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25.2.4. ABRT サービスの起動

abrtd デーモンは、abrt ディレクトリーでファイルシステムを管理するために、/var/spool/abrt ユーザーを必要とします。abrt パッケージがインストールされたときに、UID と GID が 173 の abrt ユーザーが存在していない場合は自動的に作成されます。それ以外の場合は、abrt ユーザーを手動で作成できます。その場合、abrtd は特定の UID と GID を要求しないため、任意の UID と GID を選択できます。

abrtd デーモンは、ブート時に起動するように設定されています。以下のコマンドを使用すると、現在のステータスを確認できます。

~]$ systemctl is-active abrtd.service
active

systemctlinactive または unknown を返した場合は、デーモンが実行していません。以下のコマンドを root として入力すると、現在のセッションでデーモンを開始できます。

~]# systemctl start abrtd.service

同じコマンドを使用して、関連するエラー検出サービスの開始またはステータスチェックを行うことができます。たとえば、ABRT で C または C++ のクラッシュを検出したいときは、abrt-ccpp サービスが実行中であることを確認します。利用可能な ABRT 検出サービスと各パッケージの一覧は、「ソフトウェア問題の検出」 を参照してください。

カーネルパニックまたはカーネル oops が発生したときのみ開始する abrt-vmcore サービスと abrt-pstoreoops サービス以外の全 ABRT サービスは、各パッケージがインストールされていれば、システムの起動時に自動的に有効になり開始します。ABRT サービスは、10章systemd によるサービス管理 で説明されているように systemctl ユーティリティーを使用することで無効または有効にできます。