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20.7.5. ゲスト仮想マシンの設定の編集
注記
このコマンドは、ゲスト仮想マシンが正しく実行されない状況から回復するためにのみ使用する必要があります。これは一般的な使用を目的としていません。
virsh save-image-edit <file>
[--running]
[--paused]
コマンドは、virsh save コマンドが作成した XML 設定ファイルを編集します。virsh save コマンドの詳細は、「ゲスト仮想マシンの設定の保存」 を参照してください。
ゲスト仮想マシンが保存されると、作成されるイメージファイルは、仮想マシンを
--running
または --paused
状態に復元するかどうかを示します。save-image-edit コマンドでこれらの引数を使用しない場合は、状態はイメージファイル自体により決定されます。--running
(実行中の状態を選択) または --paused
(一時停止した状態を選択) を選択すると、virsh restore が使用する状態を上書きできます。
例20.12 ゲスト仮想マシンの設定を編集し、マシンを実行状態に復元する方法
以下の例では、デフォルトエディターで編集するために、ゲスト仮想マシンの設定ファイル guest1-config.xml を開きます。編集を保存すると、仮想マシンが新しい設定で起動します。
# virsh save-image-edit guest1-config.xml --running