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30.2.3. 物理ボリュームのサイズ別の VDO システム要件の例
以下の表は、基となる物理ボリュームのサイズに基づいた、VDO のシステム要件の概算を示しています。それぞれの表には、プライマリーストレージ、バックアップストレージなどの、目的のデプロイメントに適した要件が記載されています。
正確な数値は、VDO ボリュームの設定により異なります。
プライマリーストレージのデプロイメント
プライマリーストレージの場合、UDS インデックスのサイズは、物理ボリュームの 0.01% から 25% になります。
表30.2 プライマリーストレージの VDO ストレージおよびメモリーの要件
物理ボリュームのサイズ | 10 GB - 1-TB | 2–10 TB | 11–50 TB | 51–100 TB | 101–256 TB |
---|---|---|---|---|---|
RAM の使用 | 250 MB |
デンス: 1 GB
スパース: 250 MB
| 2 GB | 3 GB | 12 GB |
ディスクの使用率 | 2.5 GB |
デンス: 10 GB
スパース: 22 GB
| 170 GB | 255 GB | 1020 GB |
インデックスタイプ | デンス | デンスまたはスパース | スパース | スパース | スパース |
バックアップストレージのデプロイメント
バックアップストレージの場合、UDS インデックスは、バックアップセットのサイズよりは大きくなりますが、物理ボリュームと同じか、より小さくなります。バックアップセットや物理サイズが今後大きくなる可能性がある場合は、これをインデックスサイズに組み込んでください。
表30.3 バックアップストレージの VDO ストレージおよびメモリーの要件
物理ボリュームのサイズ | 10 GB – 1 TB | 2–10 TB | 11–50 TB | 51–100 TB | 101–256 TB |
---|---|---|---|---|---|
RAM の使用 | 250 MB | 2 GB | 10 GB | 20 GB | 26 GB |
ディスクの使用率 | 2.5 GB | 170 GB | 850 GB | 1700 GB | 3400 GB |
インデックスタイプ | デンス | スパース | スパース | スパース | スパース |