第5章 ネットワーク

本章では、仮想化環境におけるネットワークの最適化について説明します。

5.1. ネットワークチューニングのヒント

  • 単一ネットワークでのトラフィック混雑を避けるため複数のネットワークを使用します。たとえば、管理専用のネットワーク、バックアップ専用のネットワーク、ライブマイグレーション専用のネットワークなどを設けます。
  • Red Hat では、同じネットワークセグメントで複数のインターフェースを使用しないことを推奨しています。arp_filter を使用することで ARP 変動を防ぐことができます。ARP 変動はホストおよびゲストのいずれでも発生する可能性のある望ましくない状況で、マシンが複数のネットワークインターフェースから ARP 要求に応答してしまう原因となります。この設定を永続化するには、echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/conf/all/arp_filter を実行するか、または /etc/sysctl.conf を編集してください。

注記

ARP 変動に関する詳細は、URL http://linux-ip.net/html/ether-arp.html#ether-arp-flux を参照してください。