A.12. KVM ネットワークのパフォーマンス
注記
e1000
) ドライバーもサポートされています。e1000
ドライバーを使用する場合は、以下の手順にある virtio
の部分を e1000
に置き換えます。最善のパフォーマンスを得るには、virtio
ドライバーの使用を推奨します。
手順A.6 virtio ドライバーへの切り替え
- ゲストオペレーティングシステムをシャットダウンします。
virsh
コマンドを使用してゲストの設定ファイルを編集します (GUEST
はゲスト名)。#
virsh edit
GUEST
virsh edit
コマンドでは、使用するエディターは$EDITOR
シェル変数で確定されます。- ネットワークインターフェースの設定セクションを見つけます。以下にネットワークインターフェースの設定セクションを抜粋した部分を示します。
<interface type='network'> [output truncated] <model type='rtl8139' /> </interface>
- model 要素のタイプ属性を
'rtl8139'
から'virtio'
に変更します。これによりドライバーが rtl8139 から virtio に変更します。<interface type='network'> [output truncated] <model type=
'virtio'
/> </interface> - 変更を保存して、エディターを終了します。
- ゲストのオペレーティングシステムを再開します。
別のネットワークドライバーで新規のゲストを作成することもできます。ネットワーク接続によるゲストのインストールが困難な場合に、この手段が必要になるかもしれません。この方法では、 テンプレートとして使用するゲストが少なくとも1つすでに作成されていなければなりません (CD か DVD などからインストール)。
- 既存のゲスト (この例では、Guest1と言うゲスト名) から XML テンプレートを作成します。
#
virsh dumpxml Guest1 > /tmp/guest-template.xml
- XML ファイルをコピーし、仮想マシンの名前、UUID、ディスクイメージ、MAC アドレス、その他固有のパラメーターなどのフィールドを編集して更新を行います。UUID と MAC アドレスの行は削除して構いません。virsh により UUID と MAC アドレスが生成されます。
#
cp /tmp/guest-template.xml /tmp/new-guest.xml
#vi /tmp/new-guest.xml
ネットワークインターフェースのセクションにモデルの行を追加します。<interface type='network'> [output truncated] <model type='virtio' /> </interface>
- 新規の仮想マシンを作成します。
#
virsh define /tmp/new-guest.xml
#virsh start new-guest
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