります。
  • SecureBoot 機能は、Q35 仮想マシンでのみ有効です。

20.3. 削除された仮想機能

IVSHMEM が無効になる

複数の仮想マシンに共有メモリーを提供する仮想マシン間の共有メモリーデバイス (IVSHMEM) 機能は、Red Hat Enterprise Linux 8 で無効になりました。このデバイスで設定した仮想マシンは起動できません。同様に、そのようなデバイスにおけるホットプラグの試行も失敗します。

virt-install が NFS の場所を使用できなくなる

この更新により、virt-install ユーティリティーは、NFS の場所をマウントできなくなりました。したがって、NFS アドレスを持つ virt-install を使用する仮想マシンを、--location オプションの値としてインストールしようとすると失敗します。この変更を回避するには、virt-install を使用する前に NFS 共有をマウントするか、HTTP の場所を使用します。

RHEL 8 では tulip ドライバーに対応しない

この更新で、tulip ネットワークドライバーへの対応は終了しました。したがって、Microsoft Hyper-V ハイパーバイザーの Generation 1 仮想マシンで RHEL 8 を使用すると、「Legacy Network Adapter」デバイスが動作しないため、仮想マシンの PXE インストールに失敗します。

PXE インストールを起動するには、Generation 2 Hyper-V 仮想マシンに RHEL 8 をインストールします。RHEL 8 Generation 1 仮想マシンが必要な場合は ISO インストールを使用します。

LSI Logic SAS ドライバーおよび Parallel SCSI ドライバーはサポート対象外に

SCSI 用の LSI Logic SAS ドライバー (mptsas) および LSI Logic Parallel ドライバー (mptspi) はサポートされなくなりました。したがって、このドライバーは、VMWare ハイパーバイザーで RHEL 8 をゲストのオペレーティングシステムとして SCSI ディスクにインストールするために使用できますが、Red Hat は、作成した仮想マシンをサポートしません。

virtio-win をインストールすると、Windows ドライバーを含むフロッピーのディスクイメージが作成されなくなる

フロッピードライブの制限により、virtio-win ドライバーはフロッピーイメージとして提供されなくなりました。代わりに ISO イメージを使用する必要があります。

第21章 コンテナー

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8.0 用の一連のコンテナーイメージが利用できます。以下は、主な変更点です。

  • RHEL 8.0 には、Docker が同梱されていません。コンテナーを使用するには、ツールの podmanbuildahskopeo、および runc が必要です。

    RHEL 8 でこのツールとコンテナーを使用する方法は『コンテナーの構築、実行、および管理』を参照してください。

  • podman ツールが、完全に対応されるようになりました。

    podman ツールでは、1 つのノードにある Pod、コンテナーイメージ、およびコンテナーが管理されます。これは、libpod ライブラリーでビルドされます。このライブラリーでは、コンテナーおよびコンテナーのグループ (Pod と呼ばれています) の管理が有効になります。

    podman の使用方法は『コンテナーの構築、実行、および管理』を参照してください。

  • RHEL 8 GA 以降、Red Hat Universal Base Images (UBI) が新たに利用できるようになりました。UBI は、標準および最小の RHEL ベースイメージなど、以前提供されていた Red Hat イメージの一部を置き換えるものです。

    以前の Red Hat イメージとは異なり、UBI は自由に再配布できます。つまり、あらゆる環境で使用でき、どこでも共有できます。Red Hat のお客様でなくても使用できます。

    UBI の詳細は『コンテナーの構築、実行、および管理』を参照してください。

  • RHEL 8 GA 時に、AppStream コンポーネントを提供するコンテナーイメージが追加されました。このコンテナーイメージは、RHEL 7 の Red Hat Software Collections で配布されています。このような RHEL 8 イメージは、すべて ubi8 ベースイメージに基づいています。
  • 64 ビットの ARM アーキテクチャーに対するコンテナーイメージの ARM は、RHEL 8 で完全に対応されています。
  • RHEL 8 では、rhel-tools コンテナーが削除されました。sos ツールおよび redhat-support-tool ツールは、support-tools コンテナーで提供されています。システム管理者は、このイメージを、システムツールのコンテナーイメージをビルドするためのベースとして使用することもできます。
  • ルートレスコンテナーは、RHEL 8 ではテクノロジープレビューとして利用できます。

    ルートレスコンテナーは、管理者権限なしで通常のシステムユーザーにより作成および管理されるコンテナーです。

付録A パッケージの変更

本章では、RHEL 7 から RHEL 8 の間にパッケージに加えられた変更点と、RHEL 8 のマイナーリリース間の変更点を紹介します。

A.1. 新しいパッケージ

A.1.1. RHEL 8 マイナーリリースに追加されたパッケージ

以下のパッケージが、RHEL 8.1 以降の RHEL 8 マイナーリリースに追加されました。

パッケージリポジトリー追加されたバージョン

ansible-freeipa

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

fapolicyd

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

idn2

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

ipa-client-samba

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

ipa-healthcheck

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

libssh-config

rhel8-BaseOS

RHEL 8.1

lmdb-libs

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

mod_auth_mellon-diagnostics

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

python2-pip-wheel

rhel8-Modules

RHEL 8.1

python2-setuptools-wheel

rhel8-Modules

RHEL 8.1

python2-wheel-wheel

rhel8-Modules

RHEL 8.1

python3-distro

rhel8-Modules

RHEL 8.1

python3-pip-wheel

rhel8-BaseOS

RHEL 8.1

python3-setuptools-wheel

rhel8-BaseOS

RHEL 8.1

python3-wheel-wheel

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

sblim-cmpi-base

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

sblim-indication_helper

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

sblim-wbemcli

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

sssd-polkit-rules

rhel8-BaseOS

RHEL 8.1

udica

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

現在の RHEL 8 のマイナーリリースで利用可能なパッケージの完全リストは『パッケージマニフェスト』を参照してください。

A.1.2. RHEL 8.0 で新たに追加されたパッケージ

以下のパッケージが、RHEL 8.0 に追加されました。

# | 389-ds-base-legacy-tools

A | aajohan-comfortaa-fonts, abrt-addon-coredump-helper, abrt-cli-ng, abrt-plugin-machine-id, abrt-plugin-sosreport, adcli-doc, alsa-ucm, alsa-utils-alsabat, anaconda-install-env-deps, annobin, ant-lib, ant-xz, apcu-panel, apr-util-bdb, aspell-en, assertj-core, assertj-core-javadoc, atlas-corei2, atlas-corei2-devel, audispd-plugins-zos, authselect, authselect-compat, authselect-libs

B | bacula-logwatch, beignet, blivet-data, bluez-obexd, bnd-maven-plugin, boom-boot, boom-boot-conf, boom-boot-grub2, boost-container, boost-coroutine, boost-fiber, boost-log, boost-mpich-python3, boost-numpy3, boost-openmpi-python3, boost-python3, boost-python3-devel, boost-stacktrace, boost-type_erasure, brltty-dracut, brltty-espeak-ng, brotli, brotli-devel, bubblewrap, buildah

C | c2esp, cargo, cargo-doc, cargo-vendor, cjose, cjose-devel, clang, clang-analyzer, clang-devel, clang-libs, clang-tools-extra, cldr-emoji-annotation, clippy, cmake-data, cmake-doc, cmake-filesystem, cmake-rpm-macros, cockpit-composer, cockpit-dashboard, cockpit-machines, cockpit-packagekit, cockpit-pcp, cockpit-session-recording, cockpit-storaged, compat-guile18, compat-guile18-devel, compat-libgfortran-48, compat-libpthread-nonshared, compat-openssl10, compiler-rt, composer-cli, container-exception-logger, container-selinux, containernetworking-plugins, containers-common, coreutils-common, coreutils-single, cppcheck, createrepo_c, createrepo_c-devel, createrepo_c-libs, crypto-policies, CUnit, CUnit-devel, cyrus-imapd-vzic

D | dbus-c, dbus-c-devel, dbus-c++-glib, dbus-common, dbus-daemon, dbus-tools, dhcp-client, dhcp-relay, dhcp-server, dleyna-renderer, dnf, dnf-automatic, dnf-data, dnf-plugin-spacewalk, dnf-plugin-subscription-manager, dnf-plugins-core, dnf-utils, dnssec-trigger-panel, docbook2X, dotnet, dotnet-host, dotnet-host-fxr-2.1, dotnet-runtime-2.1, dotnet-sdk-2.1, dotnet-sdk-2.1.5xx, dpdk, dpdk-devel, dpdk-doc, dpdk-tools, dracut-live, dracut-squash, driverctl, drpm, drpm-devel, dtc

E | edk2-aarch64, edk2-ovmf, efi-filesystem, efi-srpm-macros, egl-wayland, eglexternalplatform-devel, eigen3-devel, emacs-lucid, enca, enca-devel, enchant2, enchant2-devel, espeak-ng, evemu, evemu-libs, execstack

F | fence-agents-lpar, fence-agents-zvm, fftw-libs-quad, freeradius-rest, fuse-common, fuse-overlayfs, fuse-sshfs, fuse3, fuse3-devel, fuse3-libs

G | galera, gcc-gdb-plugin, gcc-offload-nvptx, gdb-headless, gdbm-libs, gdk-pixbuf2-modules, gdk-pixbuf2-xlib, gdk-pixbuf2-xlib-devel, gegl04, gegl04-devel, genwqe-tools, genwqe-vpd, genwqe-zlib, genwqe-zlib-devel, geronimo-jpa, geronimo-jpa-javadoc, gfbgraph, gflags, gflags-devel, ghc-srpm-macros, ghostscript-tools-dvipdf, ghostscript-tools-fonts, ghostscript-tools-printing, ghostscript-x11, git-clang-format, git-core, git-core-doc, git-subtree, glassfish-annotation-api, glassfish-annotation-api-javadoc, glassfish-jax-rs-api, glassfish-jax-rs-api-javadoc, glassfish-jaxb-bom, glassfish-jaxb-bom-ext, glassfish-jaxb-codemodel, glassfish-jaxb-codemodel-annotation-compiler, glassfish-jaxb-codemodel-parent, glassfish-jaxb-core, glassfish-jaxb-external-parent, glassfish-jaxb-parent, glassfish-jaxb-rngom, glassfish-jaxb-runtime, glassfish-jaxb-runtime-parent, glassfish-jaxb-txw-parent, glassfish-jaxb-txw2, glassfish-legal, glassfish-master-pom, glassfish-servlet-api, glassfish-servlet-api-javadoc, glibc-all-langpacks, glibc-langpack-aa, glibc-langpack-af, glibc-langpack-agr, glibc-langpack-ak, glibc-langpack-am, glibc-langpack-an, glibc-langpack-anp, glibc-langpack-ar, glibc-langpack-as, glibc-langpack-ast, glibc-langpack-ayc, glibc-langpack-az, glibc-langpack-be, glibc-langpack-bem, glibc-langpack-ber, glibc-langpack-bg, glibc-langpack-bhb, glibc-langpack-bho, glibc-langpack-bi, glibc-langpack-bn, glibc-langpack-bo, glibc-langpack-br, glibc-langpack-brx, glibc-langpack-bs, glibc-langpack-byn, glibc-langpack-ca, glibc-langpack-ce, glibc-langpack-chr, glibc-langpack-cmn, glibc-langpack-crh, glibc-langpack-cs, glibc-langpack-csb, glibc-langpack-cv, glibc-langpack-cy, glibc-langpack-da, glibc-langpack-de, glibc-langpack-doi, glibc-langpack-dsb, glibc-langpack-dv, glibc-langpack-dz, glibc-langpack-el, glibc-langpack-en, glibc-langpack-eo, glibc-langpack-es, glibc-langpack-et, glibc-langpack-eu, glibc-langpack-fa, glibc-langpack-ff, glibc-langpack-fi, 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H | hamcrest-core, hawtjni-runtime, hexchat, hexchat-devel, httpcomponents-client-cache, httpd-filesystem, hunspell-es-AR, hunspell-es-BO, hunspell-es-CL, hunspell-es-CO, hunspell-es-CR, hunspell-es-CU, hunspell-es-DO, hunspell-es-EC, hunspell-es-ES, hunspell-es-GT, hunspell-es-HN, hunspell-es-MX, hunspell-es-NI, hunspell-es-PA, hunspell-es-PE, hunspell-es-PR, hunspell-es-PY, hunspell-es-SV, hunspell-es-US, hunspell-es-UY, hunspell-es-VE

I | i2c-tools-perl, ibus-libzhuyin, ibus-wayland, iio-sensor-proxy, infiniband-diags-compat, integritysetup, ipa-idoverride-memberof-plugin, ipcalc, ipmievd, iproute-tc, iptables-arptables, iptables-ebtables, iptables-libs, isl, isl-devel, isns-utils-devel, isns-utils-libs, istack-commons-runtime, istack-commons-tools, ivy-local

J | jackson-annotations, jackson-annotations-javadoc, jackson-core, jackson-core-javadoc, jackson-databind, jackson-databind-javadoc, jackson-jaxrs-json-provider, jackson-jaxrs-providers, jackson-jaxrs-providers-datatypes, jackson-jaxrs-providers-javadoc, jackson-module-jaxb-annotations, jackson-module-jaxb-annotations-javadoc, javapackages-filesystem, javapackages-local, jbig2dec-libs, jboss-annotations-1.2-api, jboss-interceptors-1.2-api, jboss-interceptors-1.2-api-javadoc, jboss-jaxrs-2.0-api, jboss-logging, jboss-logging-tools, jcl-over-slf4j, jdeparser, jdom2, jdom2-javadoc, jimtcl, jimtcl-devel, jq, js-uglify, Judy, jul-to-slf4j, julietaula-montserrat-fonts

K | kabi-dw, kdump-anaconda-addon, kernel-core, kernel-cross-headers, kernel-debug-core, kernel-debug-modules, kernel-debug-modules-extra, kernel-modules, kernel-modules-extra, kernel-rpm-macros, kernel-rt-core, kernel-rt-debug-core, kernel-rt-debug-modules, kernel-rt-debug-modules-extra, kernel-rt-modules, kernel-rt-modules-extra, kernelshark, koan, kyotocabinet-libs

