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23.19.2. target 要素の設定

<target> 要素は、<volume> のトップレベル要素に配置できます。これは、ストレージボリュームで、ホスト物理マシンのファイルシステムにマッピングする方法を説明するために使用されます。この要素は、以下の子要素をとることができます。

図23.84 ターゲットの子要素

         
       <target>
          <path>/var/lib/libvirt/images/sparse.img</path>
          <format type='qcow2'/>
          <permissions>
            <owner>107</owner>
            <group>107</group>
            <mode>0744</mode>
            <label>virt_image_t</label>
          </permissions>
          <compat>1.1</compat>
          <features>
            <lazy_refcounts/>
          </features>
        </target>
         

<target> の具体的な子要素は、表23.31「ターゲットの子要素」 で説明されています。

表23.31 ターゲットの子要素

要素 説明
<path> ローカルファイルシステムでストレージボリュームにアクセスできる場所を、絶対パスで指定します。これは読み取り専用属性であるため、ボリュームの作成時に指定することはできません。
<format> プール固有のボリューム形式に関する情報を提供します。ディスクベースのストレージプールの場合は、パーティションタイプが提供されます。ファイルシステムまたはディレクトリーベースのストレージプールの場合は、ファイル形式の種類 (cow、qcow、vmdk、raw など) が提供されます。ストレージボリュームの作成時に省略した場合は、ストレージプールのデフォルトの形式が使用されます。実際の形式は、type 属性で指定されます。有効な値の一覧は、「ストレージプールの使用」 にある特定のストレージプールのセクションを参照してください。
<permissions> ストレージボリュームの作成時に使用するデフォルトのパーミッションに関する情報を提供します。これは現在、割り当てられたストレージボリュームが単純なファイルであるディレクトリーまたはファイルシステムベースのストレージプールに対してのみ、役に立ちます。ストレージボリュームがデバイスノードであるストレージプールの場合、ホットプラグスクリプトがパーミッションを決定します。子要素が 4 つ含まれています。<mode> 要素には、8 進数のパーミッションセットが含まれます。<owner> 要素には、数値のユーザー ID が含まれます。<group> 要素には数値のグループ ID が含まれます。<label> 要素には、MAC (SELinux など) ラベル文字列が含まれます。
<compat> 互換性レベルを指定します。これまでは、<type='qcow2'> ボリュームにのみ使用されていました。有効な値は、qcow2 (バージョン 2) では <compat>0.10</compat> で、イメージが互換性がある QEMU バージョンを指定するための qcow2 (バージョン 3) では <compat>1.1</compat> です。<feature> 要素が存在する場合は、<compat>1.1</compat> が使用されます。省略した場合は、qemu-img のデフォルトが使用されます。
<features> 形式固有の機能。現在、<format type='qcow2'/> (バージョン 3) でのみ使用されています。有効なサブ要素には <lazy_refcounts/> が含まれます。これにより、メタデータの書き込みやフラッシュの量が減るため、初期書き込みパフォーマンスが改善されます。この改善は、特にライトスルーキャッシュモードで見られますが、クラッシュ後にイメージを修復する必要があり、参照カウンターの更新に時間がかかります。この機能は実装されると速くなるため、qcow2 (バージョン 3) でこの機能を使用することが推奨されます。