1.7. ユーザーアカウント管理の基礎

Red Hat Enterprise Linux 7 は、マルチユーザー向けのオペレーティングシステムです。つまり、1 台のマシンにインストールされた 1 つのシステムに対し、複数のユーザーが別々のコンピューターからアクセスすることが可能となります。各ユーザーは自身のアカウントで操作します。このような方法でユーザーアカウントを管理することは、Red Hat Enterprise Linux のシステム管理の中心的要素を表しています。

グループおよびその使用可能な目的

グループとは、複数のユーザーアカウントを共通目的 (特定のファイルにアクセス権を与えるなど) で統合するエンティティーです。

1.7.1. ユーザーアカウントとグループを管理する最も基本的なコマンドラインツール

ユーザーアカウントとグループを管理する最も基本的なタスク、および適切なコマンドラインツールは、以下のとおりです。
  • ユーザーおよびグループ ID の表示
    ~]$ id
  • 新規のユーザーアカウントの作成
    ~]# useradd [options] user_name
  • username に属するユーザーアカウントへの新規パスワードの割り当て
    ~]# passwd user_name
  • ユーザーのグループへの追加
    ~]# usermod -a -G group_name user_name
ユーザーおよびグループの管理に関する詳細は 4章ユーザーとグループの管理 を参照してください。
ユーザーおよびグループの管理に GUI (グラフィカルユーザーインターフェース) を使用する場合は 「グラフィカル環境でのユーザーの管理」 を参照してください。

1.7.2. Cockpit におけるユーザーアカウントの管理

Cockpit のアカウントを管理するには、Accounts メニューを選択します。
Cockpit におけるユーザーアカウントの管理

図1.4 Cockpit におけるユーザーアカウントの管理