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9.5.2. [repository] オプションの設定

[repository] セクションでは、個別の yum リポジトリーを定義できます。repository は、my_personal_repo (スペースは使用不可) などの一意のリポジトリー ID になります。競合を回避するために、カスタムリポジトリーには、Red Hat リポジトリーで使用されている名前を使用しないでください。

[repository] セクションでは、少なくとも以下の例のような形式が必要になります。

[repository]
name=repository_name
baseurl=repository_url

すべての [repository] セクションには、以下のディレクティブを含める必要があります。

name=repository_name
repository_name は、人間が判読可能な、リポジトリーを説明する文字列になります。
baseurl=repository_url

repository_url を、リポジトリーの repodata ディレクトリーが置かれているディレクトリーへの URL に置き換えます。

  • リポジトリーが HTTP にある場合は、http://path/to/repo を使用します。
  • リポジトリーが FTP にある場合は、ftp://path/to/repo を使用します。
  • リポジトリーがマシンのローカルにある場合は、file:///path/to/local/repo を使用します。
  • 特定のオンラインリポジトリーでベーシック HTTP 認証が必要な場合は、username:password@link として URL にプリペンドして、ユーザー名とパスワードを指定できます。たとえば、http://www.example.com/repo/ のリポジトリーで「user」のユーザー名およびパスワード「password」が必要な場合、baseurl リンクは http://user:password@www.example.com/repo/ として指定できます。

    通常この URL は以下のような HTTP リンクになります。

    baseurl=http://path/to/repo/releases/$releasever/server/$basearch/os/

    yum は、常に URL の $releasever$arch$basearch 変数を展開する点に注意して下さい。yum 変数の詳細は 「yum 変数の使用」 を参照してください。

以下のような便利な [repository] ディレクティブもあります。

enabled=value

このオプションを使用すれば、yum が特定のリポジトリーを使用するか無視するかを簡単に設定できます。value は、以下のいずれかになります。

0: 更新およびインストールの実行時には、パッケージソースとしてこのリポジトリーを含めません。これはリポジトリーを迅速に有効または無効にする簡単な方法です。更新またはインストールには無効にしているリポジトリーから、単一パッケージが欲しい場合に便利です。

1: パッケージソースとしてこのリポジトリーを含めます。

リポジトリーのオンとオフは、--enablerepo=repo_name または --disablerepo=repo_name オプションを yum に渡すか、PackageKit ユーティリティーの ソフトウェアの追加/削除 ウィンドウから実行できます。

async=value

リポジトリーパッケージの並行ダウンロードを制御します。は、以下のいずれかになります。

auto (デフォルト): 可能な場合、並行ダウンロードを使用します。つまり、失敗を回避するために yum はプラグインが作成したリポジトリーについては自動的にこれを無効にします。

on: リポジトリーの並行ダウンロードが有効になります。

off: リポジトリーの並行ダウンロードが無効になります。

他にも多くの [repository] オプションがあります。このうちのいくつかは、[main] オプションと同一形式、同一機能になります。オプションの一覧は、yum.conf(5) man ページの [repository] OPTIONS セクションを参照してください。

例9.25 /etc/yum.repos.d/redhat.repo ファイルのサンプル

以下は、/etc/yum.repos.d/redhat.repo ファイルのサンプルです。

#
# Red Hat Repositories
# Managed by (rhsm) subscription-manager
#

[red-hat-enterprise-linux-scalable-file-system-for-rhel-6-entitlement-rpms]
name = Red Hat Enterprise Linux Scalable File System (for RHEL 6 Entitlement) (RPMs)
baseurl = https://cdn.redhat.com/content/dist/rhel/entitlement-6/releases/$releasever/$basearch/scalablefilesystem/os
enabled = 1
gpgcheck = 1
gpgkey = file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-redhat-release
sslverify = 1
sslcacert = /etc/rhsm/ca/redhat-uep.pem
sslclientkey = /etc/pki/entitlement/key.pem
sslclientcert = /etc/pki/entitlement/11300387955690106.pem

[red-hat-enterprise-linux-scalable-file-system-for-rhel-6-entitlement-source-rpms]
name = Red Hat Enterprise Linux Scalable File System (for RHEL 6 Entitlement) (Source RPMs)
baseurl = https://cdn.redhat.com/content/dist/rhel/entitlement-6/releases/$releasever/$basearch/scalablefilesystem/source/SRPMS
enabled = 0
gpgcheck = 1
gpgkey = file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-redhat-release
sslverify = 1
sslcacert = /etc/rhsm/ca/redhat-uep.pem
sslclientkey = /etc/pki/entitlement/key.pem
sslclientcert = /etc/pki/entitlement/11300387955690106.pem

[red-hat-enterprise-linux-scalable-file-system-for-rhel-6-entitlement-debug-rpms]
name = Red Hat Enterprise Linux Scalable File System (for RHEL 6 Entitlement) (Debug RPMs)
baseurl = https://cdn.redhat.com/content/dist/rhel/entitlement-6/releases/$releasever/$basearch/scalablefilesystem/debug
enabled = 0
gpgcheck = 1
gpgkey = file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-redhat-release
sslverify = 1
sslcacert = /etc/rhsm/ca/redhat-uep.pem
sslclientkey = /etc/pki/entitlement/key.pem
sslclientcert = /etc/pki/entitlement/11300387955690106.pem