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3.6. 仮想ネットワーク
仮想ゲストをネットワークに接続する場合、物理ホストのソフトウェアネットワークコンポーネントが使用されます。これらのソフトウェアコンポーネントは、
libvirt の仮想ネットワーク設定を使用して再配置および再設定することができます。したがって、ホストは 仮想ネットワークのスイッチ として機能し、ゲストのネットワーク設定ニーズに応じてさまざまに設定することができます。
デフォルトでは、1 つのホスト上のゲストは、すべて
default という名前の同じ libvirt 仮想ネットワークに接続されます。このネットワーク上のゲストは、以下の接続が可能です。
- 相互の接続および仮想化ホストとの接続
- 受信および送信トラフィックの両方が可能です。ただし、ゲストオペレーティングシステムのネットワークスタックのファイアウォール、およびゲストインターフェースに適用される libvirt ネットワークフィルター のルールの影響を受けます。
- 仮想化ホストの外部にあるネットワーク上の他のホストとの接続
- 送信トラフィックのみが可能です。ホストシステムのファイアウォールと共に、Network Address Translation (NAT) のルールの影響を受けます。
ただし、必要に応じて、ゲストインターフェースを以下のモードのいずれかに設定することができます。
- 隔離モード
- ゲストは、仮想化ホストの外部にあるホストとのあらゆる通信を許可しないネットワークに接続されます。
- ルーティングモード
- ゲストは、NAT を実施せずにトラフィックをゲストと外部ホスト間でルーティングするネットワークに接続されます。このモードでは受信接続は可能ですが、外部ネットワーク上のシステムに対して追加のルーティングテーブルエントリーが必要になります。
- ブリッジモード
- ゲストはブリッジデバイスに接続されます。このブリッジデバイスも、ローカルイーサネットに接続された物理イーサネットデバイスに直接接続されています。このモードではゲストは物理ネットワーク上に直接表示されます。したがって、受信接続は可能ですが追加のルーティングテーブルエントリーは必要ありません。
仮想マシンからの標準的な送信のみのネットワークアクセスでは、追加のネットワーク設定は必要ありません。libvirt パッケージと共に
デフォルトの ネットワークがインストールされ、libvirtd サービスが起動されると自動的に開始されます。より高度な機能が必要な場合は、virsh または virt-manager のどちらかを使用して追加のネットワークを作成して設定することができます。そして、ゲスト XML 設定ファイル を編集してこれらの新たなネットワークの 1 つを使用することができます。
注記
仮想ネットワークの高度な設定については、『Red Hat Enterprise Linux 7 仮想化の導入および管理ガイド』を参照してください。
ゲストオペレーティングシステムの観点からは、仮想ネットワーク接続と通常の物理ネットワーク接続に違いはありません。Red Hat Enterprise Linux 7 ゲストでのネットワーク設定の詳細については、『Red Hat Enterprise Linux 7 ネットワークガイド』を参照してください。

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