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16.2. 移行の要件と制限事項
KVM 移行を使用する前に、システムが移行の要件を満たしていることを確認し、その制限事項について理解しておく必要があります。
移行の要件
- 次のいずれかのプロトコルを使用してゲスト仮想マシンを共有ストレージにインストールする場合:
- ファイバーチャネルベースの LUN
- iSCSI
- NFS
- GFS2
- SCSI RDMA プロトコル (SCSI RCP): Infiniband および 10GbE iWARP アダプターで使用されているブロックエクスポートプロトコル
libvirtdサービスが有効で、実行されていることを確認します。#
systemctl enable libvirtd.service#systemctl restart libvirtd.service- 効果的に移行を実行できるかどうかは、
/etc/libvirt/libvirtd.confファイルのパラメーターの設定に依存しています。このファイルを編集するには、以下の手順に従ってください。手順16.1 libvirtd.conf の設定
libvirtd.confを開くには、root として次のコマンドを実行する必要があります。#
vim /etc/libvirt/libvirtd.conf- 必要に応じてパラメーターを変更し、ファイルを保存します。
libvirtdサービスを再起動します。#
systemctl restart libvirtd
- 表16.1「ライブマイグレーションの互換性」で移行できるプラットフォームとバージョンを確認してください。
- 共有ストレージメディアをエクスポートする別のシステムを使用します。ストレージは、移行に使用する 2 つのホスト物理マシンのいずれにもないことを確認してください。
- 共有ストレージは、移行元システムと移行先システムの同じ場所にマウントする必要があります。マウントするディレクトリーの名前も同一にする必要があります。異なるパスでイメージを維持することは可能ですが、これは推奨されていません。virt-manager を使って移行を行う予定の場合、パス名は同一である必要があります。ただし、virsh を使って移行を行う予定の場合は、移行を行う際に
--xmlオプションや pre-hook を使うと異なるネットワーク設定やマウントディレクトリーを使用することができます。pre-hook についてさらに詳しくは、libvirt アップストリームドキュメント を参照してください。また XML オプションの詳細は、「24章ドメイン XML の操作」をご覧ください。 - bridge+tap のパブリックネットワーク内の既存のゲスト仮想マシンで移行を行う場合、移行元ホストマシンと移行先ホストマシンは同じネットワーク内になければなりません。ネットワークが異なると、ゲスト仮想マシンのネットワークが移行後に機能しなくなります。
移行の制限
- ゲスト仮想マシンの移行には、KVM に基づく仮想化技術を使って Red Hat Enterprise Linux 上で使用する場合に以下の制限が適用されます。
- ポイントツーポイントの移行 – 移行元のハイパーバイザーから移行先ハイパーバイザーを指定するために手動で実行する必要があります。
- 検証またはロールバックは利用できません。
- ターゲットは手動でのみ定義できます。
- Red Hat Enterprise Linux 7 ではストレージのライブマイグレーションは実行できませんが、ゲスト仮想マシンの電源がオフの時にストレージを移行することができます。ストレージのライブマイグレーション機能は Red Hat Virtualization で利用できます。詳細は、サービス担当者にお問い合わせください。
注記
virtio デバイスが搭載されているゲストマシンを移行する場合は、いずれかのプラットフォームの virtio デバイスのベクター番号を 32 以下に設定します。詳細は、「Devices」を参照してください。

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