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21.30. ストレージボリュームコマンド
このセクションでは、ストレージボリュームを作成し、削除し、管理するためのコマンドについて説明します。ストレージボリュームの作成には、少なくとも 1 つのストレージプールが必要になります。たとえば、ストレージプールの作成方法を示す例については、例21.79「XML ファイルによるストレージプールの作成方法」 を参照してください。ストレージプールについての情報は、13章ストレージプール を参照してください。ストレージボリュームについての情報は、14章ストレージボリューム を参照してください。
21.30.1. ストレージボリュームの作成
virsh vol-create-from pool file vol コマンドは、別のボリュームを入力として使用してボリュームを作成します。このコマンドには、ストレージプール名またはストレージプール UUID のいずれかが必要になります。このコマンドは、以下のパラメーターおよびオプションを受け入れます。
--pool string(必須): ストレージプールの名前、またはストレージボリュームに割り当てられるストレージプールの UUID が含まれます。このストレージプールは、この新規ストレージボリュームのベースとするために使用しているストレージボリュームに関連付けられているものと同じストレージプールである必要はありません。--file string(必須): ストレージボリュームのパラメーターが含まれる XML ファイルの名前が含まれます。--vol string(必須): この新規ストレージボリュームのベースとするために使用しているストレージボリュームの名前が含まれます。--inputpool string(オプション): 新規ストレージボリュームの入力として使用しているストレージボリュームに関連付けられるストレージプールに名前を付けることができます。--prealloc-metadata(オプション): 新規ストレージボリュームのメタデータを事前に割り当てます (完全割り当てではなく qcow2 用)。
例については、「ボリュームの作成」 を参照してください。
21.30.2. パラメーターによるストレージボリュームの作成
virsh vol-create-as pool name capacity コマンドは、一連の引数からボリュームを作成します。pool 引数には、ボリュームを作成するストレージプールの名前または UUID が含まれます。このコマンドは以下の必要なパラメーターおよびオプションを取ります。
[--pool] string(必須): 関連付けられたストレージプールの名前が含まれます。[--name] string(必須): 新規ストレージボリュームの名前が含まれます。[--capacity] string(必須): 整数で表されるストレージボリュームのサイズが含まれます。デフォルトは、特に指定がない場合はバイトになります。バイト、キロバイト、メガバイト、ギガバイト、およびテラバイトのそれぞれにサフィックス b、k、M、G、 T を使用します。--allocation string(オプション): 整数で表される初期の割り当てサイズが含まれます。デフォルトは、特に指定がない場合はバイトになります。--format string(オプション): ファイル形式のタイプが含まれます。受け入れ可能なタイプには、raw、bochs、qcow、qcow2、qed、host_device、および vmdk が含まれます。ただし、これらはファイルベースのストレージプールのみを対象にしています。デフォルトで使用される qcow バージョンはバージョン 3 です。バージョンを変更する場合は、「target 要素の設定」 を参照してください。--backing-vol string(オプション): バッキングボリュームが含まれます。これは、スナップショットを取る場合に使用されます。--backing-vol-format string(オプション): バッキングボリュームの形式が含まれます。これは、スナップショットを取る場合に使用されます。--prealloc-metadata(オプション): メタデータを事前に割り当てることができます (完全割り当てではなく qcow2 用のみ)。
例21.89 パラメーターのセットでストレージボリュームを作成する方法
以下の例では、100MB の vol-new という名前のストレージボリュームを作成します。これには、例21.79「XML ファイルによるストレージプールの作成方法」 で構築した vdisk ストレージプールが含まれます。
# virsh vol-create-as vdisk vol-new 100M
vol vol-new created21.30.3. XML ファイルによるストレージボリュームの作成
virsh vol-create pool file コマンドは、ストレージボリュームパラメーターが含まれる XML ファイルから新規ストレージボリュームを作成します。
例21.90 既存の XML ファイルからストレージボリュームを作成する方法
以下の例では、下記の vol-new.xml をベースとしたストレージボリュームが作成されます。
<volume>
<name>vol-new</name>
<allocation>0</allocation>
<capacity unit="M">100</capacity>
<target>
<path>/var/lib/virt/images/vol-new</path>
<permissions>
<owner>107</owner>
<group>107</group>
<mode>0744</mode>
<label>virt_image_t</label>
</permissions>
</target>
</volume>
ストレージボリュームはストレージプール vdisk に関連付けられます。イメージへのパスは
/var/lib/virt/images/vol-new です。
# virsh vol-create vdisk vol-new.xml
vol vol-new created21.30.4. ストレージボリュームのクローン作成
virsh vol-clone vol-name new-vol-nameコマンドは、既存のストレージボリュームのクローンを作成します。virsh vol-create-from を使用することもできますが、ストレージボリュームのクローン作成には推奨されません。--pool string オプションを使用すると、新規ストレージボリュームに関連付けられるストレージプールを指定できます。vol 引数は、ソースストレージボリュームの名前またはキー、あるいはパスです。name 引数は、新規ストレージボリューム名前を参照します。詳細は 「ボリュームのクローン作成」 を参照してください。
例21.91 ストレージボリュームをクローン作成する方法
以下の例では、vol-new というストレージボリュームを新規の vol-clone というボリュームにクローンします。
# virsh vol-clone vol-new vol-clone
vol vol-clone cloned from vol-new
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