Red Hat Training
A Red Hat training course is available for Red Hat Enterprise Linux
25.4.2. ネイティブファイバーチャネルのドライバーおよび機能
Red Hat Enterprise Linux 7 には、以下のネイティブファイバーチャネルドライバーが同梱されます。
lpfc
qla2xxx
zfcp
bfa
重要
qla2xxx ドライバーは、デフォルトでイニシエーターモードで実行されます。Linux-IO で qla2xxx を使用するには、対応する
qlini_mode
モジュールパラメーターでファイバーチャネルターゲットモードを有効にします。
まず、ql2200-firmware などの qla デバイス用のファームウェアパッケージがインストールされていることを確認します。
ターゲットモードを有効にするには、
/usr/lib/modprobe.d/qla2xxx.conf
qla2xx モジュール設定ファイルに以下のパラメーターを追加します。
options qla2xxx qlini_mode=disabled
次に、dracut -f コマンドを使用して、初期 ramdisk (
initrd
) を再構築し、システムを再起動して変更を有効にします。
表25.1「ファイバーチャネル API の機能」 は、各ネイティブの Red Hat Enterprise Linux 7 ドライバーのさまざまなファイバーチャネル API 機能について説明します。X は、機能のサポートを示します。