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16.4. デバイスコントローラーの設定
ゲスト仮想マシンのアーキテクチャーにより、一部のデバイスバスは、仮想コントローラーに関連付けられた仮想デバイスのグループと共に複数回表示されることがあります。通常、libvirt は明示的な XML マークアップを必要とせずに、このようなコントローラーを自動的に推定できますが、仮想コントローラーの要素を明示的に設定した方がよい場合があります。
... <devices> <controller type='ide' index='0'/> <controller type='virtio-serial' index='0' ports='16' vectors='4'/> <controller type='virtio-serial' index='1'> <address type='pci' domain='0x0000' bus='0x00' slot='0x0a' function='0x0'/> </controller> ... </devices> ...
図16.15 仮想コントローラーのドメイン XML サンプル
各コントローラーには必須属性
<controller type>
があります。これは、以下のいずかである必要があります。
- ide
- fdc
- scsi
- sata
- usb
- ccid
- virtio-serial
- pci
<controller>
要素には、(<controller index>
要素の controller 属性で使用される) バスコントローラーが出現する順序を記述する 10 進整数の必須属性 <address>
があります。<controller type ='virtio-serial'>
の場合、コントローラー経由で接続できるデバイスの数を制御する 2 つの追加のオプション属性 (ports
と vectors
という名前) があります。
<controller type ='scsi'>
の場合、以下の値を取るオプション属性 model
モデルがあります。
- auto
- buslogic
- ibmvscsi
- lsilogic
- lsisas1068
- lsisas1078
- virtio-scsi
- vmpvscsi
<controller type ='usb'>
の場合、以下の値を取るオプション属性 model
モデルがあります。
- piix3-uhci
- piix4-uhci
- ehci
- ich9-ehci1
- ich9-uhci1
- ich9-uhci2
- ich9-uhci3
- vt82c686b-uhci
- pci-ohci
- nec-xhci
USB バスをゲスト仮想マシンに対して明示的に無効にする必要がある場合は、
<model='none'>
を使用することができることに注意してください。
コントローラー自体が PCI または USB バス上のデバイスである場合、オプションのサブ要素
<address>
は、「デバイスのアドレス設定」 に示される形式を使用して、コントローラーとマスターバスとの正確な関係を指定することができます。
オプションのサブ属性
<driver>
は、ドライバー固有のオプションを指定することができます。現在、これはコントローラーのキューの数を指定する属性 queues のみをサポートします。パフォーマンスを最大化するには、仮想 CPU (vCPU) の数に一致する値を指定することが推奨されます。
USB コンパニオンコントローラーには、コンパニオンとマスターコントローラーとの正確な関係を指定するためのオプションのサブ要素
<master>
があります。コンパニオンコントローラーは、そのマスターと同じバスにあり、コンパニオンの index
値は等しい値である必要があります。
使用できる XML の例を示します。
... <devices> <controller type='usb' index='0' model='ich9-ehci1'> <address type='pci' domain='0' bus='0' slot='4' function='7'/> </controller> <controller type='usb' index='0' model='ich9-uhci1'> <master startport='0'/> <address type='pci' domain='0' bus='0' slot='4' function='0' multifunction='on'/> </controller> ... </devices> ...
図16.16 USB コントローラーのドメイン XML サンプル
PCI コントローラーには、以下の値を持つことのできるオプションの
model
属性があります。
- pci-root
- pcie-root
- pci-bridge
- dmi-to-pci-bridge
暗黙的な PCI バスを提供するマシンタイプの場合、
index='0'
が指定された pci-root コントローラーが自動的に追加され、PCI デバイスを使用するために必要になります。pci-root にはアドレスがありません。PCI ブリッジは、デバイスの数が多すぎて model='pci-root'
で指定される 1 つのバスに入らない場合や、ゼロより大きい PCI バスの数が指定されている場合に自動的に追加されます。さらに、PCI ブリッジを手動で指定することができますが、それらのアドレスは、すでに指定された PCI コントローラーによって提供される PCI バスのみを参照するものである必要があります。PCI コントローラーの index にギャップがあると、設定が無効になる可能性があります。以下の XML サンプルを <devices>
セクションに追加することができます。
... <devices> <controller type='pci' index='0' model='pci-root'/> <controller type='pci' index='1' model='pci-bridge'> <address type='pci' domain='0' bus='0' slot='5' function='0' multifunction='off'/> </controller> </devices> ...
図16.17 PCI ブリッジのドメイン XML サンプル
暗黙的な PCI Express (PCIe) バスを提供するマシンタイプ (たとえば、Q35 チップセットに基づくマシンタイプ) の場合、
index='0'
が指定された pcie-root コントローラーがドメインの設定に自動的に追加されます。さらに、pcie-root にはアドレスがありませんが、31 スロット (1-31 までの番号) を提供し、PCIe デバイスを割り当てるためにのみ使用できます。pcie-root コントローラーを持つシステムの標準 PCI デバイスを接続するために、model='dmi-to-pci-bridge'
が設定された pci コントローラーが自動的に追加されます。dmi-to-pci-bridge コントローラーは PCIe スロット (pcie-root によって提供される) にプラグインされ、それ自体は 31 の標準 PCI スロット (ホットプラグ不可能) を提供します。ホットプラグ可能な PCI スロットをゲストシステム内で設定するために、pci-bridge コントローラーが自動的に作成され、自動作成される dmi-to-pci-bridge コントローラーのスロットの 1 つに接続され、libvirt で自動判別される PCI アドレスを持つすべてのゲストデバイスが、この pci-bridge デバイス上に置かれます。
... <devices> <controller type='pci' index='0' model='pcie-root'/> <controller type='pci' index='1' model='dmi-to-pci-bridge'> <address type='pci' domain='0' bus='0' slot='0xe' function='0'/> </controller> <controller type='pci' index='2' model='pci-bridge'> <address type='pci' domain='0' bus='1' slot='1' function='0'/> </controller> </devices> ...
図16.18 PCIe (PCI express) のドメイン XML サンプル
以下の XML 設定は USB 3.0 / xHCI エミュレーションに使用されます。
... <devices> <controller type='usb' index='3' model='nec-xhci'> <address type='pci' domain='0x0000' bus='0x00' slot='0x0f' function='0x0'/> </controller> </devices> ...
図16.19 USB3/xHCI デバイスに使用されるドメイン XML の例
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