L | lame-devel, lame-libs, langpacks-af, langpacks-am, langpacks-ar, langpacks-as, langpacks-ast, langpacks-be, langpacks-bg, langpacks-bn, langpacks-br, langpacks-bs, langpacks-ca, langpacks-cs, langpacks-cy, langpacks-da, langpacks-de, langpacks-el, langpacks-en, langpacks-en_GB, langpacks-es, langpacks-et, langpacks-eu, langpacks-fa, langpacks-fi, langpacks-fr, langpacks-ga, langpacks-gl, langpacks-gu, langpacks-he, langpacks-hi, langpacks-hr, langpacks-hu, langpacks-ia, langpacks-id, langpacks-is, langpacks-it, langpacks-ja, langpacks-kk, langpacks-kn, langpacks-ko, langpacks-lt, langpacks-lv, langpacks-mai, langpacks-mk, langpacks-ml, langpacks-mr, langpacks-ms, langpacks-nb, langpacks-ne, langpacks-nl, langpacks-nn, langpacks-nr, langpacks-nso, langpacks-or, langpacks-pa, langpacks-pl, langpacks-pt, langpacks-pt_BR, langpacks-ro, langpacks-ru, langpacks-si, langpacks-sk, langpacks-sl, langpacks-sq, langpacks-sr, langpacks-ss, langpacks-sv, langpacks-ta, langpacks-te, langpacks-th, langpacks-tn, langpacks-tr, langpacks-ts, langpacks-uk, langpacks-ur, langpacks-ve, langpacks-vi, langpacks-xh, langpacks-zh_CN, langpacks-zh_TW, langpacks-zu, lato-fonts, lensfun, lensfun-devel, leptonica, leptonica-devel, liba52, libaec, libaec-devel, libatomic_ops, libbabeltrace, libblockdev-lvm-dbus, libcephfs-devel, libcephfs2, libcmocka, libcmocka-devel, libcomps, libcomps-devel, libcurl-minimal, libdap, libdap-devel, libdatrie, libdatrie-devel, libdazzle, libdc1394, libdnf, libEMF, libEMF-devel, libeot, libepubgen, libertas-sd8686-firmware, libertas-sd8787-firmware, libertas-usb8388-firmware, libertas-usb8388-olpc-firmware, libev, libev-devel, libev-libevent-devel, libev-source, libfdisk, libfdisk-devel, libfdt, libfdt-devel, libgit2, libgit2-devel, libgit2-glib, libgit2-glib-devel, libgomp-offload-nvptx, libgudev, libgudev-devel, libi2c, libidn2, libidn2-devel, libijs, libinput-utils, libipt, libisoburn, libisoburn-devel, libkcapi, libkcapi-hmaccalc, libkeepalive, 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llvm-devel, llvm-doc, llvm-googletest, llvm-libs, llvm-static, llvm-test, llvm-toolset, log4j-over-slf4j, log4j12, log4j12-javadoc, lohit-gurmukhi-fonts, lohit-odia-fonts, lorax-composer, lorax-lmc-novirt, lorax-lmc-virt, lorax-templates-generic, lorax-templates-rhel, lttng-ust, lttng-ust-devel, lua-expat, lua-filesystem, lua-json, lua-libs, lua-lpeg, lua-lunit, lua-posix, lua-socket, lvm2-dbusd, lz4-libs

M | make-devel, man-db-cron, mariadb-backup, mariadb-common, mariadb-connector-c, mariadb-connector-c-config, mariadb-connector-c-devel, mariadb-connector-odbc, mariadb-errmsg, mariadb-gssapi-server, mariadb-java-client, mariadb-oqgraph-engine, mariadb-server-galera, mariadb-server-utils, maven-artifact-transfer, maven-artifact-transfer-javadoc, maven-lib, maven-resolver, maven-resolver-api, maven-resolver-connector-basic, maven-resolver-impl, maven-resolver-javadoc, maven-resolver-spi, maven-resolver-test-util, maven-resolver-transport-classpath, maven-resolver-transport-file, maven-resolver-transport-http, maven-resolver-transport-wagon, maven-resolver-util, maven-wagon-file, maven-wagon-ftp, maven-wagon-http, maven-wagon-http-lightweight, maven-wagon-http-shared, maven-wagon-provider-api, maven-wagon-providers, mcpp, mecab, mecab-ipadic, mecab-ipadic-EUCJP, mesa-vulkan-devel, meson, metis, metis-devel, microdnf, mingw-binutils-generic, mingw-filesystem-base, mingw32-binutils, mingw32-bzip2, mingw32-bzip2-static, mingw32-cairo, mingw32-cpp, mingw32-crt, mingw32-expat, mingw32-filesystem, mingw32-fontconfig, mingw32-freetype, mingw32-freetype-static, mingw32-gcc, mingw32-gcc-c, mingw32-gettext, mingw32-gettext-static, mingw32-glib2, mingw32-glib2-static, mingw32-gstreamer1, mingw32-harfbuzz, mingw32-harfbuzz-static, mingw32-headers, mingw32-icu, mingw32-libffi, mingw32-libjpeg-turbo, mingw32-libjpeg-turbo-static, mingw32-libpng, mingw32-libpng-static, mingw32-libtiff, mingw32-libtiff-static, mingw32-openssl, mingw32-pcre, mingw32-pcre-static, mingw32-pixman, mingw32-pkg-config, mingw32-readline, mingw32-sqlite, mingw32-sqlite-static, mingw32-termcap, mingw32-win-iconv, mingw32-win-iconv-static, mingw32-winpthreads, mingw32-winpthreads-static, mingw32-zlib, mingw32-zlib-static, mingw64-binutils, mingw64-bzip2, mingw64-bzip2-static, mingw64-cairo, mingw64-cpp, mingw64-crt, mingw64-expat, mingw64-filesystem, mingw64-fontconfig, mingw64-freetype, mingw64-freetype-static, mingw64-gcc, mingw64-gcc-c, mingw64-gettext, mingw64-gettext-static, mingw64-glib2, mingw64-glib2-static, mingw64-gstreamer1, mingw64-harfbuzz, mingw64-harfbuzz-static, mingw64-headers, mingw64-icu, mingw64-libffi, mingw64-libjpeg-turbo, mingw64-libjpeg-turbo-static, mingw64-libpng, mingw64-libpng-static, mingw64-libtiff, mingw64-libtiff-static, mingw64-openssl, mingw64-pcre, mingw64-pcre-static, mingw64-pixman, mingw64-pkg-config, mingw64-readline, mingw64-sqlite, mingw64-sqlite-static, mingw64-termcap, mingw64-win-iconv, mingw64-win-iconv-static, mingw64-winpthreads, mingw64-winpthreads-static, mingw64-zlib, mingw64-zlib-static, mockito, mockito-javadoc, mod_http2, mod_md, mozvoikko, mpich, mpich-devel, mpitests-mvapich2-psm2, multilib-rpm-config, munge, munge-devel, munge-libs, mvapich2, mvapich2-psm2, mysql, mysql-common, mysql-devel, mysql-errmsg, mysql-libs, mysql-server, mysql-test

N | nbdkit-bash-completion, nbdkit-plugin-gzip, nbdkit-plugin-python3, nbdkit-plugin-xz, ncurses-c++-libs, ncurses-compat-libs, netconsole-service, network-scripts, network-scripts-team, NetworkManager-config-connectivity-redhat, nghttp2, nginx, nginx-all-modules, nginx-filesystem, nginx-mod-http-image-filter, nginx-mod-http-perl, nginx-mod-http-xslt-filter, nginx-mod-mail, nginx-mod-stream, ninja-build, nkf, nodejs, nodejs-devel, nodejs-docs, nodejs-nodemon, nodejs-packaging, npm, npth, nss_db, nss_nis, nss_wrapper, nss-altfiles, ntpstat

O | objectweb-pom, objenesis, objenesis-javadoc, ocaml-cppo, ocaml-labltk, ocaml-labltk-devel, oci-systemd-hook, oci-umount, ocl-icd, ocl-icd-devel, ongres-scram, ongres-scram-client, oniguruma, oniguruma-devel, openal-soft, openal-soft-devel, openblas, openblas-devel, openblas-openmp, openblas-openmp64, openblas-openmp64_, openblas-Rblas, openblas-serial64, openblas-serial64_, openblas-srpm-macros, openblas-static, openblas-threads, openblas-threads64, openblas-threads64_, opencl-filesystem, opencl-headers, opencv-contrib, OpenIPMI-lanserv, openscap-python3, openssl-ibmpkcs11, openssl-pkcs11, openwsman-python3, os-maven-plugin, os-maven-plugin-javadoc, osad, osgi-annotation, osgi-annotation-javadoc, osgi-compendium, osgi-compendium-javadoc, osgi-core, osgi-core-javadoc, ostree, ostree-devel, ostree-grub2, ostree-libs, overpass-mono-fonts

P | p11-kit-server, pacemaker-schemas, pam_cifscreds, pandoc, pandoc-common, papi-libs, pcaudiolib, pcp-pmda-podman, pcre-cpp, pcre-utf16, pcre-utf32, peripety, perl-AnyEvent, perl-Attribute-Handlers, perl-B-Debug, perl-B-Hooks-EndOfScope, perl-bignum, perl-Canary-Stability, perl-Class-Accessor, perl-Class-Factory-Util, perl-Class-Method-Modifiers, perl-Class-Tiny, perl-Class-XSAccessor, perl-common-sense, perl-Compress-Bzip2, perl-Config-AutoConf, perl-Config-Perl-V, perl-CPAN-DistnameInfo, perl-CPAN-Meta-Check, perl-Data-Dump, perl-Data-Section, perl-Data-UUID, perl-Date-ISO8601, perl-DateTime-Format-Builder, perl-DateTime-Format-HTTP, perl-DateTime-Format-ISO8601, perl-DateTime-Format-Mail, perl-DateTime-Format-Strptime, perl-DateTime-TimeZone-SystemV, perl-DateTime-TimeZone-Tzfile, perl-Devel-CallChecker, perl-Devel-Caller, perl-Devel-GlobalDestruction, perl-Devel-LexAlias, perl-Devel-Peek, perl-Devel-PPPort, perl-Devel-SelfStubber, perl-Devel-Size, perl-Digest-CRC, perl-DynaLoader-Functions, perl-encoding, perl-Errno, perl-Eval-Closure, perl-experimental, perl-Exporter-Tiny, perl-ExtUtils-Command, perl-ExtUtils-Miniperl, perl-ExtUtils-MM-Utils, perl-Fedora-VSP, perl-File-BaseDir, perl-File-chdir, perl-File-DesktopEntry, perl-File-Find-Object, perl-File-MimeInfo, perl-File-ReadBackwards, perl-Filter-Simple, perl-generators, perl-Import-Into, perl-Importer, perl-inc-latest, perl-interpreter, perl-IO, perl-IO-All, perl-IO-Multiplex, perl-IPC-System-Simple, perl-IPC-SysV, perl-JSON-XS, perl-libintl-perl, perl-libnet, perl-libnetcfg, perl-List-MoreUtils-XS, perl-Locale-gettext, perl-Math-BigInt, perl-Math-BigInt-FastCalc, perl-Math-BigRat, perl-Math-Complex, perl-Memoize, perl-MIME-Base64, perl-MIME-Charset, perl-MIME-Types, perl-Module-CoreList-tools, perl-Module-CPANfile, perl-Module-Install-AuthorTests, perl-Module-Install-ReadmeFromPod, perl-MRO-Compat, perl-namespace-autoclean, perl-namespace-clean, perl-Net-Ping, perl-Net-Server, perl-NKF, perl-NTLM, perl-open, perl-Params-Classify, perl-Params-ValidationCompiler, perl-Parse-PMFile, perl-Path-Tiny, perl-Perl-Destruct-Level, perl-perlfaq, perl-PerlIO-utf8_strict, perl-PerlIO-via-QuotedPrint, perl-Pod-Html, perl-Pod-Markdown, perl-Ref-Util, perl-Ref-Util-XS, perl-Role-Tiny, perl-Scope-Guard, perl-SelfLoader, perl-Software-License, perl-Specio, perl-Sub-Exporter-Progressive, perl-Sub-Identify, perl-Sub-Info, perl-Sub-Name, perl-SUPER, perl-Term-ANSIColor, perl-Term-Cap, perl-Term-Size-Any, perl-Term-Size-Perl, perl-Term-Table, perl-Test, perl-Test-LongString, perl-Test-Warnings, perl-Test2-Suite, perl-Text-Balanced, perl-Text-Tabs+Wrap, perl-Text-Template, perl-Types-Serialiser, perl-Unicode-Collate, perl-Unicode-EastAsianWidth, perl-Unicode-LineBreak, perl-Unicode-Normalize, perl-Unicode-UTF8, perl-Unix-Syslog, perl-utils, perl-Variable-Magic, perl-YAML-LibYAML, php-dbg, php-gmp, php-json, php-opcache, php-pecl-apcu, php-pecl-apcu-devel, php-pecl-zip, pigz, pinentry-emacs, pinentry-gnome3, pipewire, pipewire-devel, pipewire-doc, pipewire-libs, pipewire-utils, pkgconf, pkgconf-m4, pkgconf-pkg-config, pki-servlet-4.0-api, pki-servlet-container, platform-python, platform-python-coverage, platform-python-debug, platform-python-devel, platform-python-pip, platform-python-setuptools, plexus-interactivity-api, plexus-interactivity-jline, plexus-languages, plexus-languages-javadoc, plotutils, plotutils-devel, pmix, pmreorder, podman, podman-docker, policycoreutils-dbus, policycoreutils-python-utils, polkit-libs, poppler-qt5, poppler-qt5-devel, postfix-mysql, postfix-pgsql, postgresql-odbc-tests, postgresql-plpython3, postgresql-server-devel, postgresql-test-rpm-macros, postgresql-upgrade-devel, potrace, powermock-api-easymock, powermock-api-mockito, powermock-api-support, powermock-common, powermock-core, powermock-javadoc, powermock-junit4, powermock-reflect, powermock-testng, prefixdevname, pstoedit, ptscotch-mpich, ptscotch-mpich-devel, ptscotch-mpich-devel-parmetis, ptscotch-openmpi, ptscotch-openmpi-devel, publicsuffix-list, publicsuffix-list-dafsa, python-pymongo-doc, python-qt5-rpm-macros, python-sphinx-locale, python-sqlalchemy-doc, python-virtualenv-doc, python2, python2-attrs, python2-babel, python2-backports, python2-backports-ssl_match_hostname, python2-bson, python2-cairo, python2-cairo-devel, python2-chardet, python2-coverage, python2-Cython, python2-debug, python2-devel, python2-dns, python2-docs, python2-docs-info, python2-docutils, python2-funcsigs, python2-idna, python2-ipaddress, python2-iso8601, python2-jinja2, python2-libs, python2-lxml, python2-markupsafe, python2-mock, python2-nose, python2-numpy, python2-numpy-doc, python2-numpy-f2py, python2-pip, python2-pluggy, python2-psycopg2, python2-psycopg2-debug, python2-psycopg2-tests, python2-py, python2-pygments, python2-pymongo, python2-pymongo-gridfs, python2-PyMySQL, python2-pysocks, python2-pytest, python2-pytest-mock, python2-pytz, python2-pyyaml, python2-requests, python2-scipy, python2-scour, python2-setuptools, python2-setuptools_scm, python2-six, python2-sqlalchemy, python2-talloc, python2-test, python2-tkinter, python2-tools, python2-urllib3, python2-virtualenv, python2-wheel, python3-abrt, python3-abrt-addon, python3-abrt-container-addon, python3-abrt-doc, python3-argcomplete, python3-argh, python3-asn1crypto, python3-attrs, python3-audit, python3-augeas, python3-avahi, python3-azure-sdk, python3-babel, python3-bcc, python3-bind, python3-blivet, python3-blockdev, python3-boom, python3-boto3, python3-botocore, python3-brlapi, python3-bson, python3-bytesize, python3-cairo, python3-cffi, python3-chardet, python3-click, python3-clufter, python3-configobj, python3-configshell, python3-cpio, python3-createrepo_c, python3-cryptography, python3-cups, python3-custodia, python3-Cython, python3-dateutil, python3-dbus, python3-dbus-client-gen, python3-dbus-python-client-gen, python3-dbus-signature-pyparsing, python3-decorator, python3-dmidecode, python3-dnf, python3-dnf-plugin-spacewalk, python3-dnf-plugin-versionlock, python3-dnf-plugins-core, python3-dns, python3-docs, python3-docutils, python3-enchant, python3-ethtool, python3-evdev, python3-fasteners, python3-firewall, python3-flask, python3-gevent, python3-gflags, python3-gobject, python3-gobject-base, python3-google-api-client, python3-gpg, python3-greenlet, python3-greenlet-devel, python3-gssapi, python3-hawkey, python3-hivex, python3-html5lib, python3-httplib2, python3-humanize, python3-hwdata, python3-hypothesis, python3-idna, python3-imagesize, python3-iniparse, python3-inotify, python3-into-dbus-python, python3-ipaclient, python3-ipalib, python3-ipaserver, python3-iscsi-initiator-utils, python3-iso8601, python3-itsdangerous, python3-jabberpy, python3-javapackages, python3-jinja2, python3-jmespath, python3-jsonpatch, python3-jsonpointer, python3-jsonschema, python3-justbases, python3-justbytes, python3-jwcrypto, python3-jwt, python3-kdcproxy, python3-keycloak-httpd-client-install, python3-kickstart, python3-kmod, python3-koan, python3-langtable, python3-ldap, python3-ldb, python3-lesscpy, python3-lib389, python3-libcomps, python3-libdnf, python3-libguestfs, python3-libipa_hbac, python3-libnl3, python3-libpfm, python3-libproxy, python3-librepo, python3-libreport, python3-libselinux, python3-libsemanage, python3-libsss_nss_idmap, python3-libstoragemgmt, python3-libstoragemgmt-clibs, python3-libuser, python3-libvirt, python3-libvoikko, python3-libxml2, python3-linux-procfs, python3-lit, python3-lldb, python3-louis, python3-lxml, python3-magic, python3-mako, python3-markdown, python3-markupsafe, python3-meh, python3-meh-gui, python3-mock, python3-mod_wsgi, python3-mpich, python3-netaddr, python3-netifaces, python3-newt, python3-nose, python3-nss, python3-ntplib, python3-numpy, python3-numpy-f2py, python3-oauth2client, python3-oauthlib, python3-openipmi, python3-openmpi, python3-ordered-set, python3-osa-common, python3-osad, python3-packaging, python3-pcp, python3-perf, python3-pexpect, python3-pid, python3-pillow, python3-pki, python3-pluggy, python3-ply, python3-policycoreutils, python3-prettytable, python3-productmd, python3-psycopg2, python3-ptyprocess, python3-pwquality, python3-py, python3-pyasn1, python3-pyasn1-modules, python3-pyatspi, python3-pycparser, python3-pycurl, python3-pydbus, python3-pygments, python3-pymongo, python3-pymongo-gridfs, python3-PyMySQL, python3-pyOpenSSL, python3-pyparsing, python3-pyparted, python3-pyqt5-sip, python3-pyserial, python3-pysocks, python3-pytest, python3-pytoml, python3-pytz, python3-pyudev, python3-pyusb, python3-pywbem, python3-pyxattr, python3-pyxdg, python3-pyyaml, python3-qrcode, python3-qrcode-core, python3-qt5, python3-qt5-base, python3-qt5-devel, python3-reportlab, python3-requests, python3-requests-file, python3-requests-ftp, python3-requests-oauthlib, python3-rhn-check, python3-rhn-client-tools, python3-rhn-setup, python3-rhn-setup-gnome, python3-rhn-virtualization-common, python3-rhn-virtualization-host, python3-rhncfg, python3-rhncfg-actions, python3-rhncfg-client, python3-rhncfg-management, python3-rhnlib, python3-rhnpush, python3-rpm, python3-rrdtool, python3-rtslib, python3-s3transfer, python3-samba, python3-samba-test, python3-schedutils, python3-scipy, python3-scons, python3-semantic_version, python3-setools, python3-setuptools_scm, python3-simpleline, python3-sip, python3-sip-devel, python3-six, python3-slip, python3-slip-dbus, python3-snowballstemmer, python3-spacewalk-abrt, python3-spacewalk-backend-libs, python3-spacewalk-koan, python3-spacewalk-oscap, python3-spacewalk-usix, python3-speechd, python3-sphinx, python3-sphinx_rtd_theme, python3-sphinx-theme-alabaster, python3-sphinxcontrib-websupport, python3-sqlalchemy, python3-sss, python3-sss-murmur, python3-sssdconfig, python3-subscription-manager-rhsm, python3-suds, python3-sure, python3-sushy, python3-syspurpose, python3-systemd, python3-talloc, python3-tbb, python3-tdb, python3-tevent, python3-unbound, python3-unittest2, python3-uritemplate, python3-urllib3, python3-urwid, python3-varlink, python3-virtualenv, python3-webencodings, python3-werkzeug, python3-whoosh, python3-yubico, python36, python36-debug, python36-devel, python36-rpm-macros

