第5章 トラブルシューティング
RHEL 6.10 から RHEL 7.9 へのインプレースアップグレード後に、パッケージ関連の問題をトラブルシューティングして解決します。
5.1. トラブルシューティングのリソース
以下のトラブルシューティングリソースを参照してください。
コンソールの出力
デフォルトでは、Preupgrade Assistant により、エラーおよび重要なログレベルメッセージのみがコンソールに出力されます。デバッグ、情報、および警告のメッセージも出力するには、redhat-upgrade-tool
コマンドで --debug
オプションを指定します。
ログ
/var/log/upgrade.log
ファイルには、アップグレードフェーズで見つかった問題のリストが表示されます。
レポート
/root/preupgrade/result.html
ファイルには、アップグレード前のフェーズで見つかった問題のリストが表示されます。このレポートは、Web コンソールでも利用できます。詳細は Web UI からのアップグレードの適合性の評価 を参照してください。