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1.10. 問題のトラブルシューティングにおけるログファイルの使用

問題をトラブルシューティングする際、オペレーティングシステムに関する様々な情報とメッセージが含まれたログファイルが利用できます。Red Hat Enterprise Linux 7 におけるロギングシステムは、ビルトインの syslog プロトコルに基づいています。特定のプログラムがこのシステムを使用してイベントを記録し、ログファイルに整理します。これは、オペレーティングシステムの監査および様々な問題のトラブルシューティングの際に役立ちます。
ログファイルの詳細は、22章ログファイルの表示と管理 を参照してください。

1.10.1. syslog メッセージを処理するサービス

syslog メッセージは、2 つのサービスで処理されます。
  • systemd-journald デーモン: カーネル、システムの起動プロセスの初期段階、デーモンを開始して実行する際の標準出力およびエラー、syslog からのメッセージを収集し、それらのメッセージをさらに処理するために rsyslog サービスに転送します。
  • rsyslog サービス: syslog のメッセージをタイプおよび優先順に分類し、/var/log ディレクトリー内のファイルに書き込みます。ここでは、ログが永続的に保存されます。

1.10.2. syslog メッセージを保存するサブディレクトリー

syslog メッセージは、含まれるメッセージやログの種類に応じて /var/log ディレクトリー配下の様々なサブディレクトリーに保存されます。
  • var/log/messages: 以下で言及したもの以外のすべての syslog メッセージ
  • var/log/secure: セキュリティーおよび認証に関連するメッセージとエラー
  • var/log/maillog: メールサーバーに関連するメッセージとエラー
  • var/log/cron: 定期的に実行されるタスクに関連するログファイル
  • var/log/boot.log: システムの起動に関連するログファイル