Q | qemu-kvm-block-curl, qemu-kvm-block-gluster, qemu-kvm-block-iscsi, qemu-kvm-block-rbd, qemu-kvm-block-ssh, qemu-kvm-core, qemu-kvm-tests, qgpgme, qhull-devel, qt5-devel, qt5-srpm-macros, quota-rpc

R | re2c, readonly-root, redhat-backgrounds, redhat-logos-httpd, redhat-logos-ipa, redhat-release, redis, redis-devel, redis-doc, resteasy, resteasy-javadoc, rhel-system-roles, rhn-custom-info, rhn-virtualization-host, rhncfg, rhncfg-actions, rhncfg-client, rhncfg-management, rhnpush, rls, rpcgen, rpcsvc-proto-devel, rpm-mpi-hooks, rpm-ostree, rpm-ostree-libs, rpm-plugin-ima, rpm-plugin-prioreset, rpm-plugin-selinux, rpm-plugin-syslog, rsync-daemon, rubygem-bson, rubygem-bson-doc, rubygem-did_you_mean, rubygem-diff-lcs, rubygem-mongo, rubygem-mongo-doc, rubygem-mysql2, rubygem-mysql2-doc, rubygem-net-telnet, rubygem-openssl, rubygem-pg, rubygem-pg-doc, rubygem-power_assert, rubygem-rspec, rubygem-rspec-core, rubygem-rspec-expectations, rubygem-rspec-mocks, rubygem-rspec-support, rubygem-test-unit, rubygem-xmlrpc, runc, rust, rust-analysis, rust-debugger-common, rust-doc, rust-gdb, rust-lldb, rust-src, rust-srpm-macros, rust-std-static, rust-toolset, rustfmt

S | samyak-odia-fonts, sane-backends-daemon, sblim-sfcCommon, scala, scala-apidoc, scala-swing, scotch, scotch-devel, SDL2, SDL2-devel, SDL2-static, sendmail-milter-devel, sil-scheherazade-fonts, sisu-mojos, sisu-mojos-javadoc, skopeo, slf4j-ext, slf4j-jcl, slf4j-jdk14, slf4j-log4j12, slf4j-sources, slirp4netns, smc-tools, socket_wrapper, sombok, sombok-devel, sos-audit, spacewalk-abrt, spacewalk-client-cert, spacewalk-koan, spacewalk-oscap, spacewalk-remote-utils, spacewalk-usix, sparsehash-devel, spec-version-maven-plugin, spec-version-maven-plugin-javadoc, speech-dispatcher-espeak-ng, speexdsp, speexdsp-devel, spice-gtk, spirv-tools-libs, splix, sqlite-libs, sscg, sssd-nfs-idmap, stratis-cli, stratisd, SuperLU, SuperLU-devel, supermin-devel, swig-gdb, switcheroo-control, syslinux-extlinux-nonlinux, syslinux-nonlinux, systemd-container, systemd-journal-remote, systemd-pam, systemd-tests, systemd-udev, systemtap-exporter, systemtap-runtime-python3

T | target-restore, tcl-doc, texlive-anyfontsize, texlive-awesomebox, texlive-babel-english, texlive-breqn, texlive-capt-of, texlive-classpack, texlive-ctablestack, texlive-dvisvgm, texlive-environ, texlive-eqparbox, texlive-finstrut, texlive-fontawesome, texlive-fonts-tlwg, texlive-graphics-cfg, texlive-graphics-def, texlive-import, texlive-knuth-lib, texlive-knuth-local, texlive-latex2man, texlive-lib, texlive-lib-devel, texlive-linegoal, texlive-lineno, texlive-ltabptch, texlive-lualibs, texlive-luatex85, texlive-manfnt-font, texlive-mathtools, texlive-mflogo-font, texlive-needspace, texlive-tabu, texlive-tabulary, texlive-tex-ini-files, texlive-texlive-common-doc, texlive-texlive-docindex, texlive-texlive-en, texlive-texlive-msg-translations, texlive-texlive-scripts, texlive-trimspaces, texlive-unicode-data, texlive-updmap-map, texlive-upquote, texlive-wasy2-ps, texlive-xmltexconfig, thai-scalable-laksaman-fonts, timedatex, tinycdb, tinycdb-devel, tinyxml2, tinyxml2-devel, tlog, torque, torque-devel, torque-libs, tpm2-abrmd-selinux, tracker-miners, trousers-lib, tuned-profiles-nfv-host-bin, twolame-libs

U | uglify-js, uid_wrapper, usbguard-dbus, userspace-rcu, userspace-rcu-devel, utf8proc, uthash-devel, util-linux-user

V | varnish, varnish-devel, varnish-docs, varnish-modules, vulkan-headers, vulkan-loader, vulkan-loader-devel

W | WALinuxAgent, web-assets-devel, web-assets-filesystem, webkit2gtk3, webkit2gtk3-devel, webkit2gtk3-jsc, webkit2gtk3-jsc-devel, webkit2gtk3-plugin-process-gtk2, wireshark-cli, woff2

X | Xaw3d, Xaw3d-devel, xmlstreambuffer, xmlstreambuffer-javadoc, xmvn-api, xmvn-bisect, xmvn-connector-aether, xmvn-connector-ivy, xmvn-core, xmvn-install, xmvn-minimal, xmvn-mojo, xmvn-parent-pom, xmvn-resolve, xmvn-subst, xmvn-tools-pom, xorg-x11-drv-wacom-serial-support, xterm-resize

Y | yasm

A.2. パッケージの置き換え

次の表は、置換、名前変更、マージ、または分割されたパッケージを記載します。

元のパッケージ新しいパッケージ変更があったバージョン備考

389-ds-base

389-ds-base, 389-ds-base-legacy-tools

RHEL 8.0

RHEL 7 の 389-ds-base パッケージには、Directory Server を操作する Perl ツールが含まれています。RHEL 8 では、Python で記述された新しいツールセットが 389-ds-base パッケージで配布されます。レガシーの Perl ツールは、個別のパッケージ 389-ds-base-legacy-tools に抽出されていますが、非推奨であり、使用は推奨されません。

AAVMF

edk2-aarch64

RHEL 8.0

 

abrt-addon-python

python3-abrt-addon

RHEL 8.0

 

abrt-python

python3-abrt

RHEL 8.0

 

abrt-python-doc

python3-abrt-doc

RHEL 8.0

 

adcli

adcli, adcli-doc

RHEL 8.0

 

adwaita-qt5

adwaita-qt

RHEL 8.0

 

alsa-utils

alsa-utils, alsa-utils-alsabat

RHEL 8.0

 

anaconda-core

anaconda-core, anaconda-install-env-deps

RHEL 8.0

 

apache-commons-collections-testframework-javadoc

apache-commons-collections-javadoc

RHEL 8.0

 

apr-util

apr-util, apr-util-bdb, apr-util-openssl

RHEL 8.0

apr-util-bdb パッケージおよび apr-util-openssl パッケージは、apr-util から分離しました。このパッケージは、apr_dbm.h インターフェースで Berkeley DB に対応し、apr_crypto.h インターフェースで OpenSSL に対応する、読み込み可能なモジュールを提供します。apr-util-bdb パッケージおよび apr-util-openssl パッケージには、apr-util からの弱い依存があるため、この API を使用するパッケージは、変更せずに動作し続けます。

aqute-bndlib-javadoc

aqute-bnd-javadoc

RHEL 8.0

 

arptables

iptables-arptables

RHEL 8.0

 

authconfig

authselect-compat

RHEL 8.0

authselect ユーティリティは、RHEL 8 ホストでのユーザー認証の構成を改善し、オペレーティングシステムの PAM スタックを構成するのにサポートされる唯一の方法です。authconfig からの移行を簡単にするために、authselect-compat パッケージが各互換性コマンドとともに提供されます。

bacula-director

bacula-director, bacula-logwatch

RHEL 8.0

 

bind-libs-lite

bind-export-libs, bind-libs-lite

RHEL 8.0

bind-libs-lite ライブラリーは、dhcp-client パッケージおよび dhcp-serverパッケージが使用する bind-export-libs パッケージに移動しました。bind-libs-lite ライブラリーに、bind-libs-lite パッケージに依存する bind-libs のサブセットが含まれるようになりました。dhcp-server および dhcp-client は、bind-export-libs パッケージに依存するようになりました。

bind-lite-devel

bind-export-devel, bind-lite-devel

RHEL 8.0

bind-export-devel パッケージは、bind-lite-devel パッケージの代替を提供します。リンクがライブラリーをエクスポートするために使用する cflag およびライブラリーは、isc-export-config.sh の出力結果から取得する必要があります。bind-export-libs ライブラリーに対するリンクは、isc-export-config.sh パラメーターを使用して行う必要があります。

bluez

bluez, bluez-obexd

RHEL 8.0

 

boost-devel

boost-devel, boost-python3-devel

RHEL 8.0

 

boost-mpich-python

boost-mpich-python3

RHEL 8.0

 

boost-openmpi-python

boost-openmpi-python3

RHEL 8.0

 

boost-python

boost-python3

RHEL 8.0

 

brltty-at-spi

brltty-at-spi2

RHEL 8.0

 

cjkuni-uming-fonts

google-noto-serif-cjk-ttc-fonts

RHEL 8.0

 

compat-libgfortran-41

compat-libgfortran-48

RHEL 8.0

 

compat-locales-sap

compat-locales-sap, compat-locales-sap-common

RHEL 8.1

 

compat-locales-sap, compat-locales-sap-common

compat-locales-sap

RHEL 8.0

 

control-center

gnome-control-center

RHEL 8.0

 

control-center-filesystem

gnome-control-center-filesystem

RHEL 8.0

 

coolkey

opensc

RHEL 8.0

 

coreutils

coreutils, coreutils-common

RHEL 8.0

 

createrepo

createrepo_c, python3-createrepo_c

RHEL 8.0

 

