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22.4.2. CIMOM への接続

LMIShell では、同一システムにローカルで実行している CIMOM、またはネットワーク経由でアクセス可能なリモートマシンの CIMOM に接続できます。

リモートの CIMOM への接続

リモートの CIMOM が提供する CIM オブジェクトにアクセスするには、以下のように connect() 関数を使用して接続オブジェクトを作成します。

connect(host_name, user_name, password)

host_name を管理システムのホスト名に、user_name をそのシステム上で実行中の OpenPegasus CIMOM に接続許可されているユーザー名に、password をユーザーのパスワードに置き換えます。パスワードを省略すると、LMIShell によりパスワードの入力が求められます。この関数は LMIConnection オブジェクトを返します。

例22.1 リモートの CIMOM への接続

server.example.com 上で実行中の OpenPegasus CIMOM にユーザー pegasus として接続するには、インタラクティブプロンプトに以下のコマンドを入力します。

> c = connect("server.example.com", "pegasus")
password:
>
ローカルの CIMOM への接続

LMIShell では、Unix ソケットを使用することでローカルの CIMOM に接続できます。この種の接続では、LMIShell インタープリターを root ユーザーとして実行し、/var/run/tog-pegasus/cimxml.socket ソケットが存在する必要があります。

ローカルの CIMOM が提供する CIM オブジェクトにアクセスするには、以下のように connect() 関数を使用して接続オブジェクトを作成します。

connect(host_name)

host_namelocalhost127.0.0.1、または ::1 のいずれかで置き換えます。関数は LMIConnection オブジェクトか None を返します。

例22.2 ローカルの CIMOM への接続

localhost 上で実行中の OpenPegasus CIMOM に root ユーザーとして接続するには、インタラクティブプロンプトに以下のコマンドを入力します。

> c = connect("localhost")
>
CIMOM への接続の確認

connect() 関数は、LMIConnection オブジェクト、または接続が確立されないと None を返します。さらに、connect() 関数が接続確立に失敗すると、標準エラー出力にエラーメッセージを出力します。

CIMOM への接続が正常に確立されたことを確認するには、以下のように isinstance() 関数を使用します。

isinstance(object_name, LMIConnection)

object_name を接続オブジェクト名に置き換えます。この関数は、object_nameLMIConnection オブジェクトの場合は True を、それ以外の場合は False を返します。

例22.3 CIMOM への接続の確認

例22.1「リモートの CIMOM への接続」 で作成した c 変数に LMIConnection オブジェクトが含まれていることを確認 するには、インタラクティブプロンプトに以下のコマンドを入力します。

> isinstance(c, LMIConnection)
True
>

または、cNone でないことを確認することもできます。

> c is None
False
>