9.4. NUMA 対応 KSM (Kernel SamePage Merging)

Kernel SamePage Merging (KSM) により、仮想マシンは同一のメモリーページを共有することができます。KSM はシステムが NUMA を使用していることを検知でき、かつ複数の異なる NUMA ノード間でマージするページを制御できます。
sysfs /sys/kernel/mm/ksm/merge_across_nodes パラメーターを使用して、複数の異なる NUMA ノード間でのページのマージを制御します。デフォルトで、すべてのノードのページは 1 つにマージできます。このパラメーターが 0 (ゼロ) に設定されると同じノードのページのみがマージされます。
通常、システムメモリーをオーバーサブスクライブしない場合、KSM 共有を無効にすることにより、ランタイムパフォーマンスを強化できます。

重要

KSM が複数のゲスト仮想マシンを持つ NUMA ホストの複数のノード間でマージする場合、より離れた場所にあるノードのゲストおよび CPU において、マージされた KSM ページへのアクセスの待ち時間が大幅に増加する可能性があります。
ハイパーバイザーに対してゲストの共有ページを無効にするよう指示するには、以下をゲストの XML に追加します。
<memoryBacking>
         <nosharepages/>
</memoryBacking>
<memoryBacking> 要素を使用してメモリー設定を調整する方法についての詳細は、「virsh を使用したメモリーチューニング」を参照してください。