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25.19.2.2. replacement_timeout

replacement_timeout は、コマンドが失敗する前に、タイムアウトしたパスまたはセッションが再確立されるまで iSCSI レイヤーが待つ時間を制御します。デフォルトの replacement_timeout 値は 120 秒です。
replacement_timeout を調整するには、/etc/iscsi/iscsid.conf を開き、以下の行を編集します。
node.session.timeo.replacement_timeout = [replacement_timeout]
/etc/multipath.conf1 queue_if_no_path オプションは、iSCSI タイマーを設定し、マルチパスレイヤーへのコマンドを即座に遅延させます (dm-multipath での iSCSI 設定」 を参照)。この設定により、I/O エラーがアプリケーションに伝搬されないようにします。これにより replacement_timeout を 15-20 秒に設定することができます。
下限の replacement_timeout を設定することで、I/O は新しいパスへすぐに送信され、(NOP-Out タイムアウトの場合) iSCSI レイヤーが失敗したパス/セッションの再確立を試行します。すべてのパスがタイムアウトになると、マルチパスおよびデバイスマッパーレイヤーは、/etc/iscsi/iscsid.conf ではなく、/etc/multipath.conf の設定に基づいて内部 I/O をキューに入れます。
重要な影響
考慮事項がフェイルオーバー速度であるかセキュリティーであるかにかかわらず、replacement_timeout の推奨値は他の要因によって異なります。これらの要因には、ネットワーク、ターゲット、およびシステムのワークロードが含まれます。そのため、ミッションクリティカルなシステムに適用する前に、新しい設定を replacements_timeout の新しい設定を徹底的にテストすることが推奨されます。
iSCSI および DM Multipath のオーバーライド
recovery_tmo sysfs オプションは、特定の iSCSI デバイスのタイムアウトを制御します。次のオプションは、システム全体の recovery_tmo 値を上書きします。
  • replacement_timeout 設定オプションは、システム全体で全 iSCSI デバイスの recovery_tmo 値を上書きします。
  • DM Multipath が管理するすべての iSCSI デバイスで、DM Multipath の fast_io_fail_tmo オプションは、システム全体の recovery_tmo 値を上書きします。DM Multipath の fast_io_fail_tmo オプションは、ファイバーチャネルデバイスの fast_io_fail_tmo オプションを上書きします。
    DM Multipath の fast_io_fail_tmo オプションは replacement_timeout よりも優先します。Red Hat は、DM Multipath が管理するデバイスで replacement_timeout を使用して recovery_tmo を上書きすることは推奨していません。これは、DM Multipath が常に recovery_tmomultipathd サービスが再読み込みするためです。