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30.4.5. シャットダウンが適切に行われない場合の VDO ボリュームの復旧

ボリュームを正常にシャットダウンせずに再起動した場合、VDO はメタデータの一部を再構築して操作を継続する必要があります。これは、ボリュームの起動時に自動的に行われます。(正常にシャットダウンしたボリュームでこのプロセスを呼び出す場合は、「再構築の強制」 も併せて参照してください。)
データの復元は、デバイスの書き込みポリシーによって異なります。
  • VDO が同期ストレージで実行されていて、書き込みポリシーが sync に設定されている場合、ボリュームに書き込まれたすべてのデータは完全に回復されます。
  • 書き込みポリシーが async の場合は、VDO に FLUSH コマンドを送信したり、FUA フラグでタグ付けされた書き込み I/O (ユニットアクセスの強制) を実行して、書き込みが永続化されていないと、一部の書き込みが回復しない可能性があります。これは、fsyncfdatasyncsync、または umount などのデータ整合性操作を呼び出すことで、ユーザーモードから実行されます。

30.4.5.1. オンライン復旧

ほとんどの場合、クリーンでない VDO ボリュームの再構築作業のほとんどは、VDO ボリュームがオンラインに戻ってから、読み取りおよび書き込みの要求の処理中に行うことができます。最初は、書き込み要求に使用できるスペースの量が制限されている場合があります。ボリュームのメタデータがより多く回復されると、より多くの空き領域を利用できる可能性があります。さらに、VDO の回復中に書き込まれたデータは、そのデータがまだ回復されていないボリュームの一部にある場合、クラッシュ前に書き込まれたデータに対して重複排除に失敗する可能性があります。ボリュームの回復中は、データが圧縮されている可能性があります。以前に圧縮したブロックは、読み取りまたは上書きできます。
オンラインリカバリー中は、blocks in useblocks free など、多くの統計が利用できなくなります。この統計は、再構築が完了すると利用可能になります。