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12.2.4.2. ssh-agent の設定

ssh-agent 認証エージェントを使用するとパスフレーズを保存することができるため、リモートマシンとの接続を開始する度にパスフレーズを入力する必要がなくなります。GNOME を実行している場合は、ログイン時には常にパスフレーズを求めるプロンプトを表示して、セッションを通してそのパスフレーズを記憶させておくように設定できます。それ以外の方法として、特定のシェルプロンプト用にパスフレーズを保存しておくことも可能です。

以下のステップに従って、GNOME セッション中にパスフレーズを保存します。

  1. openssh-askpass パッケージがインストールされていることを確認します。Red Hat Enterprise Linux に新しいパッケージをインストールする方法の詳細は、「パッケージのインストール」 を参照してください。
  2. Super キーを押してアクティビティーの概要に入り、 Startup Applications と入力して Enter を押します。Startup Applications Preferences ツールが表示されます。デフォルトでは、利用可能なスタートアッププログラムの一覧を含むタブが表示されます。Super キーはキーボードや他のハードウェアによって外見が異なりますが、通常はスペースバーの左側にある Windows キーまたは Command キーになります。

    図12.1 自動起動するアプリの設定

    自動起動するアプリの設定
  3. 右側の 追加 ボタンをクリックして、コマンド フィールドに /usr/bin/ssh-add と入力します。

    図12.2 新規アプリケーションの追加

    新規アプリケーションの追加
  4. 追加 をクリックした後に、新しく追加した項目の横のチェックボックスにチェックマークが付いていることを確認してください。

    図12.3 アプリケーションの有効化

    アプリケーションの有効化
  5. 一度ログアウトしてから再度ログインします。パスフレーズの入力を求めるダイアログボックスが表示されます。これ以降は、sshscp、または sftp によるパスワードの入力を要求されることはありません。

    図12.4 パスフレーズの入力

    パスフレーズの入力

特定のシェルプロンプト用のパスフレーズを保存するには、以下のコマンドを使用します。

~]$ ssh-add
Enter passphrase for /home/USER/.ssh/id_rsa:

ログアウト時には、パスフレーズは記憶されない点に注意してください。仮想コンソールまたはターミナルウィンドウにログインする度にコマンドを実行する必要があります。