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3.8.2. 特定かつ未定義の条件に対するファイルシステムの動作の設定

再試行の最大数を設定するには、必要な数を max_retries ファイルに書き込みます。
  • 特定の条件の場合:
    # echo value > /sys/fs/xfs/device/error/metadata/condition/max_retries
  • 未定義の条件の場合:
    # echo value > /sys/fs/xfs/device/error/metadata/default/max_retries
value は、-1 と、指定できる最大値 int (C 符号付き整数型) の間の数値です。これは、64 ビットの Linux では 2147483647 です。
時間制限を設定するには、希望する秒数を retry_timeout_seconds ファイルに書き込みます。
  • 特定の条件の場合:
    # echo value > /sys/fs/xfs/device/error/metadata/condition/retry_timeout_seconds
  • 未定義の条件の場合:
    # echo value > /sys/fs/xfs/device/error/metadata/default/retry_timeout_seconds
value は、-186400 の間の数値です。これは、1 日の秒数です。
max_retries オプションと retry_timeout_seconds オプションの両方で、-1 は永続的に再試行し、0 は即座に停止することを意味します。
device は、/dev/ ディレクトリーにあるデバイス名です。たとえば、sda などです。
注記
それぞれのエラー状態のデフォルトの動作は、エラーコンテキストによって異なります。ENODEV などの一部のエラーは、再試行回数に関係なく致命的で復旧不可能と見なされるため、デフォルト値は 0 になります。