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Red Hat Training

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2.2. 既存の Red Hat Enterprise Linux システムへの仮想化パッケージのインストール

本セクションでは、既存の Red Hat Enterprise Linux 7 システムに KVM ハイパーバイザーをインストールする手順を説明します。
パッケージをインストールするには、マシンを登録し、Red Hat カスタマーポータルにサブスクライブする必要があります。Red Hat Subscription Manager を使用して登録する場合は、subscription-manager register コマンドを実行し、プロンプトに従います。または、アプリケーション → デスクトップの システムツール で Red Hat Subscription Manager アプリケーションを実行して登録します。
有効な Red Hat サブスクリプションをお持ちでない場合は、Red Hat オンラインストア にアクセスして取得してください。Red Hat カスタマーポータルへのシステムの登録およびサブスクライブの詳細は、https://access.redhat.com/solutions/253273 を参照してください。

2.2.1. 仮想化パッケージの手動インストール

Red Hat Enterprise Linux で仮想化を使用するには、少なくとも以下のパッケージをインストールする必要があります。
  • qemu-kvm:このパッケージは、ユーザーレベルの KVM エミュレーターを使用し、ホストとゲスト仮想マシン間の通信を容易にします。
  • qemu-img:このパッケージは、ゲスト仮想マシンのディスク管理を提供します。
    注記
    qemu-img パッケージは qemu-kvm パッケージの依存関係としてインストールされます。
  • libvirt:このパッケージは、ハイパーバイザーおよびホストシステムと対話するためにサーバーおよびホスト側のライブラリーを提供し、ライブラリー呼び出しの処理、仮想マシンの管理およびハイパーバイザーの制御を行う libvirtd デーモンも提供します。
これらのパッケージをインストールするには、以下のコマンドを入力します。
# yum install qemu-kvm libvirt
いくつかの追加の仮想化管理パッケージも利用可能であり、仮想化を使用する場合に推奨されます。
  • virt-install:このパッケージは、コマンドラインからの仮想マシンを作成するための virt-install コマンドを提供します。
  • libvirt-python:このパッケージには、Python プログラミング言語で書かれているアプリケーションが libvirt API で提供されるインターフェースを使用できるようにするモジュールが含まれています。
  • virt-manager:このパッケージには、Virtual Machine Manager と呼ばれる virt-manager ツールが含まれます。これは、仮想マシンを管理するためのグラフィカルツールです。管理 API として libvirt-client ライブラリーを使用します。
  • libvirt-client:このパッケージは、libvirt サーバーにアクセスするためのクライアント側の API とライブラリーを提供します。libvirt-client パッケージには、コマンドラインまたは特別な仮想化シェルから仮想マシンとハイパーバイザーを管理および制御する virsh コマンドラインツールが含まれます。
以下のコマンドを使用すると、推奨される仮想化パッケージをすべてインストールできます。
# yum install virt-install libvirt-python virt-manager virt-install libvirt-client