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20.29.6.3. ストレージプールの作成
virsh pool-create file コマンドは、関連付けられた XML ファイルからストレージプールを作成して起動します。
例20.78 XML ファイルからストレージプールを作成する方法
この例では、ストレージプールの設定を含む XML ファイルがすでに作成されていることを前提としています。以下に例を示します。
<pool type="dir"> <name>vdisk</name> <target> <path>/var/lib/libvirt/images</path> </target> </pool>
以下の例では、XML ファイル (この例では vdisk.xml) に基づいて、ディレクトリータイプのストレージプールを構築します。
# virsh pool-create vdisk.xml
Pool vdisk created
ストレージプールが作成されたことを確認するには、例20.74「すべてのストレージプールの一覧を表示する方法」 に示されているように virsh pool-list --all コマンドを実行します。ただし、コマンドを実行すると、プールが起動していないとステータスが inactive と表示されます。ストレージプールを起動する方法は、例20.81「ストレージプールを起動する方法」を参照してください。