Cython

python2-Cython, python3-Cython

RHEL 8.0

 

dbus

dbus, dbus-common, dbus-daemon, dbus-tools

RHEL 8.0

 

dbus-python

python3-dbus

RHEL 8.0

 

deltarpm

drpm

RHEL 8.0

 

dhclient

dhcp-client

RHEL 8.0

 

dhcp

dhcp-relay, dhcp-server

RHEL 8.0

 

dnf-utils

yum-utils

RHEL 8.1

 

dnssec-trigger

dnssec-trigger, dnssec-trigger-panel

RHEL 8.0

 

dracut

dracut, dracut-live, dracut-squash

RHEL 8.0

 

dstat

pcp-system-tools

RHEL 8.0

 

easymock2

easymock

RHEL 8.0

 

easymock2-javadoc

easymock-javadoc

RHEL 8.0

 

ebtables

iptables-ebtables

RHEL 8.0

 

edac-utils

rasdaemon

RHEL 8.0

 

emacs-common, emacs-el

emacs-common

RHEL 8.0

 

emacs-libidn, libidn

libidn

RHEL 8.0

 

emacs-mercurial, emacs-mercurial-el, mercurial

mercurial

RHEL 8.0

 

espeak

espeak-ng

RHEL 8.0

音声合成のバックエンドを提供する espeak パッケージは、活発に開発された espeak-ng パッケージにより置き換えられました。espeak-ng は、主に espeak と互換性があります。

firstboot

gnome-initial-setup

RHEL 8.0

 

foomatic-filters

cups-filters

RHEL 8.0

 

freerdp

freerdp, libwinpr

RHEL 8.0

 

freerdp-devel

freerdp-devel, libwinpr-devel

RHEL 8.0

 

freerdp-libs, freerdp-plugins

freerdp-libs

RHEL 8.0

 

fuse

fuse, fuse-common

RHEL 8.0

 

gdb

gdb, gdb-headless

RHEL 8.0

 

gdbm

gdbm, gdbm-libs

RHEL 8.0

 

gdk-pixbuf2

gdk-pixbuf2, gdk-pixbuf2-modules, gdk-pixbuf2-xlib

RHEL 8.0

 

gdk-pixbuf2-devel

gdk-pixbuf2-devel, gdk-pixbuf2-xlib-devel

RHEL 8.0

 

gdm, pulseaudio-gdm-hooks

gdm

RHEL 8.0

 

ghostscript

ghostscript, libgs, libijs

RHEL 8.0

 

ghostscript-devel

libgs-devel

RHEL 8.0

 

ghostscript-fonts

urw-base35-fonts

RHEL 8.0

 

git

git, git-core, git-core-doc, git-subtree

RHEL 8.0

 

glassfish-el-api-javadoc

glassfish-el-javadoc

RHEL 8.0

 

glassfish-fastinfoset

glassfish-fastinfoset, glassfish-fastinfoset-javadoc

RHEL 8.0

 

glassfish-jaxb

glassfish-jaxb-bom, glassfish-jaxb-bom-ext, glassfish-jaxb-codemodel, glassfish-jaxb-codemodel-annotation-compiler, glassfish-jaxb-codemodel-parent, glassfish-jaxb-core, glassfish-jaxb-external-parent, glassfish-jaxb-parent, glassfish-jaxb-rngom, glassfish-jaxb-runtime, glassfish-jaxb-runtime-parent, glassfish-jaxb-txw-parent, glassfish-jaxb-txw2

RHEL 8.0

 

glassfish-jaxb-api

glassfish-jaxb-api, glassfish-jaxb-api-javadoc

RHEL 8.0

 

glibc

glibc, glibc-all-langpacks, glibc-locale-source, glibc-minimal-langpack, libnsl, libxcrypt, nss_db

RHEL 8.0

NIS およびその他のデータソース用の非コア NSS モジュールは、単独のパッケージ (nss_dblibnsl) に分割されました。言語サポートは、言語パックサポート (glibc-all-langpacks モジュール、glibc-minimal-langpack モジュール、glibc-locale-source モジュールおよび glibc-langpack-* モジュール) に分割されました。libxcrypt パッケージは異なります。

glibc-common

glibc-common, rpcgen

RHEL 8.0

 

glibc-devel

compat-libpthread-nonshared, glibc-devel, libnsl2-devel, libxcrypt-devel

RHEL 8.0

 

glibc-headers

glibc-headers, rpcsvc-proto-devel

RHEL 8.0

 

glibc-static

glibc-static, libxcrypt-static

RHEL 8.0

 

gmp

gmp, gmp-c++

RHEL 8.0

 

gnome-backgrounds

gnome-backgrounds, gnome-backgrounds-extras

RHEL 8.0

 

gnome-session, gnome-session-custom-session

gnome-session

RHEL 8.0

 

gnome-system-log

gnome-logs

RHEL 8.0

 

gnome-tweak-tool

gnome-tweaks

RHEL 8.0

 

golang

go-srpm-macros, golang

RHEL 8.0

 

google-noto-sans-cjk-fonts

google-noto-sans-cjk-ttc-fonts

RHEL 8.0

 

google-noto-sans-japanese-fonts

google-noto-sans-cjk-jp-fonts

RHEL 8.0

 

grub2-common

efi-filesystem, grub2-common

RHEL 8.0

 

grub2-tools

grub2-tools, grub2-tools-efi

RHEL 8.0

 

gstreamer1-plugins-bad-free-gtk

gstreamer1-plugins-good-gtk

RHEL 8.0

 

guava

guava20

RHEL 8.0

 

guava-javadoc

guava20-javadoc

RHEL 8.0

 

gutenprint

gutenprint, gutenprint-libs, gutenprint-libs-ui

RHEL 8.0

 

hawkey, libhif

libdnf

RHEL 8.0

 

hmaccalc

libkcapi-hmaccalc

RHEL 8.0

 

hpijs

hplip

RHEL 8.0

 

i2c-tools

i2c-tools, i2c-tools-perl

RHEL 8.0

 

ibus-chewing

ibus-libzhuyin

RHEL 8.0

 

infiniband-diags, libibmad

infiniband-diags

RHEL 8.0

 

infiniband-diags-devel, libibmad-devel

infiniband-diags-devel

RHEL 8.0

 

infiniband-diags-devel-static, libibmad-static

infiniband-diags-devel-static

RHEL 8.0

 

initscripts

initscripts, netconsole-service, network-scripts, readonly-root

RHEL 8.0

 

ipmitool

ipmievd, ipmitool

RHEL 8.0

 

iproute

iproute, iproute-tc

RHEL 8.0

 

iptables

iptables, iptables-libs

RHEL 8.0

 

iscsi-initiator-utils

iscsi-initiator-utils, python3-iscsi-initiator-utils

RHEL 8.0

 

istack-commons

istack-commons, istack-commons-runtime, istack-commons-tools

RHEL 8.0

 

ivtv-firmware, linux-firmware

linux-firmware

RHEL 8.0

 

iwl7260-firmware, iwl7265-firmware

iwl7260-firmware

RHEL 8.0

 

jabberpy

python3-jabberpy

RHEL 8.0

 

jackson

jackson-annotations, jackson-core, jackson-databind, jackson-jaxrs-json-provider, jackson-jaxrs-providers, jackson-jaxrs-providers-datatypes, jackson-module-jaxb-annotations

RHEL 8.0

 

jackson-javadoc

jackson-annotations-javadoc, jackson-core-javadoc, jackson-databind-javadoc, jackson-jaxrs-providers-javadoc, jackson-module-jaxb-annotations-javadoc

RHEL 8.0

 

javapackages-tools

ivy-local, javapackages-filesystem, javapackages-tools

RHEL 8.0

 

jboss-annotations-1.1-api

jboss-annotations-1.2-api

RHEL 8.0

 

jboss-annotations-1.1-api-javadoc

jboss-annotations-1.2-api-javadoc

RHEL 8.0

 

jboss-interceptors-1.1-api

jboss-interceptors-1.2-api

RHEL 8.0

 

jboss-interceptors-1.1-api-javadoc

jboss-interceptors-1.2-api-javadoc

RHEL 8.0

 

joda-time

java-1.8.0-openjdk-headless

RHEL 8.0

 

joda-time-javadoc

java-1.8.0-openjdk-javadoc

RHEL 8.0

 

kernel

kernel, kernel-core, kernel-modules, kernel-modules-extra

RHEL 8.0

 

kernel-debug

kernel-debug, kernel-debug-core, kernel-debug-modules, kernel-debug-modules-extra

RHEL 8.0

 

kernel-rt

kernel-rt, kernel-rt-core, kernel-rt-modules, kernel-rt-modules-extra

RHEL 8.0

 

kernel-rt-debug

kernel-rt-debug, kernel-rt-debug-core, kernel-rt-debug-modules, kernel-rt-debug-modules-extra

RHEL 8.0

 

kernel-tools, qemu-kvm-tools

kernel-tools

RHEL 8.0

 

kexec-tools, kexec-tools-eppic

kexec-tools

RHEL 8.0

 

kexec-tools-anaconda-addon

kdump-anaconda-addon

RHEL 8.0

 

koan

koan, python3-koan

RHEL 8.0

 

langtable-python

python3-langtable

RHEL 8.0

 

lasso-python

python3-lasso

RHEL 8.0

 

ldns

ldns, ldns-utils

RHEL 8.0

 

libgnome-keyring

libsecret

RHEL 8.0

 

libgudev1

libgudev

RHEL 8.0

 

libgudev1-devel

libgudev-devel

RHEL 8.0

 

libinput

libinput, libinput-utils

RHEL 8.0

 

liblouis-python

python3-louis

RHEL 8.0

 

libmemcached

libmemcached, libmemcached-libs

RHEL 8.0

 

libmodulemd

libmodulemd, libmodulemd1

RHEL 8.0

 

libmusicbrainz

libmusicbrainz5

RHEL 8.0

 

libmusicbrainz-devel

libmusicbrainz5-devel

RHEL 8.0

 

libnice

libnice, libnice-gstreamer1

RHEL 8.0

 

libpeas-loader-python

libpeas-loader-python3

RHEL 8.0

 

libpfm-python

python3-libpfm

RHEL 8.0

 

libproxy-mozjs

libproxy-webkitgtk4

RHEL 8.0

 

libproxy-python

python3-libproxy

RHEL 8.0

 

libproxy-webkitgtk3

libproxy-webkitgtk4

RHEL 8.0

 

librabbitmq-examples

librabbitmq-tools

RHEL 8.0

 

librados2-devel

librados-devel

RHEL 8.0

 

librbd1-devel

librbd-devel

RHEL 8.0

 

libreoffice-base

libreoffice-base, libreoffice-help-en

RHEL 8.0

 

libreoffice-calc

libreoffice-calc, libreoffice-help-en

RHEL 8.0

 

libreoffice-core

libreoffice-core, libreoffice-help-en

RHEL 8.0

 

libreoffice-draw

libreoffice-draw, libreoffice-help-en

RHEL 8.0

 

libreoffice-impress

libreoffice-help-en, libreoffice-impress

RHEL 8.0

 

libreoffice-math

libreoffice-help-en, libreoffice-math

RHEL 8.0

 

libreoffice-writer

libreoffice-help-en, libreoffice-writer

RHEL 8.0

 

libreport-python

python3-libreport

RHEL 8.0

 

libselinux-python

python3-libselinux

RHEL 8.0

 

libselinux-python

libselinux-python, libselinux-python3

RHEL 7.8

 

libsemanage-python

python3-libsemanage

RHEL 8.0

 

libssh2

libssh, libssh2

RHEL 8.0

libssh2 パッケージは、qemu-kvm の依存関係により、RHEL 8.0 で一時的に利用できました。RHEL 8.1 以降、QEMU エミュレーターは libssh ライブラリーを代わりに使用し、libssh2 は削除されました。

libstoragemgmt-python

python3-libstoragemgmt

RHEL 8.0

 

libstoragemgmt-python-clibs

python3-libstoragemgmt-clibs

RHEL 8.0

 

libuser-python

python3-libuser

RHEL 8.0

 

libvirt-python

python3-libvirt

RHEL 8.0

 

libX11

libX11, libX11-xcb

RHEL 8.0

 

libxml2-python

python3-libxml2

RHEL 8.0

 

llvm-private

llvm

RHEL 8.0

 

llvm-private-devel

llvm-devel

RHEL 8.0

 

log4j

log4j12

RHEL 8.0

 

log4j-javadoc

log4j12-javadoc

RHEL 8.0

 

lohit-oriya-fonts

lohit-odia-fonts

RHEL 8.0

 

lohit-punjabi-fonts

lohit-gurmukhi-fonts

RHEL 8.0

 

lua

lua, lua-libs

RHEL 8.0

 

lvm2-python-boom

boom-boot, boom-boot-conf, boom-boot-grub2, python3-boom

RHEL 8.0

 

lz4

lz4, lz4-libs

RHEL 8.0

 

make

make, make-devel

RHEL 8.0

 

mariadb-devel

mariadb-connector-c-devel, mariadb-devel

RHEL 8.0

 

mariadb-libs

mariadb-connector-c

RHEL 8.0

 

mariadb-server

mariadb-server, mariadb-server-utils

RHEL 8.0

 

maven

maven, maven-lib

RHEL 8.0

 

maven-downloader

maven-artifact-transfer

RHEL 8.0

 

maven-downloader-javadoc

maven-artifact-transfer-javadoc

RHEL 8.0

 

maven-doxia-tools

maven-doxia-sitetools

RHEL 8.0

 

maven-doxia-tools-javadoc

maven-doxia-sitetools-javadoc

RHEL 8.0

 

maven-local

javapackages-local, maven-local

RHEL 8.0

 

maven-wagon

maven-wagon, maven-wagon-file, maven-wagon-ftp, maven-wagon-http, maven-wagon-http-lightweight, maven-wagon-http-shared, maven-wagon-provider-api, maven-wagon-providers

