Red Hat Training

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9.3.10. ゲスト NUMA トポロジー

ゲスト NUMA トポロジーは、ゲスト仮想マシンの XML の <cpu> タグ内の <numa> タグを使用して指定できます。次の例を参照してください。値は適宜、置き換えます。
<cpu>
        ...
    <numa>
      <cell cpus='0-3' memory='512000'/>
      <cell cpus='4-7' memory='512000'/>
    </numa>
    ...
</cpu>
<cell> 要素は、NUMA セルまたは NUMA ノードを指定します。cpus はノードの一部である CPU または CPU 範囲を指定し、memory はノードメモリーをキビバイト (1024 バイトのブロック) で指定します。各セルまたはノードには、0 から始まる昇順で cellid または nodeid が割り当てられます。
重要
CPU ソケット、コア、およびスレッドのトポロジーが設定されているゲスト仮想マシンの NUMA トポロジーを変更する場合は、単一のソケットに属するコアとスレッドが同じ NUMA ノードに割り当てられていることを確認してください。同じソケットのスレッドまたはコアが異なる NUMA ノードに割り当てられている場合、ゲストは起動に失敗する可能性があります。
警告
Huge Page と同時にゲスト NUMA トポロジーを使用することは、Red Hat Enterprise Linux 7 ではサポートされていません。Red Hat VirtualizationRed Hat OpenStack Platform などのレイヤード製品でのみ使用できます。