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9.4.3. トランザクションを元に戻す/繰り返す

トランザクション履歴の確認以外に、yum history コマンドは選択したトランザクションを元に戻す、または繰り返す方法を提供します。トランザクションを元に戻すには、root で次のコマンドを実行します。

yum history undo id

特定のトランザクションを繰り返すには、root で次のコマンドを実行します。

yum history redo id

どちらのコマンドでも last キーワードを使用して、最新のトランザクションを元に戻す、または繰り返すことができます。

yum history undo コマンドおよび yum history redo コマンドのどちらも、トランザクション中に実行したステップを元に戻す、または繰り返すだけである点に注意してください。このトランザクションで新しいパッケージがインストールされた場合に、yum history undo コマンドを実行すると、今回インストールしたパッケージがアンインストールされます。逆に、このトランザクションでパッケージがアンインストールされた場合は、このコマンドにより再度インストールされます。またこのコマンドは、(古いパッケージが引き続き利用可能な場合に) 更新済みパッケージをすべて以前のバージョンにダウングレードする試みも行います。

複数の同一システムを管理する場合、yum を使用すると、1 つのシステムでトランザクションを実行して、そのトランザクションの詳細をファイルに格納し、テスト期間の終了後に残りのシステムで同じトランザクションを繰り返すことができます。トランザクションの詳細をファイルに保存するには、root でシェルプロンプトに以下を入力します。

yum -q history addon-info id saved_tx > file_name

このファイルを目的のシステムにコピーしたら、root で以下のコマンドを使用してトランザクションを繰り返すことができます。

yum load-transaction file_name

欠けているパッケージまたは rpmdb バージョンを無視するように load-transaction を設定できます。これらの設定オプションの詳細は、yum.conf(5) man ページを参照してください。