RHEL 8.0

 

mesa-libEGL-devel

mesa-khr-devel, mesa-libEGL-devel

RHEL 8.0

 

mesa-libwayland-egl

libwayland-egl

RHEL 8.0

 

mesa-libwayland-egl-devel, wayland-devel

wayland-devel

RHEL 8.0

 

mod_auth_kerb

mod_auth_gssapi

RHEL 8.0

 

mod_nss

mod_ssl

RHEL 8.0

 

mod_wsgi

python3-mod_wsgi

RHEL 8.0

Apache HTTP Server の mod_wsgi モジュールが Python 3 に更新されました。WSGI アプリケーションは Python 3 でしか対応していないため、Python 2 から移行する必要があります。

mpich-3.0, mpich-3.2

mpich

RHEL 8.0

 

mpich-3.0-devel, mpich-3.2-devel

mpich-devel

RHEL 8.0

 

mpitests-mpich, mpitests-mpich32

mpitests-mpich

RHEL 8.0

 

mpitests-mvapich2, mpitests-mvapich222, mpitests-mvapich23

mpitests-mvapich2

RHEL 8.0

 

mpitests-mvapich2-psm, mpitests-mvapich222-psm, mpitests-mvapich222-psm2, mpitests-mvapich23-psm, mpitests-mvapich23-psm2

mpitests-mvapich2-psm2

RHEL 8.0

 

mpitests-openmpi, mpitests-openmpi3

mpitests-openmpi

RHEL 8.0

 

mvapich2-2.0, mvapich2-2.2, mvapich23

mvapich2

RHEL 8.0

 

mvapich2-2.0-psm, mvapich2-2.2-psm, mvapich2-2.2-psm2, mvapich23-psm, mvapich23-psm2

mvapich2-psm2

RHEL 8.0

 

mysql-connector-java

mariadb-java-client

RHEL 8.0

 

mysql-connector-odbc

mariadb-connector-odbc

RHEL 8.0

 

MySQL-python

python2-PyMySQL, python3-PyMySQL

RHEL 8.0

 

nbdkit-plugin-python2

nbdkit-plugin-python3

RHEL 8.0

 

ncurses-libs

ncurses-c++-libs, ncurses-compat-libs, ncurses-libs

RHEL 8.0

 

newt-python

python3-newt

RHEL 8.0

 

nextgen-yum4

yum

RHEL 8.0

 

nhn-nanum-gothic-fonts

google-noto-sans-cjk-ttc-fonts

RHEL 8.0

 

ntp

chrony, ntpstat

RHEL 8.0

詳細は「Chrony スイートを使用した NTP の設定」を参照してください。

ntpdate

chrony

RHEL 8.0

 

numpy

python2-numpy, python3-numpy

RHEL 8.0

 

numpy-f2py

python2-numpy-f2py, python3-numpy-f2py

RHEL 8.0

 

objectweb-asm4

objectweb-asm

RHEL 8.0

 

objectweb-asm4-javadoc

objectweb-asm-javadoc

RHEL 8.0

 

opencv

opencv, opencv-contrib, opencv-core

RHEL 8.0

 

OpenIPMI

OpenIPMI, OpenIPMI-lanserv

RHEL 8.0

 

OpenIPMI-python

python3-openipmi

RHEL 8.0

 

openjpeg

openjpeg2

RHEL 8.0

 

openjpeg-devel

openjpeg2-devel

RHEL 8.0

 

openmpi, openmpi3

openmpi

RHEL 8.0

 

openmpi-devel, openmpi3-devel

openmpi-devel

RHEL 8.0

 

openscap, openscap-extra-probes

openscap

RHEL 8.0

 

openscap-python

openscap-python3

RHEL 8.0

 

openwsman-python

openwsman-python3

RHEL 8.0

 

oprofile

perf

RHEL 8.0

 

osa-common

python3-osa-common

RHEL 8.0

 

osad

osad, python3-osad

RHEL 8.0

 

ostree

ostree, ostree-libs

RHEL 8.0

 

ostree-fuse

ostree

RHEL 8.0

 

OVMF

edk2-ovmf

RHEL 8.0

 

p11-kit-doc

p11-kit-devel

RHEL 8.0

 

pacemaker-cli

pacemaker-cli, pacemaker-schemas

RHEL 8.0

 

PackageKit, PackageKit-yum

PackageKit

RHEL 8.0

 

pam_krb5

sssd

RHEL 8.0

pam_krb5 から sssd への移行の詳細は、アップストリームの SSSD のドキュメント『Migrating from pam_krb5 to sssd』を参照してください。

pam_pkcs11

sssd

RHEL 8.0

 

papi

papi, papi-libs

RHEL 8.0

 

parfait

parfait, parfait-examples, parfait-javadoc, pcp-parfait-agent

RHEL 8.0

 

pcp-pmda-kvm

pcp

RHEL 8.0

 

pcre

pcre, pcre-cpp, pcre-utf16, pcre-utf32

RHEL 8.0

C++ API を使用する PCRE libpcrecpp.so.0 ライブラリーが、pcre パッケージから pcre-cpp パッケージに移動しました。UTF-16 サポートがある libpcre16.so.0 ライブラリーが、pcre パッケージから pcre-utf16 パッケージに移動し、UTF-32 サポートがある libpcre32.so.0 ライブラリーが、pcre-utf32 パッケージに移動しました。

perl

perl, perl-Attribute-Handlers, perl-B-Debug, perl-bignum, perl-bignum, perl-Devel-Peek, perl-Devel-PPPort, perl-Devel-SelfStubber, perl-Errno, perl-ExtUtils-Command, perl-ExtUtils-Miniperl, perl-Filter-Simple, perl-interpreter, perl-IO, perl-IPC-SysV, perl-libs, perl-Math-BigInt, perl-Math-BigInt-FastCalc, perl-Math-BigRat, perl-Math-Complex, perl-Memoize, perl-MIME-Base64, perl-Net-Ping, perl-open, perl-perlfaq, perl-PerlIO-via-QuotedPrint, perl-Pod-Html, perl-SelfLoader, perl-Term-ANSIColor, perl-Term-Cap, perl-Test, perl-Text-Balanced, perl-Unicode-Collate, perl-Unicode-Normalize

RHEL 8.0

RHEL 8 では、Perl インタープリターを提供するパッケージの名前が perl から perl-interpreter に変更しましたが、perl パッケージは単なるメタパッケージになりました。基本的な言語サポートモジュールは perl-libs に移動し、以前 perl にバンドルされていたその他の多くのモジュールが個別のパッケージとして配布されるようになりました。

perl-core

perl

RHEL 8.0

 

perl-gettext

perl-Locale-gettext

RHEL 8.0

 

perl-libintl

perl-libintl-perl

RHEL 8.0

 

pexpect

python3-pexpect

RHEL 8.0

 

php-common

php-common, php-gmp, php-json, php-pecl-zip, php-xml

RHEL 8.0

 

php-mysql

php-mysqlnd

RHEL 8.0

libmysqlclient ライブラリーを使用する php-mysql パッケージは、MySQL ネイティブドライバーを使用する php-mysqlnd パッケージに置き換えられました。

pkgconfig

pkgconf-pkg-config

RHEL 8.0

 

pki-base

pki-base, python3-pki

RHEL 8.0

 

pki-servlet-container

pki-servlet-engine

RHEL 8.1

 

plexus-cdc

plexus-containers-component-metadata

RHEL 8.0

 

plexus-cdc-javadoc

plexus-containers-javadoc

RHEL 8.0

 

plexus-interactivity

plexus-interactivity, plexus-interactivity-api, plexus-interactivity-jline

RHEL 8.0

 

policycoreutils-gui

policycoreutils-dbus, policycoreutils-gui

RHEL 8.0

 

policycoreutils-python

policycoreutils-python-utils, python3-policycoreutils

RHEL 8.0

 

polkit

polkit, polkit-libs

RHEL 8.0

 

postfix

postfix, postfix-cdb, postfix-ldap, postfix-mysql, postfix-pcre, postfix-pgsql, postfix-sqlite

RHEL 8.0

 

postgresql-devel

libpq-devel

RHEL 8.0

 

postgresql-libs

libpq

RHEL 8.0

 

postgresql-plpython

postgresql-plpython3

RHEL 8.0

 

prelink

execstack

RHEL 8.0

 

pth

npth

RHEL 8.0

 

pth-devel

npth-devel

RHEL 8.0

 

pycairo

python2-cairo, python3-cairo

RHEL 8.0

 

pycairo-devel

python2-cairo-devel

RHEL 8.0

 

PyGreSQL

python3-psycopg2

RHEL 8.0

 

pykickstart

pykickstart, python3-kickstart

RHEL 8.0

 

pyldb

python3-ldb

RHEL 8.0

 

pyOpenSSL

python3-pyOpenSSL

RHEL 8.0

 

pyparsing

python3-pyparsing

RHEL 8.0

 

pyparted

python3-pyparted

RHEL 8.0

 

pyserial

python3-pyserial

RHEL 8.0

 

pytalloc

python3-talloc

RHEL 8.0

 

pytest

python2-pytest, python3-pytest

RHEL 8.0

 

python

platform-python

RHEL 8.0

 

python-augeas

python3-augeas

RHEL 8.0

 

python-azure-sdk

python3-azure-sdk

RHEL 8.0

 

python-babel

python2-babel, python3-babel

RHEL 8.0

 

python-backports

python2-backports

RHEL 8.0

 

python-backports-ssl_match_hostname

python2-backports-ssl_match_hostname

RHEL 8.0

 

python-bcc

python3-bcc

RHEL 8.0

 

python-blivet

python3-blivet

RHEL 8.0

 

python-boto3

python3-boto3

RHEL 8.0

 

python-brlapi

python3-brlapi

RHEL 8.0

 

python-cffi

python3-cffi

RHEL 8.0

 

python-chardet

python2-chardet, python3-chardet

RHEL 8.0

 

python-clufter

python3-clufter

RHEL 8.0

 

python-configobj

python3-configobj

RHEL 8.0

 

python-configshell

python3-configshell

RHEL 8.0

 

python-coverage

platform-python-coverage, python2-coverage

RHEL 8.0

 

python-cpio

python3-cpio

RHEL 8.0

 

python-cups

python3-cups

RHEL 8.0

 

python-custodia

python3-custodia

RHEL 8.0

 

python-custodia-ipa

python3-custodia

RHEL 8.0

 

python-dateutil

python3-dateutil

RHEL 8.0

 

python-decorator

python3-decorator

RHEL 8.0

 

python-devel

python2-devel, python36-devel

RHEL 8.0

 

python-dmidecode

python3-dmidecode

RHEL 8.0

 

python-dns

python2-dns, python3-dns

RHEL 8.0

 

python-docs

python2-docs, python3-docs

RHEL 8.0

 

python-docutils

python2-docutils, python3-docutils

RHEL 8.0

 

python-enum34

python3-libs

RHEL 8.0

 

python-ethtool

python3-ethtool

RHEL 8.0

 

python-firewall

python3-firewall

RHEL 8.0

 

python-flask

python3-flask

RHEL 8.0

 

python-gevent

python3-gevent

RHEL 8.0

 

python-gobject

python3-gobject

RHEL 8.0

 

python-gobject-base

python3-gobject-base

RHEL 8.0

 

python-greenlet

python3-greenlet

RHEL 8.0

 

python-greenlet-devel

python3-greenlet-devel

RHEL 8.0

 

python-gssapi

python3-gssapi

RHEL 8.0

 

python-hivex

python3-hivex

RHEL 8.0

 

python-httplib2

python3-httplib2

RHEL 8.0

 

python-hwdata

python3-hwdata

RHEL 8.0

 

python-idna

python2-idna, python3-idna

RHEL 8.0

 

python-iniparse

python3-iniparse

RHEL 8.0

 

python-inotify

python3-inotify

RHEL 8.0

 

python-ipaddress

python2-ipaddress, python3-libs

RHEL 8.0

 

python-itsdangerous

python3-itsdangerous

RHEL 8.0

 

python-javapackages

python3-javapackages

RHEL 8.0

 

python-jinja2

python2-jinja2, python3-jinja2

RHEL 8.0

 

python-jsonpatch

python3-jsonpatch

RHEL 8.0

 

python-jsonpointer

python3-jsonpointer

RHEL 8.0

 

python-jwcrypto

python3-jwcrypto

RHEL 8.0

 

python-jwt

python3-jwt

RHEL 8.0

 

python-kdcproxy

python3-kdcproxy

RHEL 8.0

 

python-kerberos

python3-gssapi

RHEL 8.0

 

python-kmod

python3-kmod

RHEL 8.0

 

python-krbV

python3-gssapi

RHEL 8.0

 

python-ldap

python3-ldap

RHEL 8.0

 

python-libguestfs

python3-libguestfs

RHEL 8.0

 

python-libipa_hbac

python3-libipa_hbac

RHEL 8.0

 

python-librepo

python3-librepo

RHEL 8.0

 

python-libs

python2-libs, python3-libs

RHEL 8.0

 

python-libsss_nss_idmap

python3-libsss_nss_idmap

RHEL 8.0

 

python-linux-procfs

python3-linux-procfs

RHEL 8.0

 

python-lxml

python2-lxml, python3-lxml

RHEL 8.0

 

python-magic

python3-magic

RHEL 8.0

 

python-mako

python3-mako

RHEL 8.0

 

python-markupsafe

python2-markupsafe, python3-markupsafe

RHEL 8.0

 

python-meh

python3-meh

RHEL 8.0

 

python-meh-gui

python3-meh-gui

RHEL 8.0

 

python-netaddr

python3-netaddr

RHEL 8.0

 

python-netifaces

python3-netifaces

RHEL 8.0

 

python-nose

python2-nose, python3-nose

RHEL 8.0

 

python-nss

python3-nss

RHEL 8.0

 

python-ntplib

python3-ntplib

RHEL 8.0

 

python-pcp

python3-pcp

RHEL 8.0

 

python-perf

python3-perf

RHEL 8.0

 

python-pillow

python3-pillow

RHEL 8.0

 

python-ply

python3-ply

RHEL 8.0

 

python-prettytable

python3-prettytable

RHEL 8.0

 

python-psycopg2

python2-psycopg2, python3-psycopg2

RHEL 8.0

 

python-psycopg2-debug

python2-psycopg2-debug

RHEL 8.0

 

python-pwquality

python3-pwquality

RHEL 8.0

 

python-py

python2-py, python3-py

RHEL 8.0

 

python-pycparser

python3-pycparser

RHEL 8.0

 

python-pycurl

python3-pycurl

RHEL 8.0

 

python-pygments

python2-pygments, python3-pygments

RHEL 8.0

 

python-pytoml

python3-pytoml

RHEL 8.0

 

python-pyudev

python3-pyudev

RHEL 8.0

 

python-qrcode

python3-qrcode

RHEL 8.0

 

python-qrcode-core

python3-qrcode-core

RHEL 8.0

 

python-reportlab

python3-reportlab

RHEL 8.0

 

