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3.2.2. コマンドラインでの LDAP ユーザーストアの設定
LDAP アイデンティティーストアを使用するには、
--enableldap
を使用します。LDAP を認証ソースとして使用する場合は、--enableldapauth
を使用して、LDAP サーバー名、ユーザー接尾辞のベース DN、TLS を使用するかどうか (オプション) など、必要な接続情報を使用します。authconfig コマンドには、ユーザーエントリーの RFC 2307bis スキーマを有効または無効にするオプションもあります。これは authconfig UI では使用できません。
プロトコル (ldap または ldaps) およびポート番号を含む完全な LDAP URL を使用するようにしてください。
--enableldaptls
オプションでセキュアな LDAP URL (ldaps) を使用 しないでください。
authconfig --enableldap --enableldapauth --ldapserver=ldap://ldap.example.com:389,ldap://ldap2.example.com:389 --ldapbasedn="ou=people,dc=example,dc=com" --enableldaptls --ldaploadcacert=https://ca.server.example.com/caCert.crt --update
LDAP パスワード認証に
--ldapauth
を使用する代わりに、LDAP ユーザーストアで Kerberos を使用できます。これらのオプションは、「コマンドラインでの Kerberos 認証の設定」 で説明されています。