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1.6.2. SELinux の適切な状態の確認

1.6.2.1. SELinux の概要およびシステムセキュリティーの強化方法

Security Enhanced Linux (SELinux) は、どのプロセスがどのファイル、ディレクトリー、ポートにアクセスできるのかを指定するシステムセキュリティーの追加レイヤーです。

SELinux のステータス

SELinux のステータスには、以下の 2 つがあります。

  • 有効
  • 無効

SELinux が無効の場合は、Discretionary Access Control (DAC) ルールだけが使用されます。

SELinux モード

SELinux が有効な場合は、以下のいずれのモードで実行できます。

  • Enforcing
  • Permissive

Enforcing モードは、SELinux のポリシーが強制されることを意味します。SELinux は、SELinux ポリシールールに基づいてアクセスを拒否し、特別に許可された対話だけを有効にします。Enforcing モードは、インストール後のデフォルトモードで、最も安全な SELinux モードです。

Permissive モードは、SELinux のポリシーが強制されていないことを意味します。SELinux はアクセスを拒否しませんが、Enforcing モードでは拒否されたであろうアクションの拒否がログに記録されません。Permissive モードは、インストール時のデフォルトのモードです。Permissive モードは、問題のトラブルシューティング時に AVC (アクセスベクターキャッシュ) へのアクセスを拒否する必要がある場合など、特定のケースで役立ちます。

Red Hat Enterprise Linux 7 の SELinux に関する詳細は『Red Hat Enterprise Linux 7 SELinux ユーザーおよび管理者のガイド』を参照してください。