python-requests

python2-requests, python3-requests

RHEL 8.0

 

python-rhsm

python3-subscription-manager-rhsm

RHEL 8.0

 

python-rhsm-certificates

subscription-manager-rhsm-certificates

RHEL 8.0

 

python-rtslib

python3-rtslib, target-restore

RHEL 8.0

 

python-s3transfer

python3-botocore, python3-jmespath, python3-s3transfer

RHEL 8.0

 

python-schedutils

python3-schedutils

RHEL 8.0

 

python-setuptools

platform-python-setuptools, python2-setuptools, python3-setuptools

RHEL 8.0

 

python-six

python2-six, python3-six

RHEL 8.0

 

python-slip

python3-slip

RHEL 8.0

 

python-slip-dbus

python3-slip-dbus

RHEL 8.0

 

python-sphinx

python-sphinx-locale, python3-sphinx

RHEL 8.0

 

python-sqlalchemy

python2-sqlalchemy, python3-sqlalchemy

RHEL 8.0

 

python-sss

python3-sss

RHEL 8.0

 

python-sss-murmur

python3-sss-murmur

RHEL 8.0

 

python-sssdconfig

python3-sssdconfig

RHEL 8.0

 

python-suds

python3-suds

RHEL 8.0

 

python-syspurpose

python3-syspurpose

RHEL 8.0

 

python-tdb

python3-tdb

RHEL 8.0

 

python-test

python2-test, python3-test

RHEL 8.0

 

python-tevent

python3-tevent

RHEL 8.0

 

python-tools

python2-tools

RHEL 8.0

 

python-urllib3

python2-urllib3, python3-urllib3

RHEL 8.0

 

python-urwid

python3-urwid

RHEL 8.0

 

python-virtualenv

python2-virtualenv, python3-virtualenv

RHEL 8.0

 

python-werkzeug

python3-werkzeug

RHEL 8.0

 

python-yubico

python3-yubico

RHEL 8.0

 

python2-blockdev

python3-blockdev

RHEL 8.0

 

python2-bytesize

python3-bytesize

RHEL 8.0

 

python2-createrepo_c

python3-createrepo_c

RHEL 8.0

 

python2-cryptography

python3-cryptography

RHEL 8.0

 

python2-dnf

python3-dnf

RHEL 8.0

 

python2-dnf-plugin-versionlock

python3-dnf-plugin-versionlock

RHEL 8.0

 

python2-dnf-plugins-core

python3-dnf-plugins-core

RHEL 8.0

 

python2-hawkey

python3-hawkey

RHEL 8.0

 

python2-ipaclient

python3-ipaclient

RHEL 8.0

 

python2-ipalib

python3-ipalib

RHEL 8.0

 

python2-ipaserver

python3-ipaserver

RHEL 8.0

 

python2-jmespath

python3-jmespath

RHEL 8.0

 

python2-keycloak-httpd-client-install

python3-keycloak-httpd-client-install

RHEL 8.0

 

python2-libcomps

python3-libcomps

RHEL 8.0

 

python2-libdnf

python3-libdnf

RHEL 8.0

 

python2-oauthlib

python3-oauthlib

RHEL 8.0

 

python2-pyasn1

python3-pyasn1

RHEL 8.0

 

python2-pyasn1-modules

python3-pyasn1-modules

RHEL 8.0

 

python2-pyatspi

python3-pyatspi

RHEL 8.0

 

python2-requests-oauthlib

python3-requests-oauthlib

RHEL 8.0

 

pytz

python2-pytz, python3-pytz

RHEL 8.0

 

pyusb

python3-pyusb

RHEL 8.0

 

pywbem

python3-pywbem

RHEL 8.0

 

pyxattr

python3-pyxattr

RHEL 8.0

 

PyYAML

python2-pyyaml, python3-pyyaml

RHEL 8.0

 

qemu-img-ma

qemu-img

RHEL 8.0

 

qemu-img-rhev

qemu-img

RHEL 8.0

 

qemu-kvm

qemu-kvm, qemu-kvm-block-curl, qemu-kvm-block-gluster, qemu-kvm-block-iscsi, qemu-kvm-block-rbd, qemu-kvm-block-ssh, qemu-kvm-core

RHEL 8.0

 

qemu-kvm-common-ma

qemu-kvm-common

RHEL 8.0

 

qemu-kvm-common-rhev

qemu-kvm-common

RHEL 8.0

 

qemu-kvm-ma

qemu-kvm, qemu-kvm-block-curl, qemu-kvm-block-gluster, qemu-kvm-block-iscsi, qemu-kvm-block-rbd, qemu-kvm-block-ssh, qemu-kvm-core

RHEL 8.0

ARM アーキテクチャー、IBM POWER アーキテクチャー、および IBM Z アーキテクチャーでの仮想化サポートとして RHEL 7 で導入された qemu-kvm-ma パッケージは、すべてのアーキテクチャをサポートする qemu-kvm パッケージに置き換えられました。

qemu-kvm-rhev

qemu-kvm, qemu-kvm-block-curl, qemu-kvm-block-gluster, qemu-kvm-block-iscsi, qemu-kvm-block-rbd, qemu-kvm-block-ssh, qemu-kvm-core

RHEL 8.0

 

qemu-kvm-tools-ma

qemu-kvm-common, tuned-profiles-nfv-host-bin

RHEL 8.0

 

qemu-kvm-tools-rhev

qemu-kvm-common, tuned-profiles-nfv-host-bin

RHEL 8.0

 

quota

quota, quota-rpc

RHEL 8.0

rpc.rquotad デーモンは、RPM パッケージの quota から quota-rpc へ移動しました。NFS サーバーのディスククォーター制限を使用し、その他のマシンから読み込み可能または設定可能な制限を取得するには、quota-rpc パッケージをインストールし、systemd サービス rpc-rquotad.service を有効にして開始します。

redhat-logos

redhat-backgrounds, redhat-logos, redhat-logos-httpd

RHEL 8.0

 

redhat-release-client

redhat-release, redhat-release-eula

RHEL 8.0

 

redhat-release-computenode

redhat-release, redhat-release-eula

RHEL 8.0

 

redhat-release-server

redhat-release, redhat-release-eula

RHEL 8.0

 

redhat-release-workstation

redhat-release, redhat-release-eula

RHEL 8.0

 

redhat-rpm-config

kernel-rpm-macros, redhat-rpm-config

RHEL 8.0

 

resteasy-base

resteasy

RHEL 8.0

 

resteasy-base-atom-provider

resteasy

RHEL 8.0

 

resteasy-base-client

resteasy

RHEL 8.0

 

resteasy-base-jackson-provider

resteasy

RHEL 8.0

 

resteasy-base-javadoc

resteasy-javadoc

RHEL 8.0

 

resteasy-base-jaxb-provider

resteasy

RHEL 8.0

 

resteasy-base-jaxrs

resteasy

RHEL 8.0

 

resteasy-base-jaxrs-all

resteasy

RHEL 8.0

 

resteasy-base-jaxrs-api

resteasy

RHEL 8.0

 

resteasy-base-providers-pom

resteasy

RHEL 8.0

 

resteasy-base-resteasy-pom

resteasy

RHEL 8.0

 

rh-dotnet21-dotnet

dotnet

RHEL 8.0

 

rhn-virtualization-common

python3-rhn-virtualization-common

RHEL 8.0

 

rhn-virtualization-host

python3-rhn-virtualization-host, rhn-virtualization-host

RHEL 8.0

 

rhncfg

python3-rhncfg, rhncfg

RHEL 8.0

 

rhncfg-actions

python3-rhncfg-actions, rhncfg-actions

RHEL 8.0

 

rhncfg-client

python3-rhncfg-client, rhncfg-client

RHEL 8.0

 

rhncfg-management

python3-rhncfg-management, rhncfg-management

RHEL 8.0

 

rhnpush

python3-rhnpush, rhnpush

RHEL 8.0

 

rpm-python

python3-rpm

RHEL 8.0

 

rrdtool-python

python3-rrdtool

RHEL 8.0

 

rsync

rsync, rsync-daemon

RHEL 8.0

 

samba-python

python3-samba

RHEL 8.0

 

samba-python-test

python3-samba-test

RHEL 8.0

 

samyak-oriya-fonts

samyak-odia-fonts

RHEL 8.0

 

sane-backends

sane-backends, sane-backends-daemon

RHEL 8.0

 

scipy

python2-scipy, python3-scipy

RHEL 8.0

 

scons

python3-scons

RHEL 8.0

 

selinux-policy-devel

selinux-policy-devel, selinux-policy-doc

RHEL 8.0

 

sendmail-devel

sendmail-milter-devel

RHEL 8.0

 

setools-libs

python3-setools

RHEL 8.0

 

shotwell

gnome-photos

RHEL 8.0

 

si-units

si-units, si-units-javadoc

RHEL 8.0

 

sip

python3-pyqt5-sip, python3-sip

RHEL 8.0

 

sip-devel

python3-sip-devel, sip

RHEL 8.0

 

sip-macros

sip

RHEL 8.0

 

sisu-bean, sisu-bean-binders, sisu-bean-containers, sisu-bean-converters, sisu-bean-inject, sisu-bean-locators, sisu-bean-reflect, sisu-bean-scanners, sisu-containers, sisu-inject-bean, sisu-osgi-registry, sisu-registries, sisu-spi-registry

sisu-inject

RHEL 8.0

 

sisu-inject-plexus, sisu-plexus-binders, sisu-plexus-converters, sisu-plexus-lifecycles, sisu-plexus-locators, sisu-plexus-metadata, sisu-plexus-scanners, sisu-plexus-shim

sisu-plexus

RHEL 8.0

 

sisu-maven-plugin

sisu-mojos

RHEL 8.0

 

sisu-maven-plugin-javadoc

sisu-mojos-javadoc

RHEL 8.0

 

slf4j

jcl-over-slf4j, jul-to-slf4j, log4j-over-slf4j, slf4j, slf4j-ext, slf4j-jcl, slf4j-jdk14, slf4j-log4j12

RHEL 8.0

 

spacewalk-abrt

python3-spacewalk-abrt, spacewalk-abrt

RHEL 8.0

 

spacewalk-backend-libs

python3-spacewalk-backend-libs

RHEL 8.0

 

spacewalk-koan

python3-spacewalk-koan, spacewalk-koan

RHEL 8.0

 

spacewalk-oscap

python3-spacewalk-oscap, spacewalk-oscap

RHEL 8.0

 

spacewalk-usix

python3-spacewalk-usix, spacewalk-usix

RHEL 8.0

 

speech-dispatcher

speech-dispatcher, speech-dispatcher-espeak-ng

RHEL 8.0

 

speech-dispatcher-python

python3-speechd

RHEL 8.0

 

speex

speex, speexdsp

RHEL 8.0

 

speex-devel

speex-devel, speexdsp-devel

RHEL 8.0

 

spice-gtk3

spice-gtk, spice-gtk3

RHEL 8.0

 

sssd-common

sssd-common, sssd-nfs-idmap

RHEL 8.0

 

stax-ex

stax-ex, stax-ex-javadoc

RHEL 8.0

 

strace, strace32

strace

RHEL 8.0

 

subscription-manager-gui

subscription-manager-cockpit

RHEL 8.0

 

subscription-manager-rhsm

python3-subscription-manager-rhsm

RHEL 8.0

 

supermin

supermin

RHEL 8.0

 

supermin5

supermin

RHEL 8.0

 

supermin5-devel

supermin-devel

RHEL 8.0

 

syslinux

syslinux, syslinux-nonlinux

RHEL 8.0

 

syslinux-extlinux

syslinux-extlinux, syslinux-extlinux-nonlinux

RHEL 8.0

 

system-config-kdump

cockpit-system

RHEL 8.0

 

system-config-users

cockpit

RHEL 8.0

 

systemd

systemd, systemd-container, systemd-udev, timedatex

RHEL 8.0

 

systemd-journal-gateway

systemd-journal-remote

RHEL 8.0

 

systemd-libs

systemd-libs, systemd-pam

RHEL 8.0

 

systemd-networkd, systemd-resolved

systemd

RHEL 8.0

 

systemd-python

python3-systemd

RHEL 8.0

 

systemtap-runtime-python2

systemtap-runtime-python3

RHEL 8.0

 

sysvinit-tools

procps-ng, util-linux

RHEL 8.0

 

tcl

tcl, tcl-doc

RHEL 8.0

 

teamd

network-scripts-team, teamd

RHEL 8.0

 

texlive-adjustbox, texlive-adjustbox-doc

texlive-adjustbox

RHEL 8.0

 

texlive-ae, texlive-ae-doc

texlive-ae

RHEL 8.0

 

texlive-algorithms, texlive-algorithms-doc

texlive-algorithms

RHEL 8.0

 

texlive-amscls, texlive-amscls-doc

texlive-amscls

RHEL 8.0

 

texlive-amsfonts, texlive-amsfonts-doc

texlive-amsfonts

RHEL 8.0

 

texlive-amsmath, texlive-amsmath-doc

texlive-amsmath

RHEL 8.0

 

texlive-anysize, texlive-anysize-doc

texlive-anysize

RHEL 8.0

 

texlive-appendix, texlive-appendix-doc

texlive-appendix

RHEL 8.0

 

texlive-arabxetex, texlive-arabxetex-doc

texlive-arabxetex

RHEL 8.0

 

texlive-arphic, texlive-arphic-doc

texlive-arphic

RHEL 8.0

 

texlive-attachfile, texlive-attachfile-doc

texlive-attachfile

RHEL 8.0

 

texlive-babel, texlive-babel-doc

texlive-babel

RHEL 8.0

 

texlive-babelbib, texlive-babelbib-doc

texlive-babelbib

RHEL 8.0

 

texlive-beamer, texlive-beamer-doc

texlive-beamer

RHEL 8.0

 

texlive-bera, texlive-bera-doc

texlive-bera

RHEL 8.0

 

texlive-beton, texlive-beton-doc

texlive-beton

RHEL 8.0

 

texlive-bibtex-bin, texlive-bibtex-doc

texlive-bibtex

RHEL 8.0

 

texlive-bibtopic, texlive-bibtopic-doc

texlive-bibtopic

RHEL 8.0

 

texlive-bidi, texlive-bidi-doc

texlive-bidi

RHEL 8.0

 

texlive-bigfoot, texlive-bigfoot-doc

texlive-bigfoot

RHEL 8.0

 

texlive-booktabs, texlive-booktabs-doc

texlive-booktabs

RHEL 8.0

 

texlive-breakurl, texlive-breakurl-doc

texlive-breakurl

RHEL 8.0

 

texlive-caption, texlive-caption-doc

texlive-caption

RHEL 8.0

 

texlive-carlisle, texlive-carlisle-doc

texlive-carlisle

RHEL 8.0

 

texlive-changebar, texlive-changebar-doc

texlive-changebar

RHEL 8.0

 

texlive-changepage, texlive-changepage-doc

texlive-changepage

RHEL 8.0

 

