20.10. ゲスト仮想マシンのシリアルコンソールの接続

virsh console domain [--devname devicename] [--force] [--safe] コマンドは、ゲスト仮想マシンの仮想シリアルコンソールを接続します。これは、VNC や SPICE プロトコルを提供しないゲスト (つまり、GUI ツール 用のビデオ表示が提供されない) や、ゲストにネットワーク接続がない (つまり、SSH を使用した対話ができない) 場合などに便利です。
オプションの --devname パラメーターは、ゲスト仮想マシンに設定された代替コンソールのデバイスエイリアス、シリアルまたはパラレルデバイスを参照します。このパラメーターが省略されると、プライマリーコンソールが開かれます。--safe オプションを指定すると、ドライバーが安全なコンソール処理をサポートしている場合にのみ接続が試行されます。このオプションは、サーバーがコンソールデバイスへの排他的アクセスがあることを確認するように指定します。force オプションの指定も可能で、接続が遮断された場合などに既存セッションの接続解除を要求します。

例20.19 コンソールモードでゲスト仮想マシンを起動する方法

以下の例では、既に作成済みの guest1 仮想マシンを起動して、これが安全なコンソール処理を使用するシリアルコンソールに接続します。
virsh console guest1 --safe