A.10. BIOS での Intel VT-x と AMD-V の仮想化ハードウェア拡張の有効化

注記

この点についてさらにお知りになりたい場合は、Red Hat Virtualization (RH318) トレーニングコースをご利用いただけます。
このセクションでは、ハードウェア仮想化拡張を特定し、拡張が無効になっている場合は BIOS でその拡張を有効にする方法について説明しています。
Intel VT-x 拡張は BIOS で無効にされている可能性があります。一部のラップトップベンダーは、デフォルトで CPU の Intel VT-x 拡張を無効にしています。
AMD-V の場合、仮想化拡張を BIOS で無効にすることはできません。
無効になっている仮想化拡張を有効にする方法については、次のセクションを参照してください。
仮想化拡張が BIOS で有効になっていることを確認します。Intel VT や AMD-V の BIOS 設定は、通常 Chipset または Processor のメニューで確認できます。メニュー名は本ガイドと異なる場合があります。仮想化拡張の設定は Security Settings で確認できるか、または別のメニュー名になっている場合もあります。

手順A.4 BIOS での仮想化拡張の有効化

  1. コンピューターを再起動して、システムの BIOS メニューを開きます。システムにより使用するキーは異なる場合がありますが、通常、delete キー、F1 キー、 AltF4 キーの組み合わせなどのいずれかを押すと BIOS メニューを開くことができます。
  2. BIOS での仮想化拡張の有効化

    注記

    以下に示す手順の多くは、ご使用のマザーボードやプロセッサーの種類、チップセット、OEM などにより異なる場合があります。システム設定に関する正確な情報についてはそのシステムに付随するドキュメントを参照してください。
    1. Processor サブメニューを開きます。プロセッサーの設定メニューは ChipsetAdvanced CPU ConfigurationNorthbridge などで非表示されている場合があります。
    2. Intel Virtualization Technology (別名 Intel VT-x) を有効にします。AMD-V の拡張は BIOS では無効にできず、すでに有効にされているはずです。 仮想化拡張機能には Virtualization ExtensionsVanderpool といったラベル名が付けられています。また、 OEM とシステム BIOS によっては これ以外の各種の名前が付けられていることもあります。
    3. Intel VT-d または AMD IOMMU というオプションがあればそれを有効にします。Intel VT-d と AMD IOMMU は PCI デバイス割り当てに使用されます。
    4. Save & Exit を選択します。
  3. マシンを再起動します。
  4. マシンが起動したら、grep -E "vmx|svm" /proc/cpuinfo を実行します。 --color の指定はオプションですが、検索した単語を強調表示させたい場合は便利です。 コマンドからの出力があれば、 仮想化拡張が有効になっているということなります。出力がない場合は、システムに仮想化拡張がないか、または BIOS 設定が正しく有効にされていない可能性があります。