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texlive-charter

RHEL 8.0

 

texlive-chngcntr, texlive-chngcntr-doc

texlive-chngcntr

RHEL 8.0

 

texlive-cite, texlive-cite-doc

texlive-cite

RHEL 8.0

 

texlive-cjk, texlive-cjk-doc

texlive-cjk

RHEL 8.0

 

texlive-cm, texlive-cm-doc

texlive-cm

RHEL 8.0

 

texlive-cm-lgc, texlive-cm-lgc-doc

texlive-cm-lgc

RHEL 8.0

 

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texlive-cm-super

RHEL 8.0

 

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texlive-cmap

RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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texlive-collectbox

RHEL 8.0

 

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texlive-colortbl

RHEL 8.0

 

texlive-crop, texlive-crop-doc

texlive-crop

RHEL 8.0

 

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texlive-csquotes

RHEL 8.0

 

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texlive-ctable

RHEL 8.0

 

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texlive-currfile

RHEL 8.0

 

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texlive-datetime

RHEL 8.0

 

texlive-dvipdfm, texlive-dvipdfm-bin, texlive-dvipdfm-doc, texlive-dvipdfmx, texlive-dvipdfmx-bin, texlive-dvipdfmx-doc

texlive-dvipdfmx

RHEL 8.0

 

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texlive-graphics-def

RHEL 8.0

 

texlive-dvipng, texlive-dvipng-bin, texlive-dvipng-doc

texlive-dvipng

RHEL 8.0

 

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texlive-dvips

RHEL 8.0

 

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texlive-ec

RHEL 8.0

 

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texlive-eepic

RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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texlive-epsf

RHEL 8.0

 

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texlive-epstopdf

RHEL 8.0

 

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texlive-eso-pic

RHEL 8.0

 

texlive-eso-pic, texlive-eso-pic-doc

texlive-eso-pic

RHEL 8.0

 

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texlive-etex

RHEL 8.0

 

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texlive-etex-pkg

RHEL 8.0

 

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texlive-etoolbox

RHEL 8.0

 

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texlive-euenc

RHEL 8.0

 

texlive-euler, texlive-euler-doc

texlive-euler

RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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texlive-fancyref

RHEL 8.0

 

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texlive-fancyvrb

RHEL 8.0

 

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texlive-filecontents

RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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texlive-fix2col

RHEL 8.0

 

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texlive-fixlatvian

RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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texlive-framed

RHEL 8.0

 

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texlive-geometry

RHEL 8.0

 

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texlive-graphics

RHEL 8.0

 

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texlive-gsftopk

RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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texlive-hyph-utf8

RHEL 8.0

 

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RHEL 8.0

 

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texlive-hyphenat

RHEL 8.0

 

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texlive-ifetex

RHEL 8.0

 

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texlive-ifluatex

RHEL 8.0

 

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texlive-ifmtarg

RHEL 8.0

 

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texlive-ifoddpage

RHEL 8.0

 

texlive-iftex, texlive-iftex-doc

texlive-iftex

RHEL 8.0

 

texlive-ifxetex, texlive-ifxetex-doc

texlive-ifxetex

RHEL 8.0

 

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texlive-index

RHEL 8.0

 

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texlive-jadetex

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texlive-jknapltx

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texlive-kastrup

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texlive-kerkis

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texlive-kpathsea

RHEL 8.0

 

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texlive-lib

RHEL 8.0

 

texlive-kpathsea-lib-devel

texlive-lib-devel

RHEL 8.0

 

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texlive-l3experimental

RHEL 8.0

 

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texlive-l3kernel

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texlive-l3packages

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texlive-lastpage

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texlive-latex

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texlive-lm-math

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texlive-lua-alt-getopt

RHEL 8.0

 

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texlive-lua-alt-getopt

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texlive-lualatex-math

RHEL 8.0

 

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texlive-lualatex-math

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texlive-luaotfload

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texlive-luatex

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texlive-luatexbase, texlive-luatexbase-doc

texlive-luatexbase

RHEL 8.0

 

texlive-makecmds, texlive-makecmds-doc

texlive-makecmds

RHEL 8.0

 

texlive-makeindex, texlive-makeindex-bin, texlive-makeindex-doc

texlive-makeindex

RHEL 8.0

 

texlive-marginnote, texlive-marginnote-doc

texlive-marginnote

RHEL 8.0

 

texlive-marvosym, texlive-marvosym-doc

texlive-marvosym

RHEL 8.0

 

texlive-mathpazo, texlive-mathpazo-doc

texlive-mathpazo

RHEL 8.0

 

texlive-mathspec, texlive-mathspec-doc

texlive-mathspec

RHEL 8.0

 

texlive-mdwtools, texlive-mdwtools-doc

texlive-mdwtools

RHEL 8.0

 

texlive-memoir, texlive-memoir-doc

texlive-memoir

RHEL 8.0

 

texlive-metafont, texlive-metafont-bin

texlive-metafont

RHEL 8.0

 

texlive-metalogo, texlive-metalogo-doc

texlive-metalogo

RHEL 8.0

 

texlive-metapost, texlive-metapost-bin, texlive-metapost-doc, texlive-metapost-examples-doc

texlive-metapost

RHEL 8.0

 

texlive-mflogo, texlive-mflogo-doc

texlive-mflogo

RHEL 8.0

 

texlive-mfnfss, texlive-mfnfss-doc

texlive-mfnfss

RHEL 8.0

 

texlive-mfware, texlive-mfware-bin

texlive-mfware

RHEL 8.0

 

texlive-microtype, texlive-microtype-doc

texlive-microtype

RHEL 8.0

 

texlive-mnsymbol, texlive-mnsymbol-doc

texlive-mnsymbol

RHEL 8.0

 

texlive-mparhack, texlive-mparhack-doc

texlive-mparhack

RHEL 8.0

 

texlive-mptopdf, texlive-mptopdf-bin

texlive-mptopdf

RHEL 8.0

 

texlive-ms, texlive-ms-doc

texlive-ms

RHEL 8.0

 

texlive-multido, texlive-multido-doc

texlive-multido

RHEL 8.0

 

texlive-multirow, texlive-multirow-doc

texlive-multirow

RHEL 8.0

 

texlive-natbib, texlive-natbib-doc

texlive-natbib

RHEL 8.0

 

texlive-ncctools, texlive-ncctools-doc

texlive-ncctools

RHEL 8.0

 

texlive-ntgclass, texlive-ntgclass-doc

texlive-ntgclass

RHEL 8.0

 

texlive-oberdiek, texlive-oberdiek-doc

texlive-oberdiek

RHEL 8.0

 

texlive-overpic, texlive-overpic-doc

texlive-overpic

RHEL 8.0

 

texlive-paralist, texlive-paralist-doc

texlive-paralist

RHEL 8.0

 

texlive-parallel, texlive-parallel-doc

texlive-parallel

RHEL 8.0

 

texlive-parskip, texlive-parskip-doc

texlive-parskip

RHEL 8.0

 

texlive-pdfpages, texlive-pdfpages-doc

texlive-pdfpages

RHEL 8.0

 

texlive-pdftex, texlive-pdftex-bin, texlive-pdftex-doc

texlive-pdftex

RHEL 8.0

 

texlive-pdftex-def

texlive-graphics-def

RHEL 8.0

 

texlive-pgf, texlive-pgf-doc

texlive-pgf

RHEL 8.0

 

texlive-philokalia, texlive-philokalia-doc

texlive-philokalia

RHEL 8.0

 

texlive-placeins, texlive-placeins-doc

texlive-placeins

RHEL 8.0

 

texlive-polyglossia, texlive-polyglossia-doc

texlive-polyglossia

RHEL 8.0

 

texlive-powerdot, texlive-powerdot-doc

texlive-powerdot

RHEL 8.0

 

texlive-preprint, texlive-preprint-doc

texlive-preprint

RHEL 8.0

 

texlive-psfrag, texlive-psfrag-doc

texlive-psfrag

RHEL 8.0

 

texlive-psnfss, texlive-psnfss-doc

texlive-psnfss

RHEL 8.0

 

texlive-pspicture, texlive-pspicture-doc

texlive-pspicture

RHEL 8.0

 

texlive-pst-3d, texlive-pst-3d-doc

texlive-pst-3d

RHEL 8.0

 

texlive-pst-3d, texlive-pst-3d-doc

texlive-pst-3d

RHEL 8.0

 

texlive-pst-blur, texlive-pst-blur-doc

texlive-pst-blur

RHEL 8.0

 

texlive-pst-coil, texlive-pst-coil-doc

texlive-pst-coil

RHEL 8.0

 

texlive-pst-eps, texlive-pst-eps-doc

texlive-pst-eps

RHEL 8.0

 

texlive-pst-fill, texlive-pst-fill-doc

texlive-pst-fill

RHEL 8.0

 

texlive-pst-grad, texlive-pst-grad-doc

texlive-pst-grad

RHEL 8.0

 

texlive-pst-math, texlive-pst-math-doc

texlive-pst-math

RHEL 8.0

 

texlive-pst-node, texlive-pst-node-doc

texlive-pst-node

RHEL 8.0

 

texlive-pst-plot, texlive-pst-plot-doc

texlive-pst-plot

RHEL 8.0

 

texlive-pst-slpe, texlive-pst-slpe-doc

texlive-pst-slpe

RHEL 8.0

 

texlive-pst-text, texlive-pst-text-doc

texlive-pst-text

RHEL 8.0

 

texlive-pst-tree, texlive-pst-tree-doc

texlive-pst-tree

RHEL 8.0

 

texlive-pstricks, texlive-pstricks-doc

texlive-pstricks

RHEL 8.0

 

texlive-pstricks-add, texlive-pstricks-add-doc

texlive-pstricks-add

RHEL 8.0

 

texlive-ptext, texlive-ptext-doc

texlive-ptext

RHEL 8.0

 

texlive-pxfonts, texlive-pxfonts-doc

texlive-pxfonts

RHEL 8.0

 

texlive-qstest, texlive-qstest-doc

texlive-qstest

RHEL 8.0

 

texlive-rcs, texlive-rcs-doc

texlive-rcs

RHEL 8.0

 

texlive-realscripts, texlive-realscripts-doc

texlive-realscripts

RHEL 8.0

 

texlive-rsfs, texlive-rsfs-doc

texlive-rsfs

RHEL 8.0

 

texlive-sansmath, texlive-sansmath-doc

texlive-sansmath

RHEL 8.0

 

texlive-sauerj, texlive-sauerj-doc

texlive-sauerj

RHEL 8.0

 

texlive-section, texlive-section-doc

texlive-section

RHEL 8.0

 

texlive-sectsty, texlive-sectsty-doc

texlive-sectsty

RHEL 8.0

 

texlive-seminar, texlive-seminar-doc

texlive-seminar

RHEL 8.0

 

texlive-sepnum, texlive-sepnum-doc

texlive-sepnum

RHEL 8.0

 

texlive-setspace, texlive-setspace-doc

texlive-setspace

RHEL 8.0

 

texlive-showexpl, texlive-showexpl-doc

texlive-showexpl

RHEL 8.0

 

texlive-soul, texlive-soul-doc

texlive-soul

RHEL 8.0

 

texlive-stmaryrd, texlive-stmaryrd-doc

texlive-stmaryrd

RHEL 8.0

 

texlive-subfig, texlive-subfig-doc

texlive-subfig

RHEL 8.0

 

texlive-subfigure, texlive-subfigure-doc

texlive-subfigure

RHEL 8.0

 

texlive-svn-prov, texlive-svn-prov-doc

texlive-svn-prov

RHEL 8.0

 

texlive-svn-prov, texlive-svn-prov-doc

texlive-svn-prov

RHEL 8.0

 

texlive-t2, texlive-t2-doc

texlive-t2

RHEL 8.0

 

texlive-tetex, texlive-tetex-bin, texlive-tetex-doc

texlive-tetex

RHEL 8.0

 

texlive-tex, texlive-tex-bin

texlive-tex

RHEL 8.0

 

texlive-tex-gyre, texlive-tex-gyre-doc

texlive-tex-gyre

RHEL 8.0

 

texlive-tex-gyre-math, texlive-tex-gyre-math-doc

texlive-tex-gyre-math

RHEL 8.0

 

texlive-tex4ht, texlive-tex4ht-bin, texlive-tex4ht-doc

texlive-tex4ht

RHEL 8.0

 

texlive-texconfig, texlive-texconfig-bin

texlive-texconfig

RHEL 8.0

 

texlive-texlive.infra, texlive-texlive.infra-bin, texlive-texlive.infra-doc

texlive-texlive.infra

RHEL 8.0

 

texlive-textcase, texlive-textcase-doc

texlive-textcase

RHEL 8.0

 

texlive-textpos, texlive-textpos-doc

texlive-textpos

RHEL 8.0

 

texlive-threeparttable, texlive-threeparttable-doc

texlive-threeparttable

RHEL 8.0

 

texlive-thumbpdf, texlive-thumbpdf-bin, texlive-thumbpdf-doc

texlive-thumbpdf

RHEL 8.0

 

texlive-tipa, texlive-tipa-doc

texlive-tipa

RHEL 8.0

 

texlive-titlesec, texlive-titlesec-doc

texlive-titlesec

RHEL 8.0

 

texlive-titling, texlive-titling-doc

texlive-titling

RHEL 8.0

 

texlive-tocloft, texlive-tocloft-doc

texlive-tocloft

RHEL 8.0

 

texlive-tools, texlive-tools-doc

texlive-tools

RHEL 8.0

 

texlive-txfonts, texlive-txfonts-doc

texlive-txfonts

RHEL 8.0

 

texlive-type1cm, texlive-type1cm-doc

texlive-type1cm

RHEL 8.0

 

texlive-typehtml, texlive-typehtml-doc

texlive-typehtml

RHEL 8.0

 

texlive-ucharclasses, texlive-ucharclasses-doc

texlive-ucharclasses

RHEL 8.0

 

texlive-ucs, texlive-ucs-doc

texlive-ucs

RHEL 8.0

 

texlive-uhc, texlive-uhc-doc

texlive-uhc

RHEL 8.0

 

texlive-ulem, texlive-ulem-doc

texlive-ulem

RHEL 8.0

 

texlive-underscore, texlive-underscore-doc

texlive-underscore

RHEL 8.0

 

texlive-unicode-math, texlive-unicode-math-doc

texlive-unicode-math

RHEL 8.0

 

texlive-unicode-math, texlive-unicode-math-doc

texlive-unicode-math

RHEL 8.0

 

texlive-unisugar, texlive-unisugar-doc

texlive-unisugar

RHEL 8.0

 

texlive-url, texlive-url-doc

texlive-url

RHEL 8.0

 

