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19.6. クロックの同期
phc2sys プログラムは、システムクロックを NIC 上の
PTP ハードウェアクロック (PHC) と同期するために使用されます。phc2sys サービスは /etc/sysconfig/phc2sys 設定ファイルで設定されます。/etc/sysconfig/phc2sys ファイルのデフォルト設定は以下のようになります: OPTIONS="-a -r"
-a オプションにより、phc2sys は ptp4l アプリケーションから同期されているクロックを読み取ります。これは、PTP ポートの状態の変更に従い、NIC ハードウェアクロック間の同期を適宜調整します。システムクロックは、-r オプションも指定されない限り同期しません。システムクロックをタイムソースの候補とする場合は、-r オプションを 2 回指定します。
/etc/sysconfig/phc2sys への変更後に、root でコマンドを実行し、コマンドラインから phc2sys サービスを再起動します。
~]# systemctl restart phc2sys
通常の状態では、systemctl コマンドを使用して、phc2sys サービスを起動し、停止し、再起動します。
phc2sys をサービスとして起動するには、コマンドラインからこれを起動できます。たとえば、
root で以下のコマンドを入力します。
~]# phc2sys -a -r
-a オプションにより、phc2sys は ptp4l アプリケーションから同期されるクロックを読み取ります。システムクロックをタイムソースの候補にする場合は、-r オプションを 2 回指定します。
または
-s オプションを使用して、システムクロックを特定インターフェースの PTP ハードウェアに同期します。以下は例になります。
~]# phc2sys -s eth3 -w
-w オプションは、実行中の ptp4l アプリケーションが PTP クロックを同期するまで待機し、ptp4l から TAI から UTC のオフセットを取得します。
通常、
PTP は 国際原子時 (TAI) のタイムスケールで作動し、システムクロックは 協定世界時 (UTC) で維持されます。TAI と UTC のタイムスケール間の現在のオフセットは、36 秒です。このオフセットは、うるう秒が追加もしくは取り除かれると変化します。通常、2、3 年ごとに起こります。-O オプションは、-w オプションを使用しない場合にこのオフセットを手動で設定する際に、以下のように使用する必要があります。
~]# phc2sys -s eth3 -O -36
phc2sys サーボがロック状態になると、
-S オプションを使用しない限り、クロックはステップされません。つまり、phc2sys プログラムは、ptp4l プログラムが PTP ハードウェアクロックを同期した後に起動すべきということになります。ただし、-w オプションを使うと、ptp4l によるクロックの同期を phc2sys が待機するため、これを必ずしも後に起動する必要はなくなります。
phc2sys プログラムは、以下のコマンドを実行してサービスとしても起動できます。
~]# systemctl start phc2sys
サービスとして実行する場合は、オプションは /etc/sysconfig/phc2sys ファイルで指定されます。phc2sys の他のオプションについての詳細情報は、phc2sys(8) man ページを参照してください。
本セクションの例では、コマンドがスレーブシステムまたはスレーブポートで実行されている想定であることに注意してください。

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