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27.2.4. 複数のバックアップの作成

バージョン 2.00 では、ReaR は複数のバックアップの作成をサポートしています。この機能をサポートするバックアップ手法は次のとおりです。

  • BACKUP=NETFS (internal method)
  • BACKUP=BORG (external method)

個々のバックアップは、rear コマンドの -C オプションで指定できます。引数は、/etc/rear/ ディレクトリーにある追加のバックアップ設定ファイルのベースネームです。特定のバックアップごとのメソッド、バックアップ先、オプションはメインの設定ファイルではなく、特定の設定ファイルで定義されています。

システムの基本リカバリーを実行するには、以下を行います。

システムの基本リカバリー

  1. ReaR リカバリーシステムの ISO イメージと基本システムのファイルのバックアップを一緒に作成します。

     ~]# rear -C basic_system mkbackup
  2. /home ディレクトリーのファイルのバックアップを作成します。

     ~]# rear -C home_backup mkbackuponly

指定の設定ファイルに /boot/root/usr など、システムの基本リカバリーに必要なディレクトリーが含まれている必要があります。

rear リカバリーシェルでのシステムのリカバリー

rear リカバリーシェルでシステムをリカバリーするには、以下のコマンドのシーケンスを使用します。

~]# rear -C basic_system recover
~]# rear -C home_backup restoreonly