texlive-utopia, texlive-utopia-doc

texlive-utopia

RHEL 8.0

 

texlive-varwidth, texlive-varwidth-doc

texlive-varwidth

RHEL 8.0

 

texlive-wadalab, texlive-wadalab-doc

texlive-wadalab

RHEL 8.0

 

texlive-was, texlive-was-doc

texlive-was

RHEL 8.0

 

texlive-wasy, texlive-wasy-doc

texlive-wasy

RHEL 8.0

 

texlive-wasysym, texlive-wasysym-doc

texlive-wasysym

RHEL 8.0

 

texlive-wrapfig, texlive-wrapfig-doc

texlive-wrapfig

RHEL 8.0

 

texlive-xcolor, texlive-xcolor-doc

texlive-xcolor

RHEL 8.0

 

texlive-xdvi, texlive-xdvi-bin

texlive-xdvi

RHEL 8.0

 

texlive-xecjk, texlive-xecjk-doc

texlive-xecjk

RHEL 8.0

 

texlive-xecolor, texlive-xecolor-doc

texlive-xecolor

RHEL 8.0

 

texlive-xecyr, texlive-xecyr-doc

texlive-xecyr

RHEL 8.0

 

texlive-xeindex, texlive-xeindex-doc

texlive-xeindex

RHEL 8.0

 

texlive-xepersian, texlive-xepersian-doc

texlive-xepersian

RHEL 8.0

 

texlive-xesearch, texlive-xesearch-doc

texlive-xesearch

RHEL 8.0

 

texlive-xetex, texlive-xetex-bin, texlive-xetex-doc

texlive-xetex

RHEL 8.0

 

texlive-xetex-def

texlive-graphics-def

RHEL 8.0

 

texlive-xetex-itrans, texlive-xetex-itrans-doc

texlive-xetex-itrans

RHEL 8.0

 

texlive-xetex-pstricks, texlive-xetex-pstricks-doc

texlive-xetex-pstricks

RHEL 8.0

 

texlive-xetex-tibetan, texlive-xetex-tibetan-doc

texlive-xetex-tibetan

RHEL 8.0

 

texlive-xetexfontinfo, texlive-xetexfontinfo-doc

texlive-xetexfontinfo

RHEL 8.0

 

texlive-xifthen, texlive-xifthen-doc

texlive-xifthen

RHEL 8.0

 

texlive-xkeyval, texlive-xkeyval-doc

texlive-xkeyval

RHEL 8.0

 

texlive-xltxtra, texlive-xltxtra-doc

texlive-xltxtra

RHEL 8.0

 

texlive-xmltex, texlive-xmltex-bin, texlive-xmltex-doc

texlive-xmltex

RHEL 8.0

 

texlive-xstring, texlive-xstring-doc

texlive-xstring

RHEL 8.0

 

texlive-xtab, texlive-xtab-doc

texlive-xtab

RHEL 8.0

 

texlive-xunicode, texlive-xunicode-doc

texlive-xunicode

RHEL 8.0

 

tkinter

python2-tkinter, python3-tkinter

RHEL 8.0

 

trace-cmd

kernelshark, trace-cmd

RHEL 8.0

 

tracker

tracker, tracker-miners

RHEL 8.0

 

trousers

trousers, trousers-lib

RHEL 8.0

 

unbound-python

python3-unbound

RHEL 8.0

 

unit-api

unit-api, unit-api-javadoc

RHEL 8.0

 

uom-lib

uom-lib, uom-lib-javadoc

RHEL 8.0

 

uom-se

uom-se, uom-se-javadoc

RHEL 8.0

 

uom-systems

uom-systems, uom-systems-javadoc

RHEL 8.0

 

urw-fonts

urw-base35-fonts

RHEL 8.0

 

util-linux

util-linux, util-linux-user

RHEL 8.0

 

vlgothic-fonts

google-noto-sans-cjk-ttc-fonts

RHEL 8.0

 

vulkan

vulkan-loader, vulkan-tools, vulkan-validation-layers

RHEL 8.0

 

vulkan-devel

mesa-vulkan-devel, vulkan-headers, vulkan-loader-devel

RHEL 8.0

 

vulkan-filesystem

vulkan-loader

RHEL 8.0

 

webkitgtk4

webkit2gtk3

RHEL 8.0

 

webkitgtk4-devel

webkit2gtk3-devel

RHEL 8.0

 

webkitgtk4-jsc

webkit2gtk3-jsc

RHEL 8.0

 

webkitgtk4-jsc-devel

webkit2gtk3-jsc-devel

RHEL 8.0

 

webkitgtk4-plugin-process-gtk2

webkit2gtk3-plugin-process-gtk2

RHEL 8.0

 

wireshark

wireshark-cli

RHEL 8.0

 

wireshark-gnome

wireshark

RHEL 8.0

 

wqy-zenhei-fonts

google-noto-sans-cjk-ttc-fonts

RHEL 8.0

 

xchat

hexchat

RHEL 8.0

 

xmvn

xmvn, xmvn-api, xmvn-bisect, xmvn-connector-aether, xmvn-connector-ivy, xmvn-core, xmvn-install, xmvn-minimal, xmvn-mojo, xmvn-parent-pom, xmvn-resolve, xmvn-subst, xmvn-tools-pom

RHEL 8.0

 

xorg-x11-drv-wacom

xorg-x11-drv-wacom, xorg-x11-drv-wacom-serial-support

RHEL 8.0

 

xsom

xsom, xsom-javadoc

RHEL 8.0

 

xterm

xterm, xterm-resize

RHEL 8.0

 

yum-cron

dnf-automatic

RHEL 8.0

dnf-automatic パッケージが同様の機能を提供しますが、yum-cron 設定ファイルとの互換性はありません。

yum-metadata-parser

python3-dnf

RHEL 8.0

repodata コンテンツを使用する場合は、DNF API (クエリー、パッケージオブジェクトなど) を使用してください。

yum-plugin-aliases, yum-plugin-fastestmirror, yum-plugin-priorities, yum-plugin-remove-with-leaves, yum-plugin-tmprepo, yum-plugin-tsflags

dnf

RHEL 8.0

言及した機能は、DNF で提供されるようになりました。yum-plugin-tmprepo の機能は、--repofrompath オプションから提供されます。tsflags オプションの設定は、dnf に不可欠になりました。--setopt=tsflags=<flags> を使用してくださます。

yum-plugin-auto-update-debug-info, yum-plugin-changelog, yum-plugin-copr

dnf-plugins-core

RHEL 8.0

このプラグインはすべて dnf-plugins-core パッケージに含まれますが、以前の名前でもインストールできます。

yum-plugin-versionlock

python3-dnf-plugin-versionlock

RHEL 8.0

元の名前でインストールが可能です。

yum-rhn-plugin

dnf-plugin-spacewalk

RHEL 8.0

 

yum-utils

dnf-utils

RHEL 8.0

 

現在の RHEL 8 のマイナーリリースで利用可能なパッケージの完全リストは『パッケージマニフェスト』を参照してください。

A.3. 移動したパッケージ

以下のパッケージは、RHEL 8 のリポジトリー間で移動しました。

パッケージ元のリポジトリー現在のリポジトリー変更があったバージョン

apache-commons-collections-javadoc

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

apache-commons-collections-testframework

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

apache-commons-lang-javadoc

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

compat-locales-sap

rhel8-AppStream

rhel8-SAP

RHEL 8.1

iso-codes-devel

rhel8-CRB

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

jakarta-commons-httpclient-demo

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

jakarta-commons-httpclient-javadoc

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

jakarta-commons-httpclient-manual

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

jna

rhel8-CRB

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

libseccomp-devel

rhel8-CRB

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

samba-test

rhel8-BaseOS

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

spirv-tools-libs

rhel8-CRB

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

velocity-demo

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

velocity-javadoc

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

velocity-manual

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

virtio-win

rhel8-Supplementary

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

xerces-j2-demo

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

xerces-j2-javadoc

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

xkeyboard-config-devel

rhel8-CRB

rhel8-AppStream

RHEL 8.1

xml-commons-apis-javadoc

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

xml-commons-apis-manual

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

xml-commons-resolver-javadoc

rhel8-AppStream

rhel8-CRB

RHEL 8.1

現在の RHEL 8 のマイナーリリースで利用可能なパッケージの完全リストは『パッケージマニフェスト』を参照してください。

A.4. 削除されたパッケージ

以下のパッケージは、RHEL 7 には同梱されますが、RHEL 8 では配布されません。

パッケージ備考

a2ps

a2ps パッケージが削除されています。enscript パッケージがその機能の一部に対応します。/etc/enscript.cfg ファイルで enscript が設定できます。

abrt-addon-upload-watch

 

abrt-devel

 

abrt-gui-devel

 

abrt-retrace-client

 

acpid-sysvinit

 

advancecomp

 

adwaita-icon-theme-devel

 

adwaita-qt-common

 

adwaita-qt4

 

agg

 

agg-devel

 

aic94xx-firmware

 

akonadi

 

akonadi-devel

 

akonadi-mysql

 

alacarte

 

alsa-tools

 

anaconda-widgets-devel

 

ant-antunit

 

ant-antunit-javadoc

 

antlr-C++-doc

 

antlr-python

 

apache-commons-configuration

 

apache-commons-configuration-javadoc

 

apache-commons-daemon

 

apache-commons-daemon-javadoc

 

apache-commons-daemon-jsvc

 

apache-commons-dbcp

 

apache-commons-dbcp-javadoc

 

apache-commons-digester

 

apache-commons-digester-javadoc

 

apache-commons-jexl

 

apache-commons-jexl-javadoc

 

apache-commons-pool

 

apache-commons-pool-javadoc

 

apache-commons-validator

 

apache-commons-validator-javadoc

 

apache-commons-vfs

 

apache-commons-vfs-ant

 

apache-commons-vfs-examples

 

apache-commons-vfs-javadoc

 

apache-rat

 

apache-rat-core

 

apache-rat-javadoc

 

apache-rat-plugin

 

apache-rat-tasks

 

apr-util-nss

apr-util-nss パッケージは、NSS 暗号化ライブラリーを使用した、apr_crypto.h インターフェースのバックエンドを提供していました。このインターフェースの NSS バックエンドを使用したアプリケーションは、OpenSSL バックエンドを使用して移行する必要があります。これは、apr-util-openssl パッケージで提供されています。

args4j

 

args4j-javadoc

 

ark

 

ark-libs

 

asciidoc-latex

 

at-spi

 

at-spi-devel

 

at-spi-python

 

at-sysvinit

 

atlas-static

 

attica

 

attica-devel

 

audiocd-kio

 

audiocd-kio-devel

 

audiocd-kio-libs

 

audiofile

 

audiofile-devel

 

audit-libs-python

 

audit-libs-static

 

authconfig-gtk

 

authd

 

autogen-libopts-devel

 

automoc

 

autotrace-devel

 

avahi-dnsconfd

 

avahi-glib-devel

 

avahi-gobject-devel

 

avahi-qt3

 

avahi-qt3-devel

 

avahi-qt4

 

avahi-qt4-devel

 

avahi-tools

 

avahi-ui

 

avahi-ui-devel

 

avahi-ui-tools

 

avalon-framework

 

avalon-framework-javadoc

 

avalon-logkit

 

avalon-logkit-javadoc

 

bacula-console-bat

 

bacula-devel

 

bacula-traymonitor

 

baekmuk-ttf-batang-fonts

 

baekmuk-ttf-dotum-fonts

 

baekmuk-ttf-fonts-common

 

baekmuk-ttf-fonts-ghostscript

 

baekmuk-ttf-gulim-fonts

 

baekmuk-ttf-hline-fonts

 

base64coder

 

base64coder-javadoc

 

batik

 

batik-demo

 

batik-javadoc

 

batik-rasterizer

 

batik-slideshow

 

batik-squiggle

 

batik-svgpp

 

batik-ttf2svg

 

bcc-devel

 

bison-devel

 

blas-static

 

blas64-devel

 

blas64-static

 

bltk

 

bluedevil

 

bluedevil-autostart

 

bmc-snmp-proxy

 

bogofilter-bogoupgrade

 

bridge-utils

 

bsdcpio

 

bsh-demo

 

bsh-utils

 

btrfs-progs

 

btrfs-progs-devel

 

buildnumber-maven-plugin

 

buildnumber-maven-plugin-javadoc

 

bwidget

 

bzr

 

bzr-doc

 

cairo-tools

 

caribou

 

caribou-antler

 

caribou-devel

 

caribou-gtk2-module

 

caribou-gtk3-module

 

cdparanoia-static

 

cdrskin

 

ceph-common

 

check-static

 

cheese-libs-devel

 

cifs-utils-devel

 

cim-schema-docs

 

cim-schema-docs

 

cjkuni-ukai-fonts

 

clutter-gst2-devel

 

clutter-tests

 

cmpi-bindings-pywbem

 

cobertura

 

cobertura-javadoc

 

cockpit-machines-ovirt

 

codehaus-parent

 

codemodel-javadoc

 

cogl-tests

 

colord-extra-profiles

 

colord-kde

 

compat-cheese314

 

compat-dapl

 

compat-dapl-devel

 

compat-dapl-static

 

compat-dapl-utils

 

compat-db

 

compat-db-headers

 

compat-db47

 

compat-exiv2-023

 

compat-gcc-44

 

compat-gcc-44-c++

 

compat-gcc-44-gfortran

 

compat-glade315

 

compat-glew

 

compat-glibc

 

compat-glibc-headers

 

compat-gnome-desktop314

 

compat-grilo02

 

compat-libcap1

 

compat-libcogl-pango12

 

compat-libcogl12

 

compat-libcolord1

 

compat-libf2c-34

 

compat-libgdata13

 

compat-libgfortran-41

 

compat-libgnome-bluetooth11

 

compat-libgnome-desktop3-7

 

compat-libgweather3

 

compat-libical1

 

compat-libmediaart0

 

compat-libmpc

 

compat-libpackagekit-glib2-16

 

compat-libstdc++-33

 

compat-libtiff3

 

compat-libupower-glib1

 

compat-libxcb

 

compat-openldap

 

compat-openmpi16

 

compat-openmpi16-devel

 

compat-opensm-libs

 

compat-poppler022

 

compat-poppler022-cpp

 

compat-poppler022-glib

 

compat-poppler022-qt

 

compat-sap-c++-5

 

compat-sap-c++-6

 

compat-sap-c++-7

 

comps-extras

 

conman

 

console-setup

 

coolkey-devel

 

cpptest

 

cpptest-devel

 

cppunit

 

cppunit-devel

 

cppunit-doc

 

cpuid

 

cracklib-python

 

crda-devel

 

crit

 

criu-devel

 

crypto-utils

 

cryptsetup-python

 

cvs

RHEL 8 でサポートされるバージョン制御システムは、GitMercurial、および Subversion です。

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