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20.11. 精度の向上

これまでテストの結果では、ティックレスカーネル機能を無効にするとシステムクロックの安定性が大幅に改善され、PTP 同期の精度が高まることが示されています (電力消費量は高まります)。カーネル起動オプションパラメーターに nohz=off を追加することで、カーネルティックモードを無効にすることができます。ただし、kernel-3.10.0-197.el7 に適用される最近の改善により、システムクロックの安定性が大幅に改善され、nohz=off のあるクロックの安定性の相違点が、ほとんどのユーザーに対して大幅に小さくなるはずです。

ptp4l および phc2sys アプリケーションは、新しい適応サービスを使用するように設定できます。PI サーボに対するこれの利点は、適正に機能させるために PI 定数を設定する必要がない点にあります。これを ptp4l に使用するには、以下の行を /etc/ptp4l.conf ファイルに追加します。

clock_servo linreg

/etc/ptp4l.conf に変更を加えたら、root で以下のコマンドを実行して、コマンドラインから ptp4l サービスを再起動します。

~]# systemctl restart ptp4l

これをphc2sysに利用するには、次の行を/ etc / sysconfig / phc2sysファイルに追加します。

-E linreg

/etc/sysconfig/phc2sys への変更後に、root で以下のコマンドを実行し、コマンドラインから phc2sys サービスを再起動します。

~]# systemctl restart phc2sys