A.6. 仮想化ログ

以下の方法は、ハイパーバイザーおよびゲストでのイベントについてのログに記録されたデータにアクセスするために使用できます。これは、システム上で仮想化の問題を解決するのに役立ちます。
  • 各ゲストにはログがあり、/var/log/libvirt/qemu/ ディレクトリーに保存されます。ログには GuestName.log という名前が付けられ、サイズの上限に達すると定期的に圧縮されます。
  • libvirt systemdJournal イベントを表示するには、以下のコマンドを使用します。
    # journalctl _SYSTEMD_UNIT=libvirtd.service
  • auvirt コマンドは、ハイパーバイザーのゲストに関連する監査結果を表示します。表示されるデータの範囲は、特定のゲスト、時間枠、および情報の形式で絞り込むことができます。たとえば、以下のコマンドは、現在の日付で testguest 仮想マシンのイベントの要約を提供します。
    # auvirt --start today --vm testguest --summary
    Range of time for report:       Mon Sep  4 16:44 - Mon Sep  4 17:04
    Number of guest starts:         2
    Number of guest stops:          1
    Number of resource assignments: 14
    Number of related AVCs:         0
    Number of related anomalies:    0
    Number of host shutdowns:       0
    Number of failed operations:    0
    また、auvirt 情報を systemd Journal に自動的に組み込むよう auvirt 情報を設定することもできます。これを実行するには、/etc/libvirt/libvirtd.conf ファイルを編集し、audit_logging パラメーターの値を 1 に設定します。
    詳細は、auvirt man ページを参照してください。
  • 仮想マシンマネージャーでエラーが出た場合は、virt-manager.log ディレクトリーの $HOME/.virt-manager/ ファイルで生成されたデータを確認することができます。
  • ハイパーバイザーシステムの監査ログについては、/var/log/audit/audit.log ファイルを参照してください。
  • ゲストオペレーティングシステムによっては、各種のシステムログファイルがゲストに保存される場合もあります。
Red Hat Enterprise Linux でのロギングについての詳細は、『システム管理者のガイド』を参照してください。