19.9. PTP を使った NTP 時間の実行

NTP から PTP への逆方向の同期も可能です。ntpd を使ってシステムクロックを同期する場合、ptp4lpriority1 オプションで (または最善のマスタークロックアルゴリズムに含まれている他のクロックオプションで) グランドマスタークロックに設定して PTP 経由でシステムクロックから時間を配布することができます。
~]# cat /etc/ptp4l.conf
[global]
priority1 127
[eth3]
# ptp4l -f /etc/ptp4l.conf
ハードウェアタイムスタンプでは、phc2sys を使って PTP ハードウェアクロックをシステムクロックに同期する必要があります。phc2sys をサービスとして実行している場合は、/etc/sysconfig/phc2sys 設定ファイルを編集します。/etc/sysconfig/phc2sys ファイルのデフォルト設定は次のようになります:
OPTIONS="-a -r"
root で以下のように行を編集します。
~]# vi /etc/sysconfig/phc2sys
OPTIONS="-a -r -r"
ここで、-r オプションは 2 回使用され、NIC 上の PTP ハードウェアクロックのシステムクロックとの同期を許可しています。変更を有効にするには、phc2sys サービスを再起動します。
~]# systemctl restart phc2sys
PTP クロックの短時間の周波数変更を避けるには、PI サーボでより小さい P (比例) および I (積分) の各定数を使用することでシステムクロックへの同期を緩やかにすることができます。
~]# phc2sys -a -r -r -P 0.01 -I 0.0001